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第90回天皇杯決勝清水戦

あけましておめでとうございます。2011年は我々アントラーズサポにとっては最高のスタートとなりました。新年のご挨拶も清々しい気持ちでお届け出来ます。2010年は苦しいシーズンでしたが、最後の最後に嬉しいタイトルが待ってましたね。 実現してくれた選手の皆さん、ありがとう! ようやく年が明けました。当ブログを御覧になって下さっている皆さん、遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。 鹿島の布陣はCBに中田を起用。序盤から鹿島がペースを握り、ポゼッションも圧倒してゲームを支配。相手方は兵藤を怪我で欠いたのが影響していたのかもしれない。 それでも興梠が決定機を外したり、新井場がサイドを抜かれてセンタリングをヨンセンに詰められたりと、どっちに転がるかわからない流れ。それをモノにしたのは鹿島。 初めて得た左CKを小笠原が蹴る。中田が中央でDFと競り合い、その上を抜けて行ったボールにフェリペが突っ込み、側頭部に当てて叩きつけてゴール。京都戦でもCKからヘディングを決めてましたが、何気にセットプレー要員としての地位を確立しつつあるのか。(だと嬉しい)。 この1点で鹿島は余裕を持ち、清水の攻撃も単発になり、もう1点取ればほとんど試合は決まるんじゃないかというくらいの空気になった。しかし、カウンターからまたも興梠が決められず前半終了。 さすがに清水は後半になって修正。ロングボールを多用して厚みのある嫌らしい攻撃をしてくるようになった。受け始めた鹿島はセカンドボールを拾われて、二次攻撃を受けるいつもの悪い流れへと。いくつかのチャンスを決められないのも後押しした。 清水中盤からのルーズなロングボールを、オフサイドを取ったと思ったDF陣が手を上げてアピールして気を抜いた瞬間。わずかにオンサイドだったヨンセンがフリーで抜け出し、リーチを活かしてGKより先に触ってループシュートで同点。中田も追いかけましたが、一瞬油断したぶん届きませんでした。 俄然、勢いに乗る清水の流れを食い止めたのは、またしてもフェリペと交代で出た本山。前線でタメを作り、リズムを生んで清水にペースを握らせずに互角の展開へと導く。 そして、興梠が倒されてゴール前PAの外、ほぼ真正面の絶好の位置でFKを得ると、相談の末、野沢がキック。壁を超え、GKの手を弾きながらゴール左上隅へと決まりました。 やっと・・やっと、決めてくれまし...

天皇杯準決勝FC東京戦その2

序盤、新井場が上がった後に大迫がサイドに流れ、スイッチして中まで入って来る形が見られた。これは名古屋戦で惜しくも新井場がヘディングを決められなかったパターンだが、得点の気配がするいい攻めだと思う。後半これが見られなくなったのはちょっと残念。 大迫はサイドに流れて切り込む形を取ることが多く、いい感じでやれていた。中に入った時にはしっかりと得点もしたし、興梠とのコンビネーションもよくなっている。何より、ゴールを狙う気持ちが見えるし、ストライカーらしい空気を出している。この流れを決勝まで持ち込んで欲しい。 興梠は前線でDFを引きつける動きなどよく頑張ってくれていたが、無駄なファウルが多く、リズムを生み出すという点はあまり出来てなかったように思う。しかし、ラストワンプレーの得点につながったシーンでの位置取りや、大迫の得点を影でアシストした点など充分に役割は果たしてくれた。 交代で入った佐々木はなかなかボールを貰えず、時間自体も短かったので活躍の機会はなし。現状、大迫の調子がいいのでやむを得ない。 新井場は攻め上がりとか大胆で好きなんだけど、クロスの精度がいまひとつ。パコーンとDFに当ててカウンターを喰らったり、シュートが遥かワク外ってのはガックリするから何とかして欲しい。 宮崎はよかった。時々ヒヤリとするミスもあるのだが、それでも名古屋戦よりも随分減ったし、最後まで運動量が落ちなかった。アシストもついたし、このくらいやってくれれば頼もしい。 野沢はどこかでシュートさえ決めてればね・・。大迫のゴールの起点となった時のように、トリッキーなプレーをもっと出してくれたらいいのになと個人的には思うのだが。 小笠原はあまりよくは見えなかったが、それでも攻守に顔を出し、チームをうまくまとめていた。中田はCBに入ってからの方がよく見えたが、もしかすると今はこれでいった方がいいのかも。 青木は微妙だったかな。ボールを奪われることも多かったし、足を滑らせて抜かれたり、ボールを持ってオドオドする昔の悪い面もちらっと見えた。もしかしたら移籍情報とかで内心何か抱えているのかもしれないけど、プレーに影響させちゃいけない。 フェリペはよくなかった。交代で入った本山が華々しい活躍を見せただけに、余計そう見えるのだけども。しかし、本山が90分もつわけではないので、いないと困るのは確か。本山なんかはうまくポジ...

天皇杯準決勝FC東京戦

ラストワンプレーで執念のゴール、劇的勝利。まさかこういうパターンで勝ち上がるとはまったく想定していなかったもので(あるとしたら90分でのアディショナルタイムだと思ってました)ホントに嬉しいです。先制された時にはどうなることかと思っていたんですけども、最後まで諦めずによく戦ってくれました。 立ち上がりそんなにガッツリいかなかったのは、名古屋戦で息切れしたことの修正だったのかしれない。お互い探り合う感じで始まり、そのうち鹿島ペース。早い時間に野沢が決定的シュートをFC東京GK権田に防がれ、これで少し相手に主導権が渡った。 ちょっとずつFC東京に押され始め、鹿島も攻めるもののゴール前に人が足りず得点チャンスを作れず。逆にFC東京リカルジーニョのシュートに肝を冷やし、さあ立て直すかと思った矢先。そのリカルジーニョからのクロスを真ん中で平山がダイレクトオーバーヘッドボレー。 これがバーを叩いた後にワンバウンドし、ラインを割ってゴール。もっともこの時点では副審の旗が上がってなくて、その後に椋原が押し込んだためゴールが認められ、即座に平山の得点と認定されました。跳ね返りを曽ヶ旗がキャッチしてたらノーゴールでプレー続行だったのだろうか。相手側のゴールとはいえ、灰色決着にならなくてよかったです。 にしても、ド肝を抜かれました。何だかこれで鹿島の方もしょぼんとしちゃって、逆転どころか得点機会を作ることさえ出来ないような雰囲気になりました。後半、大岩を下げて青木を投入し、中田を最終ラインに。平山のマークに当てたことで狙い通り守備が落ち着く。 そして、流れを変えたのは本山。ごめんなさい、やっぱりフェリペとは比べることも出来ないくらい信頼度があります。何とかしてくれるかも、と思えたのも本山が入ってから。 鹿島のペースになり、左サイドで野沢のキープから宮崎がオーバーラップ、そこに野沢がヒールパス。宮崎がライン近くからワンタッチで折り返し、中で興梠がニアに今野を釣り出し、ファーから入って来た大迫がヘッドを叩きつけて同点。 宮崎は最後まで走っていたし、よく頑張ったと思う。野沢もシュートを決められなかったものの、いつもより走っていたし、こういう味のあるヒールパスを出せるところが野沢のらしさだろう。 試合は1-1で90分が終了し、リーグ戦に続き3度目。体力的に心配された延長に入ったものの、前試合で12...

