投稿

12月, 2014の投稿を表示しています

さよならなのねルイス・アルベルト

ルイス・アルベルトの退団(契約満了)がオフィシャルにて発表された。 残念でならない。 まだ伸びしろは充分あったし、試合途中で柴崎を2列目に上げるオプションはかなり有効な一手だった。 小笠原も年齢的なものを考えると、来季フルにやれるか不安。そう思いつつやり切った2014シーズンは本当に凄かったと思うが、2015シーズンもこのままいけると考えるのはやや楽観的に過ぎる。 ましてやACLの連戦をも考慮すると、フィジカル面も含めて重要なピースだと思っていたのだが・・。 やはり怪我で戦列を離れた時期が痛かったか。あそこでレギュラーポジションをガッチリキープ出来ていたら、もう一年はいけたかもしれないのに。 もしかすると起用法等に関してのルイス側からのバツだったのかもしれないが、鹿島には少ないテンションアゲアゲの選手だったし、ピッチに入って来るだけで雰囲気も変わった。 ワグ・・とか微妙な外国人を在籍させるくらいなら、ルイスがいてくれた方が良かったのにと心から思う。 少しの間だけだったが、楽しませてくれた選手。 どこか別のJクラブでやっているところも観てみたい。

2014Jユースカップ、鹿島ユース優勝

最近のテレビ視聴におけるサッカーの割合、サカゲル係数(全然カブっとらん)が少なくなっているところ、鹿島ユースがJユースカップの決勝に進み、しかもスカパーで放送されるということで観てみた。 完全なるにわかだが、ユニフォームや応援がトップと同じ、相手もガンバでということで観ていると燃えた。 ユースの試合を観ることはないのでまったく背景がわからないが、昨今のユース選手は技術も高いね。ほとんどミスしないし、トップの試合を観ている感覚で観れた。 鹿島はトップと違ってガタイのいい選手が多く、空中戦も安定していて、「なんだか楽そうだな~」と思う反面、繋いで崩すというよりは守ってカウンター、セットプレーで取った1点を死守といった昔々の姿を彷彿とさせた。 たまたまそういう試合だったのかはわからないが、集中力もあって、シュート数が少なくても意外に間延びせずに観れた。 PKを取られたファウルは不用意に足を出したDFも迂闊だったかもしれないが、あれだけ突っ込んで来て倒れられると、なんだかな~という印象。 ただ、この1本がGK山田の感覚を研ぎ澄ませたか、その後もファインセーブを連発、PK戦になった時は勝ったと思った。 現第2キーパーの佐藤よりも活き活きとして見えたが・・。山田は昇格しないんだっけか。(全然わかっていない)。 対する鈴木はトップ昇格とのことだが、PKを外すあたり、早くも鹿島の伝統を受け継いでいる? ガンバ旋風が巻き起こった1年だったが、最後にユースを鹿島の手で止められて良かった。「4冠」とか言われたらホントに嫌だったからね。 めでたし、めでたし。

徳島の高崎寛之選手が完全移籍で加入

徳島のFW高崎寛之が完全移籍で加入。 ようやく一人目が決定。 個人的にずっと気になっていた、高さのあるFWを獲得出来てまずはひと安心。あとは高崎がいいパフォーマンスを発揮してくれるだけ。 岡本が加入した時も随分期待して、結局は鹿島では大きな成果を残せないまま移籍となってしまったが、あの時とは違ってチャンスは必ずある。(岡本にもチャンスはあったが)。 戦術的に、またはダヴィが復帰したらずっとレギュラーというわけにはいかないだろうが、「ここぞの一番」でサポーターの期待に応えられる選手になってくれれば。 これで赤崎もうかうかしてられなくなったので、もっと成長してくれるかな。どうにもサポーターの評価(期待値込み)と、現在の実力にはかなりの差があるように思えるもので。 2列目が得点出来るチームが「そこそこ強い」のはわかっているが、やはりタイトルを獲れるチームにはストライカーが必須。凌ぎを削って貰いたい。 あとは獲得に関して報道されているのは、今のところ鳥栖のGK林を残しているだけだが、ここは実現の可能性は低そう。 それでも加入してくれて、曽ヶ端からポジションを奪うくらいの活躍を見せてくれれば、鹿島のGK事情は数年安泰(勿論、林が海外移籍しないことが前提となるが)となろう。 平行して、獲得出来なかった場合の育成もしっかりやっておきたいものだ。申し訳ないが今の第2キーパーの佐藤には伸びしろも感じないもので・・。

