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2018第19節FC東京(ホーム)戦

つまらん試合。 内容は何もなく、ただただ勝ち点を拾えたらラッキーとしか思えない試合だったが、それさえも達成出来ずまたしてもFC東京に負け。プライドはないのか。 この夏場の連戦で今回もターンオーバーせず。サブメンバーが能力的に劣るのは仕方ないが、使わなければずっとその差は詰まらないし、結局、主力がバテたり怪我をしたりした時に急遽使ってもどっちも活きない。 大岩辞めろ。と呟き定期。 ただでさえ日程が中1日不利になる協会の陰謀もあって、走り負けることはわかっていたはずなのに手を打たず。勝てるはずもない。最悪引き分けでもいいと思いながら観ていたが、犬飼のチョンボで勝ち点1も失った。 このブログでは犬飼に対しては厳しい目線で見ているが、今日の試合は2失点とも犬飼のミス。1失点目はディエゴに張り付いて行ってかわされ、戻りも遅くて室屋→富樫で決められた。これはまだ他がフォローしなければいけない部分もあったので割引は出来る。 しかし、2失点目の中途半端な気持ちでボールにアタックに行ってクリア出来ず、挙句に永井の足元にパスをするアシストつき。チョンスンヒョンの状態がわからないが、下げるべきは町田ではなく犬飼。弁解の余地なし。 あと大岩辞めろ。 西も休んだわりに動けていなかったし、中村は空気。三竿健(弟)は運動量が最大の持ち味なのに体が重く、中盤を自由にプレーされた。 土居、安部は頑張っていたが疲れが目立ち、鈴木はサイドに流れることが多くてゴール前に人が足りず、決定機は試合を通じてほぼなし。これは金崎が散々やってダメだったパターンで、中央に張るからこそゴールも生まれていたのに、また悪い時の鹿島に戻っていた。 レオシルバは運動量はあったが、ゴールに近づくと余計なワンクションを入れるのでリズムが悪い。ファウルを貰いに行くプレーも好みではなく、カウンターでシュート完結、の方がチームに勢いも出る。プレースキックも金森に合ったのだけ。 安西は連戦と思えないほど動いていたし、先制のゴールも決めた。粗削りなプレーでボールを失うこともあるが、スタメンで出た選手の中では一番やれていた。ただ、このまま使い続ければまた怪我をしてしまう。 全ての試合をレギュラーメンバーで取りに行こうとして取りこぼしまくり、サブメンバーの底上げも出来ず、主力に疲れだけが溜まる何も生まれない負のスパイラル。何が総力戦か。 中断明...

セルジーニョがサントスFCより完全移籍で加入

かねてから噂で本決まりと言われていたセルジーニョの完全移籍での加入が、ようやくオフィシャルで発表された。 正直、ジーコが連れて来たという以外の期待値は何もなく、鹿島にプラスをもたらす存在かどうかまったくの未知数。 レアンドロ以上の活躍をしてくれれば助かるし、ジュニーニョやペドロ・ジュニオールぐらいだと逆に「せっかく連れて来たのだから」という変な使命感で起用し続け、チームをぐちゃぐちゃしてしまう可能性もある。 チームの力になるなら使う、足を引っ張るようだと完全移籍だろうがジーコの肝入りだろうが容赦なくベンチあるいはベンチ外、という選択が出来るならば間違いなくプラスになる。 問題は「調子がいい」と言われている田中がまったく起用されず、次世代のエースと目される山口を大量得点試合や、同点の試合でも残り5分でしか投入されない大岩の采配。 セルジーニョがどういうコンディションであっても当分は使い続けるのだろうなという推測が成り立ち、鹿島にフィットする選手であることを願うしかない。 来日が8月3日(金)となっているので、8月11日(土)の名古屋戦以降くらいからだろうか。昌子も3週間の怪我で休養中だが、ACLを目標に定めてトップコンディションに持って来て貰いたい。 もう一人くらいは前目の選手を補強するという話もあるが、そうなると出て行く方もいくつかあるかもしれない。干された形になっている金森は出て行った方が自身のためにもなると思うし、三竿雄(兄)にしても同様。使う気配もないので、クラブは移籍先も考えてあげてもいいのでは。 それにしてもここのところ随分な大盤振る舞いでお金を使いまくっているが、レアンドロの移籍金なんてほとんど今のところドブ金だし、経営の方は大丈夫なのだろうか。 それから、ルヴァン杯の決勝トーナメントの組み合わせ抽選も行われ、鹿島は川崎と対戦することになった。よりによって川崎とは・・。 チャンピオンシップで勝って以来、一方的に負けている相手で、現在Jリーグのなかでダントツに腹立たしいチームなのだが、今年のリーグ戦も成す術もなくやられた。今度こそその鬱憤をまとめて晴らして欲しいし、選手たちにも何よりもその気持ちを持って戦って貰いたい。 日程は9月5日(水)が鹿島ホーム、9月9日(日)が鹿島アウェーなのだが会場が味の素スタジアム。ホームアンドアウェーの戦いは個人的にはホーム...

