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2013第4節大宮(アウェー)戦その2

【2013第4節大宮(A)戦・選手評】 曽ヶ端:3失点ともGKとしては仕方ないものだったとは言えるが・・。ファインセーブも何本かあり。 西:オーバーラップは少なめだった。もっと大胆に攻めたいところだったが、組み立ての段階でオフサイドやミスが多くて仕掛けられなかった印象。 青木:カバーリングが出来ていなかったのかテレビではわからなかったが、失点シーンでは余裕を持って打たれている。 岩政:前や横に釣り出されるシーンが多く、真ん中がやられている。チーム全体の問題なのか個人の問題なのか。いずれにせよ3失点はよくない。 中田:攻撃で目立った活躍なし。クロスの精度も悪く、サイドでの迫力もない。その割には相手にやられた。 柴崎:先制点に絡むランニングからのシュートはよかった。しかし、それ以降消えた。 小笠原:悪くはなかったが、相手の寄せに苦しむ。自由にやれず。 ジュニーニョ:序盤こそドリブルが効いていたが、人数を割いて対応されるとがっちり止められた。スピードでも相手に負け、後半は完全にバテた。 遠藤:チームが優勢の時にはキープ力、ドリブルは効いている。しかし、押し込まれる展開になると消える。 野沢:トップでの起用。序盤、前線からプレスをかけるが、体力配分がまったく出来ず、早々と脱落。運動量が落ちてからは何も出来なかった。 ダヴィ:ボールに対する嗅覚は鋭く、こぼれ球を押し込んで1得点。その後はオフサイドトラップで、うま抑え込まれた。 本山:リズムは作れたが周りが連動せず。単発では苦しい。 中村:いつもよりかはいい面はあったが、決定的場面は作れず。 前野:スピードは見せた。最後フリーキックを蹴ったが、精度は高い。 セレーゾ:スタメンの選択にやや疑問。交代選手は良しとしても、タイミングは悪い。戦術面でも何をやりたいかわからず、淡々と90分が終わった。

2013第4節大宮(アウェー)戦

よかったのは1点取るところまでだった。あとは観るも無残、今季お馴染みの結果となった。 出だしからほんの数分は前線からボールを奪いに行って、後ろも連動して相手を追いやることが出来たが、そんなペースで90分もつのかなという不安を大きく上回るわずか20分足らずのガス欠。1000円しか持ってませんけど新幹線乗っちゃいました、みたいな。 野沢のトップは体力がもたないしスタメンでは無理。ジュニーニョも最初突破出来て気をよくしたのか知らないが、その後はことごとく止められた。 遠藤もミスが多いし、2失点目は単純な縦パスのミスから。3失点目は体力ゲージゼロの中田の裏を易々と抜け出されてミドルを決められたもの。交代の用意はしていたが、セレーゾのタイミングはいつも手遅れ。 柴崎は得点に絡んだシーンのようにあそこまで入って来れる選手。バランスばかり気にしていたら、、どっちも中途半端になって消えてしまう。 大宮はオフサイドラインをうまくコントロールして勇気を持って高いラインを保っていたが、何とか打つ手はなかったものか。何回オフサイド取られたんだろう。中にはオフサイドかどうか疑わしいものもあったが、副審もあれだけ旗を上げてたら、条件反射で上げてしまうんでない? ダヴィを囮にして2列目から飛び出せる選手を起用するとかは駄目なのだろうか。ジュニーニョに組み立てさせず裏を狙わせたり、もっと早くから(逆転されたあたり)中村、前野で勝負をかけにいくべきだったのでは。 結局、得点出来たのはスローインからの速いパス回しで遠藤→柴崎→シュートのこぼれ→ドフリーダヴィが押し込むというもののみ。あとは形にすらならず、組み立ての段階でミスするか、オフサイドに引っ掛かってしまった。正直、点が入る気しなかった。 大宮は鹿島の運動量が落ちた前半20分から、やりたいサッカーをやっていた。ルーズな中盤からの金澤ミドルで1点(青木は何で避けた?)。パスミスカットから速い流れでドフリーのノヴァコヴィッチに渡り1点。サイドをブチ抜かれてからのミドルで1点。 曽ヶ端も何本かファインセーブしたがどうしようもなかった。 守備はボロボロ、攻撃は形すら作れない状況だが、これでも大迫がいれば何とか形になるのかね。 若手を使ってもボロボロ、ベテランばかりでもボロボロ。先行きの不安感が大きくのしかかる敗戦となった。 (以下、個人的まとめ) 【20...