田代、増田復帰

山形にレンタルで出ていた田代と増田の復帰が正式に発表されました。天皇杯で山形が敗退したのでこのタイミングだったのでしょう。ということは清水の本田拓も同じ感じになるかもしれません。 二人が帰って来てくれるのは当然歓迎です。もう戻って来ないんじゃないかなってずっと思っていたので、戦力的な意味だけでなく気持ちの部分でも嬉しいです。 ただ、鹿島系ブログを見ていると、ほとんどの方が復帰してもレギュラーの道は厳しいぞよ、とおっしゃっている。自分も同意見。特にセレッソから復帰した船山の今季を見ているだけに。 やれる、という手応えを本人たちが感じてくれているのなら頼もしい。オリヴェイラはなかなかチャンスを与えてはくれないと思うが、鹿島の貴重な戦力となって欲しい。 田代は鹿島に足りない高さを補ってくれるだろうし、増田は2列目の運動量や攻撃でのアクセントとして、そして意外にも(といったら失礼ながら)ヘディング上手なのでセットプレーでも活躍してくれることと思う。 しかし、新外国人でFWを1人獲るだろうし、増田に至っては中盤の選手がゴロゴロしているなかでどれだけ目をかけて貰えるか。やっぱり1年で出て行くってことにならないよう、今度こそレギュラーとして定着して貰いたい。期待は高い。 それにしても中盤は人数が揃いました。小笠原、中田、フェリペ、野沢、本山、青木、増田、遠藤、船山、小谷野、鈴木修、川島、ここに新人で柴崎くん、梅鉢くん、土居くんになる。半分くらいがベンチ入りの機会もないってことですね。 鈴木修や船山、川島、小谷野あたりの若手が出場機会を求めて出て行く可能性は充分あります。船山はもっと見てみたかったんだけど、サッカー選手は野球選手と違って活躍出来る期間が短いから。今度出て行くとなったら多分戻って来ないでしょうね。それも致し方なしですが。 二人の復帰が鹿島にとっていい刺激になることを願います。

天皇杯準々決勝名古屋戦その2

勝ったとはいえ、心配のタネは尽きない試合だったことは確かで、今季の悪いところが改善されてなかった。 たとえば1点リードしている時に守り一辺倒になってしまうところとか、ボランチの動きが悪くなってバイタルエリアに大きなスキが出来るところとか、野沢の止まりっぷりとか、ハイボールのクロスに弱いところとか、前線に高さが足りないとか・・などなど。 岩政もいなくなると存在感が際立つ。不安定さにやきもきもしたけど、やっぱりいないと困る存在なんだな。怪我に強いのにあっさりバツを出したことからして、もしかすると準決勝以降は彼抜きで戦わなければならないかもしれない。不安だ。 小笠原も、どこか傷めてるのではという疑いが消えない。そのくらい悪い。中田かどっちかを早いうちに下げるとかしないと、守備はおろか、得点もそうそう取れやしないと思う。あれだけ中断期間があってこれだと、日程が詰まる次からはもっと止まると予想される。 新井場は前半のヘディングを決めてればな・・。野沢のヒールパスから右サイドに開いた大迫のクロス、中に入り込んできた新井場のヘッドという流れは、決まれば今季一番のビッグプレーだったかもしれない。 野沢のパスは芸術だったけど・・、アシストも記録したけど・・、後半まるっきり消えてしまうのはいかなるものか。ボランチの二人より若いんだから、もう少し頑張ってくれないかな。 宮崎はいい面もあったが、高さが足りないところはもっと他の部分でカバーして欲しい。攻撃とか運動量とか。無難ではあったが、あとひと味あれば。 興梠、大迫は1点ずつ取ったし及第点。大迫はマルキーニョスばりの守備も見せたし、あとふたつ期待したい。興梠もちょっとよくなったかな。 フェリペはアシストもついたし合格点なんだけど、パスミスが多いのが気になる。狙いはいいんだけど、つながらないことが多い。もしかすると受け手の問題なのかもしれないし、確かにワールドクラスの選手だったら何とか収めたかもしれないという場面もなくはないが、もう1年経つんだし、相手の受けたいところに出してくれればなと思う。 名古屋は主力のほとんどが不在だったにもかかわらず、互角の戦いでした。鹿島が悪かったのか、名古屋がよかったのかはわかりませんけども・・。 何はともあれ、2010王者に対して3勝。気分はいい。4回戦では3位のセレッソに勝ったし、これで反対の山からガンバが...

天皇杯準々決勝名古屋戦

鹿島は興梠、大迫の2トップできました。全員が気持ちの入ったプレーを見せ、「今日はやってくれそうだ」という立ち上がり。 早い時間帯に野沢のワンタッチパスから興梠がDFの裏に入り込み、GKもかわして左足でシュート。クリアに入ったDFの足もすり抜けて先制点。久々に興梠の持ち味を見せて貰いました。 これだとあと2~3点は取れるかなと思ったが、当然そうはならず、やっぱり引き出す鹿島。そんななか岩政が相手のシュートを止めにいき、右足を負傷(負傷箇所不明)。テレビで観た感じだとそこまでの怪我をするほどには見えなかったんだけど、よほど当たりどころ悪かったのか、タイガーショット並みの威力があったか。 ここで岩政に代わり大岩が登場。引退表明したからもう出ないと勘違いしてましたが、天皇杯終わるまでは出場してくれるんですね。助かりました。(勘違いといえば名古屋・三都主の出場停止の見落としも)。 しかし、受けに回る鹿島に対し、失うものは何もないとばかりに攻め立てる名古屋。今季リーグ戦でよく見た展開に、いつか同点にされるだろうとは思った。 後半、名古屋は機能していなかった橋本に代えて前線に巻を投入。ケネディがいなくなっても放り込むサッカーには変わりなく、ボランチコンビと野沢の動きが極端に止まったせいもあって、いいようにセカンドボールも拾われて完全に名古屋ペース。バイタルエリアでフリーの選手も多数いて、もはや時間の問題だった。田中隼のクロスを巻が折り返し、小川が詰めて同点。 今年はこれでガックリする鹿島だったが、大迫が執念を見せた。フェリペのパスを中央で受けると、右足で打つと見せかけて切り返し、左足でシュート(あやうくフェリペに当たるところだった)。ゴール右隅に決まってすぐさま勝ち越し。 これで名古屋の勢いも若干弱まった。青木、當間を入れて逃げ切り態勢を作り、何とか2-1のまま試合終了。危ないシーンを挙げればキリがないけども、とにかく準決勝進出です。次の相手はFC東京ですね。 MVPは大迫。マルキーニョスがいなくなったといっても、来季レギュラーが保証されたわけではなく、相当な危機感を持っているようです。キープや反転力、シュートをいい味を出していましたよ。決勝までこの調子でやって欲しい。 (以下、個人的まとめ) 【2010天皇杯準々決勝】(カシマスタジアム13:00KickOff名古屋/14,56...