2018第18節ガンバ大阪(アウェー)戦

大岩にターンオーバーという概念が存在しないのはわかっていたが、怪我の昌子を除けば西→内田、レオシルバ→永木のみの交代、夏場の連戦これでいけるのか?と試合前から不安が一杯。 せめて交代で疲れている選手を早めに代えて運動量を維持していけたらいいが、相変わらずのヘボ采配。日程詰まっている方が後手後手、しかも疲れ切って動けていない前線を代えないとか。 内田→伊東は展開関係なく最初から交代と決めていたのかもしれないが、チームに勢いをもたらすこともなく、意味のない1枚だった。勝つ気があるなら前の選手をもっと早くから代えていかないとダメだろう。 本当に切なる願いとして、監督交代を望む。これだけ書いて終わりにしたいくらいだが、後から振り返るために試合内容にも触れておく。 宮本監督になり気分一新のガンバは新人を積極的に起用し、ガンガンボールを追いかけてくるうえに、人にもタイトにくるのでなかなか鹿島は思うようにボールを回せず、シュートにいくのもこぼれ球を拾ってなんとか。チャンスらしいチャンスはなし。 守備は永木が奮闘し、一度、三竿健(弟)とのパス交換を奪われて決定機を迎えた以外は安定していて、お互いにシュートも打てない重い試合展開。 ゲームが動いたのはセットプレー。左サイドやや遠めの位置でFKを得ると、永木がファーに蹴り、犬飼が右足で折り返し、中央で町田が体ごと押し込み、右腿に当たったボールが狭いところを抜いてゴール。町田の初得点で先制点を挙げた。 1-0で前半を終え、後半に入った鹿島は2点目を伺いつつ守りもしっかり固めるという基本戦術を取り、おおむねそれは出来ていたが、徐々にラフプレーの増えてきたガンバに押されたわけではなかろうが、プレスの甘くなったところで右サイド深めから米倉がクロス(と思う)。 このボールがピンポイントで鹿島のゴール左上隅に決まって同点。まさかあそこから狙ってくるとは思えないが、寄せが甘かったのは事実。スンテも見切ったかのように見送ったが、それとも途中で諦めたのか、あれはDF陣にはノーチャンスなのでなんとかして欲しかった。 試合終了後にボールを強く地面に叩きつけて悔しがっていたので、多分、自分でなんとか出来たボールだと本人は責任を感じている。と思いたい。 結局この1点が重く、1-1で終了。上にも書いたように大岩のヘボ采配も足を引っ張り、勝ち越されなかっただけ良かっ...

2018第14節セレッソ大阪(アウェー)戦(延期分)