2014ブラジルW杯アジア最終予選ヨルダン(アウェー)戦

最近疲れているので録画で観ようと思っていたが、新聞やネットで結果を知るのも嫌なので眠い目をしょぼしょぼさせながらの観戦。 残念ながら眠気を吹き飛ばしてくれるような爽快プレーはほとんどなく、日本は終始、攻守において消極的だった。解説陣が盛んに「もっとシュート打て」と言ってたが、まったく同意。 清武は何度か打てるチャンスあったが、パスやひと動作入れてからのシュートと置きにいった感じ。それでも香川へのアシストは見事だった。 全体的には硬いピッチに苦しんだ部分もあるが、気持ちの上で負けていたように思う。 前半終了間際の失点といい、2失点目の吉田のルーズな守備といい、真剣さが足りなかったと言われても仕方ない。 攻撃は2点取られてようやく目が覚めたのか、相手がベタ引きになったおかげか、やっと積極性が見られるようになった。長谷部のパスから清武ワンタッチ、抜け出した香川のゴールでまず1点。 更に内田の突破がエリア内で倒されてPK獲得。これで同点と思ったのものだが、遠藤がPKを止められた。本田だったらともかく、遠藤が外すとは・・。コースとスピードはかなりよかったが、タイミングがドンピシャで完璧に止められた。 その後、岡崎がエリア内で倒されたりもしたが、さすがに2本もPKは貰えない。 結局、追加点は奪えず1-2で敗北。自分たちの油断、慢心が招いた結果と言えよう。前田がドフリーのヘディングを決めていれば流れも違ったかもしれないが・・。あるいは遠藤がPKを決めていれば悪いなりに形は整えられたかもしれない。 なんにせよ、W杯出場は持ち越し。楽な戦いにはならないね。 (以下、個人的まとめ) 【2014ブラジルW杯アジア最終予選⑥3/26(火)】(アンマン23:00(現地)KickOff日本/人/晴) 【スコア】ヨルダン 2-1 日本 (前1-0 後1-1) (S 6-19) 【主審】ファガニ(主審:イラン)、カイラニファル、ソクハンダン 【得点】 (ヨ)前45+1分 CKアメル・ディーブ↑バニアラヤ H (ヨ)後15分 ハイル 左 (日)後24分 清武→香川 右 【警告】 (日)なし (ヨ)アブダラー・デイブ(後14分)、シャフィ(後32分)、アブハシャッシュ(後32分)、ムスタファ(後37分) 【メンバー】(ザッケローニ監督) (スタメン)川島、酒井高→79駒野、今野、吉田、内田、c長谷部、...

2013ナビスコ予選(2)FC東京(ホーム)戦その2

【2013ナビスコ予選(2)、FC東京(H)戦・選手評】 佐藤:1本ファインセーブあったがそれだけ。若いDF陣を統率出来ず、混乱を立て直せなかった。 西:積極的に仕掛ける。運動量も多かったが、ルーカスに軍配が上がった。攻めてもサポートが遅く、有効打が少なかった。 植田:デビュー戦。序盤こそ気持ちも入り、集中していたが、後半相手が4トップになると対応し切れず。やりたいようにやられた。 昌子:前野へのロングフィード2本がよかった。高さもあったが、肝心のカバーリングが出来ていない。マークも甘い。 前野:スピードに乗ったオーバーラップ、正確なクロス・シュートは魅力的。守備も悪くはない。もっと攻撃の出来る展開になれば良さは活きる。 本田:ボールを奪う能力、スペースを埋める動き、運動量もあった。梅鉢とのコンビも良かった。しかし、後半になってから攻撃的な相手を止め切れず。 梅鉢:機動力抜群。ボールの出所を潰しに行けるし、スタミナもある。攻撃時のパスもよかった。しかし、本田同様、後半は相手にやられた。 遠藤:チームが優勢な時はボールキープ力、攻撃面での絡みといいところが出るが、劣勢になった時に消える。せめてボールを確実にキープするとか、中盤でパスを回させないとか守備面でのサポートが欲しい。 中村:持ち味はドリブルやシュートといった攻撃力だが、どうも積極性に欠ける。無難ではあるが魅力もない。 ダヴィ:前線での存在感は脅威。フィジカルも強く、キープ、ドリブルもよかった。シュートもうまい。ただ、大迫が下がってからは負担が増え、苦しくなった。 大迫:チームが押し込まれるなか、前線から守備をこなし、ボールも引き出し、かつゴールチャンスも演出。更には角度のないところからのスーパーゴールも決める。キャプテンらしい働き。怪我で前半交代となったのが痛い。 野沢:大迫の代わりにトップ起用されたが、本来の良さは出せず。それでも1アシストを決め、攻撃面では結果を出した。 柴崎:崩壊している中盤の底、DFラインをサポートする目的での投入だったが、立て直せず。パスミスも多く、流れを引き戻せなかった。 土居:守備面での期待値は高くないので目をつむるが、そのぶん攻撃ではもっと鋭さを見せて欲しい。少なくともシュートはしっかり枠を捉えて貰いたい。 セレーゾ:思い切ったメンバー入れ替えは、前半のうちは何とかなった。しか...