移籍・退団の噂を含めてのまとめ

今のところ抜けたのが引退した中田と、随分前に発表されている宮内龍汰の契約満了。 他ではルイス・アルベルトが退団の方向という噂。 起用方法なのか、年俸や諸々の事情なのかわからないが、個人的には戦力としてアテにしていたので抜けるとなると痛い。 計算外れの「昔活躍した外国人」を連れて来るよりも、連携面で上積みが見込めるぶん、充分戦力になると思うのだが。 補強に関して報道されているところでは、セレッソの左サイドバック丸橋にオファー、鳥栖のGK林、徳島のFW高崎の獲得を検討しているとか。 林は即戦力であり、確かに加入してくれるとなればかなりのプラスにはなるが、鳥栖での正GKの座を捨ててまで来てくれるかどうか。 昔々に鹿島が獲得を検討していたことがあったような遠い記憶があるが、その時には縁がなく、今回も果たしてどうだろう。 また、海外志向も強いと聞き及び、獲得に成功したとしても曽ヶ端の後継としては、かえって抜けられてキツいことになる気がする。 丸橋はぱっと観た印象では伊東を育てた方がいいという気持ちが強く、あまり乗り気ではない。 高崎は加入すれば選択肢が増えるぶんプラスには働きそうだが、岡本のようになる可能性もありそう。 逆にこちらにオファーが出されているのは山村にJ2千葉から。 出場機会がなく移籍を検討しているだろう山村だが、J2に移籍してまで出場機会を求めるかどうか。来季はACLもあり、間違いなく出場機会は増えるはずなので、せめてもう1年は鹿島に残って勝負して貰いたいところだが。 柴崎には2018年までの契約延長提示がなされたらしく、本人のコメントを見ても前向きのようなので、こちらはひと安心。 ベストヤングプレーヤーに選ばれたカイオにも、是非とも長期契約を結んでおいて欲しい。 ジョルジ・ワグネルは当然要らないと思われるが、まさかの契約延長があるのだろうか。 ダヴィに関しては正直、冷たいと言われるかもわからないが、高く売れるなら売ってしまっても・・という思いがある。怪我うんぬんよりも、いくらやっても鹿島ではこれ以上のパフォーマンスを発揮出来るように思えず、ガンバのように攻撃に専念出来るチームに行った方がお互いプラスのような気も。 他で抜けられて困るのは西。去年のことがあるので、出て行ってしまったとしても仕方なさそうだが。 前野も個人的に評価が高い選手なのだが、山本の安定感はハ...

ガンバがついに三冠達成してしまった

ACLの組み合わせも含め、そして、小心者の願いで、鹿島のみ成し得ていた三冠阻止のためにも是非とも山形には天皇杯優勝してガンバを止めて欲しかったのだが・・。 開始早々、宇佐美に得点を決められてはゲームプランも何もあったものではない。 パトリック、宇佐美の決定力はさすがと言ってはそれまでだが、なんだか、ワシントン、ポンテの二人だけで攻撃、後は守り倒して勝っていた頃の浦和を思い出してすっきりしない。 前の二人だけで得点出来るんだから、やっている方もまずは守りからは入れるのでやりやすいだろうな。東口も安定したセービングをしていたし。 にしてもパトリックは高さも速さも強さもあって、シュートもうまい。こんなにいい選手だったかな。 これで2014年のJリーグは終了し、ガンバのシーズンになってしまった。三冠に関してはリーグ最終節、鹿島にも地力で止められるチャンスがあっただけに人のせいにばかりはしていられない。 肩書きで言えば16タイトルを獲得している鹿島がまだ上に行っていると言えなくもないが、ガンバはACLも優勝しているわけだし、先に行ってしまわれたことは認めねばなるまい。 そのACLはガンバの天皇杯優勝により、鹿島は本戦からの参加となったが、H組の広州恒大、ウエスタンシドニー、プレーオフ勝者という俗に言う死のグループに入ってしまった。 アジアのクラブ事情には疎いが、調べてみたら広州恒大が2013年、ウエスタンシドニーが2014年にACLを優勝しているのだね・・。 「強いところを倒してこそ優勝は価値があるぜ!」というナイスガイな気概は持っていないので、素直にプレーオフから行ってE組に入りたかったと残念に思っている。 今のままの戦力では正直勝ち抜いていけるとは思えないので、ACLを含めて四冠達成するくらいの気合いで補強して貰いたい。 まあ、よそに比べてそこまで資金が潤沢ではないので、あれもこれもというわけにはいかないが。 まずは前線でしっかり体を張れてボールをキープ出来、尚且つ得点力のあるスーパーFWが欲しいところだ。(ないものねだり)。

