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石井監督が一転、続投の決意を固めたとか

オフィシャルには載っていないが、まあ、辞任(退任?)したならともかく、普通に契約中なのでわざわざ書くまでもないということか。 というわけで報知新聞からの情報だが、石井監督が辞任をほのめかしていたところから一転して、続投を決意したとのこと。 率直な意見を言わせて貰えば、悪い方向に流れてしまったなと。 石井の人柄、人望の良さは伝え聞いている限り素晴らしいもので、会ったことはないがそこは否定するものではない。しかし、監督としての資質となれば何度も書いているように微妙なところ。 解任ほどではないが難しくてどちらとも言えない、という話を前に書いたが、それはこういうゴタゴタが表面化する前の話。一旦、表に出てしまってから、じゃあやっぱりもう一回、というのはかなり無理な話で、続投には反対の立場。 マリノス戦でスタッフが戦っているのを見てもう一度という気になった、という趣旨のことが書かれているが、それは言い方は悪いが、うまくいかなかったのがやっとうまく回ったから一丸になれた、という見方の方が正しいのではないか。 「先生! わたしたち先生と一緒に全国に行きたいんです! もう一度一緒にやって下さい!」 あ、これは違う話か。 石井は先生ではないが、選手たちが「石井監督でなければダメだ。是非、戻って来て一緒に戦って下さい!」と思っているのかどうか・・。いくら人望があろうと、それとこれは別の話と思うが。 個人的には、いち選手ならともかく、指導者が一度ゴタゴタを起こした後に戻って来てうまくいった記憶がない。単純に過労で倒れて復帰、というなら逆にまとまる気がするが・・。 自主性に任せる、とは選手を尊重しているように見えて、なんにもしてないってこと。 プロ野球でも選手任せの作戦・・というか試合運びは、接戦をモノに出来ず、結局のところ最後は負ける。勿論、圧倒的戦力差があれば別の話だが、そうでもない。モビルスーツの性能の差が、決定的戦力の差でないということはシャアも言っている。 石井は復帰に向け、「私自身も変わらなきゃ。一緒になって選手も変わらなきゃいけない部分がある」とコメントしているが、やれるかどうかは博打だ。 交代となれば大岩コーチがそのまま昇格して率いるとこになろうが、正直、そちらがうまくいくという保証はない。一層悪化してしまう可能性もある。しかし、交代するならこのタイミングでしかなかった。ここ...

アウェーマリノス戦の追加

昨日書き切れなかったことを追加。 まず試合と関係ないことをふたつ。ひとつめは、試合前のスタジアムの演出がテレビ画面越しでも伝わるくらい素晴らしものだったこと。 照明を落としたなかでペンライトが振られ、コンサートの前のような雰囲気が作り出されており、あれはもう一回行ってみたいと思わせる演出だったのではないかと思う。少なくとも紙ふぶきをバラ撒いて迷惑かけるのとは比べものにならない。 ふたつめは解説はやっぱり水沼氏が、一番自分は聞き易いということと、実況(田邉研一郎)が選手の名前をたびたび間違えて若干イラッとしてしまった点。実況は正確に、が基本。 試合に話を戻すと、順位を争ううえでは勝てなかったのは痛いが、結果は順当なものだった。 内容は良くなった点もあるが、相変わらず守備が安定しないのが悩みどころ。 昔から西が、よくやり玉に挙げられていて、個人的には好きな選手なので攻撃を見て欲しいと思っているのだが、さすがにこのところの不安定さは言われても仕方ないと思える。 鈴木が前目に行くのでプレスがかかりにくい面はあるものの、昌子のフォローがなければもっとやられている。 西を2列目に上げた布陣は前から試して欲しいと思っていて、攻撃の部分では伊東の良さが活きるのがわかって良かったが、守備面ではプレスがまったく効かず、西のポジションもフラフラと、本職でないぶんかなりのスキを見せたし、実際そこから失点した。 可能性はあって楽しみがあるが、実戦で使うには練度を高めなければ、現時点ではデメリットの方が大きいかもしれない。 土居の活力のなさも心配。トップに置いた時は活き活きとプレーしていたが、本職であるはずの2列目に戻した途端、なんだか攻守に中途半端な感じになっている。赤崎が全然機能していない以上、土居をトップに戻した方がいいように思われる。怪我はそんなに長くかからないように見えたが、プレー自体は低迷中。 もしくは遠藤が復帰すれば鈴木をトップに置くか、そうでもないと金崎がサイドに流れた時に中に誰もいないシーンが多い。赤崎はいったいどこにいる? 急遽、柴崎を2列目に上げた選択は悪くなかった。こちらも怪我明けだが動きも良く、パスの精度も高かったし、気の利いたポジショニングも出来る。プレースキックだけがいまだに成長しないのが不思議でならないのだが。 永木は昨日も書いたがどうなのだろうか。パスミスが目...

