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セレーゾ続投要請濃厚とか・・判断早くない?

セレーゾに続投を要請する方針であることが、報知新聞(他)で報道されている。 アンチセレーゾの当ブログ主としては、正直な第一声は、 「えー! マジか?!」 新聞読んでて思わず声を上げちゃったよ。 いくら軸となる大迫が抜けたとはいえ、主力が抜けることなんてどこのクラブでも有り得ることであり、それを踏まえてのチーム作りであり、どこぞのクラブに選手を抜かれまくった広島はそんななかでも連覇を達成している。 「大迫が抜けてもこの成績」、は言い訳として通用しないと思う。 奇跡的に逆転リーグ優勝でもすれば話はコロッと変わって、手のひらを返すのも簡単にやらせて頂くが、このままいけば二年連続無冠、ACL出場権獲得もギリギリのライン。 続投の条件としては最低限ACLの権利獲得だと思うのだが、クラブとしては上々のデキという判断らしい。 意外というか、鹿島系のブログをいくつか回ってみたが、皆さん概ねセレーゾの続投を受け容れていらっしゃる様子。 あの暗黒時代再び・・と怯えているのは当ブログ主くらいということなのか。 二年がクラブ作りの期間として長いか短いかはわからないが、リーグ戦も優勝争いに絡んでいると言えば聞こえはいいものの、勝ち点差でみれば大差であり、ナビスコ、天皇杯は予選敗退という事実は無視出来ないと思うのだが。 練習内容までを評価の対象と出来ないので妥当な評価でないかもしれないが、柴崎、昌子、土居、カイオらに関しては誰が監督であっても今くらいやれていたはず。 植田だけはこの先日本代表にまで上り詰めるとすれば、シーズン開始から我慢強く使い続けたセレーゾの功績だと素直に認めるが・・。(そのぶんだけ落とした勝ち点が、今になって響いているとも言えなくもない)。 残り4試合、ジョルジ・ワグネルの厚遇は変わらないだろうし、勿論、突然活躍するかもしれないが、まったく機能しない赤崎と共に、代わり映えのないゲーム内容でズルズル順位を落としていくようだと、続投要請はムムム・・だ。 新潟戦の後には、魔のプチ中断もあり、明けてホーム川崎戦の内容が相変わらずだったりしたら、来年も期待出来ないんじゃないかなあと、朝からテンションだだ下がりだった。 プロの世界は結果が全て。三年目の集大成として来季、タイトル総取りとまでは言わないがタイトルのひとつでも獲得となれば、クラブやブロガーさんの見る目が正しかったということで...

2014第30節浦和(ホーム)戦

勝ちたいという気持ちは伝わって来たし、そういう試合運びも出来たが、このところの数試合と同じく決定打が打てずにドロー。守備でも粘りを欠いた。 首位浦和との勝ち点差を詰めることが出来ず、実質、今季はACL圏内を目指すのが現実的な路線となろう。 赤崎のワントップは何も出来ず。だったらせめて前線からプレスをかけて欲しいがそれもせず、こぼれ球に対する反応も遅くてマイボールにならない。決まり事があったのかわからないが、土居がワントップになってからはしつこく追いかけられていた。 1本の決定機も作り出せず、このまま我慢して起用し続けて残り4試合、覚醒するとは思えないが。 ジョルジ・ワグネルも同様。縁故で採用された使えない社員を同僚に抱える会社員の心中と同じく、給湯室で「昔はスゴかったんだけどね~」なんて呟きたくもなる。 またしても絶好の角度で得たFKを蹴らせても貰えず(柴崎が蹴って大きく枠の上)、追加点を奪われなかっただけマシと考えるしかない。 ジャッジも鹿島目線で見れば明らかに浦和寄り。興梠のPKは全然ボールに届いていなかったし、イエローも鹿島側にだけ出される感覚。興梠が倒れてゲームを止められたのも納得いかず、後半アデイショナルタイムもボールを保持した状態でゲームを切られた。 山本は4枚目のイエローで次節出場停止。不運なジャッジでPKを取られ、曽ヶ端がマルシオをセーブしたおかげで心の傷jは浅くて済んだが、頭は衝突するは、顔面にボールが当たるは、シュートは決まらないは(これはいつものことだが)災難な一日だった。 柴崎はボランチより後ろめでバランスを取りながら、うまく守備をしていたが、そのぶん前に行く回数が少なくなり攻撃に厚みを出せなかった。かといって柴崎が上がっていれば、多分、後ろはやられていただろう。 西は攻撃面で持ち味を出せていたが、最後の方は疲れか焦りか、雑になって勿体なかった。遠藤もこのところの調子を考えればやれていた方。 カイオは相変わらずムラが激しいが、1本決めたからこそ90分使いたかった。交代時に下腹部を抑えて痛がっていたが、どこか痛めての交代だったのだろうか。 本山はいいリズムを作れていた。ミスになってボールロストすることもあるが、繋がれば一気にチャンスになるパスを出していて、今の鹿島に足りないワンタッチプレーも多い。 個人的には、波長が同じように感じる中村との同時...