2階から目薬

目薬をさすのが苦手です。 水滴が落ちてくる寸前で目をつむってしまい、どうしてもうまく目に入らない。水滴がボールとして、まぶたがGKとしたら、世界に通用するくらいの反射神経を、ウチのまぶたは持っている。 なのでそのあと顔を傾けたりして押し込む作業に入るんだが、これが2010年版の興梠みたいに外すったら・・。目に入る頃には水滴の量が最初の半分くらいになってる気がする。 2階から目薬、っていうことわざがあるけど、もう絶対無理なんじゃね?って思う。いや、まあ、ほぼ無理なんだが、そのたとえは自分にとって「ほぼ有り得ない」てのより遥かに格上の、「絶対無理」にランキングされていることわざなんである。 天皇杯優勝ってのはそれに比べると、全然現実味のある話だ。週末、名古屋をガツッとやっつけてくれちゃって下さいよ、鹿島の皆さん。

解雇された選手でチームを作ってみる

大物選手が解雇されてますが、理由はたいてい年齢的なものか年俸です。なかにはチーム方針に合わなかったりして放出される掘り出し物みたいな選手もいますが、年齢・年俸が絡むとなかなか獲得ってわけにはいきません。 というわけで、エキシビジョンのように年齢とか金額とかは考えず、1年限りのチームを作るとすればどんな感じになるだろうと作ってみました。外国籍の縛りはアリで、引退表明選手は除外。 【FW】 マルキーニョス(鹿島)、坂田(横浜M) 【MF】 ポンテ(浦和)、山瀬(横浜M)、マギヌン(名古屋)、伊東(清水)、河合(横浜M)、李浩(大宮) 【DF】 松田(横浜M)、マト(大宮)、市川(清水)、笠井(鹿島) 【GK】 榎本(神戸)、西部(清水) 【サブ】 廣山(草津)、新居(湘南)、杉本(名古屋)、藤田(甲府)、蔵川(柏)、我那覇(神戸) 【次点】 ヨンセン(清水)、ストヤノフ(広島)、ジウトン(鹿島) ・・と、こんな感じですかね。外国籍枠で一人くらい余ってもOKとすればジウトンを予備で。マルキーニョス引退ならヨンセンか、DF重視ならストヤノフ。 ホントはこれを書いた時点ではまだ柳沢の去就が決まってなかったから(仙台らしい)、「鹿島2トップ」になる予定だったんだけども。 こうしてみるとCB、SBで掘り出し物ってのはなかなかいませんね。市川はサブでよければ鹿島に欲しいところですねえ。 布陣は3-5-2ならばFWマルキーニョス(ヨンセン)、坂田、MF真ん中にポンテ、左右にマギヌン、山瀬、ボランチ伊東と河合、DF松田、マト、市川、GK榎本。市川の3バックってのは想像出来ないので、無理なら4-4-2。 その場合は後ろが左から松田、マト、河合、市川ってなるが、今度はボランチがいない。李浩とか出来ないかな。そういや笠井がどこでも出来るって言ってたなあ。 ここに今野(FC東京)が入れば充分戦っていける気がするんだが。少なくとも今年の湘南、京都よりかは強いと思うよ。ただ、控えがまったくいないので1年間通してやるには相当困難だろう。 以上、勝手な想像でした。 にしてもマギヌンはよく放出されますね・・。練習の態度が悪いとかも聞かないし、プレー見てる感じでは悪いイメージないんだけど。マトも全然やれると思うので、どこが獲るか興味あります。 田代と増田は戻ってくるみたいな話がちらほらと出てますね。

2010クラブワールドカップ決勝

12月18日にクラブワールドカップの決勝が行われました。決勝の主審は西村雄一氏。決勝だけ何となく観戦しましたが、綺麗なスタジアムだなってのが印象に残りました。 開催地もUAEで、日本勢も出てないのでまったくノーチェックでしたが、随分前にアップし損ねた「2011ACL日程」という記事に付け足してアップします。 ちなみに鹿島が目指しているACLの優勝クラブは城南一和(韓国)ですが、正直、全然記憶に残ってなかったです。過ぎたことは忘れる。前向き、前向き。 城南とインテルナシオナルの3位決定戦はインテルナシオナルに軍配です。 決勝はアフリカ王者のマゼンベとヨーロッパ王者のインテルで、マゼンベはアフリカ勢として初の決勝進出。試合は早い時間帯にインテルが先制、更に追加点を奪い、前半で勝負アリのような感じでした。後半、マゼンベが盛り返す時間もあったものの、インテルに3点目が入って完全決着。3-0でインテルの優勝です。 やっぱり日本でやっているのに比べていまひとつ盛り上がってない感じはしますが、テレビの作り方でそう思うだけかな。ロナウジーニョとか出てた時(かつ日本開催)にはお祭り騒ぎでしたけれどもね。 とにかく、鹿島も来年あの場にいるためにもACLに出場、そして優勝です。来年から2年間は再び日本開催だし。 以下、以前に作成したACL2011の組み合わせ(覚え書きですが、ネタ的に賞味期限切れ)。 ガンバ大坂【E組】 済州(韓国)、メルボルン(オーストラリア)、天津泰達(中国) 名古屋【F組】 杭州緑城(中国)、FCソウル(韓国)、PO勝者 セレッソ大坂【G組】 山東魯能(中国)、全北現代(韓国)、アレマ・インドネシア(インドネシア) 残るイスは【H組】で、シドニーFC(オーストラリア)、上海申花(中国)、水原三星(韓国)となり、天皇杯を優勝するか、名古屋かガンバが優勝してくれての他力しかありません。悲願とも言えるACLですが、まず出場しないと話になりません。 上海、水原と言ったら2009年も同じ組で戦った相手ですね。あの時はもうひとクラブがシンガポール・アームド・フォーシズだったので何とか1位抜け出来ましたが、今度はシドニーFC。鹿島はオーストラリアのクラブに弱いので(韓国にも)出場を果たしてもラクな組ではないです。 ACLではなく国内に専念して若手の成長をって声もあるだろうけど、ア...