2016(2)第10節横浜FM(アウェー)戦

石井が心労による体調不良で、大岩コーチが代行で指揮。サテライトで1勝4敗と、監督としての能力がどんなものかわからないが、少なくとも今日のマリノス戦に限って言えば悪くない采配だった。 結果は2-2の引き分けになったが、勝てなかったのか負けなかったのか・・おそらくお互いのサポーターが同じような思いを抱いているだろう。 お互い静かな立ち上がりから、鹿島がボールを持つ時間の長い前半戦だったが、決定的な場面はマリノスの方が多く、いつ失点してもおかしくない雰囲気だった。 しかし、先制したのは鹿島。金崎の縦パスを右からナナメに走り込んだ鈴木が綺麗にトラップを決めて、GKの横を抜いてゴール。3試合連続と波に乗っている。 失点は前半終了間際。鹿島の右サイドを斎藤がドリブルからカットイン、シュートだと思うが、前で伊藤が合わせて叩き込まれた。あの場面、伊藤がまったくのフリーだったが、せめてオフサイドを取れれば。 その前に決められたオフサイドゴールはオンサイドに見えたし(追記:リプレイで観るとオフサイド)、守備陣はどうにも昌子一人が頑張っているように見える。曽ヶ端もいくつかセーブしたものの、反応が遅く、ハイボールをひとつもキャッチ出来ず(雨で濡れていたとしても)、後ろの不安感が拭えない。 ファンソッコも微妙なデキだし、だとすれば将来を見据えて植田と櫛引でいいのではなかろうかとも思う。 前半は1-1ながら相手優勢。後半も鹿島がボールを持ち、マリノスがカウンターで決定機を作る似たような展開のなか、伊東のパスミス?を西が受け損ねて奪われ、そこから斎藤のドリブルによる個人技で2点目を取られた。 あそこはファンソッコがイエロー覚悟でもう少し強く当たりに行って欲しかったが、ボールの取られ方も悪く、伊藤と西の連携ミスとも言える。 ただ、伊東は攻撃で挽回し、スピードで右サイドを切り裂いて質の高いクロスを何本も供給。そのうちの1本が、逆サイドの鈴木に渡り、落としたボールをファブリシオが冷静にゴール。個人的には期待を持っていない選手だが、あの場面で決められるところはさすが。 結局試合はこのまま2-2で終わるが、同点後は鹿島が押していたし、決め切りたかった。ラストの永木のFKはあれを決めてこそだと思うが・・。 赤崎はやはり基本的には得点の気配がゼロ。ほぼボールに触っていないし、柴崎が後ろにいるのにボールを受けて...