新潟対柏戦中止にみえる秋春制度の無理難題

最終節なのに、雪で中止になってしまった新潟対柏戦。 12月8日(月)にカシマスタジアムで代替試合が行われたが、12月にして既に中止になる試合があることがわかったはず。(観客は2,104人でワースト2だとか)。 降雪地域ではないEスタの広島対仙台戦でも雪が降っていて、こちらも厳しい状況だった。 未だに時折、秋春制の声が聞こえるが、1~3月に試合を開催強行すれば中止になる試合が続出し、観客も激減、Jリーグそのものが廃れてしまう危険性があるということを、これでも認識出来ないのかな。 今年はW杯もあって日程も飛び飛びになり、いまひとつ盛り上がりに欠けた感があった。中止延期の試合が増えれば日程も詰まったり空いたりと、不公平性が増すだけではなく、デメリットの方が大きいのは目に見えている。 日本の風土で、降雪地域にスタジアムがあることを考えれば、普通に無理な話。 来季から2シーズン制の導入は決まっているが、レギュレーションがいまだに決まっていないのも大丈夫か? ACLの権利は確か年間勝ち点で選ぶとか言っていたような(ウロ覚えなので不確か)気がするが、スーパーステージとかチャンピオンシップとか、そんなものはなくても最終節は接戦になることが大半で、やっぱり1年通して成績を残したチームがチャンピオンというのが一番しっくりくる。 J2のプレーオフはそれなりにうまくいっているので、やってみれば案外うまくいくのかもしれないが、どうなんだろうな。 まずは早いうちにレギュレーションを発表して欲しい。今度は穴がないようにね。

最終節・鳥栖戦をもうちょっと振り返る

もうとっくに終わってしまったことなので今更どうにもならないが、やはり鳥栖には入念に研究されていたと思われる。 早々と先制されてからは鳥栖の守備意識は相当高く、得点王を狙いたい豊田でさえ守備に回り、前線から激しくプレスにいってボールを追いかけていた。 試合後、脱水症状になったとかで、この運動量・献身は赤崎も大いに見習って欲しい。何度も言うが、運動量が圧倒的に足りない。プロ1年目ということを差し引いてもボールに絡む機会が少なく、また、ボールに触った時も決定的な仕事が出来ない。 縦パスが柴崎に限らず、植田や昌子もことごとくカットされたのは、研究されて読まれていたことは勿論のこと、前の動きがなさ過ぎたせいでもあろう。 そして、ボールが入ってもあっさり潰される赤崎と、囲まれて何も出来なかった豊川。 遠藤が懸命に頑張っていたがサポートが少なく、土居も前記事でも書いたように最初のカウンターをフイにしてからいまひとつなデキだった。時折鋭いプレーは見えるので、成長の証は見せてはいるのだが、90分のうちもっと長い時間それを出せるようになって貰いたい。 あれだけ引かれてブロックを作られてしまうと赤崎では何も出来ず、密集地帯でも何とか出来る中村、本山をもう少し早いうちから勝負させても良かったような気もする。 当ブログでは酷評している赤崎は、この目がフシ穴だと証明して大化けしてくれたらそれはそれで嬉しいが、あまり伸びしろを感じないのが不安なところなんだな・・。 ルイス・アルベルトは迫力があって、ガツガツ前に行くところは好きなのだが雑な部分も多く、ハマらないと周りの負担も大きく、この日はプラスには働かなかった。 守備に追われてしまった山本、西の両サイドが効果的に攻撃参加出来なかったのも、鳥栖のガッツリ来るプレスのせい。足がつるまで走り回った鳥栖の執念が、鹿島のそれを上回ったことは間違いない。 いくら若手中心だったからとはいえ、1年レギュラーでやってきたわけであり、何とかしてやろうという気概が見えなかったのが残念だった。 来年、無冠だったら、さすがにセレーゾも申し開きのしようがなかろう。 ACLを戦うとなればメンバーのやりくりは相当デリケートなものになるし、戦力を落とさず、かつフィジカルも落とさず怪我させず、高いレベルで戦い続けるという難題をセレーゾがこなしていけるのかは不安であるが。 ただ、実...

