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2018第11節横浜FM(アウェー)戦

大岩辞めろとまずは定型句から。 順位は15位にまで下がって降格圏に手がかかったが、鳥栖、ガンバ、名古屋の3強の壁が高く、ここらがもう少しばかり頑張っていてくれたら今頃降格圏内で大岩のクビも飛んでいただろう。もっとも、中断する頃には4強になっている可能性が高いが。 ACLはなんだか4年に1回の開催になるとかいう話だし(追記訂正:ACLではなくクラブワールドカップだった)、今年が数少ないチャンスになるのにこのまま大岩で行くのか・・。どう考えても終わっている。 選手のコンディションをまったく考えてなさそうなスタメンからしてお察しだが、あれだけミスが多くて大チャンスを献上してくれていたマリノスに、お返しとばかりにミスしまくって得点しないという、どうぞどうぞ。 金崎がDFラインの裏に抜けて1対1を仕留められなかったすぐ後に、右サイドを攻められてクリア出来ずに遠藤に頭で決められて失点。 その後も勝手に向こうがお膳立てしてくれるチャンスを潰し、金崎がまたしても決められなかった直後、三竿健(弟)が自陣深い位置で与えたFKを天野にズバリと右上隅に沈められて2失点目。 三竿健(弟)は疲れからか守備が後追いになってファウルが多い。これは前節あたりからそうで、自分自身もそれをわかっているのかプレーも荒い。このファウルはいわば予測されていたことであり、どうしても三竿健(弟)を使いたい大岩のエゴが生んだ失点とも言える。 永木を右サイドバックで使うくらいならちゃんとローテーションして欲しい。 0-2となってからも、いくらでも取って下さいとばかりにマリノスがミスを連発してくれたのだが、もたもたして潰しまくっているうちに無得点で前半終了。このハーフタイムの大岩のコメントが外向きのものにせよ、「チャンスは作れている。サイドから」といつも通り。 鈴木がもう完全にスタミナが切れていて使える状態ではないし、金崎も同じ。何回外したことか。 鹿島アントラーズではなく金崎アントラーズになっているところから抜け出さないと、金崎が取れば勝つ、取らないと負ける、という典型的なワンマンチームになる。というかなっている。 とはいえペドロ・ジュニオールが完全にお荷物で、このラインの高いマリノス相手に点を取れないなら、この先取れるところはないんじゃないだろうか。山口より下と言っては失礼だった、と何回か前の記事で書いたが即刻取り...

2018第10節神戸(ホーム)戦

これだけ押し込んでも勝てないとは・・。 久しぶりに迫力のある攻撃で最後まで運動量も落ちず、勝てるかも、という希望を持てた試合だったが、結局は「勝てるかも」止まりで終わってしまった。それどころかあわや湘南戦の二の舞、後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決められるところだった。 何が足りないのか良くわからないが、枠を捉える鋭いシュートがなかったことからも、神戸にしっかりと守られていたのか鹿島に決め手がなかったのか。本来なら動けなくなっていた金崎を思い切り良く下げられるくらいでないといけないのではないだろうか。 ちなみに前半の鈴木のシュートのこぼれ球を押し込んだ金崎のオフサイドは、リプレイで観るとオンサイドに見える。副審は本当に自信を持って旗を上げたのだろうか。 スタメンは機能しない土居を前に出して鈴木を2列目に下げる作戦。この配置は遠藤、レオシルバの復帰もあってかなんとなくバランスも良く見えた。鈴木も自分で仕掛けられることでやり易そうにしていた。ただ、もうちょっと落ち着こうか。 しかし、鹿島が全体に押している感じだったが先にも書いたように最後のところで精度を欠き、ゴールは割れず。 そうしているうちにうまく浮いていたポドルスキが、シュートに見せた絶妙の浮き球のパス。これに反応した三田がヘッドでゴール左隅に流し込んで神戸先制。 この場面、ポドルスキのパスが見事でさすがワールドクラスと唸らせられたが、マークについていた小田が後ろの三田を感じておらず、スンテに譲ったような感じだった。 スンテも一瞬躊躇してそのぶん棒立ちになってしまったが、小田には絶対に自分でクリアするというボールに対する執念を見せて欲しかった。もっとも、激突してPKになった可能性はあったが。 ここから神戸が受けに回ったのか鹿島の攻撃のターンが延々と続く。後半に入り、中央のレオシルバから内田に渡り、グラウンダーで折り返したクロスがキーパーの手に当たって浮いたボールを鈴木が頭で合わせて同点。 後は一気に畳みかけるだけの展開だったが・・。早々とカードを切ってくる吉田監督に対して地蔵は動かず。 ようやく73分を過ぎて安西、西、永木を投入したが、どれも効果的ではなく、1-1の引き分けで終了。 西の2列目はアリかと思っていたが、まだ復調していないのかこういう感じなのかいまいち効いていない。永木をサイドバックに落とし込...