金崎の件が落ち着いてとりあえず良かったが、代表からは外された

金崎の交代後のいざこざの件は、金崎が深謝して監督が受け入れたことでクラブは厳重注意、ペナルティなしで決着が着いたようで(オフィシャルには載っていないようだったが)、とりあえずはひと安心となった。 ただ、この行動が日本代表監督ハリルホジッチの逆鱗に触れ、代表メンバーから外され、名指しで批判されている。「この先のことはまったく考えていません」と、もしかしたらハリーが監督をやっている間はもう呼ばれないのかもしれない。 本人がどれだけ代表にこだわっているのかはわからないが、高くついた。 個人的には前にも書いたように金崎を擁護する気持ちの方が強いが、ハリーのように断固として認めないという姿勢も、まあわかる。社会人としてはそっちの方が正しいとも言える。 鹿島の監督がハリーでなくて良かったね、と思う反面、ハリーだったらこういう問題は起きてなかったようにも思えるので、選手のモチベーション管理はやっぱり監督の能力のひとつなのだろう。 性格なんて誰であれそうそう変わるわけがなく、この一件で金崎の性格が変わるとは思えないし、むしろ大人しくなった姿は見たくはない。闘争心が溢れてこぼれるくらいがちょうどいいので、喧嘩せずになんとかいい方向に向けて貰いたい。 代表ショックがプレーに影響しないといいのだが。ちなみに昌子は順当に選ばれた。 そう言えば鹿島の次期監督に手倉の森名前が挙がっているそうで、自分のなかではアリだと思っているが、関塚の名前が挙がっていた時もアリと思っていて、こっちは結果が出ていないので、やってみないとわからないというのが実際のところかな。 ダメだったらすぐに「監督代えろ」というクチ・・というか手なので、いつも文句ばっかり言っているような気がするが。 さて、鹿島は内容はともかく、3連敗(スルガ銀行チャンピオンシップ含め)から立て直して2連勝。土曜のアウェーマリノス戦を勝てるかどうかで、この後の方向性が決まる。一旦は諦めた年間首位も勝ち点差8に詰まったので、もしかしたらワンチャンあるかもしれない。 チーム自体はうまくいっているとは言えず、どういうメンバーにするかはわからないが、土居はトップに戻した方がいいのかなと思う。 土居は2列目の選手と思っていて、このブログでもずっとそう書いて来たが、ここ数試合の気配の消え方や、金崎のフラストレーションを見ると、土居・金崎の2トップの方がやり...

石井監督には人望があると言われるが・・

石井が監督に就任した時、「人柄が良く、人望がある」と言われ、それが功を奏したのか、去年のナビスコ杯を制し、今シーズンもファーストステージを優勝した。 しかし、監督としての采配、指導力に長けているかと言われればそうとも言えず、去年の天皇杯、今季のルヴァン杯(旧ナビスコ)と早々と散り、むしろよくファーストステージ優勝出来たなという思いの方が強い。 控えの層がアップしたかと言われればそれもどうかという話で、選手が頑張って勝っているという、競馬で言えば「馬に勝たせて貰っている」という印象。 解任というほどではないが、ファーストステージ優勝していなかったらそういう話が出て来てもおかしくないくらい、上積み出来ていない状況に見える。 前節、湘南戦で交代を巡って金崎が激高し、石井監督と一触即発というか、触れて発しちゃったというか、もめ事が起きた。月曜に話し合いの場を設けるとのことだったので(そちらの情報はないが)、丸く収まるとは思うが、この先ずっとうまく行くかと言われればそうでない気がする。 見ている限り金崎は尾を引かないタイプに見えるが、少なくとも来季、監督が続行、金崎に移籍の話があれば即決してしまうのではないかと思っている。 勿論、指揮官に従うのは決まり事であり、プロ野球ではヤクルトスワローズの抑え投手オンドルセクが、監督に暴言を吐き、侮辱行為もあったことで謹慎ののち退団となった。退団は行き過ぎとしても、本来は何試合か謹慎を言われても不思議ではないくらいの激高ぶりだった。 これに関しては賛否両論あろうが、試合記事にも書いたように、個人的には石井と金崎のどちらかを取れと言われたら勿論、金崎を取る。 人望がある・・というアドバンテージというか貯金はもう使い果たしたように見え、監督としての上積みがない現在、金崎だけでなく誰がこうなってもおかしくない。 予想ではカイオが先にそうなると思っていたが、幸いにも、カイオは決定的に破綻してしまう前に移籍が決まり、表向き円満に袂を分かった。 思えば、遠藤も交代に不満を表していた試合もあり、土居、小笠原も不服そうに下がって来たことがある。ここまで来れば人望があるという話も、逆にそれしか取り得がないからかと思ってしまう。 今回、金崎との話し合いはおそらく一応の解決は見るだろうし、エースに処分を下すことはないと思われるが、再び同じことが起こった時、今度...