昌子の前半での負傷退場、スンテも怪我をしながらの試合続行、スタメンを一人しか代えてなかったおかげで全員が疲労を抱えるなか、鈴木と土居の得点で2-0で勝利。この勝利は大きい。 負傷者を出す不運もあったが、ツキもあった。相手のシュートがポストに当たったり、完全に崩された失点もその前の杉本がプレーに関与したとのことでオフサイドの判定。どちらか決まっていれば流れを向こうに持って行かれていたかもしれない。 金崎が移籍を発表した直後の試合で、もし負けてしまったら嫌な空気にもなりかねなかったが、鈴木、土居の2トップの得点で勝ったということにも意味がある。 鈴木は連戦で疲労しているだろうが、うまく体力を温存させ、動かない時はまったく動かず中央に張り、要所でギアを上げてチャンスを演出。大物になれる雰囲気を漂わせて来た。 犬飼の縦パスが相手に当たって意表を突き、それを拾ってDFを3~4人かわして独走、最後は浮かせてキーパーを抜いて先制点。見事だった。 土居もトップに戻ってプレーにキレが戻った。前から土居はワンタッチでシュートする方が決定率が高いと思っていたが、町田のクロスに鋭い飛び出しで合わせて得点を挙げた。鈴木のぶんも運動量でフォローし、いい関係を築けている。 昌子の負傷は今後のことも考えればかなり痛い。安西が目測を誤ってクロスをヘディングで処理し切れず、後ろの水沼にシュートを打たれた瞬間、素早く反応して左足でブロックしたが、そのプレーで左足を捻った感じになって負傷退場。 安西がしっかりクリアしていれば起こり得なかった怪我とも言えるが、さすがの反応がアダとなってしまった。とはいえあれに反応出来ないなら一流にはなれないのだが。 交代で入った町田はしばらくの間ふらふらとしていたが、後半、鈴木の得点が入ってからは思い切ってプレー出来ていた。2点目のアシストは持ち味の足元の強さを見せた。 FKをクリアされた流れから三竿健(弟)が左の町田にパス、うまい体捌きで相手をはがしてグラウンダーのクロス。土居の得点を生んだ。正直、犬飼より見どころがあると思うのだが、昌子はしばらく無理させられないので出場機会を掴み取って欲しい。犬飼はオフサイドノーゴールのシーンもクロスの対応で空振りだったし。 レオシルバは変な自己主張のプレーでチームの和を乱すことなく、安定したプレーを見せていた。これが出来るなら新生鹿島...

金崎が鳥栖に完全移籍、チョンスンヒョンが鳥栖から完全移籍で加入、トレード?

金崎が鳥栖へと完全移籍。 鈴木がFWの軸として使われるようになり、薄々、オファーがあれば移籍するだろうとは感じていた。あとは声をかけてくるところがあるかどうかだけだったので、今回はちょうどいいタイミングだったのだろう。 昨年(一昨年だっけ?)、神戸から声がかかった時は悩んだ末に残留を決意してくれたが、あの時もW杯への可能性を考えて残ったものであり、その縛りがなくなったら新しいチャレンジを選択するのも納得出来る。 金崎は絶対的なエースとして鹿島で存在感を放ってくれたが、最近は怪我もあり、チーム状況も振るわず、「金崎頼み」のチーム作りも限界が来ていた。中断明けからの攻撃の形を継続していくなら、金崎には合わないようにも思える。(サイドに流れないようにすること、など)。 金崎自身も移籍先で力を発揮出来る余力を残して行けるし、鹿島としても埋もれさせたままにさせず出せる。多分、移籍金にしても高値の方だろう。様々な意味で移籍するにはベストのタイミングと言える。 今まで体を張ってくれてありがとう、という気持ちしかない。まあ、戦力ダウンにはなるが、何とかやっていけるはず。 これで鈴木が怪我したらシャレにならないが、そうならないように起用法についてはちゃんとフィジカルを見極めて使って欲しい。前節みたいな展開で無駄に引っ張ったりしないようにとか。 あと、金崎は鹿島と対戦することになったら、120パーセントくらいでガツガツ来ると思う。今から怖いわ。 そして、同時に鳥栖からDFのチョンスンヒョンが完全移籍で加入。トレードみたいな形になっているが、移籍金とかも五分五分なのだろうか。 恥ずかしながらチョンスンヒョンについてはまったく記憶になく、どういう選手なのかわからない。アジア枠をひとつ使っているのに韓国籍選手を獲得したのだから、それに見合うだけの活躍はして貰いたい。 代表にも召集されているみたいだし、犬飼よりかはやってくれるのだろうか。最近鳥栖での出場がないみたいなのが気がかりだが・・。スンテとはうまく意思疎通出来るかもしれない。 本当は町田がもっとちゃんとしていればここまで電撃的な補強にはならなかったかもしれないが、今、死にもの狂いで頑張らないと出場機会もなくなってしまう。 昌子は残留の方向らしいとこの前の記事にも書いたばかりだが、こうなってくると誰が移籍してもおかしくない。伊東とか、三竿...