2013ナビスコ予選(2)FC東京(ホーム)戦

スタメン固定という予想を大きく覆す(情報はあったみたい)大幅メンバー入れ替え。新戦力を観たいと思っていたので、これは願ってたり叶ったり。 しかし、結果的には玉砕。 前半こそ機動力と勢いで押せ押せの展開となり、大迫のスーパーゴールでこれはもしやいけるのでは、と夢を見させてくれたが甘くはなかった。前半終了間際の失点と、大迫の交代(のちに怪我と発表。2週間くらいとのこと)が痛かった。 後半、東を投入して前線に攻撃的な選手を4人並べる布陣を敷いてきたFC東京の前に成す術なく、いいようにやられた。 さすがに高卒1年目の植田は対応出来ず、昌子、佐藤にしてもカバーし切れていなかった。前野も攻撃が持ち味だがあそこまで押し込められては何も出来ない。 本来ならこうしたどうにもならない状況を打開すべく手を打つのが監督の仕事だと思うが、交代するたびに悪くなっていくのは・・。 ベンチ要員にそういうメンバーがいなかったこともあったが、何か作戦はなかったのだろうか。相手が4トップなら、後ろは手薄になるはずで、そこを狙う指示とか、誰かを重点的に抑えるとか。何にも出来ないほどレベル差があったのか。 個人的には李を徹底的に潰し、ルーカスにも人をつけて、東はある程度フリーという感じに思っていたのだが(素人考え)。 攻撃面では大迫が下がった時点で攻め手がダヴィ一本になり、相手に楽をさせた。後半になって遠藤、中村はほぼ消えて、野沢もトップでは力を出せず。交代出場の柴崎もミスが多く、かえってリズムが悪くなった。土居も本山級の働きを期待するにはまだまだ。 完敗という他ないが、とはいえ、新戦力や控え選手それぞれの能力の高さは見せた。たとえば前野のスピードと正確なクロス・シュート。昌子のロングフィード。植田の高さ。梅鉢の機動力。本田の回復具合。(中村だけはいまひとつ自分の良さを出せていないが)。 足りないのは経験値で、それを考えればこの敗戦も無駄ではない・・と信じたい。特に植田はまだまだJ1でやれないと肌で感じただろう。前野はスピードは通用すると思ったかもしれない。 本音では初戦を落としたのはかなり痛いと言わざるを得ないが、収穫もいくつかあった点ではやむを得ない試合とも言える。 ただ、totoで鹿島勝ちにしている人には申し訳ない試合だったねえ。 (以下、個人的まとめ) 【2013ナビスコ予選3/23(土)】(カシマ...

気になる週間ニュース(2013年3月4週)

【ナビスコ杯がギネス記録】 Jリーグは19日、ヤマザキナビスコカップが同一スポンサーによる世界最長のカップ戦として、ギネス世界記録に認定されたと発表した。 Jリーグは昨季でナビスコカップが20回目の開催を迎えたことを受け、昨年11月にギネス世界記録に申請。審査の結果、「Longest sponsorship of a professional football competition」として認定された、とyahoo!ニュースにあった。 当初の「若手育成」という側面は失われてしまったが、3タイトルのひとつとして認識され、各クラブも優勝を目指して本気で戦っている。 この苦しいご時世に、ずっとスポンサーを続けて下さっているナビスコ様に感謝。 【日本代表、W杯本戦出場に向けてラストスパート】 オーストラリア戦での不可解な判定で引き分けなければ、既に決まっていたのだが。 後になると余計なプレッシャーもあるので、早いうちに決めておきたい。 今の鹿島で代表に呼ばれる可能性があるのは柴崎、大迫くらいだが、チームでのプレーを観ているぶんでは、まだまだ呼ばれないだろう。 もし呼ばれるとすれば、即スタメンで使われるくらいの活躍を見せてから選出されたい。 【ダビィ→ダヴィ】 ずっとダビィで書いてきたが、ダヴィの方が正しいようなので、これからこっちで書くようにする。慣れるまで時間がかかるかもしれない。 【ACL】 こちらもナビスコ同様、昔と違って各クラブが本気で勝ちに来る。日本勢は劣勢で、リーグが協力態勢を整えたが活かせるかどうか。 柏が2勝、浦和が1勝1敗、仙台が2分、広島が2敗でスタート。今の時点では勝ち進める可能性はどこも残しているが、広島の大会を投げたようなやり方は・・。 そろそろどこかが優勝して貰いたい。(したらしたで羨ましいが)。 【中川は怪我(遅情報)】 開幕でいきなりベンチ入りし、今年の飛躍が期待されたが、無念の骨折離脱(右第5中足骨)。 復帰まで2ヶ月かかるということで、ちょっと残念だが、焦らずに治療に専念して貰いたい。 【J3新設で46都道府県にJクラブが(かなり遅情報)】 地域リーグ、JFLを含めての話だが、宮崎を除く46都道府県にJクラブが誕生するとか。 「全ての都道府県にJクラブ」という目標を掲げているが、ただ、宮崎はキャンプ地で潤っているため今のところJ入りの予定...