2016(2)第9節湘南(ホーム)戦

予想通り、前節と変わらないスタメン。ブレない。 試合展開も、まったり。リクエストを聞いてくれてシュートを枠内にバンバン打ってはくれるものの、吸い寄せられるようにGKの正面に。 押してはいるがスコアレスという湘南のプラン通りに試合が進み、おそらく先に点を取られたら負けるだろうなと思いながら観ていた。 後半もボールを持っていながら決められず、嫌な空気になるなか、柴崎のCK。ファーで受けた鈴木がエリア内で後ろから倒されるもノーファウル、誰もが唖然としてプレーが止まるところ、いちはやく動く出した鈴木が左足で豪快に蹴り込み、待望の先制点。ミタカコノヤロ。 この1点を守り抜いて辛くも1-0の勝利。内容に関しては夏場のことで、とやかく言えないが、勝てて良かった。もっとも、強豪相手にこういうふうにはいかないとは思うが。 にしても鹿島はなかなかPK取って貰えないな。前半の金崎が後ろから足を刈られて倒されたのもPK相当。ダイジェストを観ていると、川崎なんかはああいうのが全部PKになってる(ダイジェストだから当たり前か)。 ところで、湘南の選手は試合後、審判に対して何を文句言ってたのだろう。監督のインタビューでも、「審判を囲むとかは良くない」と選手を諫めながらも、「気持ちはわかる」と言葉を押し殺していたが、鹿島目線からすれば2本もPK見逃されて何言ってんの?という感じなんだが。ゴールシーンのこと? 永木はここ2試合スタメンになったが、方々で評価されているほどのものは感じられなかった。ボールを持って止まることも多く、プレースキックも小笠原の方が上だった。 出ていない時は出して欲しいと切望していたが、実際使われると、やはり小笠原、柴崎の方が上なんだなと改めて思う。勿論、試合勘もあるだろうし、プレースタイルも合わないのかと思うが、「ピースとしては充分だがそれ以上のものがない」というのが今のところの評価。 ファブリシオに関しては期待しないことに決めた。フィジカルが万全でないことを差し引いても、簡単にボールを奪われるし、1対1の競り合いにも負ける。途中出場なのに走れていない。決定機を決められるオーラも感じない。なんとかなったら儲けものくらいにとどめておく。 ただ、赤崎もやっぱり赤崎のままで、存在感なし。ジネイと再契約した方が、なんやかんやで良かったなあと、いつまでも恨みがましく思ってしまう。土居の...

2016(2)第8節福岡(アウェー)戦

夏場の消耗戦だったが、先制点がモノを言って、落ち着いてゲームを運べた鹿島が無事に勝ち切り。数的優位になった後に、セットプレーからのオウンゴールで1点失ったのは余計だったが、まずは勝てて何より。 前節から万全でなかった遠藤、サンタフェ戦で痛めた柴崎、中村が怪我で離脱。柴崎がサンタフェ戦で痛めたのは前半だったと思うが、だとしたら最後まで無理してプレーしていたのだろうか。 ボランチには永木が入り、前は土居、鈴木、金崎、赤崎。前線がこの4人で、崩して得点した記憶があまりなく、どうやって得点するのかとゲーム前から不安だったが、今日に関しては赤崎の動きが良かった。 得点シーンは金崎の絶妙な縦パスにピタリと合わせ、GKの上を抜くループシュート。満点。このシュートの前にも枠を捉える鋭いシュートを打っていたのだが、土居のブロックにあってゴールならず。当たらなかったら多分入っていた。 赤崎は守備にも良く走り、体力が切れるまでは充分なパフォーマンスを出せた。強豪相手にいつもこのくらいやれればな・・。 シュートブロックしてしまった土居は、テレビ画面上ではボールタッチもあまりなく、消えているように見えたが、前線でうまくバランスを取っていたのだろうか。ボールロストしている印象もなかったので、破綻なくやれていたのだと思うが。 金崎は少しゴールに見放されている。鈴木からの折り返しをワントラップしてシュートをするもGKに弾かれ、後半も同じく鈴木からのクロスを、アクロバティックなオーバーヘッドでシュートに持ち込んだが、惜しくもポストの横。入っていたら超絶ゴールだった。随所に金崎らしさは出ており、後はゴールだけ。 鈴木は監督の起用に応えて意地を見せた。アシストこそつかなかったが、いくつかの決定機を作り出せており、試合を決定づける2点目も叩き出した。全体的に雑なプレーも多かったが、持ち前の気持ちのこもったプレーで相手にプレスを与え続けた。金崎との相性はいいかもしれない。 守備では昌子が光っていた。CBの右に入り、西の後ろをケアすることが多かったが、しっかりカバーして危ないところでもボールを刈り取れていた。無失点試合にならなかったのが残念。自ら志願して右に入ったとのことだが、植田が戻ってもこのままでいいかもしれない。(植田が対応出来るかだが)。 永木は微妙なところ。期待されていたプレースキックは、柴崎よりも...