植田の移籍と昌子の残留

どちらも確定ではなく濃厚の状態なので記事を書くのを保留にしていたが、本決まりのようなので覚書のためにも書いておく。 植田はベルギー1部のセルクル・ブルージュKSVに完全移籍で基本合意に達しており、あとはメディカルチェックを経て正式契約となるようだが、練習試合にも出場するなど問題はなさそう。 プロ野球か海外サッカーの大物だと移籍金(違約金)がいくらとか報道されるものだが、植田がいくらで移籍していったのはわからない。満額で同意とあり、1億から3億くらいとネットでは相当ストライクゾーンの広い推測が立っている。 まあ、わかる人にはわかるのだろうが、わからない人のためにも公表して欲しいなと思うのだが、基本的には公表しないものなのだろうか。 自分が植田を観たのは多分、ナビスコ(現ルヴァン)の予選最終節セレッソ戦のキンチョウスタジアムだったと思う。 あの時はお互いに勝ち抜けが決まっていた消化試合で、鹿島は勝てば1位通過だったがある程度メンバーを落として臨んでいた。 試合は前野が横パスをミスして一気にゴールまで持っていかれ、植田の対応もお粗末で簡単に失点した。第一印象は、「使い物になるには数年かかりそうだな」というもので、その時には海外移籍なんで考えもしなかった。 何も結果を残せなかった2期セレーゾ暗黒時代だったが、植田と昌子をこだわって使ったことは数少ない評価ポイントだろう。 これから先、日本代表の要になるくらいの成長を遂げるかはわからないが、せっかく移籍したのだからチャンスをモノにして欲しい。鹿島では周りが声を出してくれていたが、海外なら自分から積極的に声を出していかないといけないだろう。いつの日か鹿島に帰って来て経験を還元してくれると嬉しい。 一方、ワールドカップでも存在感を放ち、海外からの注目も上がった昌子。報道によれば(こっちは金額が書いてある)、フランスなどのリーグから正式にオファーがあり、高いところだと移籍金5億のところもあったとか。 それでも昌子は鹿島残留を選んだ(らしい)。 移籍先が納得のいくところではなかったのか、条件的なものか、あるいはボロボロになりつつある鹿島を置いていくことにためらいを覚えたのか。 3番目の理由だったら、気にしないで行ってくればいいのにと思う。 勿論、今の鹿島で昌子が抜けるとディフェンス面では相当ヤバいが、だからといって昌子のサッカー人生ま...

2018第17節柏(ホーム)戦

中断明け鹿島の攻撃力が本物かどうか、遠藤が抜けても、相手が変わってもその力を発揮出来るのかというところに注目していた。 柏の正GK中村が前節、脳震とうで負傷退場、代表クラスのキーパーが欠場ということで、正直、3点以上取れれば本物と思っていた。 序盤から鹿島はまとまりも良く、ボールも回って、早い時間帯に中央を崩して中村の落としから鈴木が倒れながらも粘って幸先良く先制。 ところがすぐさま失点。PA内でクリスティーノに持たれてからのヒールを、キムボギョンに左足で叩き込まれた。 あの場面、左サイドで安西がかわされたところが起点になったが、簡単にクリスティーノにキープされたし、前節の山田のゴールの時にも思ったが犬飼はシュートブロックが下手なんでは。体を捻って当てに行こうとしているが、背中でのクリアを目指しているのか。シンプルに足を出して欲しい。 嫌な空気を感じていたが、前半のうちに鈴木が遠めからミドルシュートを決め、終了間際にもカウンターから左サイドでボールを持った鈴木がDFの股抜きでグラウンダーのクロスを出し、中央で中村が決めて3-1。鹿島のペースで前半を終えられた。 後半に入って柏はラフプレーも多くなって巻き返しに来たが、土居が相手DFに当てるワンツーパスからゴールを決めると、ゲームを支配し始めた鹿島が人数をかけて攻め、右サイドを駆け上がった三竿健(弟)からの折り返しを安部が決めて5点目。 圧巻は安西の6点目。自陣PA前くらいでパスを受けるとドリブルを仕掛け、相手を3~5人?かわして一気に駆け上がってキーパーと1対1になり、豪快に右足を振り抜いて左隅上に決めて鹿島初ゴール。素晴らしかった。 ただ、個人的にボルテージがマックスだったのはここまで。 あのまま強度を下げずに集中していればクラブ記録の得点数も叩き出せそうな雰囲気もあったが、攻守にちぐはぐ、雑なプレーも増えて逆に失点。6-2での勝利となった。 ちなみに2失点目のコーナーキックは、その前の(鹿島側)左CKをレオシルバがクリアして、相手に当たってエンドラインを割って本来ならゴールキックだったのだが、柏のCK判定となって失点につながった。前節もミスジャッジがあったし、今回もそう。目で見て判断出来ないなら機械の導入はよ。(追記:リプレイで詳しく観ると相手に当たってない?)。 中村は前節途中から入った時よりは馴染んでいたし、...

