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ACL予選4・ジャヤプラ戦(アウェー)補足

ジウトンが初スタメンでフル出場を果たしました。アシストも記録し、気分も上々でしょう。細かいところを言えば連携などで不安なところを残すものの、新井場も使わずに済んだのでよかった。内田がかなり運動量を上げているので、今度はこちらを休ませられるといいのですけども。 マルキーニョス不在の2トップは、迫力不足な点は否めない。興梠はゴールを決めて気持ちも落ち着いただろうが、ジャヤプラ相手だったらもっとドリブルで突破出来てもよかった。大迫は昨日も書いたけど90分通してではサボっている時間も多く、決めるところを決めてくれたらそれでもいいけど、もう少し頑張って。 中盤は全力ではないけど力は出したという感じですかね。遠藤も思い切りのいいシュートは魅力だし、何より元気なところがいい。臆せずにどんどんやって欲しい。中田ももう冗談でも「調子に乗るな」とか言ったら駄目だよ。 ジャヤプラ側では、髪の毛を両側で縛ったCBのビオが相変わらず目についた。高さと強さを持ついいCB。ビオが二人いれば点を取るのは難しいかもしれない。 攻撃でもホームの利か思い切って攻め上がって来ていたし、シュートも鋭かった。余裕で勝てる相手ではなかったか。オリヴェイラ監督の全力で勝ちに行く姿勢は無駄ではなかった。サブはサブなりに力は出しただろうと思うが、交代後のパフォーマンスを見るとやっぱりまだトップとは壁があるのかな。 F組もうひとつの試合は、全北現代がホームで長春相手に1-0で勝利した模様。逆の結果になってくれていた方が、鹿島的には1位を獲りやすくなったのだけどね。予選通過確定の鹿島だが、ホームで開催権のある1位を当然獲りにいく。メンバーを落とせない戦いが続くのはちょっと痛い。 気が早いが、一発勝負のラウンド16は5月12日に行われ、相手はH組。1位と2位がクロスした形で対戦する。H組で予選を通過してくるのは、現時点ではアデレード・ユナイテッドと浦項スティーラーズが有力。ようやく初勝利を挙げた広島は届くのか。もうひとチームは山東魯能。 アデレードは2年前に煮え湯を呑まされたところだし、浦項はご存知オリベイラ監督の弟さんが監督をやっていて、どっちもやりにくい。まあ、だからといって広島がやりやすいわけではないから一緒といえば一緒か。どこが相手でも全力を尽くすスタイルは変わらないだろう。 まだまだ気が抜けないですなあ。

ACL予選4・ジャヤプラ戦(アウェー)

ACL予選4つめ、アウェー・ジャヤプラ戦は新井場を温存してジウトンをスタメン起用。マルキーニョスの代わりに大迫、中盤には遠藤という布陣です。 開始早々、中盤でボールを奪った鹿島は左サイドからジウトンがクロス。これを飛び込んだ遠藤が、右足でジャンピングボレーを決めて電光石火の先制点。 非常にラクになったものの、暑さとグラウンドと中2日のせいか、守備も攻撃もグダグダ。積極的に攻めてくるジャヤプラに危ない場面が何度もあり怪しい感じ。 やっぱりというべきか、ジャヤプラにPAまで侵入されてシュートを打たれ、一旦は曽ヶ端が弾いたもののバーに当たって跳ね返り、パエウに決められて同点。この時点でも負ける気はしなかったけど、余力を残して勝つのは難しいなと思った。 その後ちょっと持ち直した鹿島は、DFの頭をぎりぎり超える野沢のクロスを、興梠が胸トラップから素早く右足を振り抜いてゴール。普通のCBなら弾き返されていたと思うが、クロスの質もよかったし、興梠も落ち着いて決めた。 ジャヤプラは前回とは違ってホームの意地もあり、攻める手を緩めなかったのでカウンターのチャンスも増えた。セットプレーをブロックしてからの攻撃で内田と野沢が二人で崩し、野沢のシュートをDFがクリア、こぼれたボールに内田が執念で詰めてスライディングしながらゴール。よく走りました。内田がMVPでもいいかと思ったのですが、今回は曽ヶ端につけます。 曽ヶ端は少なくとも2本は決定的なシュートを止めた。DFがフラフラしていただけに頑張ったと思う。岩政はかなり不安定に見えましたが大丈夫なのだろうか。 先発出場の大迫も、前半、左足トラップからの右足ボレーが決まっていればという感じでしたが不発。90分通してではムラがあってまだまだな部分が多かったですね。 後半の見所は交代組の活躍でしたが、残念ながら結果を残せず。今季初出場の佐々木は2本の決定的チャンスを活かせなかった。どっちかを決められないようだと、この先も使って貰えない。 3枚目のカードでは珍しく小笠原を下げて伊野波を投入。メンバー的には伊野波、岩政、イジョンスの3バックにジウトンと内田のどっちかがラインに加わるという感じでしたが、決まった形はなかったかな。リーグでは使わないオプションだろう。 試合は3-1で終了し、予選4つを全勝。予選通過2位以内を確定させました。スコアほどラクな内容...

ジャヤプラ戦アウェーをどうする

山形戦終了後の監督インタビューで、「ACLアウェーでメンバーの入れ替えはありますか」と聞かれて、「ないとは言えないし、あるとも言えない状態」と語っていました。 ・・オリヴェイラ監督のことだから全力で勝ちに行くだろうと思う。勝てばACL予選通過確定、引き分けでもかなり有利になる一戦だけにそれもわからなくないけど、格下のジャヤプラ相手にはサブで勝てるくらいでないと。驕りではなく、チームの底上げとして必要かと。CBは大岩で全然大丈夫だと思います。 不調の小笠原、腰痛との情報がある内田も温存して、日本に残して調整させるくらいの策を見せて貰いたいくらい。移動だけでも疲れるし、気温差もあって体調管理も難しい。 それでも実際はそう簡単にいかないんだろね。まさかそれで不覚を取ったりしたら監督の責任になってしまうから。遠征メンバーはわかりませんが、サプライズを期待したいところです。 ただ、マルキーニョスは父が急逝されたそうで、急遽メンバーから外れて帰国の途につく。再来日の予定は未定で、しばらくは無理かもしれない。メンタルを含めたコンディションが難しいだろうから、帰って来ても即試合に出れるかはわからない。その間は興梠、大迫の2トップになると思われるが、若い二人に踏ん張って欲しい。遠征には船山が代わりに入る模様。 スカパーでは(717CH)ようやく生放送。嬉しい。しかし、17時55分からって、結構中途半端な時間だ。色々と調整しなきゃいけない。 是非とも勝って予選通過を確定しましょう。得点差はそこそこで充分。1点差でもいい。勝ち点3を望んでいますよ。