ワントップなの?ツートップなの?

前記事でもちらっと書いたが、テレビ画面で見ると守備時に4-4-2のラインになっている時があって、「2トップなの?」と思った。 ただ、攻撃時にはトップで横並びになっているようにも見えず、これは自分のサッカーを観る目が追いついていないだけかもしれないが、つまりはっきり言えば、どういう形なのかよくわからなかった。 赤崎はワントップで受けるタイプではなく、裏へと抜けていくのが持ち味なので抜けていけばそっちにパスが出る。 となると豊川が浮いてしまう。赤崎はボールを貰ってもそこから発展しないので、シュートで完結するのはいいとしても可能性を感じないものが多く、印象として攻撃が淡泊に見える。ちなみに繋ごうとしても、技術が伴わず相手に取られてしまうこと多し。 豊川じゃなくてカイオが左に配置された赤崎ワントップ時は、スルーパスを狙う意識が2列目に徹底していて土居との相性も良かった。 前節の試合記事にも書いたが、豊川、赤崎のダブルスタメンは土居の良さがまるっきり消えていて、せっかく今まで積み上げてきたスキルがまたリセットされてしまったみたいに見えた。ゲームで言えば、片手剣から両手剣に代えて経験値がゼロになったような。 まあ、遠藤や小笠原の調子が目に見えて下降気味なので、そのカバーに忙しかっただけなのかもしれないが。 そのうえ神戸戦はお互いに守備意識が高く、というか失点したくない気持ちが強くて、攻撃の形がほとんど出来てなかった。セットプレーもキッカーのキック精度にムラが大きく、得点の気配が薄い。 カイオが外れた理由がいまひとつわからないが、次はどういう形にするのか。 赤崎は使うのだろうが、可能性で言えば自分の中では依然として豊川の方が上。もっとも、こちらもワントップで活きるタイプではなさそうだが・・。 浦和戦は広島で攻略した戦法を使いたいところだが、あれはボランチの柴崎・小笠原がDFラインにまで入って守備を徹底したおかげ。 引き分けもやむなしという気持ちもあって成立する部分もあり、勝たなきゃ今季終わり、しかも小笠原の調子が悪い今、あれが通用するためには最初のチャンスで2点くらい先制しなきゃ無理な気がする。 とりあえずこの試合の勝敗が、今季残り試合のモチベーションを左右することだけは確か。 ここのところの内容が悪いので内容は問わず、勝ち点3だけ欲しいなあ。