2018第16節磐田(アウェー)戦

攻撃コーチが変わったおかげなのか、それともノッキングするブラジル人がいなくなったおかげか、ボールをロストしがちな金崎が不在だったおかげか攻撃が活性化し、ボールも良く回ってピッチも広く使ってダイナミックな攻めが出来ていた。 結果3点。しかし勝てない。3失点はザル過ぎる。スンテが止められるチャンスがあったのは山田に叩き込まれた2点目くらいだったが、チャンス自体はそれほど作られていなかったのに3点もいつの間に取られたんだ?という印象。 ジーコがテクニカルディレクターに就任したとのことだが、何をする役割なのかいまいちわからず、そんなところにお金をかけていいのかという気がしないでもないが、大岩が監督をやっている限りはチームの浮上はないように思う。 遠藤の怪我で交代は仕方ないにしても、安部を下げて山本を投入したのが悪手だった。まだフィジカルが戻っていない感じで動きも悪かったし、内田を右で西を左に回した方が良かったのでは、と思わなくもない。 とはいえ永木を下げて山口を入れた采配は的中したのだから、五分五分とも言える。引き分けなのでまさに五分。 スタメンのCBに西ではなく町田を我慢して起用したことは、先のことを考えれば正解だが、期待に応えられない犬飼は残念。町田は経験が浅いのでやむを得ない部分はある。 チームのことを思えば昌子に早く帰って来て欲しいところだろうが、個人的にはゆっくり休んでいいと思っているし、一人に頼り切るチーム作りには問題があるのでDF陣には奮起して貰いたい。 得点はどれも見事だった。右サイドの安部のクロスをファーの鈴木が中央にヘッドで折り返し、遠藤がダイレクトで豪快に叩き込んだ先制点。左足と引き換えにする禁断の必殺技だったが、勢いのつくゴール。 2点目は相手のバックラインのミスを逃さず、中村が珍しく(?)丁寧にフリーの安部につなぎ、キーパーの動きを見て冷静に浮かせてのゴール。 3点目は中央の崩しから鈴木が右サイドの山口に振り、ダイレクトで完璧なグラウンダーのクロスを折り返してファーで余っていた土居が押し込んだ。 全体的にも鹿島が押し込んでいたし、本当に何故これで勝てないのか・・という気はするが試合展開的には負けなくて良かったのだろうか。 にしても審判の酷さは相変わらず。 少なくとも2本はコーナーキックをゴールキックにされたし、高橋のファウルは上原の方じゃないのか?...