2010第4節山形戦(ホーム)補足

鹿島通算50ゴール、J通算100ゴールのかかっているマルキーニョスは及第点だったものの、ゴールは決められなかった。終了間際のCKからのヘディングが一番惜しかったけど、早く決めて気持ち的にもラクになって欲しいね。結構そういうところでナーバスになる傾向があるから。 イジョンスは得点も決めたし、守備もよかった。コンビの岩政に疲れが見え始めているのが気になるけれど、監督としては問題ない範囲なのだろうか。せっかくCBが3人揃ったんだから、ローテーションのチャンスですぞ。 中田は効いていたのかどうかちょっとわからなかった。小笠原がよすぎたもので、ほとんど一人で相手の攻撃を潰していたような印象だった。野沢はセットプレーで貢献したけど、それ以外では冬眠状態でしたね。もう春になろうとしているけど、彼の目覚めはシーズン終盤だから・・。 新井場は積極的に上がっていたように思う。先に内田が交代になり、ジウトンの使われる時間もちょっとずつ長くなっている。少しでも両サイドバックの負担を軽くしてくれるよう早くチームに馴染んで欲しいもの。物凄いスピードでボールを追っかけるところを初めて見ることが出来たけど、ポジショニングは無茶くちゃだったような。一抹の不安はあり。 J'sGOALの試合後選手コメントで新井場のものが面白かった。何でも、青木が集中し過ぎて、増田のことを韓国人だと思ったらしいと語っていた。新井場もさすが関西系のノリですね。 山形はあれだけ攻めてくるとは意外な気がしましたが、自分も全試合90分フルで見ていなかったので見逃していた部分があったのかもしれない。終盤一気に攻めてくるパターンはあったけど、立ち上がりからとは思わなかった。 個人的には前に田代ともう一人背の高い選手を並べて、後ろから古橋を突っ込ませる、という形の方が厄介に思うのだが、まあ素人意見だからね。鹿島は2列目からナナメに入り込んで来られるのに弱い。 田代は相変わらず滞空時間も長くて怖いけど、ポストプレーの精度は成長していないかな。増田も戦術の問題なのか今節も途中出場で、早くチームの一員になって大きく成長して貰いたい。石川のクロスの弾道はやっぱり綺麗で惚れ惚れしました。 もうひとつ気になったのが、鹿島の縦パスが読まれているように感じたこと。パターンが読まれていたのか、FWの動きが読まれていたのか、カットされるシーンが目...

2010第4節山形戦(ホーム)

イジョンスが怪我から復帰し、伊野波がベンチスタート。ACL出場停止の中田が復帰で、中盤に遠藤が初先発。ちょっとだけフレッシュな感じのスタメンになりました。 予想と違って山形の積極的な攻勢で、まさかあれだけ前に出て来るとは思ってなかったけど、想定内だったのか鹿島も丁寧に対応。お互いチャンスを作れないまま試合は進み、若干山形の方にゴールの雰囲気はあった。 しかし、鹿島もらしさを見せ、野沢のCKからイジョンスが打点の高いヘディングシュートで先制。その前にも同じ形で惜しいシュートを打っていて、完全に制空権は握っていたようだ。イジョンスは守備だけでなく得点も期待出来る選手だということを再認識しました。 これで鹿島に流れが来たのか、イジョンスのロングフィードをマルキーニョスが落としたボールがこぼれ、走り込んだ遠藤が迷わずシュート。キーパーも焦ったのか股を抜かれてゴール。しっかりワクに打つ、という意識が実った形。 遠藤は後半に入っても内田からのパスをPA内で受け、鋭い反転でDFを振り切ってドフリー。落ち着いてシュートしたものがポストに当たり、跳ね返りが飛び込んだGKの背中に当たってゴール。こちらもラッキーな形だったものの遠藤のゴールが記録され、本日2得点目です。 遠藤はゴールだけでなく攻撃的なパス、守備にも貢献し、MVPと言ってもいいでしょう。影のMVPは小笠原ですね。最後まで手を抜くことなく走り回っていて、本当に中2日なのかと疑うくらい。二人いるんじゃなかろうか。 3点入ったことで攻撃するしかなくなった山形が、厚みのある攻撃を見せ始める。交代で入った増田のクロスから田代のヘディングという、「鹿島の試合でなかったら素直に喜べるのになあ」、という得点を決められ3-1。やっぱり二人はセットで使うべきだと思いますよ。 その後、お互いにチャンスはありながらもスコアは動かず、鹿島が無事に勝利。終わってみれば完勝という結果でしたが、序盤は押し込まれていてむしろ山形の流れだったかと。もっとも、それを受け流して逆に得点出来るのが鹿島の今の強さだとも思います。 興梠はよくなっていたけれど、やっぱり第1選択肢がパスというのはちょっと物足りない。前半角度のないところで受けたパス、後半相手のクリアミスを奪ってマイボールにした場面。少なくとも2度はワンタッチでシュートに持ち込めたように思う。タイプが違うと...