2013第3節広島(アウェー)戦その2

【2013第3節広島(A)戦・選手評】 曽ヶ端:決定機を少なくとも2度は防いだ。ボールに対する判断がよかった。 西:バランスは悪くなかった。サイドを深く攻め込まれることはあったが、簡単に突破されなかった。上下運動も良。 青木:集中出来ていた。 岩政:カバーリングもよく、体も張れていた。 中田:前半、高い位置から攻撃参加も、決定的な崩しは特になし。後半、バテたところを狙われる。 柴崎:無難ではあった。攻守でそれぞれ一度ずつ決定機を演出。バランスを気にしたのかもしれないが、もっと大胆なプレーも欲しい。 小笠原:最後まで動けていた。攻撃では起点となり、常にボールを経由。チームをよくまとめた。 野沢:ボールの貰い方、相手の守備の薄いところへの侵入などオフザボールの質が高い。パスの精度も高く、こぼれ球への反応もいい。シュートもよかったが、相手GKが上だった。 ジュニーニョ:攻撃の軸として機能。ゴール前に絡む動きや、クロスもよかった。守備もやれていた。 大迫:チーム戦術もあってか、目立った活躍はなし。それでもダビィとのコンビで決定機を作る。 ダビィ:得点の雰囲気はあったが、ゴールならず。あと一歩。FWとしては悪くない。 中村:何度か輝けそうシーンはあったが活かせず。まだゲームに入り切れていない。 遠藤:ゲームに入れないまま終わった感じがする。ラストのミドルシュートの選択は悪くはないが、パスもあった。 昌子:ミキッチ対策か。少ない時間だったがしっかりやれた。 セレーゾ:無難な采配。アウェーで勝ち点1は悪くない結果だが、持ち駒を最大限に活かせていないようにも思える。

2013第3節広島(アウェー)戦

両チームオフサイドで得点ならずのスコアレスドロー。 ダビィの方はスローで観るとオフサイドで、広島の方は千葉がややこしい動きをしたためにプレーに関与したと看做された。得点と言われても仕方ないシーンだったので、鹿島としては助かったと言える。 ジュニーニョがPA内で倒されたのは、今季あのくらいではPKを取らないということなのだろう。 広島は怪我の情報があった佐藤寿や体調不良の森崎兄弟、ミキッチまで途中出場していた。さすがに100パーセントのデキではなかったが、(勝手に)欠場すると思っていただけに残念だ。 決定機はどちらにもあった。鹿島は後半、柴崎の縦パスから大迫がポスト、ダビィがシュートというシーン、そして最後の野沢の1対1。前半もこぼれ球をダイレクトで打って西川の正面だったのもあったが、どっちか決めたかった。 広島は森崎浩のミドルが2本くらいと、あとは抜け出されて(誰か忘れた)曽ヶ端がブロックしたのと岩政が体を張ったのと。オフサイドで取り消されたぶんもあったが、守備陣はよく粘った。 中田は広島が受けに回っていたぶん高い位置から攻撃に参加していたが、これぞというクロスはあまりなかった。ミキッチが出て来た時点で即座に交代して欲しかったが、やはりスピードのあるサイドバックには対応出来ない。 采配に関しては中田の交代が若干遅かったくらいで、特に不服はない。チャンスをモノにしていれば、という試合だった。 野沢はよく動けていた。ボールを貰う動きとパスの狙いどころ、精度。あとはゴールだけという内容。 小笠原も最後まで動けていたし、攻撃が全部ここ経由だった。むしろそれで相手が守りやすくなった感じがしなくもない。どこかでひとつ意表を突いて前に仕掛けるとか、そういうプレーを柴崎に欲しかった。縦パスから決定機を作ったシーンのようなプレーを増やしていけば。 鹿島のCKはことごとくファウルを取られていたが、テレビで観るぶんには手を使ったりとか、体でぶつかっていったりとかいうふうには見えず、誰がどうファウルなのか、いまひとつわからなかった。(多分、ダビィだと思うが)。 ジュニーニョは悪くなかったが、ゴールは奪えず。ダビィと息が合わないシーンがいくつか見られるのが気になる。ダビィは調子自体上がって来ているように見えるが、イライラを態度に出しているところが、今後カードの対象になりそうで怖い。 アウェー...