2014第29節神戸(アウェー)戦

行きたいのに行けずにスカパー観戦となったアウェー神戸戦。行けなくて良かったのか? 実況・解説の耳に馴染まないお喋りが気になって誰かと思って調べたら解説・上田滋夢。知らないおじさんだった。ついていっちゃいけない人だ。(有名な人だったらごめんなさい)。 二人はさかんに「激しい試合ですね」と褒め湛えていたが、そう見えたのか。そう見える人もいるのか。 自分の目にはただただ緊張感のない、特に鹿島にとっては本当に優勝を目指す気があるのかと疑うことしか出来ない凡戦に映った。 あ、優勝はもう(おこがましいので)口にしちゃいけないんだったか。 怪我のダヴィに代わってトップには赤崎が普通に起用されたが、豊川も一緒に起用されたのにはちょっとびっくり。 テレビ画面上では2トップに近い形でやっていたように見えたが、そのあたりの取り決めがどうなっていたのかはわからない。 赤崎は相変わらずシュートが下手で、途中からまったくボールにも絡めなくなっていたが、密かに期待していた豊川も、少なくとも2つあった決定機のどちらも外した。 土居もトップ下で活きていた長所が消え去り、ほとんど効果的な動きがなく、1本惜しいシュートを打っただけの印象しか残っていない。 小笠原は絶好調時のゾーンを抜けてしまった様子で、明らかにフィジカル面で下降状態。サカつくとかのゲームだったら青い顔で冷や汗が流れている状態で、歳相応の動きしか出来ない。プレースキックの精度もまちまち。 曽ヶ端の調子もまだ戻っていない。神戸の矛先の緩やかさに助けられたが、枠に飛ぶ鋭いシュート1本で仕留められそうな、頼りない小鹿のような雰囲気を醸し出している。 カイオもスタメンを外されて気持ちも切れたのか、いまひとつなプレーばかり。中村は短時間の方が合うので気持ちは見えたがボールが集まらず。 そして、問題のジョルジ・ワグネル。ついに小笠原にキレられた。 終盤、左足のキッカーにとっては絶好の角度・距離で得たFKを、ジョルジは当然のように蹴ろうと近寄ったのだが、さして高い精度のボールを蹴っていたわけでもない小笠原がキレながら突き飛ばして退け、自分で蹴った。 あの位置で蹴らせて貰えない。ピッチの王様がダメ出しをした。そういうふうに見るとゲーム中でもジョルジにボールは集まらず、やはり攻守にバランスが悪くなって、逆に神戸に押し込まれるようになった。 信頼しているのは...

ダヴィ今季絶望、代役は誰だ? もう「世代交代・若手育成」の言い訳は聞きたくない

柏戦で負傷したダヴィの怪我の具合がオフィシャルで発表された。 左膝の前十字靭帯と外側半月板損傷で全治8ヶ月。順調に治っても、来季から2シーズン制になる前半戦までもほぼ無理。来季はともかく、今季残り6試合、ダヴィ以外のFWで戦わなくてはならない。 候補としては赤崎、豊川、中村、カイオ。 鹿島サポの少なからずの人が、赤崎を柳沢とダブらせて見る向きが多い。 DFとの駆け引きや抜け出し方、調子がいい時のボールの受け方、シュートの下手さを含めて(?)、確かにさもありなんと思うところもあるが、ガンガン得点してチームを救ってくれるかと言えば、現時点でそれは無理と思わざるを得ない。 試合に出続けて経験を得て、ゆくゆくはそういうFWに育つ可能性はあるが、残り6試合でのクラスチェンジは見込みが薄い。そして、得点出来なかった時に、セレーゾお得意の「若手を育成しながら」という言い訳に使われるだけだ。 それだけ育成・世代交代と言うのならユースの監督になって若手を鍛えてくれればいい話なのだが、年棒1億(位?)でユースは高過ぎるか。 そもそも就任2年目で現在レギュラーの若手と言われる土居、カイオ、植田、昌子らは開幕から使われ続けている。「育成中」という看板は似つかわしくない。誰をもって育成中と言っているのか。 赤崎に関しては出場数も少なく、経験が足りないので「育成中」になるのだが、だったら尚更、この佳境での起用は賭けとなる。前線からのボールの追い方が甘く、守備がルーズに見えるのもマイナス要因のひとつ。 ガンバ、柏に無様な負け方を晒して優勝を口にするのははばかられるが、それでも優勝を狙うのなら、赤崎に命運を託すのはかなり不安が募る。 となる他のメンバーとなるが、カイオはムラが激しく、また、ゴール前では途端にビビってメンタル力が激減してしまうのが気になる。フィジカルも弱く、ワントップで使うにはボールも収まらなかろう。 豊川は「ドリブルが魅力」とよく紹介され、個人的にはそのドリブル力には今のところ魅力を感じてはいないが、ゴールへの執着心と闘争心、ボールに対する嗅覚と一発を決め切る能力を持っていると睨んでいる。 現代表、岡崎のように得点感覚に優れたFWになるかもと思わせられ、自分の中ではファーストチョイスとなるが、こちらも随分試合が遠のいており、そのあたりの感覚がどうか。 次に中村。柴崎のスルーパスを枠...