せめてベンチに中田がいればな・・

今季引退となった中田だが、最終節、ベンチ外となった。 勝負に徹するという考えでいけば納得なのだが、代わりに入っていたのが使えもしないジョルジ・ワグネルだったのが腑に落ちない。 結果は変わっていなかったかもしれないが、せめてベンチにいれば逆転優勝に向けてもっとモチベーションが上がっただろう。 0-1で負けている状況でイチかバチかの投入は出来なかったし、結局はベンチにいてもどうしようもなかったが、スタジアムの盛り上がりも違ったかと思われる。 ジョルジ・ワグネルは出場した試合で勝利に貢献出来ず、むしろ足を引っ張ることの方が多かったが、もはやベンチにいるだけでも不運を運び込んでいるような・・。「持ってない」というレッテルは剥がしようがない。まさかとは思うが、来季契約延長なんてことはないよね。 もっとも、甘さを見せた浦和のペトロビッチが、興梠をガンバ戦で無理使いして最後の大事な時期を完全に棒に振ってしまったことを思えば、「勝負に徹する」という点ではセレーゾの判断は正しかったのかもしれないが、 最後は単純な戦力うんぬんではなく、メンタルの部分で勝負を決することとか、目に見えないツキのようなものも大切だったような気もする。 まあ、全ては結果論で、勝っていれば非常の采配も称賛されたのだが。 詰まるところ、大事な試合で脆さを見せた選手たちの甘さというか、成熟し切れていない部分が、3位(ほぼ確)という結果に終わった要因のひとつであることも確か。 若手とはいえシーズン通して出場していたのだし、成長したところを見せて、小笠原のいうように、安心してチームを任せられるというところを中田に見せて欲しかったな。 中田の引退セレモニーは慕われていたのがヒシヒシと伝わる、感動的なものだった。いい指導者になるだろう。 前野のスピーチは選手会長ということで仕方なかったのだろが、ほとんど出場機会がないなかでのあいさつとなり、可愛そうだった。 「来年は・・」と言っていたが、本人的にも移籍を考えているのじゃないかな、と思うなかでのコメントで、誰か代わりにやるわけにはいかなかったのかな。 どれだけの選手が残り、どういう補強になるかはわからないが、選手たちが悔しさを全面に出していたことは救い。この悔しさから多くのことを学び、今後へと活かして欲しい。