鹿島の小ネタまとめ

単体で記事に出来ない鹿島ネタをまとめておきます。当然ネタ古になってますがスイマセン。 ユース新監督にブラジル人のキッカ氏が就任することが決定。コーチには熊谷氏。お二人の力量がどれだけのものかわかりませんが、ユースの底上げがトップ自体の底上げになることはいわずもがな。アカデミー施設も設立したことだし期待したい。 最近はガンバユースが一歩先を行っている感じですので、まずはそこに追いついて追い抜かしたいところです。 次に14日の読売新聞に載っていたものですが(古っ)、J観客が2年連続で減ったとのこと。J1でプラスになったのは清水が66人(1試合平均)、横浜Mが3627人、名古屋が4051人の3クラブ。清水は岡崎効果?かどうかわかりませんが、マリノスの場合は完全に中村俊のおかげでしょう。グッズも売れたことでしょうし、商売的には成功ですね。 名古屋に関しては当然、優勝あってのもの。相当お金を使ってると思いますが、その甲斐もあったのでは。 鹿島はマイナス651人となってます。平均では20966人でリーグ5位。クラブの安定経営のためにはもっと観客を増やさねばならないでしょうが、猛暑や不甲斐ないチーム成績を思えば耐えた方だと思います。 清水から獲得を目指している本田拓の移籍金(違約金)は7000万円くらいって書かれてました。仕方のないこととはいえ結構高いですね。西がいくらになるかわかりませんが、あんまり使ってしまうと新外国人には期待出来なくなるかもしれません。 そういや京都の渡辺大もいい選手だと思うのですが、全然鹿島からはオファーとか聞かなかったですね。個人的には西よりも印象の強い選手ですが・・。 あと鹿島外ネタではガンバがセレッソのアドリアーノを狙っているとか。またですか・・。いい加減自前で選手見つけてきて下さいよ。まあ、セレッソも簡単に手放さないとは思いますけど。 レンタル関係は天皇杯が終わってからですかね。いい知らせを願ってます。

サッカー観戦体質ってこんな感じ?

ボクサーの方は引退してからも、3分で集中力が解けるとか聞いたことがある。 自分はもともと集中力が持続するタイプではなく、鹿島でいうと野沢系。ノっている時はわりと何でも出来そうな気がするのだけど(でも実際は出来ません)、そうじゃなくなった時の停滞加減ったらない。 ブログとか書いてても途中で気が散ってしまって、手が止まってしまうことが多々ある。なので、なるべくまとめて書いておくことにしているのだけど、それでもストックがなくなってしまった時には、「もう無理。誰か決めてくれ」ってな感じでバックパスばっかりしている状態になってしまう。 具体的に言うと、ブログの新規作成画面を立ち上げては、ネタ探しでネットサーフィンしてそのままとか。で、このような鹿島とは関係のない記事を作成してしまうことになる。もしかしたら新井場のミドルシュートくらい的を外した記事になっているかもしれない。 最近気がついたんだけど、その集中力の切れる時間の長さが、だいたい50分くらい。つまり45分プラス、アディショナルタイム。 要するに何が言いたいのかというと、サッカーを観戦してたら、もしかするとボクサーの方のように、50分くらいしか集中力を維持出来ない体質になってしまうのかなあ、ってこと。 ・・ま、そんなわけないか。

フェリペとダニーロ

オリヴェイラ監督が直々に連れて来たフェリペ・ガブリエル。1年目の今季、戦力になったのかならなかったのか、何ともわかりづらい結果になってしまった。 「日本のサッカーに合う」というのが最大の長所なのだが、今のところ悲しいかな、能力もちょっとうまい国内選手なみ。「合う」というか、まんま日本人に見える。 誰よりもよく走り、攻守に奔走し、けれどフィジカルも弱くて、ついでにシュートも弱い。 総合的に見ればチームに対する貢献度は非常に高いはずなんだが、昨年まで在籍していたダニーロに比べると格段に評価が低い。愛され方も全然違う。 ダニーロはほとんど守備はしなかったけど、「鬼キープ力」「ジャンプしないけど競り勝つヘディング」「ノロノロっとしたドリブル」とわけのわからない能力を持っていた。試合中、ベンチに寝っ転っててもサポは怒らない。 それは何故かというと、やっぱり得点に絡む力があったからだ。何かを変えてくれそうな空気を持っていた。残念ながらフェリペにはそれがない。 それでもトラップとか、パスの出しどころとか、危ないところへのカバーリングとか、時々光るものを見せてはくれている。あとは結果だけなんだがな~と思うのだが、まあ、それが一番難しいからね。 来年、フェリペがダニーロほど愛されるためには勤勉なだけじゃダメだ。何か特筆すべき能力を身に着けなきゃならない。「ゴルゴルの実」とか食べて、ゴールを量産する男になってくれれば有難いのだが。 いっそのこと特技とかあれば面白い。日本人っぽい小ネタを仕込んでおくと、もっとサポに喜んで貰えるはずで、まずはそういう空気を持つってのも意外と大事かもしれないよ。会場の空気とかが後押しすることってあるから。 フェリペが化けてくれることを願ってます。

1周年となりました

当ブログが開設から1年となりました。 アクセス数は1年で22万ちょっとくらい。まあ、芸能人の人気ブログとかだと1日でそのくらいアクセスあるから目安が全然わからないですが、自分としては「おおっ、そんなに」という感じです。 それもこれも、いつも御覧になって下さっている皆様のおかげです。なんとかモチベーションを維持出来ているのも、アクセスカウンターの数字がそこそこあるからです。ありがとうございます。 当初の予定では試合の記事メインで、更新は週末くらいになると思ってたんですけど・・。まさか(ほぼ)毎日更新するとは。来年はどうなるかなあ。 ブログの寿命ってだいたい1年くらいだと思ってるんですが、自身の目標もそのくらいだったので、一応目標は果たせました。 こんなゆるゆるっとした感じで、しかもトリ頭なもんであやふやな部分もありですが、よかったら今後もお付き合い下さいませ。 ・・って、鹿島ネタがまったくない。なので強引にコメントを絡ませます。 「フェリペのような気持ちで頑張ります。来年は2年目なのでもっと出来ると思います。是非、応援して下さい。でもゴールは期待しないで下さい。目標はそこそこです。そこそこの期待でよろしくお願いします」