セレーゾのサッカーは

ぐう。 ひとことも弁解・反論出来ない時、ぐうの音も出ないと言うが、セレーゾの起用法に関してはまだそこまで納得しているわけではない。 しかし、仙台戦、途中交代で出場した中村や遠藤のパフォーマンスを見ると、セレーゾの選択は正しいのかも・・と思う部分も大きい。 いくらゲームに入り切れないとはいえ、まったくと言っていいほど貢献出来なかった。なるほど、スタメンで90分押し切ろうという考えがあってもおかしくはない。 勿論、それではシーズン戦い切れないので、サブの力も重要になってくる。そのあたりの起用法がズバリとハマってくれば、何も言うことがなくなる。 試合中のリポートでは監督に対する選手たちの信頼は高いようで、不満なく、皆が高いモチベーションを持って戦えているならそれでいい。 気になるのはやっぱり中田の左サイドバック。素人意見では、中田と青木を入れ替えた方がうまく機能する気もする。 あと、これは采配とは別だが、2失点目のカウンターのシーン、曽ヶ端からのコーチングはあったのだろうか。ウィルソンの突入に誰も反応してなかったようだが・・。 ジュニーニョの怪我が出場出来ないくらいのものなら、代役を誰にするかも注目どころ。 ぐう、ぐう、ぐう。まだまだ言えるよ。 (ぐうって言ってる時点で、既にかなりやられているが)。

2013第2節仙台(ホーム)戦その2

【2013第2節仙台(H)戦・選手評】 曽ヶ端:止める時は止め、決められる時は決められる。失点は崩されていたので、やむなしか。 西:思い切って攻め上がり、攻撃によく絡んでいた。守備も頑張っていた。終盤、さすがにスタミナが切れた。 青木:1対1でやられることがしばしば。取り立てて悪いようには見えなかったが。 岩政:失点シーン以外はうまくやれていたが、相手ロングボールに競り勝つことはあまり多くなかった。フィジカル面か途中交代。 中田:悪くはないがよくもなく。守備に重点を置いていたわりには、いいクロスを上げられていた。終盤、足も止まっていた。 柴崎:中盤の底でうまくバランスを取れていた。攻め上がった時のキレはあったが、リードしてからは守り重視。自分の役割はこなした。 小笠原:献身的に走り回ってはいたが、スピード負け、体力負けすることも多々。 野沢:スペースに走り込む動き、パス、プレースキック、ゴールに絡む仕事がよかった。守備も前節よりはやれていた。運動量が落ちた終盤、トップに置いてカバーする。 ジュニーニョ:自身のデキとしてはよかった。ドリブルも効いていたし、動き出しもいい。周りとの呼吸が合わないシーンが何度かあり、そのあたり修正点か。怪我で交代したのが心配。 大迫:積極的にゴールを狙う姿勢を見せた。ボールの引き出し方もよく、収まりもよかった。反転からのシュートは見事。 ダビィ:FWらしい得点感覚で2ゴール。ボールを受ける時の巧さもあり、前線に迫力を持たせた。周りとの連携が深まれば更なる活躍も。 中村:印象に残るプレーは特になし。もっと走って前線からプレッシャーをかけて欲しかった。 昌子:交代後、失点せずに抑えられた。 遠藤:攻守において特に絡まず。 セレーゾ:交代枠を怪我で使う。交代選手の選択が微妙な気もするが、結果的に逃げ切れたので正解だったか。復帰後、初勝利。 流れの中から3点取れたのはよかったが、カウンターから2失点と不安定な勝利だった。ロングボールを蹴られて収められて攻められるパターンも前節同様、セカンドボールを拾えなくなる後半にかけてキツい。 セレーゾが珍しく早い時間から交代枠を最後まで使い切ったなと思っていたら、大迫はももの裏を打って自分から交代を願い出たそうで、岩政は怪我の影響だろう。ジュニーニョも足を痛めての交代だったので、もしかしたら何にもなかったら交...