2014第34節鳥栖(ホーム)戦

ファーストシュートを決められてそのまま負けるパターンが凄く多かったシーズンのようにも思うが、単にイメージの問題だろうか。 先制されてからは完全に鳥栖ペースで前半は見所なし、後半もチャンスは1~2度。2点差以上つけて勝たないといけない試合で、堅守鳥栖相手に後半へと持ち込まれた時点で厳しく、それを覆すだけの力もなかった。 地味にジャッジの不安定さも効き、イエローの判定で鳥栖に対して甘かった。 攻撃面ではカイオの不在がダイレクトにマイナスへと向かっていた。好不調の波が激しい選手だが、やはり居ないとキツい。 豊川も頑張ってはいたが、山本が上がっていってもキープし切れず後ろに下げるか、無理に仕掛けて取られるか。歴代の悪い左サイドハーフ外国人のようだった。 サイドで押し込まれると押し上げも効かず、なかなか有効打も打てない。相手シュート数を上回れなかったのは久々の気がするが。(調べてないのでわからないが)。 赤崎も結局、救世主にはなれなかった。鳥栖のFWと比較しても明白、前線からの追い回しがない。植田からのロングパスをワンタッチループ(?)で打ったくらいが見せ場で、まああれは野沢や佐藤寿クラスでないと決められないレベルだが、せめて他のところで貢献して貰いたい。早いうちに中村と交代させて欲しかった。 柴崎の不調も響いた。縦パスを何度も引っかけられ、綺麗に通ったパスが記憶になく、取られることも多かった。こういうところは小笠原のワザを受け継がなくてもいいのだが。プレッシャーに負けるタイプでもなく、どこか具合が悪かったようにしか思えないデキ。 小笠原もルイス・アルベルトに代えられたが、こちらも攻守に効いてなかったので仕方ない。 ただ、個人的には、勝敗を分けたのは開始早々、相手FKからのカウンターで土居が持ち上がってチャンスを潰してしまったシーンだと思っている。 6対3くらいの数的優位な状況で、右に多数の選手が余っていたにも関わらず時間を使ってしまい、最後は難易度の高いパスを選択して失敗、シュートも打てずに終わった。絶好の好機で勢いをつけたい場面で、ショボっとしてしまった。 逆に鳥栖は何でもないようなところから繋がったボールを、思い切り良く打ったのがいいところに決まった。鹿島の寄せも色々と甘かったが、序盤での思い切りがその後の流れを決めてしまったように思う。どうにも逆転出来そうな雰囲気がな...

中田浩二が引退

中田浩二の引退がオフィシャルで発表されている。 今季の成績を見ていても薄々感じていたことであり、個人的に驚きはない。 ボロボロになるまでしがみついて引退っていう道も悪くなく、一概にどちらがいいかは言えないが、中田には似合わない気がするので、やはりベストなタイミングだと思う。 むしろ、鮮やかな引き際と感じる。 昔、中田が移籍金ゼロで海外移籍したことで、あまり中田のことをよろしく思わない人たちがいるのも知っているが、自分はちょうどその時、生きるか死ぬかの入院をしていて、気付いたらいなくなってたという次第で・・。そのことに関して恨み言とか一切ない。 派手さはなかったが、クレバーなプレースタイルとか正確なフィードとか(クロスはいまいち)、セットプレーも何気に強かったので好きな選手だった。 今後はクラブスタッフとして残留する方向ということで、それもまた嬉しい話。 中田に潔く引退を決意させた(と勝手に推測)一因としては、昌子の一人立ち、植田にトップでやっていける目処がついたこと、左サイドバックにも山本が定着したことなどが挙げられるだろう。 特に若手二人のCBの成長は、迷いなんてものを吹っ切らせるに充分であったと思う。 これからは指導者として彼らを良き方向に導いてくれることを期待する。(クラブスタッフといってもどういう役職かわからないが、身近にいれば何かしらのアドバイスもあろう)。 最終節を残しての発表となったが、試合後に挨拶と記者会見が行われるとのことで、その関係だろう。 なんとしても勝って送り出したい。またひとつモチベーションが上がった。 もう無心なんて言ってられないよね。 移籍・引退関係では本山や出場機会の激減した山村、前野あたりも気になるところだが・・。