来年は神戸とセレッソに参戦予定

鹿島以外のネタで時期も外れまくってます。鹿島オンリーワンの方にはスルー推奨。 正直、ホムスタに参戦した時には神戸はJ2行きかなって思ってたんですが、奇跡的に残留を果たしました。あれはまさに奇跡と呼ぶにふさわしいことですよ。 思えば、あの時の神戸選手の頑張りようは鹿島のそれとは大違いでした。特に北本の気合いはスタンドまで伝わってきましたからね。あれを一年続ければ・・って思うけど、そこまでやったら体がもたんし。 ここ3年ホムスタに行ってますが、勝敗は1勝1敗1分と五分。何故、毎年残留争いをしているチームに勝ち切れないのか不思議ですが、今度はしっかり勝って決着を着けて貰いたい。もっとも、ここ3年で得点されたのは大久保だけなんですけどね・・。 ちなみに京都にもとことん弱くて、自身、西京極で勝ったのをまだ直接観たことありません。(去年は行けなかった)。雨が降る印象がなくて行きやすいんですが(逆に万博は雨の印象が強い)、こっちはしばらく対戦することも出来なくなっちゃいました。 そういや京都はリーグラストでFC東京を下して、神戸の残留をアシストしてます。同じ関西地区のよしみかな。まさかあそこで勝つとは思ってもいませんでした。 西京極の代わりに来年はセレッソ戦に参戦するつもりです。キンチョースタジアムに行ってみたいという京都サポの要望に応えてのものですが、セレッソにも相性が悪いので、果たして勝つところを観れるかどうか・・。今から心配だったりして。 今年は関西地区の成績は京都1-1、セレッソ1-2、ガンバ1-1、神戸0-0と3分1敗ですからね・・。直接勝つところを観るには名古屋まで遠征しなきゃ観れなかったってことです。 来年はいつ観に行っても勝ちゃうような、そんな強い鹿島になるために、補強と練習をしっかりお願いしたいものです。

MyMVPランキング

自分がつけているMyMVPのランキングです。基本的に勝った時にしかつけてないので少なく、しかも独断です。 4)野沢 3)小笠原、曽ヶ端、中田 2)本山、大迫、マルキーニョス 1)遠藤、新井場、ジウトン、興梠 となっていて、意外に野沢がトップです。いや、意外って言ったら失礼か・・? 8ゴール、10アシスト(正式なところは誤差あるかも)で、鹿島の得点の3分の1に絡んでるわけです。あれだけ消えているように見えて、やっぱりいないと困る選手なんですね。 一方、フェリペは2ゴール2アシスト。このあたりが支持されない理由なんでしょう。自分の中でもMVPゼロです。 3MVPには小笠原、中田のボランチコンビと守護神・曽ヶ端。このあたりは妥当かな。2MVPの本山は出場回数も少なかったので仕方なし。 こうしてみるとFW陣にMVPがついてない。試合を決めてくれることが少なかったということで、引き分けが多かったのも頷けます。特に興梠はひとつって・・。サブの大迫の方が上回ってます。マルキーニョスもふたつと寂しい数字ですね。 ミスタークライマックス。不発だったとはいえ、その名はダテじゃないってことを示す数字でした。

2010年鹿島の痛かったこと

優勝を逃した原因はひとつではなく、色々な要素が重なり合ってこういう結果になってしまったのだが、個人的に「痛かった」と思われるベスト3を挙げてみる。あくまでも個人の感想で、人によって感じ方は違うと思います。 第3位から。「ベテラン選手の加齢による能力ダウンと、それに追い討ちをかける猛暑」 固定メンバーで戦う鹿島にとって、蓄積疲労は拭いがたいもの。たたでさえ日程が詰まると動きも悪くなるのに、今年の厚さは尋常ではなかった。うまくローテーションでしのげればよかったのだけど、それを出来るだけ信頼されている選手がサブにいなかったのが痛い。 ベテラン選手もいつまでも全盛期ってわけではなく、悲しいかな力は落ちてきている。ごまかしが利かない感じがした一年でした。 第2位。「興梠、マルキーニョスの決定力低下」 これも痛かった。マルキーニョスは年齢や守備などでの貢献度を考えると仕方ない部分はあれど、ここを決めてくれればってシーンも一杯あった。彼に全盛期の決定力があれば、引き分けのうちいくつかは勝ちにつながっていたかもしれない。 そして、興梠。飛躍を期待された一年だったのが、それに反してこの成績。FWで8点ってのはやっぱり物足りない。ゴールを決めたところよりも、決定的なシーンを外した方の映像が強く残っている。スピードで相手DFをブッチ切ったってのもあまり記憶になく、不完全燃焼な一年だった。 第1位は・・「内田の移籍」 イジョンスと内田の移籍、じゃないよ。あくまで内田の移籍。イジョンスがいい選手だったのは確かだろうが、伊野波がその穴をしっかり埋めてくれたと思っている。少なくとも破綻をきたしたとは思えない。まあ、これは個人的にあんまりイジョンスを買ってなかったってのも一因です。 しかし、内田は違う。疲れが溜まって運動量が落ちた時は、「少し休めばいいのでは」と思ったりしたが、いなくなってしまうとその影響力はとんでもないものだった。 まず、新井場が右に移ったことで攻撃力が落ちたと思えること。もともと守備もそんなにうまくなかったのだけど(印象です)、右に入ってからは更に不安定になった気がする。 もっともこれは左に入ったジウトンの影響も多々ある。あれだけバタバタされてしまうと、守備全体がまとまらなくなる。攻撃のタイミングも合わなかっただろうし、それは最後まで改善されなかった。 やっぱり、内田のオーバー...

暴れん坊ジウトン

レンタル終了となったジウトンのことをさらっと流したままにするには、強烈なインパクトを残し過ぎているのでやっぱり触れておきます。 契約関係でゴタついていたけど、それでもレンタルで獲得してきたジウトン。内田が移籍してしまうことを前提に獲ってきたものだと思うが、果たしてその穴を埋め切れたのかどうか。もしジウトンを獲得せずに當間がそのまま右に入っていたり、新井場を右にして宮崎を早い段階で使っていたとしたら。 こればっかりは仮定の話だから、もしかすると4位より下になっていたかもしれないし、2位になっていたかもしれない。ただ言えるのは、守備は安定していただろうなってことと、これだけ左サイドで盛り上がることもなかったということ。 もっとも、個人的な評価はマイナスですけどね。 フィジカル面や攻撃力が魅力で、守備面や雑なところは大目には見てきたけれど、あそこまでドタバタしてしまうと鹿島らしさっていうか、統制の取れた組み立てってのが生まれない。 だったら個人能力で縦に突破したりとか、切り込んで行ってシュートとかあったりしたらよかったのだけど、ドリブルでブチ抜いたりってのはほぼ見なかったしね・・。たまにミドルを打ったりもしたけど、ドッカンドッカン枠に飛ぶわけでもなかったし、得点の生まれる気配はなかった。 要するに、ジウトンがボールを持ってもワクワクしなかった。むしろ、パスミスしてカウンターを喰らう心配の方が大きく、多分、観ている側よりもチームメイトの方がもっとそう思ってただろうし、だから攻撃にも体重が乗っていかないというか、攻撃力がなかったんだと思う。結局、特徴はロングスローだけだったかな。契約延長しなかったのは正解だろう。 タラレバを言うならば、ジウトンではなくパク・チュホに残っていて欲しかった。どっちにしろイジョンスは移籍して行ってしまったし、だったら最初からチュホが残って左サイドをやってくれていたらな、って思った。アジア枠という縛りではなく、チュホとイジョンスでもよかったし。まあ、これはホントにタラレバです。出戻りってのはないパターンなのかな。 もしかしたら、もう日本では観ることが出来ないかもしれないジウトン。だけどまだ若いし、大化けして、「ウソッ!あれがあのジウトン?!」なんてことが将来あるかもしれない。 それはそれで観てみたいなと思う自分もいるから、不思議なもんだ。

