ACL予選4・ジャヤプラ戦(アウェー)補足
ジウトンが初スタメンでフル出場を果たしました。アシストも記録し、気分も上々でしょう。細かいところを言えば連携などで不安なところを残すものの、新井場も使わずに済んだのでよかった。内田がかなり運動量を上げているので、今度はこちらを休ませられるといいのですけども。 マルキーニョス不在の2トップは、迫力不足な点は否めない。興梠はゴールを決めて気持ちも落ち着いただろうが、ジャヤプラ相手だったらもっとドリブルで突破出来てもよかった。大迫は昨日も書いたけど90分通してではサボっている時間も多く、決めるところを決めてくれたらそれでもいいけど、もう少し頑張って。 中盤は全力ではないけど力は出したという感じですかね。遠藤も思い切りのいいシュートは魅力だし、何より元気なところがいい。臆せずにどんどんやって欲しい。中田ももう冗談でも「調子に乗るな」とか言ったら駄目だよ。 ジャヤプラ側では、髪の毛を両側で縛ったCBのビオが相変わらず目についた。高さと強さを持ついいCB。ビオが二人いれば点を取るのは難しいかもしれない。 攻撃でもホームの利か思い切って攻め上がって来ていたし、シュートも鋭かった。余裕で勝てる相手ではなかったか。オリヴェイラ監督の全力で勝ちに行く姿勢は無駄ではなかった。サブはサブなりに力は出しただろうと思うが、交代後のパフォーマンスを見るとやっぱりまだトップとは壁があるのかな。 F組もうひとつの試合は、全北現代がホームで長春相手に1-0で勝利した模様。逆の結果になってくれていた方が、鹿島的には1位を獲りやすくなったのだけどね。予選通過確定の鹿島だが、ホームで開催権のある1位を当然獲りにいく。メンバーを落とせない戦いが続くのはちょっと痛い。 気が早いが、一発勝負のラウンド16は5月12日に行われ、相手はH組。1位と2位がクロスした形で対戦する。H組で予選を通過してくるのは、現時点ではアデレード・ユナイテッドと浦項スティーラーズが有力。ようやく初勝利を挙げた広島は届くのか。もうひとチームは山東魯能。 アデレードは2年前に煮え湯を呑まされたところだし、浦項はご存知オリベイラ監督の弟さんが監督をやっていて、どっちもやりにくい。まあ、だからといって広島がやりやすいわけではないから一緒といえば一緒か。どこが相手でも全力を尽くすスタイルは変わらないだろう。 まだまだ気が抜けないですなあ。