パトリックが欲しいって言ったのに

絶好調の首位広島。 チーム全体の士気の高さとかまとまりとか色々と勝因はあるかと思うが、パトリックの存在感が凄い。 フィジカルが強くて前線でボールを収められるし、周りを活かすプレーが出来る。その上で隙あらば自分でも試合を決定づけるゴールを奪うことが出来る。まさに完璧。 ガンバを退団になった時に獲得出来るならば欲しい、とこのブログでも書いていたが、鹿島的には何か不都合だったのだろうか。フロントの見る目を疑う。 勿論あの時は外国籍選手の枠は埋まっていたが、ペドロ・ジュニオールは相変わらずだし、レオシルバも下り坂。保険があっても良かった。 レアンドロは想定より働いてはくれているが、それはむしろレアンドロが抜けているのではなく、鹿島の2列目のレベルが落ちてきているので相対的に良く見えるだけなのでは?という疑念もある。 土居の低迷、底の知れた中村、2列目で機能しない金森・・。 遠藤と安部が戻ればゲームを組み立てられるかもしれないとは思うが、安西、西を2列目に上げてしまうと今度はサイドバックに人材が足りない。 伊東はさっぱり成長しないし、小田は見ての通り、モノになるまではまだまだ遠い。三竿雄(兄)もどこまでフィットするか。 攻撃は金崎に依存していて、そこがむしろネックになっているのではと思うこともある。 だからと言って金崎を外して戦うという選択肢はないが、何もかも背負い過ぎだと思うし、金崎を飛ばした攻撃パターンを確立し、それを本人に納得させられるようなカリスマを持った指導者が必要。大岩では役不足。 今でもシャツインの教えを頑なに守る金崎の高校時代の恩師を招聘した方が、もしかしたら金崎に関してはうまくいくかもしれない。金崎専用コーチということで。 個人的には鹿島の4-4-2の伝統的なスタイルは好きだし今後も継承していって欲しいとは思っているが、完全に対策もされているし、メンバー不足で機能しないこともあるだろう。システム変更も視野に入れつつ、「勝てるチーム」作りをして欲しい。 大岩、柳沢には当然無理なので代わりを探して貰いたいが、少なくともワールドカップの中断までは我慢するしかないと諦めてはいる。代われとずっと言い続けるのかヤメないが。 ついでに外国人選手の入れ替えも検討しつつ、中断明けの鹿島を楽しみにするくらいしか気持ちがもたない。こんな閉塞感の漂う試合を毎回観るのもそろそろ辛い。...

2018第9節川崎(アウェー)戦

とにかくもう、大岩、辞めてくれ。話はそれからだ。 怪我人が多くてベストメンバーを組めないのは確かだが、ACL予選最終節で無駄に消耗させたツケがゲーム序盤から出て、押し込まれる流れのなかから今季早くも3つめとなるオウンゴール(三竿健(弟))で失点。 その後、覚悟していたよりは粘ったが結果は無残、予想通りの惨敗。試合始まる前にボコられそうとか書いたら烈火のごとく怒る人たちがいるから遠慮して書かなかったが、こうなることはだいたいわかっていた。 ネットの匿名ふうに言うならば、予想通りの結末ワロタw、とでもなる。(書き込まないが)。 試合の勝敗を決定づけたのは小田の軽率なプレー。あんなところでバックパスする奴があるか。これは普段からボールを下げる習慣がついているチーム全体の悪癖なんじゃないかと疑っている。 オウンゴールも小田のサイドからだったし、エドゥアルドに抜かれたのも小田。中村憲へのプレゼントパスも小田。名古屋戦では一応守備面で及第点だったが、相手に恵まれただけだったかもしれない。 孤軍奮闘の昌子は2枚のイエローで退場。次節出場停止になってしまったが、壊れる前に休めて良かったんじゃないかとさえ思う。 クォンスンテも4点も取られるようなセービングではなかったが・・。 首位広島とは勝ち点差14もつき、いつになったら監督を交代するのか、降格圏に落ちなければフロントは目が覚めないのか。だとすればACLが手遅れになる前に連敗してくれた方がマシかもしれないと思うくらい末期も末期。 攻撃は金崎の個人技頼りで、そこに鈴木のフィジカルゴリゴリのプレーが加わってようやく2パターンになったがそれ以上のものがない。とにかくパスのテンポが遅いし意志の疎通がなっていないからポジションがカブりまくりだし、普段どういう練習をしているのだろうか。 中村は終始消えたままだし、土居もあんなに下手だったか?と思うほどボールが足につかないし判断も遅い。気の利いたプレーも出来ないし、掲示板とかで叩かれまくっているのも擁護出来なくなってきた。 小笠原は完全にスタミナ切れだし、三竿健(弟)も連戦の疲れがモロに出ていた。 途中、小笠原を下げて伊東を投入しようとする場面もあり、これはさすがに思い留まったが、迷采配ぶりも磨きがかかってきた。 もっとも、永木のFKで1点差に追い上げた後の西、伊東の投入のまま試合が運べばどうなっ...