清水の本田拓也に完全移籍の正式オファー

鹿島も本気で補強を行うみたいです。10日づけの報知新聞に載っていましたが、清水のMF本田拓也(25)に完全移籍での正式オファーを出した模様。 (注:記事がバラバラになっていますが、前日に書いて朝にアップという状況なのでご勘弁を。予約投稿にしたままの記事もいくつか残っていて、かなり時期外れなネタがこの先アップされるかもしれません) 清水との契約を2年残しているので違約金が発生するが、レンタルはやっぱり中途半端なので、獲るなら完全移籍の方がいいです。西も同じく。でも、お金は大丈夫なのかな。4位になってしまったから賞金もだいぶ少なくなっちゃたからね・・。 本田拓也の実力は折り紙つきです。ハードワーク出来るし、ボールを奪う能力も高い。ボランチが高年齢化している鹿島にはノドから手が出るくらい欲しい選手であることは間違いありません。 ただ、監督はそれでも小笠原、中田を重視するんじゃなかろうか。そうなってしまったら宝の持ち腐れとなってしまう。 それに青木。来季は期待の新人、柴崎くんも入ってくる。まあ、1年目から彼がスタメンを奪うとは考えにくいが、青木個人のことだけを考えると、どんどん狭き門になっていく。一時はスタメン定着で、かなり信頼されていたのだが、どこでこうなっちゃったんだろう。下手すると中後の道を歩んでしまうかもしれない。 もっとも、まだ移籍が決まったわけではない。しかし、クラブ(と監督)はそういう方向を目指しているということは確か。まだまだ化ける可能性もあるだけに、鹿島に残って、このメンバーの中でスタメンを奪うくらいの意地を見せて欲しいものだが。 こうなると増田も戻ってこないだろうし、船山も出て行っちゃうんだろうなあ。戦力はたくさんあった方がいいのはいいのだけど、目当ての選手がなかなか出れなくなるってのはジレンマですね。 勿論、本田拓が鹿島に来てくれるのならウェルカムですよ。

西大伍と交渉開始、ジウトンレンタル終了

引退情報とかあって記事が前後しますが、サイドバックの獲得に動き出してます。札幌からレンタル中の新潟、西大伍(23)と1回目の獲得交渉に臨む、と8日づけの報知新聞に載っていました。 右サイドバックの選手で、日本代表の予備登録メンバーです。個人的にはあまり強い印象はないのですが、ザックに注目されているってことは見所があるのでしょう。 札幌との契約を1年残してますが、違約金を払っての完全移籍を目指す模様。あとは本人の意思とのことですが、西自身は前向きのようです。ジウトンはレンタル延長せず、笠井とも契約を延長しないということが発表されてますので獲得するでしょうね。 って、ことは新井場を左に戻すつもりなのかな。當間もアジア杯で見たぶんではまだまだトップでは通用しそうになかったし、鹿島のサッカーに馴染むのなら楽しみです。というか、獲得に失敗したら一気に戦力薄くなりそうです。 そういえばFC東京の今野にも興味を示してるって話もありました。「興味」ってのがどこまでのことを言っているのかわかりませんが、獲得に動くんでしょうか。CBやボランチも出来るし、サイドバックもこなせる器用な選手なんで来てくれれば確かに戦力にはなりますが、代表クラスの選手を控えに回すってのはどうもね・・。 青木にも期待したいし、柴崎くんも大きく育って欲しいところなので、ここは静観ってことで。山村くんも獲るつもりだし。 でも今野がどこに行くのかは大変「興味」ありますね。

大岩引退、マルキーニョスとも来季の契約結ばず

大岩が現役引退です。 ここ数年はCBのサブとして、チームを支えてくれた選手で、彼がいなくては三連覇も難しかったでしょう。本音を言えばまだ残ってくれた方が有難いのですが、年俸やら契約枠やら年齢的なこともあるので、寂しいですがやむを得ないでしょう。 いつか鹿島に指導者として帰って来て欲しいですね。鹿島で引退してくれて、個人的には嬉しいです。お疲れさまでした。12月25日の天皇杯名古屋戦後に、引退セレモニーと記者会見を行う予定。 マルキーニョスとも来季の契約を結ばないと発表されてます。こちらは「引退」とは書かれていませんね。 今季始まる前から「今年で最後」という噂があったマルキーニョスですが、報道では本人は現役続行を望んでいるらしいです。国内外で移籍先を探していくとのことですが、年俸で折り合いがつき、チームの方針さえ合えばまだまだやれると思います。 鹿島では守備にかなりの労力を割かねばならなかったが、例えば引退前のウェズレイのように攻撃のみに専念させれば、もしかすれば落ちていた決定力も戻るかもしれません。ただ、鹿島ではそういう布陣を敷くことは出来ないので、「鹿島のマルキーニョス」という点では、今年で終わりっていうのは仕方ないかな。 大岩と同じく年齢的な部分もあるので、守備にも参加する鹿島のスタイルでは今年以上の活躍を望むのは酷。かといってマルキーニョスに頼ってばかりってのも、チームの成長という点ではマイナスになるかもしれない。難しい決断ですが、間違っていないと思います。 勿論、マルキーニョスのファンだし、随分と助けられたから居なくなるのは寂しい。それまでの鹿島にはいないガリガリいくタイプで、入団した当初は「大丈夫?」という気持ちの方が強かったけど、マルキーニョスのおかげで勝てた試合もたくさんあったから。三連覇の立役者の一人だからね。 本当は鹿島で引退してくれたら嬉しかったけど、「まだやれる」って本人は思ったんでしょう。もし、移籍になるとしても(現役続行希望なら多分そうなるでしょう)応援します。でも、鹿島相手には本気出さないでね。 ジウトンともレンタル終了したし、いよいよ新外国人の獲得が重要になってきましたね。これで田代が戻って来なかったら本気で危ないかも、です。