Jチャンピオンシップ復活の噂

「Jチャンピオンシップ、来年度にも復活へ」 というスポニチ(2010/03/27配信)の記事を発見しました。前にやっていた2シーズン制ではなく、1シーズン制のままにしておいて、野球のクライマックス方式のように、2位3位が対戦して勝ったチームが1位と対戦するというものらしい。 ・・正直に言います。やめた方がいい。 野球はクライマックス制度で盛り上がっていますが、ちゃんとしたファンはこの制度をバカにしています。何故1シーズン戦った後に、もう一度やり直さねばならないのか。バカバカしいにも程がある。3位でシーズンを終えてクライマックスを勝ったら優勝? これはサポーターと、そして一年を戦った全ての選手の努力を無視した行為だと思う。 今のJリーグには3位以内は「ACL出場権」という権利がある。優勝を逃したとしても上位を目指す姿勢には変わりない。収入がどうの、とか言っているけど日程も詰まりまくっているのに無理だから。ホントにやめて下さい。関係者も「ぜひ実現させたい」と話しているとか書いてあるけどホントなのだろうか。 「J活性化の切り札」とか謳っているが、これは終わりの始まりになる予感がする。鹿島が優勝してばっかりだとつまらないですか? こんなヘンテコなルールで優勝を狙うより、実力で勝負しましょうよ。鹿島は勿論のこと、他クラブも実力で優勝を獲るために力を注いでいると思いますよ。 ちなみにオールスターは今年から廃止になったとかだけど、これについては賛成。野球とは違う。無駄に疲労を積み重ねるワケにはいかないのです。

ACL予選3・ジャヤプラ戦(ホーム)補足

雨でピッチコンディションも悪く、相手もベッタリ引いていたのでなかなか思うように試合を作れませんでしたが、こういう相手への対策にもう少し幅があってもいいのでは。選手コメントにもありますが、綺麗に崩すことにこだわり過ぎているというか。どんな形でも1点は1点だよ。 3点目を取ったあたりからジャヤプラの士気も落ちて、ゴール前でのプレスもまったくかからなかった。そのなかで交代組が点を取れなかったのはちょっと残念。シュートは合計37本で5点。7.4本に1点は普通かとも思いますが、相手が格下だっただけにもう少し精度を高めて欲しい。 メンバー交代は、前半で5点くらい取っていたとしてもこんな感じだったんでしょうかね。監督は選手のコンディションに細心の注意を払っていると言っていましたので大丈夫だと信じたいですが。疲労でパフォーマンスが落ちたり怪我したりしないか心配です。 ガチガチに引いて守るジャヤプラは、週末の山形戦に向けていいシュミレーションになったのかも。さすがにジャヤプラほどはミスしてくれないだろうから、カウンターのケアはもう少ししっかししないとやられる可能性はあります。相手のミスに助けられましたが、危ない場面は何度かありました。かといってサイドが引いたままだとチャンスも作れないだろうし。 内田は最近よく見えます。新井場が前ほど上がっていないように感じますが、内田に攻撃をさせて新井場が守るという作戦を取っているのかな。もっともこのへんはプレーの印象によって違ってきますので、実際のところは不明です。 中盤でいえば久々の青木はやっぱり消極的なところは変わっていない。ミドルを打つチャンスとかあったけどパスを選択したりと、このままモチベーションも下がっていかないかと少し心配にもなる。絶対必要な戦力なんだから頑張って。 野沢もいまひとつのようなそうでないような。シュートが全然決まりませんが、重要なところで決めてくれたりするので、今はこのくらいでちょうどいいのかな。セットプレーでのキックは精度がよくなっているように感じます。 鹿島は昨日の勝利でAFC主催の試合で通算26勝だそう。横浜M、磐田の25勝を抜いて単独トップに立ちました。あとは優勝するだけです。 ACL予選F組、もうひとつの試合は全北現代がアウェーで長春を2-1で下しました。3つどもえになるかもと思いましたが、順当な結果になるのかも...

ACL予選3・ペルプシラ・ジャヤプラ戦(ホーム)

大迫をスタメン起用し、久々の4-3-3で臨みました。FW1人を残して全員で守るジャヤプラ相手にもやっとした展開のなか、ベンチからはもっとシンプルにという指示が盛んに飛んでいた。見ている側も本当にそう思いましたよ・・。 ミドルも打たず、必要以上に手数をかけて攻めるもののやっぱり最後が決め切れず。興梠はシュートだけじゃなくてトラップとかオフザボールの動きとか、全般に渡ってよくないように見えた。色々と精神的に引きずっているんでしょうかね。 先制点は新井場が放り込んだクロスに誰も触れず、DFがクリアし損ねてそのままゴールしたもの。シンプルにやっとけばこういうこともあるという見本のような得点だった。前半終了間際にも、小笠原のCKから岩政が落としてマルキーニョスがゴール。高さでも完全に勝っているので、流れのなかからでももっとこういう攻撃を増やしてもよかったのでは。 後半CKの流れから大迫がPA内で倒されPK獲得。小笠原が落ち着いてゴール右に決めてほぼトドメ。更に内田のクロスから鋭く飛び出した大迫が左足で触ってゴール。5点目は小笠原の縦パスから興梠が抜け出してクロス→マルキーニョスが得点。 これでようやく監督も安心したのか続々と選手交代。小谷野が初出場を果たしました。野沢に代わってでしたが、小笠原を休ませてもよかったような。 スタメンの大迫はうまくポストプレーをこなしていてよかった。得点の場面でもタイミングばっちりだったし、興梠がこのまま不調のようだとスタメンを取って代わっていいかも。 交代組のジウトン、遠藤、小谷野はもうひとつだったか。アピールしようという欲がちょっと出過ぎたかな。雑に見える部分があった。遠藤のシュートはよかったですが。 ジャヤプラは長春相手に9点取られたのが頷けるような集中力の切れっぷり。本当はあと2~3点は取れた気はしますが、大量得点で勝利という条件をクリアしましたので、いい試合だったと言っていいのではないでしょうか。 (以下、個人的まとめ) 【ACL予選3】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/4,708人/雨) 【スコア】鹿島 5-0 ペルプシラ・ジャヤプラ (前2-0 後3-0) (S37-2) 【主審】イスマイル(UAE)、グローム、スレイマン 【得点】 (鹿)前39分 新井場 1右 (鹿)前45+1分 岩政→マルキーニョス 1右 (鹿)後...

