2025第6節浦和(ホーム)戦
鹿島の決定機は得点したあの場面しかなかった。対する浦和も決定機は得点シーンを除いて1~2回。浦和側からすれば勝ちたかった試合だろうが、結果は妥当なところだろう。
しかし、引き分け沼から抜け出せなかったとはいえ、今回は鹿島の方が勝ち点を拾った感覚。ホーム不敗リーグ新記録もギリ達成。
序盤から勢いをつけて前線からプレスをかけまくってくる浦和に手を焼き防戦一方。裏を狙ったパスもいくつか混ぜて前にボールを供給するもののシュートまで至らず。縦パスは2~3本目で消されていた。
サイドに開いて突破口を求めていたようだがなかなかそちらに開けず、相手のカウンターも警戒したのか仕掛けも出来ず。
何本か強いシュートを打たれつつ前半はスコアレスで終わるかと思った一瞬。油断だろう。ロングボールを頭で繋がれてサイド、早いクロスに飛び込んで来た松本が合わせてあっさり失点。
DFも見送っていたし(植田?)、後ろに選手がいることを確認していなかったのだろうか。早川のセーブも準備が出来ていない感じだった。
後半になっても浦和の勢いは衰えず、鹿島も耐えてどちらにも点が入りそうにない雰囲気。選手交代で活路を見出そうとするも不発。
チャヴリッチも時折鋭い出足を見せるが好機を作り出すまでもいかず。師岡のキープから展開出来るようにはなったが崩せずじまい。
樋口も柴崎も下がったことでキッカーが舩橋になったが、3本蹴ったどれも微妙な精度だった。
ただ、後半の終わり際に得たFKの流れから押し込み、鈴木の戻しから植田が上げたボールを知念が執念のヘディングで同点弾。MyMVP。
知念は接触か筋肉系か足を痛めて引きずっていて、本来ならピッチを出るのが最善なのだろうが時間もないし負けていて交代枠もない。鈴木と配置を変えて前に置き、最後はしっかり仕事を果たした。これぞ鹿島魂。
残り時間で若干マクれそうな雰囲気にはなったものの、さすがにそこから逆転するのは無理だった。
負けなくて良かったという他ない。どこがどうという感じではないが、気持ちで負けているような押し込まれ方だった。鈴木だけは相変わらず煽り健在だったが、カード貰わないようにほどほどに。
ジャッジに関しては一発目に濃野に出したのは、荒れる要素を消したかったのかな。イケニエにされたような感じだったが、鈴木の突破を止められた場面でも浦和にカードが出なかったし、コントロールは出来ていたのかもしれない。
後ろから体当たりに行くのがちゃんとファウルになって(鹿島以外のところも)良かったが、よそでは怪我人がちらほら出ているようだしちょっと怖い。
小池が怪我との情報もあったなか出場したがいつものキレはなく途中交代。やはりここの代役探しが急務と言えるだろうか。
連勝は止まってしまったが、最後に踏ん張れたことを評価して、次につなげて貰いたい。
(以下、個人的まとめ)
【2025第6節 3/16(日)】(カシマスタジアム/14:03KickOff浦和/31,574人/雨)
【スコア】鹿島 1-1 浦和 (前0-1 後1-0) (S 7-13)
【主審】(主審)中村太、武部陽介、唐紙学志、(VAR)福島孝一郎、野村修
【得点】
(浦)前45+4分 関根→松本 1右
(鹿)後45分 植田↑知念 1H
【警告】
(鹿)濃野2(前4分)、柴崎1(後8分)
(浦)なし
【出場】
GK 早川
DF 濃野 植田c 関川 安西
MF 樋口→76舩橋 c柴崎→56知念 小池→56チャヴリッチ 松村→56師岡
FW 鈴木 レオセアラ→81徳田
【サブ】梶川 キムテヒョン 知念 舩橋 荒木 田川 師岡 徳田 チャヴリッチ
【監督】鬼木達
【MyMVP】知念(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)
【NHK-BS】-