2010得点王とコメント

【得点王】 1位17点 前田 遼一(磐) (右3左5H9:PK2)        ケネディ(名) (右7左2H8:PK3) 【以下】 3位16点 エジミウソン(浦)        マルシオ・リシャルデス(新) 5位14点 アドリアーノ(C)        平井 将生(G)        ジュニーニョ(川) 8位13点 藤本 淳吾(清)        岡崎 慎司(清)        玉田 圭司(名) 11位11点 マルキーニョス(鹿)         李 忠成(広)         曺 永哲(新)         梁 勇基(仙) <hr size="3" width="100%">前田は2年連続、ケネディは初。2年続けて得点王になるって前田はやっぱり凄い。右、左、ヘッドとどこでも点を取れるのが強み。ケネディのヘッドでの8得点よりも多い9得点をヘッドで決めているって、何気にヘッドも強かったんですね。足元のイメージが強かったんですが。そういや鹿島戦でもヘッドで決められたか・・。 ケネディは個人的に好きなタイプじゃないので・・ファンの方、申し訳ない。何故だが同じタイプのヨンセンは好きなんだけど、どうしてなんだろうね。まあ、優勝したチームから得点王が出るってのは納得です。 エジミウソンはそんなに取ってるイメージはなかったんですが、1点差で落選。マルシオ・リシャルデスも1点差で3位タイですが、噂通り来季マルシオが浦和に入ったら、数字上では凄いことになりますよ。 鹿島からは11位タイのマルキーニョスがやっとのこと。ベストテンにも入れませんでした。もっとも、あれだけ決定機を外していたら妥当な結果といえますが。 FW一人に頼りっ放しってのはよくないことだと思うが、決めるところを決めてくれないと勝てないのも事実。鹿島も来年は少なくとも3位くらいには喰い込めるようなFWが出て来て欲しい。引退と言われているマルキーニョスが仮に残るとしても、今年以上に得点出来るとは思えないもので。 田代が戻って来てくれて才能開花ってことになれば嬉しいけど、そうはならない気もするし・・。一番ラクなのは強力な助っ人を連れて来ることだが、当たり外れもあるだろうし、チームに馴染むかどうかってものあるしね。 興梠、大迫はこのランキングを見て大いに奮起して貰いたいもの...

2010リーグ最終順位とコメント

2010リーグ最終順位とひとこと。 優勝 名古屋(勝点72得失点17)(23勝8敗3分) 「大補強の成果が出た。MVPは闘莉王」 2位 ガンバ大阪(勝点62得失点21)(18勝8敗8分) 「序盤低迷したが、さすがの底力」 3位 セレッソ大坂(勝点61得失点26)(17勝7敗10分) 「若い力の勢いがあった」 【ここまでACL権】 4位 <span style="color:#FF0000;">鹿島(勝点60得失点20)(16勝6敗12分)(</span> 「世代交代は必須課題」 5位 川崎(勝点54得失点14)(15勝10敗9分) 「序盤ジュニーニョ、後半テセが抜けたのが響いた」 6位 清水(勝点54得失点11)(15勝10敗9分) 「勝ち切れないところは変わっていない」 7位 広島(勝点51得失点7)(14勝11敗7分) 「特出した力がなかった」 8位 横浜M(勝点51得失点4)(15勝13敗6分) 「可もなく不可もなく」 9位 新潟(勝点49得失点3)(12勝9敗13分) 「ジャイアントキリングも、鹿島以上に引き分け数多い」 10位 浦和(勝点48得失点7)(14勝14敗6分) 「プレー以外でのいざこざがあり力発揮出来ず」 11位 磐田(勝点44得失点-11)(11勝12敗11分) 「得点王がいながらこの順位は少し残念」 12位 大宮(勝点42得失点-6)(11勝14敗9分) 「もう少し上にもいけそうな気もしたが・・」 13位 山形(勝点42得失点-13)(11勝14敗9分) 「勝ちにいく試合が作れなかった」 14位 仙台(勝点39得失点-6)(10勝15敗9分) 「序盤の数試合だけだった」 15位 神戸(勝点38得失点-8)(9勝14敗11分) 「奇跡の残留。毎年これでは厳しい」 【降格】 16位 FC東京(勝点36得失点-5)(8勝14敗12分) 「戦力は揃っていたのだが、まさかの降格」 17位 京都(勝点19得失点-30)(4勝23敗7分) 「途中から戦う力がなくなった」 18位 湘南(勝点16得失点-51)(3勝24敗7分) 「J1で戦うには力差があり過ぎた」 【賞金】 優勝2億、2位1億、3位8000万、4位6000万、5位4000万、6位2000万、7位1000万 こうして並べてみると、自分の中ではセレッソ...

2010第34節山形戦(アウェー)その2

だいたいの感想を昨日書いてしまったので、その他の感想を追加で書いておきます。 鹿島は立ち上がりから積極的にプレスにいっていて、中盤でボールもよく奪えていたし、圧力はかけられていた。後半バッタリ止まるのが怖くて早いうちに点取って欲しいなあ、なんて思いながら観ていたら、CKからあっさり失点してしまって気分もどんより。 田代のことを意識し過ぎているのか、岩政も伊野波もガツガツ潰しにいっていて、まあ、絶対得点はさせないって気迫は感じましたが、あんなにファウル貰ってれば相手の思うツボだったり。 鹿島の攻撃でも「田代がカット」「田代がヘディング」「田代に当たって」って、クリアされるたびに田代の名前が聞こえてきて、こっちが意識しているせいもあるだろうけど、CBだったのか?!と勘違いするほど連呼されてました。さすがに鹿島でディフェンスを培っただけある(と思っておこう)。 増田の方は怪我で出られませんでした。そのせいか知らないけど、中盤での組み立てにはあまり脅威を感じなかったかな。パスミスも多くて助けられたシーンも多々あったし。 終盤、完全に鹿島目線で観ていたため、山形の選手がボールを持った時に、コーナーに持っていって時間稼ぎをしないことを疑問に思ってました。「なんてフェアプレー精神に溢れたチームなんだ」と感心しておりましたが、山形からすればわざわざ引き分けにする必要もなく、攻めてくるのは当たり前ですね。 左サイドバックはジウトンでなく宮崎。怪我かどうかわかりませんが、ベンチ入りもしていなかったので、もしかしたらこのままレンタル終了なのでしょうか。宮崎は無難ではあったものの、攻撃での評価ポイントが個人的に低く、もうちょっと何かやって欲しかったなと思う。 フェリペは確かに色んなところに顔を出すし、攻守のつなぎになってるんだけど、相手に直接渡してしまったりする凡ミスパスとかが時々見られて、「なんだよ、もう」って思うことが多いのが印象悪いんだろうか。あまり活躍しているようには見えません。なんでだろう。絶対、中盤の中では一番走っているのは間違いないんだけど。 野沢も今年はとうとうつぼみのまま終わってしまいましたね。天皇杯で炸裂してくれると助かりますが、それでもかなりの遅咲きです。 交代策も微妙だったかな。小笠原に代えて青木で中田を前に出すというのはアリにしても、前回山形から2点取っている遠藤...