2010第3節大宮戦(アウェー)補足

フェリペは右膝内側側副靱帯損傷で全治6週間だそうです・・。やっぱり重傷だったね。 大宮は順位的には下位にいるものの、鹿島にとってはとってもやりにくい相手。中盤をガツガツ潰しにこられるとなかなかポゼッションも出来ないから仕方ないんだけど、カウンター一発でやってくる相手はやりづらい。神戸とかもね。 京都戦のことを聞かれたオリヴェイラ監督が、「ウチはああいう個人技を持ったチームにやられることが多い」って苦笑してましたが、ディエゴの他にはテセとかジュニーニョ、マルシオ・リシャルデスのことだろうね。 ラファエルがいたら結構危なかったと思われる場面もちらほらあった。バランスはいいんだけど、不意にゴール前まで迫られることがあり、PA内での競り合いはファウルの基準が厳しくなっただけに怖い。やっぱり取れる時に取っておかないと、京都戦と同じテツを踏むことになりますよ。 シュートはGKの真正面か、ワク外という両極端な出来合い。FWだけじゃなくて全員がそんな感じだから苦しい試合が続いている。ちょっとでもどっちかにズレてたらいい感じなんだけど・・ツキで片付けてしまっていいもんかね。いい方に転がってくれるといいんですが。 遠藤はやっぱり90分通してはまだ無理なのかな。後半消えてしまっていて、中田や野沢よりも先に交代要員に選ばれてしまったのは仕方ない。そのあたりもちょっとずつ克服していってくれれば先が楽しみです。 にわか鹿島サポになってしまった岡田監督は、またしても視察に来ていましたが、どうぞどうぞいつでも来て下さい。今節はちょっと危なかったですが、選手はもう選ばれないことがわかっているので、気にしていないと思いますから。 そういえば伊野波にお子さんが生まれましたが、ゆりかごダンスやらなかったのかな。まああれだけ緊迫した場面だと出来っこないけど。(訂正:やったみたいです。よかった)。幸い(?)すぐに試合があるので、次やりましょう。おめでとうございます。

2010第3節大宮戦(アウェー)

難敵、大宮をアウェーで下しました。正直、5点くらいは取れた気はするけど、オリヴェイラ監督がいつも言うように、勝ち点は同じ3なので今はヨシとしよう・・ってあんまり出来ないか。 興梠は前節の借りを返してくれるかと期待したけど、今日も決定的な場面でふかしてしまった。あれを決められるようでないとエースとは言えない。 交代で出た大迫はファーストタッチでの劇的ゴール。ナナメに入り込むタイミングとスピード、タッチのよさが決め手でした。ただ、すぐ後の小笠原からの絶妙なパスを、ダイレクトボレーで決められなかったのは痛い。決めていれば不調の興梠からポジションを奪えたかもしれないのにね。 マルキーニョスも散々だった。相変わらず切り返すのが好きで、相手のバックパスからのボールなんて絶好のチャンスだったのに、GKに奪い返されるなど酷かった。それでも決勝点のアシストや、得点してからの時間稼ぎで一応の役目は果たした。遠藤とは息が合っているようで、ワンツーとか結構通ってたんだけど。 中盤は悪くはなかったんだけど、長所も消されているような感じでうまく大宮に封じられていた。野沢も最後のを決めていれば「らしかった」で済んだんですけどねえ。 大宮は序盤からハイプレスとラフプレーすれすれのアタックで飛ばしてきましたが、さすがに90分は持たないことはわかっていた。前半を無失点で抑えられたのが勝ちにつながったと思う。伊野波は足首を傷めているとは思えない働きぶりでしたよ。 終盤はDFの裏も結構取れたし、藤本が下がった時点でだいぶ楽になったけども、新井場はここ最近あまりオーバーラップしませんね。そのぶん内田の動きがよく、パスも正確だしコンディションはいいのかな。バランス自体は非常にいい。 多分、フェリペが怪我しなかったら今日も交代枠を余したんじゃなかろうか、というくらいでした。あとは前がしっかり決めてくれればね。 前半5分で負傷交代のフェリペは非常に心配。ぶつかった時点では普通の接触に見えたけど、リプレイで見ると右膝が変な具合に曲がってたので・・下手すると長引きそうな気もします。(追記:右膝内側側副靱帯損傷で全治6週間。オフィシャル参照)。 長くなったので明日に続きます。 (以下、個人的まとめ) 【2010リーグ第3節】(NACK5スタジアム大宮16:00KickOff鹿島/13,268人/晴) 【スコア】大宮 0...

鶴翼の陣、鹿島アントラーズ

先日、報知新聞で「プラネットサークル」なるサッカーの戦術が紹介されていた。米国代表が用いる戦術で、10人で円を作るようにして試合を支配するのだそうだ。 新聞では詳しく載っていたので、有名な戦術なのかと思ってネットで検索してみたところ、全然ヒットしない。もう一度新聞を読んでみると、サッカーの分析専門家の庄司悟氏が独自に命名したものらしい。 図解入りでないと説明は難しいのでざっくり説明すると、基本的には3人で正三角形を作っていくと、理想的な円が出来るのだそうだ。そうしてGKを除く10人で作った円で相手を追い込む。 これにより必ず誰かがショートスプリント(SS・定義は15メートル以内、6秒以内の走り)でプレスをかけることが出来るのだそうだ。勿論、誰かがプレスにいったら周りも連動する。 利点としては体力のロスを少なく出来ることと、常にカウンターが狙えるということ。カウンターについては例えば自陣から見て左サイドで相手がボールを持っていた場合、鹿島ではファーストプレスがフェリペ(左OMF)と興梠(左FW) そして、この方向がカウンターに軸になるので二人がFWとしての位置づけになり、それぞれ左回転でひとつずつズレたポジションになるらしい。この場合、内田は右CBになる。右サイドボールだと逆回転になり、内田は右SH(右OMF)の位置づけになるということですね。 特徴としてはMF4人が頻繁にSSをかけることらしい。プラネットサークルにより、終盤、体力的に相手より上回って有利になるとか。別名「米国の魔法陣」 戦術にも色々あるんですね。 鹿島の特徴を思い浮かべてみると、両サイドバックのオーバーラップ。これを戦国時代の陣形に当てはめてみると、まさに鶴翼の陣がぴったり。まあ、何を今更と言われるかもしれませんが、何となくそういうイメージが浮かんでしまいました。 この陣形の特徴として、中心に大将を配置する。鹿島でいうとちょうど小笠原。彼ほど甲冑の似合う選手はいないんじゃなかろうか。 相手を包囲・殲滅することが目的のこの陣形。大宮戦でも両翼が相手陣形を押し込み、中軍が一気に突破、という形で完勝するところを見てみたいですね。

