そびえ立つアジアの壁
【聳え立つ(そびえたつ)】 意味:山などがとりわけ高く立つ。 ACLに参戦しているJリーグ勢が全滅となった。 ガンバが1次リーグ、名古屋、柏、FC東京が決勝トーナメント1回戦で敗退。以前は悪くともベスト4、8までは進んでいた日本勢も分が悪くなってきている。 巨額な資金でチームを作るアジア諸国の、この大会にかける意気込みは本気だ。 報知新聞によれば、広州恒大は前イタリア代表のリッピ監督を10億円で招へいし、選手も1ゴールあたり2000万のボーナスが出るとか。 ハットトリックで100万円のイエローハット賞が・・。 鹿島の悲願とも言えるACL制覇の道はますます険しくなっている。無論、リーグ優勝に四苦八苦している今の状況で大きなことは言えないが。 そびえたつという言葉から連想するのは、何故かバベルの塔。 バベルの塔はあまりにも高く建てようとしたために、最終的には滅びてしまうとかそういう話なのだが、巨額資金で作ったチームが滅びるなら経営破綻か。 まあ、そんなものを待つわけにもいかず、かといってこちらも資金で対抗するにもいかないので、チームを熟成させて挑むしかなかろう。 バベルの塔を攻略するのも悪くない。そう思えるチームに、一日でも早く成長したいものだ。 余談だが、元東京Vのフッキはボルトからチェルシーに移籍(濃厚)で、移籍金が50億円だって。そんなに凄い選手がJリーグにいたってことなんだね。 香川のマンチェスターUへの移籍金も20億円とか。 不況と言われる昨今でも、あるところにはあるもんだね。