2010第34節山形戦(アウェー)

また引き分けか・・。34試合中、12試合が引き分けって3回に1回以上ってこと。最後ぐらいは意地を見せてくれるかと思ったけど、決定的なシーンはCKから岩政のヘッドがGKがセーブされたのくらい。率直に言わせて貰うと、「ガッカリ」。 失点シーンは伊野波が田代に与えたファウルがきっかけでFKを取られ、リスタートが壁に当たってCKになった流れ。そのCKのボールも伊野波はクリアにいったのか?中途半端な感じにボールに触れず秋葉にシュートを打たれ、前に残っていた西河がうまく合わせてゴール。 今季のテントラーズな鹿島からしてこの1点は非常に重かった。本音を言えばこのまま0-1で負けてしまうんじゃないかと思っていた。自宅観戦だったのでネットでガンバ、セレッソの試合を確認してみるも(中継で逐一報告されてましたが)大差がついていて話にならない。アドリアーノに4得点って・・。 勿論、勝って欲しいのでテレビの前からだけど必死に応援したし、勝利を「信じて」はいたが、そこに展開されるグダグダな試合に、レベル度数はぐんぐん下がっていった。選手からもどうしても勝ちたいって気持ちは残念ながら伝わってこなかったよ。 以下、乏しい試合内容を振り返っておくと、鹿島の得点はかなり鹿島寄りの判定でのPK。CKのボールを中央で伊野波と下村が競ったのだが、下村がユニフォームを引っ張ったか腕を使ったかの判定でイエローカード、プラスPK。 いつだったかのPK外しの件があるのでドキドキだったものの、小笠原がGKの逆を突いてゴール右に蹴り込みゴール。これで得点もイーブンになったし、流れも鹿島になってもおかしくなかったのだが、結局、最後まで何にも起きず。 興梠の絶不調はやっぱりそのまんまだったし、何度かPKをアピールしていたけど、キレもないから審判も取らないんじゃないかな。フェリペがコケるのと一緒で。 マルキーニョスもボールの収まりが悪かったし、前で形が全然作れない。そこにもって両ボランチの動きも悪いし、サイドバックの攻撃も物足りない。要は妥当な結果だったということ。 野沢のFKもことごとく田代に跳ね返され、今は敵だってことちゃんとわかってる?と聞きたかったくらい。 去年まではこんなんでも何となく勝ってきたんだけど、勝ちグセが抜けちゃったというか、勝負弱くなったというか、これじゃ「新化」というより「退化」。4位という結果はなる...

リーグ戦ラスト山形アウェーを勝ちで終えよう

鹿島ネタもないので1日飛びの記事です。 明日は2010リーグラスト山形戦(アウェー)で、鹿島は勝てば自力でACL権確定。2位3位はガンバとの 得失点争いになるので難しいところだが、せっかくリードしているので2位を死守して終えたいですね。 両チームとも出場停止者なし。怪我人は特になさそうですが(本山以外)、鹿島で微妙なコンディションなのが小笠原、マルキーニョス、フェリペなど。新井場も動きが重かったし、このへんもどうだろう。興梠は絶不調。 小笠原、中田のボランチコンビは累積3枚のまま最終戦に突入し、蓄積疲労がホントに心配。前節の小笠原の止まりっぷりは怪我でもしてるんじゃないかと疑ってしまうくらいだからね・・。 前節ベンチにも入ってなかったジウトンは、噂では怪我だったとか。どの程度の怪我なのかわからないけど、今回は出すんだろうか。宮崎はそこそこやれていたので、個人的にはそのままでいいんじゃないかと思うのだが。 その他のメンバーは特に変わりなしだろうが、最後なんだし気力で走り切って欲しい。山形の選手たちはよく走るよ。 山形の試合は時々観るんだけど、前にはそんなに人数を置かずにしっかり守ってカウンターの陣形。引き分けで終わるとセレッソに抜かれる可能性大な鹿島にとっては、これほど厄介な相手もない。天候も悪そうだし、先制点だけは絶対にやっちゃいけない。 ただ、点が入り出すと3点くらい入っちゃうことも結構ある。セレッソや清水に3失点してるし、鹿島もホームでは3点取れたし。 鹿島からレンタル中の増田、田代は二人とも出て来るだろう。昔、深井が新潟にレンタルしてた時も得点を決められたけど、この二人にもホームの時にやられた。なんだかね・・。 やりづらいのかわからないけど、自分としては出て欲しくないと思う。移籍してしまったならそう割り切って観れるからいいんだけど、レンタルだとどっちつかずで嫌なのですよ。いっそのこと「鹿島戦は出場禁止」の項目を入れといて欲しいと毎回思う。 増田はここのところずっとスタメンでセットプレーのキッカーも任されたりしている。田代は途中で出て来ることが多いが、決めるところを決めて興梠や野沢よりも多い今季10得点。前節の今野のマークを外して決めた得点はよかった。岩政、伊野波のどっちがつくにせよ、何がなんでも止めておくれ。 チーム全体のモチベーションとしては絶対鹿島の方が高...

よそさまのお話ですが横浜M大丈夫?

横浜Mの大量解雇についてちょっと触れます。 現在の報道ではDF松田直樹(33)、MF河合竜二(32)、山瀬功治(29)、FW坂田大輔(27)ら主力を含む8選手と来季の契約を結ばないという。(他には清水範、浦田とか)。 クラブの経営方針もあるだろうから良し悪しは言えないけど、自分がサポだったらショックだろうな。「プロだから当たり前」というのはわかってるけど、応援してきた選手が大量にいなくなってしまうと、これから先も同じことが起こるのかなと思って疑心暗鬼になってしまう。 勿論、情けとかそういうので残っても仕方ないんだけど、あまりに大量に切り過ぎるというか。 マリノスといえば昔も、奥とかドゥトラとか一気に解雇したことがあるんだけど、その時も「世代交代」とか言っていたはず。それで入れ替わってきたのが今のメンバーじゃないのかなって思うんだけど、ここにきてまた「世代交代」って・・。サイクル早過ぎない? だいたい、乾もセレッソに出してしまったし、ハーフナー・マイクも甲府に出してしまった。結構いい素材を放出しているのだが大丈夫なのかな。 30日づけの報知新聞には松田のインタビューが載っていて、「金額は下がってもいいからマリノスのために残ってくれと言われたら残った」と言っています。いわく、鹿島の大岩的ポジションになるつもりだったとか。 確かに鹿島にとって大岩は必要な人材。特にイジョンスが抜けたCBの控えは重要だ。マリノスはそういうのは抜きにして、一気に世代交代を図ろうとしている。 ベテランといえば中澤、中村俊輔とかくらいだろうけど、この二人の年俸が高過ぎて他の選手に払えないんじゃないかなって思ったりするんですけど・・。 渡辺千、小野、狩野、やレンタル中の水沼あたりに期待しているということらしいけど、やっぱりべテランの力は必要なんじゃないかな。 よそさまのお話ですが、ちょっと気になったので記事にしました。あくまで自分ならこう思うっていうことなので、違う考え方も勿論あると思います。 鹿島も来年は世代交代を目標にしていますが、一気には契約解除(あるいは契約延長せず)とかにはならないと思う。むしろ出場機会に恵まれない若手が大量に出ていってしまいそうなのだが・・。 あと、上とは関係ありませんが、単体で記事に出来ない話題をひとつ。 橋本大阪府知事が突然、梅田に建設予定のスタジアムにダメ出しをした...