合言葉は「いつものやつで」

オフィシャルに本山の写真が載っていました。リハビリは順調のようで、無理せずしっかりと治して出て来て欲しいもの。ちょうどその頃レギュラーは連戦でヘバってるはずだから・・って、監督はそういう計算も立てているのかな。 練習風景も載っていますが、イジョンスがビブスをつけてサブ組で参加しています。怪我も治ってきたみたいですが、次節は伊野波でいくということでしょうか。写真だけではよくわかりませんが。 残りのメンバーは「いつものやつで」でしょう。いまどき喫茶店とかでそういう注文の仕方をする人がいるのどうかわかりませが、ウチの監督ならそうするはず。 小笠原の動きが悪かったのと、マルキーニョスの精神的疲労?なのかコンディションが悪そうだったのを除けば問題ないのかな。内田はよかったしね。今週などはわりと日程も空いた方なので、うまくコンディションを整えてくれるでしょう。 でもたまには違うメニューも見てみたいケド・・。 勝ち点の方は、「いつもの3」でよろしくお願いしますよ。

西京極参戦記

行くかどうかを最後まで迷っていましたが、天気もよさそうなので行って来ました。気候は本当によかったです。3月とは思えないくらい暖かく、超厚着のF型装備で行ったんですが2枚くらいで充分でしたよ。 現地参戦の雑感をざざっと。 京都サポの友人と参戦。ホムスタに行く時は鹿島を一緒に応援して貰いますが、今回は隣に座って敵味方同士。鹿島の強さを認めているようで、1点目を取った時には負けたと気落ちしていましたが、最後の最後で大盛り上がりしてました。何も量ったように引き分けなくてもねえ・・。 どっちの応援も出来るようにバックスタンド自由席(SB)の真ん中辺りで観戦。周りは若干京都サポの方が多かったですかね。観易さで言ったらメイン側の方が観易い気がしますが角度的なもんでしょうか。値段もSB3000円、SM3300円とそんなに変わらないのでメイン側の方がいいかも。 ただ、座席数が少ないので1時間前には結構、席は埋まってました。あまり端っこになると今度は横の角度的に観にくいので、気合い入れて早く行かねばなりませんね。ちなみに入場する時に貰った京都サンガのシート(?)みたいなやつな椅子に敷かせて頂きました。ごめんなさいねえ。 柳沢へのブーイングはしっかりとありましたよ。テレビでは柳沢コールもあったと言っていましたが、そちらの方は気付きませんでした。どっちにしろみんな柳沢が好きなんだね。本人は闘志むき出しでしたけど。 白ユニはラインが全然見えず(赤ユニもですけど)、普通に白いユニフォームにしか見えなかった。特徴がなくなっちゃったかな。 駐車場が付近にないので電車もしくはバスを利用(タクシーもありですが)になりますが、電車はやっぱり込みます。自分たちは時間調整するために1キロくらい歩いたところのファミレスで、だらだらと喋ってましたが気がつけば真っ暗。 もう一度、西京極駅まで戻るのも遠いのでバスを利用しようとしたのですが、二人ともバスなんて利用したのは10年ぶりくらい。路線とか全然わからなくて3~40分くらいさまよいましたよ・・。しまいにはタクシーで、とかいう話になったのですがタクシーも捕まらず、何とか「京都行き」と表示されているバスをゲットして帰宅。 まあ、ああいう経験も滅多にないことなので面白かったですけども。FUYU型装備がここで役に立ちましたわ。ははは・・。 でも今度は車で行くかな。次こそ...

2010第2節京都サンガ戦(アウェー)の補足

京都のCBカク・テヒはよかった。さすがに韓国代表だけあり、興梠はほとんど歯が立たなかった印象。FKのきっかけとなったファウル(イエローつき)を奪ったシーンはよかったけど、それぐらいだったと思う。 あと一歩のところが届かないことが多く、スピード負けしていたようには見えなかったけど、読みが鋭いというか反応が速いというか。イジョンスが抜けて弱体化するかと思われたものの、全然そんな感じはしなかった。前節の神戸はうまく2点を取ったね。鹿島も同じことをやりたかった。 GKの水谷も当たっていた。前半のうちに鹿島はあと2点くらい取れていたと思うけど、いいセービングをされてしまった。 ディエゴは相変わらず迫力があったね。高さもあるし、パワーもある。シュートを散々外しまくっていたけど、最後の最後で難しいシュートを決めてきた。得点されるとすればここだろうと思っていたけど、ミドルで一発、という予想だった。あんな形で崩されるとは。ぽっかりとスペースが空いていました。 岩政も何だか全体を通して集中出来ていなかったように感じましたけども。得点シーンでは誰に釣り出されたのかしらないけど、どこにいたんでしょうね。 京都の攻撃自体はディエゴを除いてはそれほど脅威に感じなかった。2点目を取っていれば問題なかったのだろうけど、采配も中途半端だったし、選手の意志もチグハグだった。やっぱり誤魔化し切れなかったね。 それでも選手たちはそれほど気落ちしていないようだ。これだけ試合数が多いとそのくらいタフでないと乗り切れないのかもしれません。だけどボレーを2本とも吹かした中田や、ドフリーを決められなかった興梠、手を出してばっかりのマルキーニョスは名誉挽回して欲しいものです。 特にマルキーニョスは何枚かカード出てもおかしくなかったし、京都の監督も判定に苦情を寄せていた。次はしっかり取られると思うので、気をつけましょうね。 ちなみにFKが直接決まったのは、2007年9月1日の川崎戦で野沢が決めたの以来、と報知新聞に載っていました。そりゃ久しぶりだと感じるわけだ。