スルガ銀行チャンピオンシップ2016IBARAKIインデペンディエンテ・サンタフェ戦

ドロ沼やな・・。 良くも悪くも金崎次第というのをさらけ出してしまっているが、金崎自身、何度かあったチャンスとPKまで外してしまうなど低迷している。 これで4連敗、3試合連続0-1負け。深刻な話だ。 決定機を決められない、一瞬のスキから失点、しかもセットプレーと同じことの繰り返し。 試合記事もほぼコピペで作成出来るのではという気さえするが、収穫も何もない。 足首を痛めた様子の柴崎が心配で、これで離脱となってしまったら相当キツい。プレースキックは若干チャンスもあったが、永木が蹴ったいくつかの方が決定機を作れており、これを見てもまだ柴崎推しなのだろうか。 鈴木は焦りもあるのか、プレーが雑で、それはガムシャラと表現するにはちょっと難しい。再調整が必要かと思われる。 期待されているファブリシオは数分のプレーなのでまだ判断出来ないが、ここから救世主になれるかと言えば、そこまでの強さは感じなかった。ボールを欲しがって下がって来ることもあり、石井監督の、連携がまだ深まっていないという理由には納得。 最後、昌子を上げてパワープレーを試していたようだが、クロスを上げないなら意味がなく、ちゃんと練習しているのだろうか。 甲府戦での腑抜けた戦いからずっと沈んだままだが、決起集会とかそういうのでなんとかなるようなレベルでもなく、ガラッと気持ちを入れ替えないとなんともならない気がする。 「1点取れば変わる」「ひとつ勝てばなんとかなる」、そういった甘い考えは捨てて、ゼロからやり直すのが必要なのではないだろうか。 (以下、個人的まとめ) 【スルガ銀行チャンピオンシップ2016IBARAKI 8/10(水)】(カシマスタジアム19:00KickOffサンタフェ/19,716人/曇) 【スコア】鹿島 0-1 インデペンディエンテ・サンタフェ (前0-0 後0-1) (S 0-0) 【主審】マーニン(主審:中国)、フォエイミン、シーシャン 【得点】 (イ)後34分 FKゴメス↑オソーリオ 1H 【警告】 (鹿)ファンソッコ(後41分) (イ)ロア(前9分)、ゴルディージョ(後17分、後45+1分)、ロペス(後29分)、ペルラサ(後39分) 【退場】 (イ)ゴルディージョ(後45+1分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 西 昌子 ファンソッコ 山本 MF 柴崎→79永木 c小笠原 中村→86杉本 鈴木→70...

カイオロスと言えばそれまでかもしれないが、本当は石井監督の采配力だと思う

ファーストステージ優勝の鹿島がセカンドステージに入ってから、もがき苦しんでいる。 カイオが抜けた戦力ダウンをカバーし切れていないのが響いているのだが、本当のところは石井監督の采配力だろう。 以前も左サイドバックの山本が抜けた途端、昌子を回して失敗したりとドタバタ劇は結局収まらず、実はあの時から左サイドバックの目処も立っていない。 山本が復帰して、そこから長く抜けずにやっているからなんとかなっているが、対策が立てられているようには見えない。おそらく山本が抜けると、カイオロスに加えて、更なる大きな混乱が待っていると思われる。 カイオが移籍してしまったのは確かに青天の霹靂と言えなくもない急な出来事だったが、もう既に7節を消化。なんらかの道筋が見えていてもおかしくないところだ。 中村がそっくりそのまま埋められないのは仕方なく、やり方を変えるなりしないと、監督としての将来も明るくないんじゃないかな。 もし新外国人のファブリシオが無双して、ここから一気に連勝するような嬉しい誤算があったとしても、それは監督の力ではなくフロントの力であり、こういう時に色々を引き出しを増やしていかないと、信頼されないと思う。 ファブリシオがコケた時にどう戦うか、そして、左サイドバックの問題も並行して進めておいて貰いたい。 最悪、ドロ沼のセカンドステージを送ったとしても、チャンピオンシップで、うっちゃりを決めてしまえば全て丸く収まるが、そんな状況になってしまっていたら、監督の椅子には誰が座っていてもおかしくないだろうしね。 足し算ではなく、掛け算の出来る監督になって欲しいものだ。 おまけ。 ドラマ「時をかける少女」が潔く5話で終わった。視聴率も悪く、ネットでは評判もいまいちだったのだが、個人的には面白かった。タイムリープもの好きだし、ヒロイン可愛かったし。 ただ、(ネタバレ)、翔平のことが好きになった美羽だが、きっかけは翔平が催眠によって記憶を書き換えたことで、もともとは吾郎との思い出だった。 途中で美羽はそのことを知るが、知った後も普通に翔平のことを好きなまま話は進んでラストまでいき、こういうのって「騙されてた!」って怒るもんじゃないのかなあと、そこのところだけまったく感情移入が出来なかった。 むしろ吾郎ちゃん可哀想という思いの方が強く、すっきりしなかったなあ。というか、イマドキの人は、「え?あんた...