2018ACL予選(6)水原三星(ホーム)戦

中途半端に勝ちに行って負けるとか。有り得ない。 この消化試合をレギュラーメンバー温存での0-1負けならそれでも構わなかった。しかし、連戦の鈴木をフル出場、クォンスンテ、三竿健(弟)、昌子まで出して金崎も起用。大岩に監督の才能はないと改めて思った。腹を括ってやりなさいよ。それが監督の仕事だろうに。 曽ヶ端が練習中に怪我をしたそうで何をやってんだとも思うが、それならばクォンスンテではなく川俣を使うべき。万一にでも怪我をすればリーグ戦も絶望となるリスクを考えなかったのか。 おそらく川俣だったらもう1点取られていたかもしれないが、この先のことも視野に入れるならリスク管理も踏まえて経験も積ませられた。 植田も不死身じゃないと昨日は書いたが、鈴木のことは不死身だと思っているようだ。今度の大岩の破壊目標は鈴木にロックオン。最後の方は完全にキレもなかったし、競る力も残っていなかった。川崎戦どうするつもり? ちなみに金崎は出場停止かと勘違いしていたが累積1枚だった。個人的まとめとして本文につけている試合ログを見直してみたら、自分の書き込みが間違っていた様子。とはいえここでも使うのか。中途半端に勝ちに行ったので使わざるを得なかったのだろうが、他に手がないことを自ら示したようなもの。 怪我人が出なかったのだけが幸いだが、疲労は確実に蓄積した。結局2位通過となり、意味がないどころか、まさに骨折り損のくたびれ儲けを地で行く試合になった。 あとはっきりわかったことがいくつか。中村は駄目だということ。金森の2列目は無理。伊東にこれ以上の成長はない。 中村はいいプレーという意味なら・・たとえばイメージビデオ撮影とかドラマでサッカーのシーンを撮る時とかそういうのなら見栄えのするプレーは出来るだろう。 しかし、試合に勝つという点においては決定的なもの、端的に言えば精度が欠けている。この先、鹿島に貢献することが1回あるかないかというところだろうか。せめて90分やれるだけの体力くらいは持って欲しい。レアンドロと遠藤が抜けている間は使うしかないのがキツい。 金森の2列目も無理。攻撃の組み立てがまったく出来ないし、中村と組ませて機能するとでも思ったのか。前線で奮闘する鈴木が可哀想だった。 伊東はシーズン序盤に攻撃のパターンを増やすと言っていたがあれはどうなったのか。ボールを持っても期待感がゼロで、あくまで人数...