2010第2節京都サンガ戦(アウェー)

白ユニデビュー白星で飾れませんでしたね・・。 勝敗を分けた原因はいくつもあると思うけど、ミスが多過ぎた。小笠原、中田の中盤はボールを奪われまくるし、両FWは決定的シーンを外しまくる。興梠は2点は取るチャンスはあったし、マルキーニョスもパターンを完全に読まれていた。昔みたいにドリブルで切り返してシュートってのはもう通用しないんじゃなかろうか。もっと周りを使おうよ。 もうひとつは監督の采配。選手交代がハマった京都に対し、鹿島は後手に回った感じが強い。そんなに控えの選手は信用ないのか? 結局、2人しか交代しなかったし、そもそも遅過ぎるような。青木を投入しようとしていたけど失点して撤回。スタメンレギュラーだけで戦い抜くつもりなのかな。 鹿島の得点は野沢のFKが直接ゴールに決まったもの。FKが直接決まったのは、かなり久々に見た気がするけど、野沢はこれ以外いいところなかった。 この時点で京都の意志は挫けたようにも見えたんですが、鹿島も集中し切れていませんでした。終了間際に縦のロングパスから中山がポストプレー、落としたところを一番怖いディエゴに決められて同点。あのくらいのシュートがマルキーニョスにも欲しい。頑張ってくれてはいるのですけども・・。 守備陣には油断もあったのかもしれない。ほぼ勝ちを手中に収めていたところでの引き分けは相当痛いです。やっぱり鬼門なのかな。気候は寒くもなく暑くもなく風もなく、ベストなコンディションだったのに。 両サイドバックはそんなに上がっていなかった。ACL全北現代戦もそうだったけど、アウェーはこういう戦い方をしていくのだろうか。勝ち点1を取ることを考えるとそれもいいかもしれないけど、勝ちにこだわるオリヴェイラ監督がそういう考え方をするとも思えないんですが。やっぱりサイドが上がらないと迫力は足りませんね。 痛恨の勝ち点1でスタートダッシュには失敗。次は1週間空きますので、しっかり立て直しましょう。 京都はCBのカク・テヒがよかったです。明日はそのあたりを触れてみます。 (以下、個人的まとめ) 【2010リーグ第2節】(西京極陸上競技場13:04KickOff鹿島/15,222人/晴) 【スコア】京都 1-1 鹿島 (前0-0 後1-1) (S12-14) 【主審】村上伸次(主審)、名木利幸、五十嵐泰之 【得点】 (鹿)後18分 FK野沢 1右 (京)後4...

柳沢に愛のコールはあるのか

京都サンガFCには言わずと知れた元鹿島エースの柳沢がいる。前にホームでやった時に、普通はブーイングするところを一度だけ「柳沢コール」で迎えたことがあった。本人もちょっと感動しているみたいだったし、あれは観ていて気持ちのいいコールだったと思う。 そのせいだったのか知らないけど、ゲームでは柳沢はおとなしくプレーしていて無事に勝った。だけど2年前の西京極ではヘディングを決められて負けている。ここはもう一発「柳沢コール」で調子を狂わせておくか・・て、そうそう同じテは通用しないか。 ブーイングはするのかな(というか止めているかも) もう柳沢には京都のイメージがついているけど、だいたい何年くらい続けるものだろうね。お歳暮とかと一緒で止めるに止められないまま、ずっと続けたりして。 本来なら京都から移籍してきたイジョンスがブーイングを受ける試合だったのだけど、怪我した時点で全治2週間くらいとか言っていたので、多分無理だろう。伊野波もポジションを獲りたいので休んでいられないだろうし、他はまあ、いつものメンバーだろう。コンディションさえ整っていれば安心していられる。 力強いアントラーズをもっともっと観てみたい。

もしかして白ユニデビュー戦

14日の京都戦ですが、新ユニフォームの白ユニが初披露じゃなかろうか。少なくとも練習とかでも観ていない自分にとっては初お目見えだ(だけどどかかで見た記憶があるのは、何かの会見の時だったのかな) 発表された時、違和感アリアリだった新ユニフォームもやっぱり勝ち続けるとサマになるというか、歴史が人を作るみたいな感じで、今では全然大丈夫。なので白い方も気に入るんじゃないだろうか。もともとこちらの方が第一印象としてはよかったし、試合で観るともっとよく見えるかもしれない。 ユニフォームで思い出したのだけど、全北現代戦でフェリペが前半終了時に(見間違いでなければ)相手選手とユニフォーム交換をしていた。後半交代するのがわかっているからあらかじめ交換しといたのだろうけど珍しい。それとも海外ではそういうのが主流なのかな。 14日は幸い今のところ晴の予報で、寒さもそれほどではないみたい。今週、全国的に相当寒かったけどそろそろ春も近いかな。もっとも、PSM水戸戦や前試合の全北現代アウェーの状況を思うと、鹿島の選手にとっちゃ今週の寒さ程度何ともないだろうけどね。 当日、西京極球場ではサッカー以外にも、他施設で色んな大会があるとかで結構込みます、と電話で聞いていたらそんなことを言われました。周辺駐車場はないと思った方が無難です。 遠方から来られるサポーターの方はおそらく泊まりですかね。観光に行かれるなら北野天満宮の梅がオススメだったのですが、今年はピークを過ぎて散り始めらしい。遅咲きの梅もあるみたいですが、迫力は不足しているかも。ちょうど来週中に梅苑が閉園(入場料600円くらい)するので、行かれる方は要確認です。 勿論、お土産は鹿島の勝ち点3が一番、ということは言うまでもありませんけどね。

