第90回天皇杯決勝清水戦
あけましておめでとうございます。2011年は我々アントラーズサポにとっては最高のスタートとなりました。新年のご挨拶も清々しい気持ちでお届け出来ます。2010年は苦しいシーズンでしたが、最後の最後に嬉しいタイトルが待ってましたね。 実現してくれた選手の皆さん、ありがとう! ようやく年が明けました。当ブログを御覧になって下さっている皆さん、遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。 鹿島の布陣はCBに中田を起用。序盤から鹿島がペースを握り、ポゼッションも圧倒してゲームを支配。相手方は兵藤を怪我で欠いたのが影響していたのかもしれない。 それでも興梠が決定機を外したり、新井場がサイドを抜かれてセンタリングをヨンセンに詰められたりと、どっちに転がるかわからない流れ。それをモノにしたのは鹿島。 初めて得た左CKを小笠原が蹴る。中田が中央でDFと競り合い、その上を抜けて行ったボールにフェリペが突っ込み、側頭部に当てて叩きつけてゴール。京都戦でもCKからヘディングを決めてましたが、何気にセットプレー要員としての地位を確立しつつあるのか。(だと嬉しい)。 この1点で鹿島は余裕を持ち、清水の攻撃も単発になり、もう1点取ればほとんど試合は決まるんじゃないかというくらいの空気になった。しかし、カウンターからまたも興梠が決められず前半終了。 さすがに清水は後半になって修正。ロングボールを多用して厚みのある嫌らしい攻撃をしてくるようになった。受け始めた鹿島はセカンドボールを拾われて、二次攻撃を受けるいつもの悪い流れへと。いくつかのチャンスを決められないのも後押しした。 清水中盤からのルーズなロングボールを、オフサイドを取ったと思ったDF陣が手を上げてアピールして気を抜いた瞬間。わずかにオンサイドだったヨンセンがフリーで抜け出し、リーチを活かしてGKより先に触ってループシュートで同点。中田も追いかけましたが、一瞬油断したぶん届きませんでした。 俄然、勢いに乗る清水の流れを食い止めたのは、またしてもフェリペと交代で出た本山。前線でタメを作り、リズムを生んで清水にペースを握らせずに互角の展開へと導く。 そして、興梠が倒されてゴール前PAの外、ほぼ真正面の絶好の位置でFKを得ると、相談の末、野沢がキック。壁を超え、GKの手を弾きながらゴール左上隅へと決まりました。 やっと・・やっと、決めてくれまし...