ペドロ・ジュニオールが武漢卓爾職業足球倶楽部に期限付き移籍

ペドロ・ジュニオールが武漢卓爾職業足球倶楽部に期限付き移籍。 向こうのリーグの期間終了までということなので、ウィキペディアで見れば11月3日までとある。これってその後はまたリーグとか天皇杯に復帰してもいいのだろうか? そのへんは良くわからないが、そこを頼みにしているようなら鹿島も危ないし、そもそも戦力としてカウント出来ないからレンタルになったわけだし割と意味のない話だが。 ペドロと何年契約を結んでいるのか不明だが、レンタル移籍した先で活躍してそのまま買い取りか、別のクラブから声がかかって完全移籍という形が、鹿島とペドロ双方のためになる。そういう意味で頑張って欲しい。 移籍金を少しでも残せるくらいはしてくれれば、鹿島としても有難いものなのだが。 ペドロが活躍したのは、何試合か連続試合ゴールを決めていたあの一瞬の時期だけで、そこで怪我をしてからは、それきりベストコンディションに戻ることなく、モチベーション的にもだだ下がりで元に戻らなくなった。 そもそも獲得の時から微妙な気はしていたが、個人的にはあの頃は前線での決定力が欠けていて(今も?)、それを補えるのなら合うのではないか、という期待もあるにはあった。 ただ、問題としていた守備面や連携、継続的に出場出来ないというモチベーション管理などがクリア出来ないまま、完全にお荷物状態になってからは得点した記憶がまったくない。 カルロン級の失敗だったと思っているペドロだが、鹿島としては鈴木が覚醒の予兆を見せているので植田や昌子(はまだ)が抜かれることを思えば、体感ダメージはゼロ。薄情なようだが、これから先のキャリアは自分で掴んでとしか言いようがない。 もっとも、カルロン級と書いたが、完全移籍した途端に怪我で帰国して音沙汰のないレアンドロも今のところ同じくらいの破壊力を秘めている。こちらはちゃんと回収出来るのだろうか。 ここまで見事に外国人補強を失敗しているのを見ていると、植田の穴を埋める補強を!という願いも空振りに終わってしまうような気がしてならない。 ここ数年の当たりはクォンスンテくらいなんだな・・。

2018年98回天皇杯3回戦町田戦(スコアのみ)の感想

遅ればせながら天皇杯3回戦をダイジェストで観た。 J2が中断期間もなくリーグ真っ最中ということもあって、大幅にメンバーを落としてきた町田相手に完勝。 ダイジェストなので得点シーンしか観ていないが、左右に揺さぶって仕留めるという狙いが成功したようだ。カテゴリーも下で、メンバーも落としている相手なので単純に評価出来ないが、やりたいことは出来た様子。 CBは犬飼と西。本職の町田は怪我の噂もあったが、植田の海外移籍がほぼ決まった状況で、何がなんでも出場しなければいけないところなのに不甲斐ない。 そして、大量リードで油断したのかわからないが、またも失点。リーグ再開において気になる。昌子も移籍も考えるならば早急にCB問題を解決した方がいいと思われるが、大量リード後もそういう采配をしていなかったので、大岩はいったい何を考えているのだろうか。 攻撃陣では遠藤と鈴木の調子が良さそうだった。遠藤はやはり欠かせない存在で、攻撃の起点となっている。勿論、そこは相手も対策してくるだろうから、今後は相方となうる安部なりが覚醒しないと厳しいかと思うが。 鈴木は気合いが漲っている。以前は金崎と同時出場させた方が相性も良いのではと思っていたが、もしかしたら金崎とは同時に出場させず、自分にボールが集まってくる形にした方がゴールに集中出来ていいのかもしれない。 ペドロ・ジュニオールが抜けたので、山口に時間を与えておいて欲しかったが、ゲームの流れ的に無理だったのだろうか。 ブラジル人助っ人は、いてもいなくてもあんまり変わらないかなという印象。ベンチにも入っておらず純正日本人のみのメンバーだったが特に違和感もない。 次の相手は広島対名古屋の勝者ということだが、普通に予想するなら広島だろう。どこまでやれるかわからないが、タイトルを目指して勝ち続けて欲しいものだ。 植田とペドロ・ジュニオールの移籍に関しては別記事で。 (以下、個人的まとめ) 【2018第98回天皇杯3回戦 7/11(水)】(町田市立陸上競技場18:33KickOff町田/5,589人/晴) 【スコア】町田 1-5 鹿島 (前0-2 後1-3) (S 8-10) 【主審】高山啓義(主審)、岡野宇広、佐藤貴之 【得点】 (鹿)前10分 CK遠藤↑西 1H (鹿)前20分 安西↑鈴木 3H (鹿)後16分 オウンゴール (鹿)後19分 遠藤↑鈴木 4...