ACL予選2・全北現代戦(アウェー)補足

昨日も書いたように、全北現代の強さは相当なものだったと思う。ただ、運動量がバッタリと落ちるのは元々スカウティングで報告されていたそうで、それを踏まえた戦い方を鹿島はしていたのだろう。 運動量が落ちるや否や即座に選手交代をしてきた現代に、スキのなさを感じたものだったけど、いまひとつ噛み合い切れていないという印象はあった。 それだけ鹿島も粘り強くやっていたということだが。両サイドバックもあまり攻撃参加をせずに守備重視だったので、余力があったのかもしれない。 しかし、同点後にやや守りに入り過ぎて、DFラインがGKのすぐ前という時間帯が長くあり、ちょっと危険なところもあった。それを救ったのは驚異的なマルキーニョスの運動量と、小笠原の意地だった。 マルキーニョスは本当に大丈夫なのかというくらいに走り回っていた。終盤、らしくないミスを連発していたけど、さすがに限界だったのだろう。よそのチームですが、大宮のラファエルが肉離れで2ヶ月の離脱となっている。 その原因となった試合はちらりと見ていたけど、凄い気迫を感じたものだ。でもやっぱり限界ってあるんだね。すぐに諦めてしまう姿を見ると、「もっと走れよ!」と無責任に思ってしまうけど、あまり無理ばっかり言うのも考えものだなと思った。 小笠原も相当走ったと思う。全盛期の頃を思い起こさせたよ。だけど小笠原も年齢が年齢。怪我も完全に癒えているようにも思えず、無理な時は無理でしっかり休んで欲しい。 CBは怪我を押して伊野波。結局のところオリヴェイラ采配は固定メンバーというのがわかりましたが、それで三連覇しているのだから間違いではないのだろう。ただ、このまま乗り切れるかどうかはかなり不安がある。無理のない計画性。あると信じたいです。 そういえば内田はガムを噛んでいないように見えましたが、大丈夫だったのだろうか。 ACL同組の他試合は、長春がホームでペルプシラに9-0と圧倒。もはやサッカーのスコアではありません。鹿島は次にこのチームとホーム・アウェーで連戦となります。簡単ではないかもしれませんが、順当に勝ち点6を奪って予選通過を決めましょう。 全州(チョンジュ)スタジアムまで応援に行ったサポの方々、お疲れさまでした。裸になるのは勘弁して頂きたいけど、鹿島の応援はよく通っていました。 「え、試合後?」というくらい客も少なかったので、アウェーの雰囲気もま...

佐藤寿のトリックPKは違反

佐藤寿のトリックPKについて、「ルール上は問題ない」という解説者の説明を鵜呑みにしていましたが、実は違反だったことが判明しました(今朝の報知新聞に載っていました)。 サッカーのルールはある程度理解していたのですが、そこまで知らなかったので鵜呑みにしてしまい申し訳ありません。 問題のシーンですが、ボールをセットした槙野はエリア外に出ていたのですが、横にいた佐藤寿が走り込んで来て蹴ったことに対し、「PKを行う競技者は特定されなければならない」という競技規則第14条に反していたとのこと。 本来ならばゴールは無効、佐藤寿には反スポーツ行為で警告、佐藤寿がPA内に入った地点から清水の間接FKということらしい。佐藤寿には警告が出されるようだが、試合自体はそのまま成立です。ややこしいことするから面倒なことになったね・・。 この試合の岡部主審、副審2人、第4審判は数試合の割り当て停止となり、その間研修にいくそうです。清水側は「ルールは理解していて欲しい」と苦言を呈するのみでしたが、もやもやした感じは残りますね。

ACL予選2・全北現代戦(アウェー)

「新化」する鹿島を見せて貰ったいい試合だった。先制された時、去年の惨劇が頭をよぎったが、終わってみれば鮮やかな逆転勝利。強さを感じる一戦でした。本当に嬉しい。 全北現代(チョンボク・ヒュンデ)は様子見だったのか、ゆったりとした立ち上がり。鹿島も同じく受ける形で、お互いに手の内を探り合うような雰囲気でしたが、それでも相手の寄せの速さ、球際の強さ、パス回しの速さと正確さ、最終ラインの統率力には、今までにない強さを感じた。特にルイス、エニーニョといったブラジル人がうまくて、気を抜けばやられるなという予感はあった。 サイドバックが控え気味だった鹿島は、中盤より前の運動量で攻撃を組み立てていたが、やはり堅固なDF陣を崩し切れない。それでもこぼれ球から中田のシュートや、野沢のシュートが相手に当たってポスト直撃など惜しいチャンスはあった。アウェーで勝ち点を取るということを考えれば悪くない試合運び。 しかし前半終了間際、中央の縦パスから始まった6本のワンタッチパスを華麗につながれ、まったくついていけずにエニーニョに決められ失点。「あんな崩され方をしたのは初めて」とは伊野波の談話だが、本当にそう思った。観ている側としては相手の強さに気落ちしたものだけど、伊野波は逆に綺麗に決められ過ぎてショックもなかったそうだ。 後半に入っても鹿島は特に攻め急ぐ気配もなく、丁寧かつ粘り強くプレーしていた。小笠原のループパスを興梠が決め損ねた時にはラストチャンスを逃した気さえしたけども、60分過ぎたくらいから相手の運動量がガクンと落ちて、いけるかなという雰囲気になる。曽ヶ端のビッグセーブも大きかった。 セットプレーを得た鹿島は野沢が蹴り、こぼれたボールをフェリペが拾ってDF越しに山なりのキラーパス。オフサイドトラップをかけた相手DF陣の裏を取り、ワントラップして右足でシュート。相手をかすめてゴール右上に突き刺さり同点ゴール。興梠は多分オフサイドポジションだったと思うが、フェリペもよく見ていたし、中田も冷静に決めてくれた。 自分としてはこの強い相手にアウェーで勝ち点1を取れれば上出来と思っていたが、最後にドラマが待っている。同点後、明らかに現代寄りになった判定で、いつPKを取られてもおかしくなかったが、鹿島の集中力も切れなかった。 早く交代枠を使ってくれとジリジリしながら待っていた86分、ようやく遠藤とジ...