ホーム仙台戦、追加

【試合終了後】 倒れるまで走り切って、という要望を書いた。最後は倒れるには倒れてたが、なんだかポーズに見えた。 本当にそういう後悔があるなら、試合中にもっとやれるだけのことをやって欲しかったが、精一杯やったとは思えない試合内容だったもので。 【昌子がポジションを右に変更】 自ら言い出したとのことだが、西の守備の不安定さに、ついに我慢出来なくなったのか。 更には遠藤の体調も万全ではなかったとのことで、こちらサイドに危機感を感じていたのかもしれない。 結果で言えば、昌子自身は頑張っていたし、フォローも出来ていたが、失点シーンの西のバックパスは予想出来ようはずもない。 西は好きな選手で、欠かせない選手だとも思っているが、このところの冴えない姿は非難の的となっても仕方ない。どうしたもんかな。 【数字上のトリック】 鈴木が45分+2分で交代、後半頭から入った中村が46分に交代。 アディショナルタイムの存在を知らない人が見れば、「中村が46分に入って、鈴木は45+2で47分に入ったから中村の方が先に入ったんだねー」なんて言われると、「いや、そうじゃないんだけど」となる。 一見、なんでもないことのようだが、これはなんだか気になる。掘り下げようがあるネタを見つけたので、なんらかの話につなげられそうなら、いつもの箸休め的記事に使おうかなと思っている。 あなたの後ろに並んだ人が、実は先に切符を購入しているかもしれませんぞ? なんの話だ。 【リオオリンピック初戦、日本惨敗】 スコアこそ1点差になったが、5失点での負けは惨敗という表現以外ない。 守備がまったく機能しておらず、OAで入れた二人が支えるどころか足を引っ張る存在になっており、さすがに守備は連携なんだなと改めて感じた。 カテゴリーは違うが、数年前、J3でU22代表というチームを参戦させたことがあったが、大量失点でやられるケースが目立ち、FWならともかく、DFは個だけではなんともしがたい。 櫛引は大きなミスこそなかったが、ファインセーブもなく、普通。悪く言えば、誰が入っていても良かったか、あるいは中村なら1点くらい防げたかもしれないと思うくらい。長く実戦から離れており、こうなることも予想出来たことであり、次はスタメンも怪しいかもしれない。 曽ヶ端がアレなんで、帰って来てすぐにポジション奪い取れるくらいになって欲しいのだが。 【ジネイ...