レギュラーメンバーは温存しないと本当に壊れてしまう

どの試合もフルメンバーで全力でやる。 理想ではあるがこれだけ怪我人が多いうえ、過密日程。予選通過も確定していて、後は順位の問題だけだが、どのみち優勝を狙うなら先々は強豪と当たる。1位通過にこだわる必要はまったくない。 唯一、平日にもかかわらず観に来て下さるファンの方に対してだけは申し訳ないと思うが、出たメンバーが全力でやればそれは受け入れられるはずだ。鹿島の今置かれている状況は誰だって知っている。 というわけで目標は週末の川崎戦。ACL予選最終節は何度も言うように消化試合。土曜にスタメンで出ないメンツでなんとか頑張って貰うしかない。割り切ろう。 次節リーグで対戦する川崎は予選敗退が決まっていて、こちらも当然、メンバーを落としてくるだろう。少しでも疲れが残っていては戦えない。 もっとも、予選の途中でも遠征に連れて行かず鹿嶋に残して調整させたことがあるが、どういうことか残した選手の動きが極端に悪かった。今回はそういうことのないよう、調整もばっちりと合わせて貰いたい。 スタメンは・・町田が怪我なのが痛い。レオシルバも抜けているみたいだし、動けるメンバーだけで組んだとしたら以下の通り。 曽ヶ端、伊東、犬飼、小田、三竿雄(兄)、久保田、永木、田中、中村、金森、山口。サブは少しでも余裕のある選手から入れておくが、基本的には90分このメンツでやって貰う。 植田は丈夫だが不死身というわけではないのでここで故障されると困るし、昌子も復帰したばかりで無理はさせられない。西、内田も使いたくない。鈴木、土居も連戦。金崎は出場停止だったか。 小笠原には川崎戦で指揮を執って貰わないといけないので休ませるとして、三竿健(弟)も休養が必要。永木は使っている方が調子が良さそうなので今回は任せる。 本音を言えばGKの沖や川俣をベンチに入れてフィールドプレーヤーとして交代要員に置きたいくらいだが、さすがにそこまでやれば叱られる。どこ方面かとは言わないが、色々と問題があろう。 相手は負ければ予選敗退の可能性もあるので本気でやってくる。それに合わせて最初から飛ばせば下手すれば怪我人、足がつったりして動けなくなるとマズいので、守備的に入ってフィジカルのことも考えつつやる。 先に先制されれば相手もそこまでは強くやってこないだろう・・とはちょっとばかり腹黒い考えになってしまうが、とにかくスタミナを消費したくない。...

2018第8節名古屋(ホーム)戦

昌子が戻ったことで守備が基本に立ち返り、危ないところを体を張って止めてくれたおかげで後ろから崩れることがなかった。 早い時間帯に縦パスを土居がワンタッチ、浮けた鈴木が縦に切り込んでグラウンダーの横パス。金崎がこれをDFごと体で押し込んで先制点。 先に得点出来た鹿島が優位に立ったものの不調同士の対戦ということで、ひとたび追いつかれてしまえば逆にメンタルが落ちることにもなりかねず、その後は同点にされたら終わりだと思って観ていた。 いくつかヒヤリとする場面はあったものの、先にも書いたように昌子が中心となり、危険なところは1対1を制してクリア。ポゼッションは相手に譲ったものの、主導権を渡さず、犬飼との格の違いを見せた。 小笠原は体力的なものかミスパスも多く、本来の姿には遠かったが存在感で中盤を支えた。レオシルバも怪我らしいので、永木と小笠原が三竿健(弟)の相方を務めていくしかない。 土居もバックパスの回数が減り、得点につながったのもワンタッチで、他にも惜しいシーンもあった。あれくらい速いテンポで攻めないと得点は生まれないだろう。 一方、久々の中村。どうやらレアンドロもまた故障なのかベンチ外で、こういうチャンスをモノにしなければいけないのに相変わらず運動量も少なく止まっている時間も多い。2回ほどあった決定機も決められず頼りにならない。だからと言って金森の2列目もダメだと結果が出ているので打つ手なしだが。 2トップは金崎、鈴木で押し切る模様。金崎はファーストタッチの精度が悪くてロストも多かったが、先制とダメ押し。2点目は前線からプレスに行って奪ってからのものなので、頑張りが形になった。パスやトラップがもうちょっとだけうまかったら言うことはないのだが・・。 MyMVPは2得点を上げた金崎よりも苦しい時間帯を支えた昌子とする。 鈴木はアシストも挙げたしポストもよく頑張った。しかし、金崎からの絶好のクロスをドフリーヘッドで枠を外したのはストライカーとして失格。あそこは確実に決めないと。惜しい。 内田はまだ万全ではないのだろうが、体と相談しながら起用に攻守に立ち回っていた。緊急事態なのでこのくらいはやって貰わないと困る。 左サイドバックに入った小田は守備に関しては合格点。まずは無難に課題をクリアしたかと。ただ、室屋のような速くて力強いサイドバックに当たった時や、ギャップで高さを突かれた...