2010第1節浦和戦(ホーム)の補足

判定が今年から変更・・というか解釈の変更になったものだけど、手を使って相手の守備や攻撃を妨害することに対して厳しくファウルを取られるようになった。 世界基準ということらしいが、戸惑いは大きいです。観ているだけでそう思うのだから、選手はよっぽど戸惑っているだろう。 何でもないところでファウルになり、それは双方ともにそうなので不公平感はまったくなかったけど、プレーがすぐに止まるのでいまひとつリズム感がない。勿論、今は慣れていないだけかもしれないけども、これでいいのだろうかと思う。 必要以上に過敏になって、ちょっとユニフォームを引っ張られただけでファウルをアピールしたりはしないだろうか。これで世界レベルの選手が育って行くかは少し疑問。当たり負けしないタフなフィジカルを養っていくのも大事だと思いますが。 まあ、ルールだから仕方ない。慣れるしかありませんね。 慣れるといえば、スカパーの中継ですが、何度も言いますがアップ多用し過ぎで全然慣れません。今まではサイドでの突破シーンをアップにされて、それだけでも中の状況がわからないので怒り心頭だったんですが、今日は普通に中央から持ち上がって行く選手にまでアップ。これにはびっくりした。 オフサイドラインがどうとか以前に、一緒に押し上げて行く味方選手の姿も映っていない。どういう攻撃が組み立てられようとしているのか全然わからない。こういう中継方法がスタンダードになっていくのだとしたら、本当に寂しい限り。サッカーってのを理解してるのかなって思いますが、自分だけなんでしょうか。ヤマハスタジアムのあのダイナミックなカメラワークを見習って欲しいよ・・。 浦和の感想ですが、柏木一人が目立っていましたね(去年は闘莉王でしたが) 噛み合っていない感じが伝わってきましたが、どういう方向を目指しているのだろうか。 大卒の左SB宇賀神(ウガジン)はいいクロスを持っていて、左足の精度は高そうだった。しかし、守備にまだ不慣れなのと、左足コースを切られた時にどう対応するのかが課題に見えました。山田暢はやっぱりCBには不向きなのでは。結構つけ入るスキはあったと思う。活かせなかったけど。 セットプレーもフリーになるシーンが多かった。後半のFK小笠原↑中田ダイレクトボレーは決まっていればパーフェクトだったのですが。マルキーニョスのミドルシュートバー直撃も惜しかった。 マル...

2010第1節浦和戦(ホーム)

すでに2試合やっているので、開幕戦という感覚は少し薄れています。選手もそのようで、緊張なくやれていたんじゃないでしょうか。 いきなりセットプレーから失点しかけるパターンでひや汗発進だったものの、小笠原のクロスに相手DFより一瞬速く反応した興梠が触って先制。非常に気持ちの軽くなる価値ある1点でした。ああいう飛び出しからの得点が増えてくると、本当に楽しみです。 浦和は柏木がいい動きをしていたけど、連動性にいまひとつ欠け、怖さ自体はそれほどでもなかった。しかし、柏木の振り向きざまのシュートや、後半に入ってポンテのダイレクトボレーなど際どいシュートもあり、好調の曽ヶ端がセーブしてくれて何とか助かった。 それ以外はあまり崩された感じはしなかった。中盤から後半にかけて運動量が落ちるのは心配だけども。もう少し交代枠を有効に使って欲しいと思うのだが、監督の見方はまた違ったものだったろうか。 マルキーニョスも動きはよく、テンポもよかったが、ワクに全然飛ばなくて「頼むよ・・」という感じ。それでも最後の最後には、交代で入った遠藤のクロスをヘディングでバッチリ合わせてゴール。守備も献身的にやってくれるところなどさすがです。 CBには伊野波を起用。イジョンスはベンチにも入っていませんでしたが、ようやく選手を入れ替えてきてくれた。<span style="color:#FF00FF;">(3/7訂正:イジョンスは右足首負傷らしい)</span>何故かアナウンサーに「フェリッペ」と呼ばれているフェリペは、デビュー戦の鮮烈な印象からすると冴えなかったものの、まずまずと見ていいのかな。使いながらフィットさせていくつもりなんでしょうね。 野沢はかなりの時間消えていたけども、最後になって急に元気になり、チャンスに絡んでいました。野沢らしいといえばらしいけど、前半のビッグチャンスはせめてシュートを打って欲しかったです。 大迫はワンチャンスで得点出来る場面があったんだけど・・ヘディングの精度はまだいまひとつのようですね。 何にせよ、得点の時間帯といい試合内容といい、得点・アシスト者といい文句なしの勝利と言えましょう。リーグ戦も幸先のいいスタートです。その他、判定などの雑感は次回に。 (以下、個人的まとめ) 【2010リーグ第1節】(カシマスタジアム16:04Kic...

totoピタッとキャンペーン

totoオフィシャルサイトで「ピタッとキャンペーン」なるものをやっています。 2010シーズン最初のビッグ売り上げ口数をピタリと当てた人に10万円というキャンペーンです。ピタリと当てれば10万円(正解者全員)、ニアピン賞として150名に3万円だそうです。 過去の売り上げは2009年初回が8,229,531口、2008年初回が12,764,017口ということらしいですが、これだけでは全然予想出来ませんね。適当に応募するしかないようです。投票は3月1日(ネットは24時まで、郵送は当日消印有効)。 ただ、応募条件がありClub toto会員かローソンパス会員限定で、1口応募ごとに100ポイント必要です。自分は200ポイント残っていたので120万ちょっと150万ちょっとで応募。残りの数字は適当です。でももし当たっても、全額totoに投資でしょうね。 皆さんも10万円ゲットしてみましょう。詳細はオフィシャルサイトで必ずご確認下さい。 本日締め切りです。