ワールドカップはまだ続いているがJリーグは再開モード

ワールドカップ真っ最中に3回戦が行われる、Jリーグをガン無視した協会のキリング至上主義が垣間見える天皇杯。 そもそもJ1は4回戦からのシードに戻していいんじゃないかとずっと思っているが、負けるクラブがある以上、まだまだ撤回されないんだろう。格上クラブが圧倒して全勝とかすれば考え直されるかもしれない。 鹿島は町田と対戦。スカパーで放送されるようだが、やっぱりお値段がね・・。 結局、鹿島は補強の話もなく、愚行攻撃コーチがクビになって練習試合では若干攻撃力が上がった?と噂になっているくらいだが、監督が監督だしそうそう変わるものではないだろう。 昌子がしばらく休養するとして、DFは植田とクォンスンテを中心に強気に守っていくしかない。あとは攻撃が改善されれば。 W杯で安部が柴崎に感銘を受けたようで、覚醒してくれると助かる。田中も調子がいいらしいので、積極的に攻めて貰いたい。 まずは休み明けの天皇杯をしっかりと勝ち、来週から始まる怒涛の連戦に弾みをつけたい。連戦が始まってしまえば修正は効かないので、足止めすることなく駆け抜けたい。 ・・と書いているが正直あまり期待はしていない。 まあ、まったく期待値ゼロだった代表があそこまで活躍したのだし、鹿島も頑張って欲しいものだ。 天皇杯はダイジェストとブロガーさん、掲示板の情報で結果を確認したいと思う。 あと、1週間くらい入院することになりました。いつもの入院なので、面倒ですがちょっと行ってきます。しばらくブログの更新はありません。気長にお待ちくださいませ。

昌子は頑張ったのでしばらく休んだらいい

昌子がクラブに3日間のオフの延長を申請して受理されたとか。 というかむしろもっと休みをあげてもいいんじゃないかと思うし、なんなら今月一杯は休養して連戦の途中くらいから復帰してくれてもいいと思っているくらいなのだが。 今シーズン、スタートから昌子はあまり調子が良くなかった。騙し騙しなんとかやっている感じで、ベストパフォーマンスからは遠い状態、代表に選ばれるかどうか微妙なラインという手応えだった。 しかし、底力を発揮して代表入り、レギュラーの座を勝ち取ってからは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。 敗退したベルギー戦。目の前で決勝ゴールを決められた昌子は心底悔しい思いをし、メディアにもその思いを吐露している。下手をしたら一生のトラウマになるかもしれないくらいの衝撃だったかもしれないが、昌子ならそれを乗り越えられると思っている。 ただ、切り替えにはちょっと時間がかかるだろうし、頭の方の切り替えが済んでいない内に無理矢理試合に出るのはデメリットの方が多いのではないだろうか。 サッカーの借りはサッカーで返す、という心の内から湧き上がってくる闘志が生まれてから復帰した方が、いい効果を上げそうに思う。 とはいえ鹿島はこんな時に町田と犬飼が怪我で万全ではないらしく、町田に至ってはこんな時に怪我ばっかりして・・という不甲斐なさを覚える。犬飼もいい加減カウント出来る戦力になって欲しいものだが、なかなかそこまでいかない。 まあ、代表で出番がなかった植田がやってくれるとは思っている。 天皇杯3回戦はカテゴリーが下の相手だし、植田と誰か西か三竿健(弟)かどちらでもいいが、昌子が出るまでもなく勝ち切って欲しい。 昌子も目の前でのあの失点は悔しかったかもしれないが、あれは直接キーパーに取らせるキックをした本田、キーパーの動きを遅らせなかった吉田、中央のアンカーで1秒たりとも遅らせられなかった山口の3人の責任が大だと個人的には思うし、チーム全体が守りの意識が薄かったことも原因だからあんまり背負い込む必要はないと思う。 これだけ活躍して海外にも認知された昌子。前の記事にも書いたが、今シーズンで移籍してしまう気がしている。 昌子の奮闘に、鹿島の攻撃陣がどう応えていけるか、リーグ戦はそういうところにも注目して観ていきたい。 ところで、代表戦のNHK中継でのハーフタイムに流れていた、「ハートビ~ハート...

