2025第11節岡山(アウェー)戦(現地観戦)
昨日帰って来てちょっとゆっくり。少し前になってしまうが現地観戦での感想を。スタジアムの感想はまた別で。
この試合のMVPは文句なしのチャヴリッチ。スタメンにレオセアラの名前がなかった瞬間に1-0でしか勝つ方法はないと思っていたが、1G1Aの活躍で逆転勝利を導いてくれた。
途中からトップの位置に変更になったが、最初から前に置いておいて欲しいのになあと思っていた。師岡のキープ力に賭けていたのだろうか。
師岡はPKを誘ったシーンは一歩が出ていて相手がたまらずファウルしてしまったので良かったが、その後は安易に倒れてファウルを貰いに行くプレーが多く見えたのが残念。
負傷交代になり、現地では何が起こったかわかっていなかったが、芝に足を取られて?転倒。痛がり方からしてタダでは済むと思えなかったが、左アキレス腱断裂で戦線離脱。痛い。
このPKを鈴木がセット。ちょうどSB席からは目の前だったのだが、なんだか外しそうなオーラが漂っていた。結果、ガッチリ止められ、こぼれを知念が押し込んだものの蹴る前に侵入していてノーゴール。
帰ってから確認したら明らかに出ていて判定に文句なしだが、現地で気になっていたのはセットしている段階で既にラインに爪先がかかっていたこと。
踏んでいたらアウトなのか超えていたらアウトなのかよくわからないが、知念が触ったらアウトなのではと蹴る前から思っていた。ブローダーセンも即座に知念のことを指さしていたので明らかだったのだろう。
岡山サポは点取った時くらい大盛り上がりだった。
失点は荒木がちゃんと追わずにボールを持ち運ばれ、植田の軽い対応(に見える)で蹴り出そうとしたボールが相手に当たって絶好も位置にこぼれて決められた。さすがにあれは早川でも止められない。
植田はのこのところ精彩を欠いているように感じるが、キムテヒョンを使うよりは安定するんだろうか。
早川は何回もビッグセーブで凌いでいるのにあれでは可哀そう。
荒木は現地で観ても相変わらずで運動量も少ないし、トラップ、ドリブル、受け手の反転、守備強度どれも光るものなし。1点目に絡んだのだけが唯一の仕事。
プレースキックも精度が足りないし、監督が求めているものを表現出来ているのだろうか。
とりあえずやっと出場試合で勝ちがついたので、もうちょっと守備から強度を高めていって貰いたい。
その荒木が絡んだ得点は安西とのワンツーからの流れで逆サイドの津久井がシュート?したボールを中でチャヴリッチが合わせたもの。こういうプレーの完成を鹿島は目指しているのだろう。
逆転弾も舩橋の縦パスに裏抜けしたチャヴリッチがフェイントで一人かわして、中央でフリーのターレスに。左足で決めてのもの。秘密兵器がようやく火を吹いた。
あとは守るだけ。正直、だいぶ芝生に転がってて中東のような戦い方に肩身の狭い想いをしながら観ていたが、現地で岡山サポからのブーイングはなく、このあたりマナーの良いサポさんたちだった。
どこかのウィーの人たちとかなら黙ってなかっただろう。
長いアディショナルを耐えての2-1勝利。リーグ3連敗を止めて、悪い流れを断ち切れた。
怪我人続出でこのあとの戦い方は考えるのも怖いくらいだが、まずは勝ったことで落ち着いて仕切り直したい。
現地観戦での勝利は格別。遅ればせながら、良かったです。
(以下、個人的まとめ)
【2025第11節 4/20(日)】(JFE晴れの国スタジアム/14:03KickOff岡山/15,325人/曇)
【スコア】岡山 1-2 鹿島 (前1-0 後0-2) (S 7-6)
【主審】(主審)先立圭吾、長谷川雅、船橋昭次、(VAR)上村篤史、田中利幸
【得点】
(岡)前43分 佐藤 3右
(鹿)後05分 津久井→チャヴリッチ 1右
(鹿)後28分 チャヴリッチ→ターレス・ブレーネル 1左
【警告】
(鹿)津久井1(前46+6分)
(岡)工藤2(前19分)、藤田1(後30分)、神谷1(後45+7分)、グレイソン1(後45+8分)
【出場】
GK 早川
DF 津久井 植田c 関川 安西
MF 知念→67三竿 c柴崎→67舩橋 荒木→67松村 チャヴリッチ→87キムテヒョン
FW 鈴木 師岡→72ターレス・ブレーネル
【サブ】梶川 キムテヒョン 松本 佐藤 ターレス・ブレーネル 舩橋 松村 溝口 三竿
【監督】鬼木達
【MyMVP】チャヴリッチ(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)
【現地観戦】SB席