2014第28節柏(ホーム)戦

あまりにお粗末過ぎて悪いところしか思い出せないが、自滅以外の何物でもない敗戦。 首位・浦和も負けて勝ち点差は広がらなかったが、残り試合数が少なくなり、引き離されたことに変わりない。なによりゲーム内容、前節に続いての2度のリードを守り切れずに自らのミスで負けてしまう不甲斐なさに、優勝を口にするのはおこがましくなってきた。 いずれACL枠も2枠(プラス予選から)に削減されるという話だし、最低限3位を目標に切り替えてもいいくらいだが、一度抜かれてしまうともう二度と巻き返せないくらいの、今はそのくらいのメンタリティしか感じない。失点直後に関してもしかり。 得点はどちらもこぼれ球を引き寄せた西、中村が決めたもので崩したわけではなく、むしろ崩したシーンでは相変わらず枠に飛ばないかGKの正面。 赤崎はFWとは思えないほどシュートが下手過ぎて、ガンバ戦では1点決めたものの、もっと練習してからでないと使えない。豊川の方が何かしらやってくれそうな気配を感じる。 ダヴィの怪我が痛がり具合からして今季復帰出来ないのでは、というくらいの感じだったが、赤崎をファーストチョイスにするのはやめて貰いたい。 中村はずっと以前にこのブログで、「トップで使ってみては?」と書いたことが実現し、1点は取ったものの、その後が続かない。もっと我が儘に、やりたいようにやらせてみたらいい結果が出る気もするのだが。 点の取られ方・・というか、まさしく「失い」方も悪い。1失点目は前半あとワンプレー、サイドに切ったら終了という場面で時間を使えず中に入れられ、一発で決められた。全員の集中力の欠如。 2失点目は勝ち越して、さあ今からという場面、ロングボール一発に曽ヶ端が飛び出して来て、ドゥドゥに蹴り当てて自陣に吸い込まれるゴール。その前にも中途半端に飛び出していて危ないなと思っていたが、まさか本当にやらかすとは。 3失点目は曽ヶ端の凡ミス。フリーで真正面から打たれたシュートだったとはいえ、そんなに勢いもなかったし、普通に弾くかキャッチ出来たはず。久々のソガンブルゴール・・。 そして、中断明けには必ずパフォーマンスが悪いセレーゾの調整方法、明らかに鹿島に合っていないジョルジ・ワグネルの起用。攻撃にも有効に絡めず、守備も緩くなって失点するパターン。ルイス・アルベルトを使えなくなるデメリットが大きく響いている。 更に誰が蹴ってもま...