2013第2節仙台(ホーム)戦

色々と不安な点は多かれど、まずはリーグ1勝、セレーゾ復帰1勝となった。よかった。 前半は前からボールを奪い、引き気味な仙台に対して高い位置からのポゼッションで優位にゲームを進めていた。大迫、ダビィ両FWの動きもよく、いつでもゴールを奪えるような雰囲気があった。 カウンターでいくつかピンチを迎えつつも、押し込んだ展開からジュニーニョがドリブルで一人かわしてシュート。バーに跳ね返ったところに野沢が詰めてシュート、こぼれをダビィがヘディングで押し込んで先制。 ジュニーニョはパスのやり取りで呼吸が合わないところが多々あったが、ドリブルは効いていた。シュートが枠に嫌われるのはいつものこと、攻撃のつなぎとしては機能していた。欲を言えばカウンターでの2失点目は、全力でヘベルチを止めて欲しかった。 ダビィは先制点といい決勝ゴールの自身2点目といい、FWらしい得点能力を見せた。ボールを受ける時の巧さも見せ、序々に仕上がっているふうに見える。 野沢もこぼれ球に詰めてシュートを打ったシーンや、ダビィへのアシストとなったシーンの裏への抜け出し、そしてパスの精度といい時の良さが出ていた。後半トップに上げることで落ちた運動量を補い、ここのところはセレーゾの采配を高評価。 大迫も素晴らしかった。積極的にシュートを打ち、かつ可能性を感じさせるシュートも多数。得点となった場面は、追いつかれて嫌な空気になった直後のプレー。西のボールを受けて反転からの左足シュートは、さすがの西川も反応出来なかった。 西は後半バテたが、よく頑張った。中田が上がらないぶん上下動を多くこなし、攻守に奮闘。 小笠原は気持ちが入っていたし、走れていたとは思うが、やはり時々ついていけない時がある。足が止まった時の本田の選択が望まれる。 守備陣は2失点で、またも守備の弱さを露呈。結果的に2失点で収まったが、仙台得意のパターンにいくつか持ち込まれており、得点にならなかったのが不思議なくらい。 交代に関してはようやく適時に動いて3枚を使ったが、大迫→中村、岩政→昌子まではいいとして、ジュニーニョのところで遠藤はちょっとどうだろう。遠藤は守備ではなく攻撃の選手で、実際、特に効いていたようではなかった。 効いていないという点では中村も同じ。ボールが来ない時には、もう少し前線からプレスをかけて欲しかった。(これは采配の問題ではないように思われ...

ホーム開幕、ここで流れをつかみたい

内容がもう少しよかったら、あるいは監督の起用法が信用出来るなら、開幕5試合くらいは余裕の構えで静観なのだが、どっしり腰を据えて見守るには不安一杯だった第1節。ホーム開幕では内容、結果ともに周りを納得させるだけのものを見せて欲しい。(特に当ブログ主に安心を)。 こらえ性がないからだけと言われたらそれまでかもしれないが、せっかく開幕したというのに筆が進まないのは、内から溢れてくる不満の声のせい。何を書いてもマイナス方向にしかベクトルが向かないもので、ここまで書くだけで数十分かかっている。 いっそのことネガティブに・・と思わなくもないが、さすがにそれは早過ぎる。そんなことをすれば本当に、5月くらいには書くことがなくなってしまうかもしれない。 仙台戦のスタメンは、というかしばらくはスタメンをいじらないだろうし、途中交代も多分、同じだろう。特に想像することはない。 ガツンとぶつかって、ガツンと跳ね返されるかブチ破るか。野球で言ったら9人野球でバント・盗塁なし、敬遠なしの真っ向勝負って感じだから、監督要らないんじゃないの?・・ってアレ、早くもネガティブ? 仙台相手に策もなく簡単に勝てるとは思わないが、少なくともセットプレーだけは去年よりパワーアップしているはず。 ベテラン組の体力が尽きる前に野沢のプレースキックから3点くらい取って、失点を2に抑えて勝つ。このくらいアバウトな予想でどうだろう。 開幕前にあった新戦力への期待感が薄れてなくなってしまわないうちに、控え組はコンディションを整え、試合に出場して貰いたい。まず戦うべきは味方であり、監督となる。打倒セレーゾ。 ああっ、やっぱりその方向に行っちゃった!

