2017第34節磐田(アウェー)戦

まず最初にひとこと。


大岩は責任を取って辞めてくれ。3冠全部逃して来季も続投とか虫が良すぎでしょ?


「頑張ったでしょう」はプロの世界では何の意味もなく、最後まで優勝争いをしたというのは評価には値しない。絶望的な状況から指揮を執って追い詰めた上で及ばず、ならわかるが、あれだけ圧倒的なリードを持ちながら逆転を許しては言い訳無用。


「来季も続投」と言ったフロントの発言が、やはり早かった。終盤の大事な柏戦、磐田戦で勝負手を打てず、負けることを恐れて前に出れなかった責任は重い。勿論、プレーするのは選手だし、決定機を決められなかったのは選手が悪いが、観ていても何がなんでも勝ちに行くという姿勢が見られなかった。


前半から何度かカウンターの場面があったが、ことごとくをレアンドロが潰し、あれを見ていたらペドロ・ジュニオールの一発に賭けるのもありと思っていた。なのに82分に交代はあまりに遅い。


西の負傷交代のアクシデントがあったとはいえ、先に点を取られることを恐れて腰が引けたままの戦いになった。交代で出た伊東も相変わらず持ってからの判断が遅いし、良かったのは山本がフリーでヘッドを外したあの1本だけだった。


特にこぼれ球をフリーで拾ってシュートになったシーン。あそこが西だったら迷わずダイレクトで打ってただろうし、枠には飛ばしたと思う。


レオシルバもやっぱりこの程度だった。最後の方は気持ちだけ出て雑なプレーも多いし、勝者のメンタリティーが感じられない。勝利をもたらす決定的な仕事は皆無で、小笠原がいれば・・と思わずにいられないが、試合前記事で書いたように試合間隔が空き過ぎている。柏戦で使わなかったことで、既に後手に回っていた。


ベンチで悔しそうな表情を浮かべる小笠原と永木の姿が目に、心に、痛い。


金崎は勝ちたいという思いが充分に伝わって来たが、それ故に周りに目を配れず、味方を使えば更に決定機だった場面が2~3度あった。もっとも、それでも決めに行くのが金崎の持ち味なので、決められなかったことの方を残念に思う。


レアンドロもいくつかチャンスはあったが、優勝に導く助っ人外国人というレベルには今一歩足りなかった。ふわっとした印象しか残らず、どうしても欲しい選手かと言えば実はそうでもない。


判定については植田のゴールが、昌子のファウルで取り消された場面が疑問。


大井に対する昌子のファウルということだったが、ライブで観ていても、リプレーで観直しても、昌子がうまく大井の裏を取り、それを防ごうとした大井が後ろ手で昌子の腰につかまり、そのまま昌子ともつれ込んで倒れている。


むしろ昌子の方が倒されていたようにも見える。昌子が手を使って大井を倒したならわかるが、本当に正当なジャッジだったのか?


鹿島目線で、しかも審判への不審がマックスを超えているからそう見えただけかもしれないが、納得はいっていない。


(追記<a href="https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171202-00000098-dal-socc" title=" 別ウインドウが開きます" target="_blank">「鹿島、幻の“優勝ゴール” ファウルの判定で得点ならず ドローで無念のV逸」</a>。誰がやったかわからないファウルをよくファウルとジャッジしたな!)


最終的に川崎と勝ち点が並んでの2位ということで尚更、不満が残る。審判への信用は失墜したので、是が非でも早くVARを導入して貰いたい。誤審で落とした勝ち点と、鹿島有利の判定で得た勝ち点の勘定が大きくマイナスになっている。


大宮は1分で失点し、0-5で散るといういっそ清々しい程の負けっぷりだったが、引き分けでもアウトという状況は川崎にとって何のプレッシャーにもなってなかったようだ。


川崎の自滅を待ちながら柏戦は引き分けも想定した戦いで終えたが、その弱気な部分がこの結果を招いたのかもしれない。柏相手に引き分けは上出来だと思っていたが、守りに入っての引き分けではなく、もっと思い切って攻めた上での引き分けだったら良かったのかもしれない。ホームだったし、決めるとすればあっちだったか。今更言っても遅いが。


この記事にどれだけブログ主の感情がにじみ出ているかはわからないが、内心では怒りに燃えている。冒頭にも書いたが矛先は大岩と、負け惜しみと言われようが審判。ホントのことだし。


これで今季は全日程が終了。来季監督の選定と、新外国人のリストアップ、出番の減った主力選手の流出の阻止と、フロントは忙しく動いて貰いたい。


最後にもうひとこと。


2試合連続スコアレスとか情けないわ!


(以下、個人的まとめ)

【2017第34節 12/2(土)】(ヤマハスタジアム14:03KickOff磐田/14,696人/晴)

【スコア】磐田 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 10-11)

【主審】村上伸次(主審)、山際将史、植田文平

【得点】

なし

【警告】

(鹿)山本3(後21分)

(磐)川辺1(前20分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 西→14伊東 植田 昌子c 山本

MF レオシルバ 三竿健(弟) c遠藤→鈴木 レアンドロ

FW 土居→82ペドロ・ジュニオール 金崎

【サブ】クォンスンテ 伊東 安部 小笠原 永木 鈴木 ペドロ・ジュニオール

【監督】大岩剛

【MyMVP】-

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