スケジュールの空いている鹿島はうまく調整出来るのだろうか

毎度毎度、プチ中断明けのパフォーマンスがよろしくない鹿島。 リーグ戦も残り7試合で、首位浦和とは勝ち点差7は優勝を狙うにはギリギリのライン。 浦和とは10月26日(日)にホームで直接対戦となり、ここは勝つことが大前提として、それまでの2試合。 18(土)のホーム柏戦、22(水)のアウェー神戸戦(行きたかった・・)を落としては、盛り上がりにも欠けるうえ勢いもつかないし、何より少しでも差を詰めておきたい状況での足踏みは許されない。 浦和はアウェーで仙台とホームで甲府。どちらも残留を争っているチームで、2つとも引き分けてくれれば、他力ながら一気にテンションマックスになるのだが。 理想形としては鹿島が連勝、浦和が引き分けふたつで勝ち点差3、勝って得点差で逆転首位、そのまま逃げ切り。 現実的には浦和がひとつでも引き分けか落としてくれて、勝って勝ち点差を2もしくは1に詰めてプレッシャーをかけつつ追撃。 まずは鹿島が負けないことが大切なのだが、冒頭にも書いたように試合が空くとパフォーマンスが落ちるのがセレーゾ流なもので・・。 柏戦てことは古巣対戦になる、いまひとつもふたつも機能していないジョルジ・ワグネルがどう転ぶか。古巣相手に大活躍ってシーンはあまり鹿島の選手では記憶にないのだが。 鹿島デビュー以来のプレーぶりを見ていると、結果が欲しくて空回りしている印象が強い。 代表帰りとなる西や、怪我が回復するか不明の昌子、出場停止明けでいい方向に行ってくれるかわからないダヴィなど心配は山積み。 まあ、浦和戦が終わるところまでで、鹿島にとっての今季リーグ戦の行方が決まるのは間違いない。今度こそいい中断期間にして貰いたい。 にしても鹿島はとっくに天皇杯もナビスコも敗退しているので、マイスケジュール帳から試合日程が消えているが、どっちにも残っているガンバの日程が凄いことになっている。 9(木)、12(日)にナビスコやって、15(水)に天皇杯やって、18(土)、22(水)、26(日)にリーグ戦やって。その前の5(日)にも試合やってるから、7連戦ってことになるのか。3日に一度のペース。 それでもまだ3冠の可能性が残ってるから、羨ましいものだが。というか日曜の試合で、ヘコましておかなければならなかったね。この連戦の後に当たっていれば・・。(あくまで他力)。 柏と広島もリーグでやって、ナビスコで続けて...

2014第27節ガンバ大阪(ホーム)戦

タラレバをいくつも言いたくなる痛い敗戦。 前節の不甲斐なさを払拭する赤崎のゴールで幸先良く先制を決めたものの、続いて訪れたビッグチャンスをカイオがフイにする。 カイオのムラの激しさは今に始まったことではないが、あれは決めないといけない場面。それ以降、プレー自体も精彩を欠き、機能しなくなった。 それに引きずられた訳ではないだろうが、ここまで盤石の守備を見せてきた山本がポカを連発する。 なんでもないフワリと入れられたボールを、まさかのバックヘッドでゴール方向に返してしまい、曽ヶ端が慌てて戻るも弾けずにオウンゴール。リプレイでは曽ヶ端が「クリア」って言っていたように聞こえたが・・。後ろに誰もいなかったし、どこに注意が向いていたのだろう。 「山本のヘディング(およびシュート)は枠に飛ばない」の法則は自陣ゴールには適用されず、終盤のフリーでのヘディングはしっかり外した。あそこを決めていればオウンゴールの失態も取り消され、一転、ヒーローだったのに。 西も代表に選ばれてアギーレ監督が視察に来ているからではないだろうが、攻撃に意識が行き過ぎた。絶妙の切り込みからGK正面で思い切ってシュートを打ったが、中でフリーの選手が2枚ほどいたのだが。 後半アディショナルタイムのリンスに振り切られて決勝点を挙げられた場面は、90分走っていたから仕方ないと言えば仕方ない部分もある。攻撃では持ち味は出せていた。 遠藤も悪くないのだが、せめてカウンターでは誰かを使ってもっと鋭い攻撃にして貰いたい。 昌子は怪我の影響がある様子だった。パトリックも速いが、普段の昌子ならもっと対応出来たと思われる。フィードも悪かったし、今回の代表は辞退した方がいいだろう。 柴崎はさすがのプレーぶり。2点目のアシストは、ゴール方向に走って行きながら、リターンで返って来た結構強めのパスを難なくトラップして、絶好のスルーパス。ワンタッチで決めた土居にも成長の跡が見える。 ちなみにファーで赤崎がそのボールに触ろうとしていたが、その姿勢はヨシとして、オフサイドではないと確信してのプレーだったか。あれで触ってオフサイドだったら誰もがガックリだったろう。 小笠原は燃えていた。闘志を全面に出し、前にも後ろにも自由にプレスをかけ、ピッチを広く使った難しいパスもいくつも通した。フォローには柴崎が回り、ガンバのパスワークは良かったが、それほどや...