開幕週、各チームのスタートは

【開幕戦勝利は5チーム】 横浜FM、セレッソ、浦和、FC東京、柏の5チームが勝利。引き分けが4つだったので、どこも手堅いゲーム運びだったのだろう。無得点だったのは新潟のみ。 【大迫のゴールがJリーグ2013シーズン初ゴール】 放送中に言っていたからわかっていたが、メモリアルな一発が自分のチームから出たのは縁起がいい。 ちなみに今年からリーグに「ベストゴール賞」なるものが新設されるようで、各節のベストゴールから選ばれるようだ。そのベストゴールは、今まで土曜の試合だけで選ばれていた記憶があるのだが、今年からは全試合終わってから集計する模様。詳しくは今後のダイジェストを観ていればわかるだろうが、実は詳しく知らない。 【マルキーニョスの髪型が】 今年も衰えを感じさせない活躍をいきなり見せたが、何とも言えない髪形で、ぱっと見では誰だかわからない。 【清水のアウェーユニ】 水色っぽい色だった。去年の鹿島サードユニのネイビーも違和感あったが、清水のそれも見慣れない。特徴のつかみにくいチームになっているが、ユニフォームも含めて困惑の度合いが増した。 【磐田・前田のゴールがデスゴールと名付けられている】 本人はとても嫌がっている様子だが、新聞などではそういうふうに取り上げられている。 対戦した名古屋のストイコビッチ監督は、引き分けだったにもかかわらずわりと笑顔だったようで、結構、前田のゴールを気にしていたらしい。 名古屋ほどのクラブでもそのくらい気を遣うのだから、下位争いに巻き込まれるクラブにとっては脅威でしかない。 しかも落ちたクラブは全て1年では上がって来れないとか・・。 これはもう、降格しそうにないクラブから初ゴールを奪って呪いを解除して貰うしかないのではないだろうか。 【J2もちょっと】 地元で応援している神戸が勝ち、京都とガンバが引き分けと、個人的には上出来のスタート。上位3つもいけるかも・・と気が早いにもほどがあるが期待してしまう。

スカパーHDにて初サッカー観戦の感想

初のHD観戦となったが、とても綺麗だった。隅々までクリアに映る感じで、こんなことならもっと早くに変更しておくべきだった。 カメラワークもアメニティスタジアムだからなのか、アングルもよく、全体が見渡せて試合の雰囲気もよく伝わって来た。 ただ、画質は上がったが、アナウンサーの質は落ちた?(たまたまだろうが)。 野沢が京都から復帰とか、後半かなり経ってから打った鹿島のシュートを、「後半1本目」とか言ったり。他にも何度か選手を間違えていた。 ピッチサイドレポーターは隙あらばという感じでミニ情報を放り込んで来て、まあそれはいいのだが、ロニの好物がチキン南蛮とか言っているうちに青木がぶっち切られて失点してしまった。 契約については、標準画質の時は契約変更後、放っておいても4~6時間くらいで視聴出来るようになったのだが、HDでは対応チャンネルに合わせて(合わせる必要はないかもしれないが)、1~2時間程度チューナーの電源を入れておかなければならないようだ。 知らずに放っておいたのだが、12時間くらい経っても視聴出来なかった。焦って色々調べていたところ、登録したアドレスに送られて来るメールにしっかり書かれていた。次回からはきちんと確認しよう。下手したら朝契約して夜観られないという場合もある。 契約しているのは「JリーグMAXプレミアム」、3280円(月・税込み)。 で、試合を観ていると、「JリーグMAX2880円」という番宣が何回か入り、「ん? 値段が違う」と思って調べたのだが理由がわからず、仕方ないのでカスタマーセンターに電話してしまった。 そうしたらそっちは「スカパー!」のサービスで、これはBSテレビのカードで契約する方のやつとのこと。自分が利用しているのはアンテナを単独でつけて観ている旧・スカパーHD!→現・プレミアムサービスなので、3280円で合っていた。 心配していた録画もちゃんと出来ているようで、ひと安心。 あとは心から楽しめるよう、鹿島が勝ってくれるだけだが・・こればかりはチャンネル契約でどうこうなるものではない。

2013第1節鳥栖(アウェー)戦その2

【2013第1節鳥栖(A)戦・選手評】 曽ヶ端:あれだけシュートを打たれての1失点は及第点といえ、豊田のシュートへの対応はどうだったか。 西:時折、持ち味である攻めの良さは見えたが、連携面で孤立。攻撃は噛み合わず、守備では振り回された。終盤、運動量で根負け。 青木:前半は気持ちも入っていて、前への飛び出しもよかったが、後半になって攻められる展開になってからは落ち着きがなくなった。ロングボールをまず地面に落としてから対応する場面が多く、失点シーンも「やっぱり」という感想。いつかやられると思っていた。 岩政:高さでも勝ち、カバーリングもよかったが、最後は一杯一杯。 中田:ほぼ後ろでベタづき。上がってもセンターラインまで。これでは攻撃に厚みが出ない。 柴崎:ポジションニングも悪く、ミスも多い。ボールロストからピンチも招く。全体的によくなかった。後半開始のバーに当たったミドルはよかった。 小笠原:序盤、中盤の底で存在感を放つ。しかし、相手にボールを回されるようになってからは、ついていけなくなった。この時点で交代すべきだったかと。 野沢:ボールの扱いはやはりうまく、セットプレーでのキックも精度が高い。動き出しやパスもまずまずだったが、後半入ってすぐ辺りから体力が切れてファウルを貰おうとするシーンが目立った。早めの交代を。 ジュニーニョ:攻撃の軸となり、左サイドハーフながらトップ下のような役割だった。時折、単独での打開にこだわり過ぎ、一度も成功せず。つなぎの部分ではよかったが、シュートの精度もまったくなく、使いどころが難しい。もっと早くに交代だった。 大迫:攻撃時にはうまさを見せた。ゴール前に走り込む動きなどもよかった。チームが守備に回ってからは消え、前線でタメも作れず。 ダビィ:体の強さ、シュートの正確さなどは見せたが、まだまだコンディション不足。基本的に待って受けるタイプなのか、スペースには展開出来ない。 中村:一度、カウンターで逆サイドに大きな展開を作れそうだったが、ドリブルにこだわった。ボールに対する執着心は好印象。 本田:時間も短く、ゲームに入る前に終わった。 セレーゾ:交代が遅く、やられるがままに追いつかれた。無策と言われても仕方ない。 去年、1点も取れなかった鳥栖から先制し、前半1-0で折り返した時はなんとかなると思ったが。 運動量が落ちるにつれ機能しなくなってい...