サッカー欄の新聞の見出しは

スポーチ報知のサッカー欄には、 浦和「奇跡信じる」 G大阪「宇佐美でV」 鹿島「無心を浸透」 とある。 浦和の場合はここまでずっと首位だったので、「奇跡」と言われてもピンと来ないが・・。どっちかと言えば「逆襲」とかじゃない。(山形の山岸のヘッドと掛けているのだろうが、これについては後述)。 ガンバも宇佐美がピックアップされているが、ガンバが調子を上げて来たのはパトリックの力が大きいと思う。 日本人選手が活躍した方がサッカー界も盛り上がるしそうなるのだろうが、なんだか宇佐美はチャラい印象が強くて、あまり好きになれないんだな・・。お試し海外失敗した選手だし。 鹿島の「無心」はまあそうなるのか。 確かに無心は大切だが、最後の最後は「闘争心」だと思うのだがいかに。「信念」とかでもいい。 勝負事は何が起こるかわからないし、最後まで諦めてはいけないのは事実。 上にも書いた山岸のヘディングゴールなんてのはその典型だが、ただ、忘れていけないのは山形には昇格に賭ける相当なモチベーションがあったこと。最終節のガンバ、浦和、鹿島にも勿論ある。 しかし、徳島はどうだろう。 確か今季ホームで未勝利だったと記憶しているが、サポーターに「J1でのホーム初勝利」をプレゼントするというモチベーションを、優勝を目指すガンバ相手に最後の1秒まで貫き通せるものかどうか。 是非、最終節をドラマティックにするために、せめて最大限に抵抗して貰いたい。前半で大差ビハインドなんてことはないようにお願い申し上げまする。 とはいえ、鹿島が勝たなきゃ何の意味もないのだが。 他の話題はアギーレの八百長疑惑と、セレッソの失敗についての記事が多い。 アギーレについては早々とケリをつけた方がいいように思う。結果をたいして残していない今ならダメージも少ないだろうし。 セレッソはフォルランにお金をかけ過ぎて、他の選手を揃えられなかった上でACLを戦う過酷な日程で疲弊したのも一因とあり、このあたり少数精鋭がいいとは言えないことがわかる。といって選手を抱え過ぎても出場機会がなくなるし、難しいところだね。 あとはフォルランに素直に教えを乞う若手が少なかったとか。柿谷ら若手は「教わるくらいならプロやってない」という気概があったらしいが(記事によるので真実はわからない)、セレッソの面々を見ているとさもありなんという気はする。 人の意見を受け容...

最終節を残して順位はこうなった

いくつか前の記事に、「2度も勝負どころをフイにすれば3度目はほとんど巡って来ない」というようなことを書いたが、その3度目のチャンスがやって来た。 最終節を残して順位は、 首位 ガンバ大阪、勝ち点62(+28)、残り対戦徳島(A)。 2位 浦和、勝ち点62(+21)、同、名古屋(H)。 3位 鹿島、勝ち点60(+26)、同、鳥栖(H)。 取りこぼした勝ち点が多過ぎて、「あそこでもう少し踏ん張ってれば・・」と思う試合がいくつもあったが、それは相手方にしても同じだろうし、途中の失速からして、この条件で最終節のワンチャンスを得られたことは有難いことと受け止めたい。 ただ、欲を言えばセレッソ戦でもう1点取って、最終節「1点差でも勝てばチャンス大」の状況にしておきたかった。 鹿島の優勝条件は、 (1)ガンバ負け、浦和引き分け以下で、鹿島は勝ち。 (2)ガンバ引き分け、浦和引き分け以下で、鹿島は2点差以上勝ち。 ガンバ、浦和のどちらかが勝てばダメで、徳島が頑張って引き分けてくれても、鹿島が1点差勝ちだと得失点差でガンバに及ばず。勿論、引き分け以下だとノーチャンス。 しかも相手が守備の堅い鳥栖だけに、2点取るのは結構至難のワザ。 今年はガンバが天皇杯も獲ってしまいそうな感じなだけに、ACL枠は4位でもおこぼれの機会がある。鳥栖としては柏に勝ち点で並ばれているので勝ちに来るだろうから、意外に点差が開く可能性はあるにはあるが・・。 やはり重要なのは先制点。セレッソ戦のように最初の決定機をしっかり決めておけば、タイトルも見えてくる。 途中、正直言って優勝は諦めてしまった身だけに、大手を振って「さあ、優勝だ!」と声を上げるわけにはいかないが、こっそりと小声で「チャンスはあるぞー」と呟いておく。 消化試合ではない、熱い戦いが待っているはずだ。 (タラレバ) 「アタックチャンス」があるとすれば、ガンバ(ホーム)戦の負けがせめて引き分けだったらねえ・・かなりハイテンションで迎えられたのだが。