2016(2)第7節仙台(ホーム)戦

不調の西を奮起させようとしてかキャプテンマークを巻かせたが、明らかに精彩を欠き、やってはいけない痛恨のバックパスを相手にそのままダイレクトに打たれて失点。ナイスアシスト。 あのタイトな場面でゴール方向にボールを下げるなんて有り得ない。ましてや絶賛祭り開催中の曽ヶ端に何を求めているのやら。打たれたら入るのはわかっていただろうに。 結局この1点を守り切られて0-1負けと、前節の鳥栖戦と同じ敗戦。何もない。 サッカー自体もツマラナイのひとこと。守備意識を高めたというようなことを言っていたが、何をやりたいのかさっぱりわからない前半。スペースに走る選手もいなければプレスもゆるゆる、足元へのパスは当然読まれてカットされ、シュート2本。これも打っただけのもの。 前半終了間際に遠藤が怪我で退き、またもや鈴木を投入。どうせ前がかりになるのなら、伊東を入れて西を前に上げた方が良かったのでは。 スタメンの杉本もさっぱり。連携も取れないし、強気に行っていい場面でもパスを選択して、しかもつながらないという最悪の結果。前半だけで中村と交代になったのはやむなし。 後半は仙台が守りに入ったために一方的に攻める、これも鳥栖戦と同じ展開だったが、相手GKの関が当たって全てセーブされて無得点。 やはり先制されると策がなく、それでもファーストステージをゴリ押しでやってこれたのはカイオがいたからと言わざるを得ない。 補強したファブリシオはベンチ入りもしておらず、コンディションの問題なのだろうが、契約が決まるまで体を作ってなかったのか。湘南に入団が決まったジネイはすぐさまベンチ入りしているのを見ると、こっちとヨリを戻しておいた方が良かったのではということになりかねない。 守備は西の失策での1失点で、後半はまるまる攻めていたので評価は難しいが、昌子だけを見れば調子が戻って来た様子。好調だったブエノが、怪我で離脱ということ残念だが。 攻撃では金崎は少し良くなって来たが、土居が調子を落としていて、動きも少ないしボールも収まらない。 とにかくトップにもう一人、高さか強さがないとやってなれないと思う。ファブリシオが相当やれればここから浮上するかもしれないが、固定メンバーでやって来たツケが来ていて、行き詰まった状況を打開出来ない。 この状況で勝ち点3を取るには、偶然先制点が入って、それを相手のミスにも助けられてなんとか守...

ゲーム感覚でいいならこんな感じでポジション変更を

なんか書くかなあと思って野球を観ながらパソコン画面を開いていたが、特に何もなく、仕方ないのでゲーム感覚でポジション変更の可能性を探ってみる。 (1)土居を2列目に下げる。 (2)柴崎を2列目に上げる。 (3)中村をトップに入れる。 (4)西を2列目に上げる。 (5)終盤、ブエノをトップに入れてパワープレー。 とりあえずこんなところか。 ちなみにファブリシオがトップでバリバリやれるなら(あるいは2列目でも可)、普通に土居を下げるだけで解決するのだが、そのセンは一回見てから考える。 (1)の土居を下げる方法については、現状ではトップに入るのが赤崎か鈴木、垣田になるのだが、赤崎は何故かわからないがほとんど消えており、いまいち破壊力がない。 同様に鈴木も調子を落としており、垣田にはまだ荷が重く、となれば土居を下げるならばファブリシオ以外なら、中村が適任と自分は考えている。 この案は以前にも書いていたのだが、前節を見ていても、やはりエリア付近、もしくはエリア内でボールを持ってこそ中村の良さが活きると確信に至り、金崎とのコンビは磨けば光るような気がする。 というかもういっそのこと土居、中村、金崎を3枚とも前に並べて、2列目に柴崎と小笠原(遠藤)、ワンボランチで永木とか超攻撃的にいってもいいんじゃないか。 そして、得点を取ったところで選手とフォーメーションを戻して、引き気味に戦う省エネ方式で。 (4)の西を2列目に上げるという方法は、なにやらそういう動きがあるという話が上がっており、もしそうなるならば右は西が2列目、右サイドバックが伊東と、将棋で言うなら香車を2枚並べて戦うような感じなるのだが、これはこれで面白そう。 西はもともと攻撃的な選手で、守備の負担があってその良さを100パーセント出せてはいない。今は鹿島の戦い方が個人のアイデア頼みになっている以上、守備の負担をなくして攻撃に専念させれば鋭い攻撃が出せるようになるかもしれない。バラバラになるかもしれないが。しかし、一度は見てみたい。 (5)は鹿島では今はもうやっていないパワープレー。鹿島が終盤にパワープレーをやったのは岩政時代にまでさかのぼるような気がするが、その時も成功していた記憶がない。 そういう系譜もあるからやらないのかしらないが、負けている時の「何もなさ感」は観る気力も奪われるし、どうせなら何かやって欲しい。 ブエ...