2013第1節鳥栖(アウェー)戦

勝てたゲームを落とした印象が強い。 いきなりの監督批判でセレーゾファンの方がいたら申し訳ないが、これが今季采配のスタンダードだったらやっぱり支持出来ない。 スタメン・ベンチはいいとして、後半明らかに相手に押されて、なおかつ交代で流れを持っていかれているのに動かず。更に同点に追いつかれても動かず。ようやく86分に二人交代、結局1枚余してのドロー。 中盤で運動量の落ちていた野沢、ジュニーニョは交代のサインが出ていたし、中田もオーバーラップほとんどしていないのに息切れしていた。青木も豊田にぶっち切られる前から、小さなミスをいくつかやってバタバタしていた。 チームがグラついた時こそ監督が立て直さなきゃどうにもならない。 中田のサイドバックは直で観て、自分の中では、ナイ。守備的にいって引き分け、もしくは1-0で勝つゲームをやり切るなら問題ないが、ほぼ攻撃に参加しないし、センターラインより前に上がったかな?というくらいの印象しかない。まだCBの闘莉王の方が上がっている。 逆サイドの西もバランスを気にしているのか、体調が整っていないのか攻守に不安定。攻撃は主にジュニーニョを軸に前線だけでやっている感じだった。 セットプレーの質は上がり、先制点も野沢のCKからダビィ→大迫と渡ったものだったが、それ以外の得点パターンがイメージしづらい。 小笠原は思ったより動けていたが、後半に入っては相手に攻められる展開でもあり、キツそうだった。柴崎もあまりよく見えなかった。 大迫、ダビィのコンビネーションはまだまだ。 個々でいうと大迫は攻めている時間帯はいい動きをしていたが、ボールを貰えなくなってからはどうにもならず。ダビィも体の強さや突破力は見せたが、今のところは去年のドゥトラの方が破壊力があった。ここからの上積みを待ちたい。 岩政は安定していたが、青木は上にも書いたように、中途半端なバックパスを躊躇して、相手にスライディングして奪われてピンチを招いたシーンから落ち着きを失っていたように見えた。 曽ヶ端は・・。失点シーンは豊田のシュートはそんなによかっただろうか。青木も振り切られたとはいえ体を寄せていたし、シュートコースも限定されていた。少なくとも触れないボールではなかったように見えるが。 その他はファインセーブがいくつかあったように見えたが、偶然、ボールが目の前に飛んできた、というボールが多く、...

開幕ダッシュの準備は整ったかい

ダッシュ、ダッシュと言い過ぎて、これがFWならもう完全にオフサイドの勢い。 それだけ序盤の戦いを重要視しているのだが、実際、開幕5試合で上位に位置取ったチームは精神的にも優位に立っている。ここは立ち遅れたくない。 スタメンは直前の水戸戦から岩政が復帰した形の、FWダビィ、大迫、MF野沢、ジュニーニョ、柴崎、小笠原、DF西、青木、岩政、中田、GK曽ヶ端だろう。 個人的には今年の鹿島を観るのは明日が初めてなので、楽しいのかガッカリなのか、不安なのかわくわくなのかまったくの未知数。 自分の望んでいるメンバーとは違う部分は多々あれど、やっぱり鹿島の姿を観れるのが一番。 ようは、勝てばそれが最強メンバー。ベテランだろうが、ルーキーだろうが、中堅だろうが関係なし。 昨年は苦杯をなめた鳥栖に雪辱を果たし、いいスタートにしよう。 一年の計は元旦にあり・・とは意味合いがちょっと違うが、リーグの計は開幕戦にある。負けてから「34分の1」なんて言い訳をしないよう、まずは1勝。 タイトル総ナメへの第一歩を刻みたい。