京都サンガがFCがヤバい

ワールドカップの裏でJ2が通常通りに開催されており、上位は今のところ1~5クラブで争い、プレーオフ圏内なら17~18位くらいまで全然チャンスがあるが、ブログ主の地元の京都サンガは遂にJ2降格圏の21位、下から2番目に落ちてしまった。 J1から落ちて早幾年?もはやプレーオフ圏内どころかJ3落ちまで心配しなければいけないとは・・。 新スタジアムの建設も一向に進んでおらず、アユモドキに水を差されて以降、いったいどうなっているのか話題にも上らず、もはや完成するのか、そして完成したとして元は取れるのか。 京都がJ1に上がって新スタジアムで鹿島と対戦、というのを楽しみにしていたのだが、次のワールドカップが先かそれとも永遠に訪れないのかとそういったレベル。 クラブ内部でも色々と揉めているようで、スタッフも辞める人が続々と出ているらしく、下手すればJ3に落ちた時点でクラブ自体が消滅してしまわないか?とも思える。 そうなった場合、新スタジアムはまさに無用の長物となりかねず、頑張って立て直して貰いたいと願っているのだが無理なのかね。 鹿島に移籍して以来くすぶっている中村だが、今、古巣に戻ればパーフェクトキングとして扱って貰えると思うのだが、J1クラブからのオファーも断ったくらいだから、古巣に戻ることはあり得ないんだろうな。 現実的には今季はJ2残留、来季辺りにプレーオフ圏内争い、そこで乾坤一擲、勝ち抜いて昇格というのが理想的な形だろうか。なんとかして貰いたい。 天皇杯の名古屋と奈良クラブの前代未聞PK戦やり直しは名古屋が勝った。一部では問題となっている不正フェイント自体、実はセーフだった?という話もあって、そのへんは定かではないが、勝った名古屋もすっきりしないし、負けたならクラブはもっとすっきりしないだろう。 審判技術の向上はずっと課題だね。

負け逃げを逃げ恥に変えられるか

0-1敗戦を受け入れ、ボール回しに徹して別会場のコロンビアに命運を託す、という大博打を選択した時から批判はあるだろうとは思っていたが、思っていた以上に風当たりが強い。 個人的には消極的ではあってもこれもひとつの勝負、予選3つでひとつの試合と考えれば受け入れられることだし、結果も出したからオッケーとも思える。まあ、セネガルに逆転されていたら最悪の選択になっていたのでどうしても結果論になってしまうが。 ただ、世界からは批判も浴びていて、今まで日本を応援してくれていたロシア人の中でも鞍替えをした人が多いらしく、次のベルギー戦は更なる逆風の中での戦いとなることだろう。 しかもその試合を捌く審判団がセネガルに決まったとか。 因縁の相手になってしまった関係国を審判に送り込むとは・・。FIFAも鬼の采配。もともと決まっていたものかも知れないが、セネガルからしてみれば日本に悪感情を持っているのか、それともルールだから仕方ないと割り切っているのか。 VARも導入されていて、あからさまな笛は吹かれないとは思うが、会場の雰囲気、審判、しかもそんなもの関係なく相手は世界ランキング3位。逆風にもほどがある。 ポーランド戦で勝って勢いに乗るというプランは崩れ去ったが、逆にここまで追い詰められてしまったら開き直ってやるしかない。 負けを受け入れたからそうなった、と言われないよう、あえて負けを選択して前に進んだ戦略的撤退だったと、あの試合を「正解」に出来るように大番狂わせを期待したい。 尚、タイトルは負け逃げから連想して、即、逃げ恥に辿り着いたのだが、既にネットや新聞では普通に言われていた。皆さん考えることは一緒ですねえ、と捻ることもなくそのまま採用することにする。 本番が始まる前は1勝どころか1点取れればいいくらいに予想していて、それについては本当に申し訳なく思っているし、素直にI'mSorryと曲に乗ってお詫びするが(反省してますか?!)、本音を言えばノルマは果たしたと思う。 なのでベルギーに負けたとしても良くやったとは言えるのだが、ポーランド戦の結果を受けて、「だからそうなった」とは言われたくない思いもある。 特にボール回しに不満を表していた乾。その気持ちを得点という結果で表して欲しいと思っている。全力でぶつかって貰いたい。 あと、ブログの更新状況が反映されない件について、IT弱者の...