山本が大怪我、ある意味必然、大岩はそろそろ自ら辞任して欲しい

軽くないと思っていた山本の怪我だが、左膝後十字靭帯損傷とオフィシャルで発表された。 全治3~4ヶ月。 筋肉系ではなく接触の怪我だから酷使されていたのは関係ないかとも思えるが、あれだけ休ませずに使っていればいずれこうなることは必然。安西の時も同じだった。これは大岩の責任と取る。 内田が思った以上に使い物にならないのがうまく回せていない原因でもあるが、三竿雄(兄)や小田を何とかして使えるまでに引き上げるのも監督の仕事ではなかろうか。 実際、小田はまだ通用するレベルにはないと個人的にも感じてはいるが、永木を回すくらいなら我慢して本職を使うべき。 昨年、石井前監督が解任になった直前も怪我人が多く、チームが崩壊していた。結果、ACLの敗退とリーグ戦の5敗を受けて解任となった。 しかし、石井前監督が解任になった時のリーグ戦、首位との勝ち点差は1試合消化が少ない状況で6差だった。今年は既に11差。むしろ最下位まで4差とも言える。降格圏とはなんと驚きの1差。 明らかに昨年よりも悪い流れで、ACL予選の通過が決まっているとはいえ、解任しても全然おかしくない成績。決断した浦和はあっさり鹿島を抜いていった。 ACLで敗退するまでは何があっても交代しないつもりなのか、本当に降格するまで大岩につき合うつもりか。 新人監督でこの成績ならまだもう少し様子見を・・というのはわからなくもないが、ほぼまる1年となる。チーム力向上どころか衰退の一途を辿っている今、早く手を打って欲しい。 名古屋戦はお互い絶不調なので勝たないといけない試合だが、万が一にも引き分け以下に終わるなら川崎戦を待たずして更迭。ちなみにACL予選最終節は前から書いている通り消化試合にすべき試合なので、勝敗は問わずレギュラー陣は総休養とする。 名古屋に勝って川崎にも勝って、連勝で立て直したとすれば続投条件かとも思うが、どちらにせよそのまま連勝するとは思えないので早いうちに切った方がいい。 まあ、今のチームで川崎に勝てるとはまったく思えないが・・引き金を~引くのはあな~た~。(Byア○コ)。川崎には昨年の借りを10倍返しにして欲しいが、昨年に続いてトドメを刺して貰った方が先々のことを考えると助かるのか。 大岩の何がしたいかわからないサッカーで、選手自身も何をやっていいのかわかっていないように見える。 事故的な形で以外勝つパターンが思いつ...

2018第7節FC東京(アウェー)戦

末期状態。 続投ノルマとか(個人的に)言っている時点でもう王手がかかっているのだが、何も上向く要素がない。監督が代わってチームが激変するかどうかはわからないが、少なくとも大岩のままで浮上するとは思えない。 怪我人が多いなか山本を使わざるを得ないのはわからなくもないが、壊れるまで試合に出続ける・・死合モードに突入。(別名:修羅の道)。我慢してでも三竿雄(兄)や小田を使わないといけなかったのではないか。結局、数を揃えても連戦を乗り切るためのターンオーバーが出来ない。 山本は接触で左膝をやったみたいで、あの痛がり方からして中断期間までには帰って来れないだろう。 急遽、西が出たが、スタメンで使わなかったくらいだからコンディションは万全ではないのは確か。1失点目の室屋に振り切られたのはある程度、想定出来た。しかし、カバーに行った永木が軽率だった。 ファウルで止めれば下手するとレッドが出そうなタイミングだったし潰せなかったのだが、もうちょっといい対応はなかったか。このプレーだけでなく全体的に精彩を欠き、プレースキックも見るべき点がなかった。 金崎の落ち着いたゴールで先制したのもつかの間、あっさり2戦連続のオウンゴールで同点を許し、後半には犬飼がサイドに釣り出されてかわされて室屋にスイッチされ、そのままゴールまで一直線にドリブル、火の出るような豪快なゴールを叩き込まれて逆転を許した。 今まで鹿島が勝ってきたのがどれだけ昌子に支えられてのものだったのかを、改めて実感する、ここ数試合。昌子が離脱したのは代表帰りの試合を無理に使った監督の責任だと思っているが、犬飼がこの調子だと昌子を優先したい気持ちは理解出来ないでもない。 この突破に危機感を感じたのかレアンドロを下げて小笠原を投入、永木を左サイドバックに回して、土居を左サイドハーフ、西を右サイドハーフに変更。唯一、得点の可能性のあったレアンドロを下げた時点で勝負あり。 安西をころころとポジションチェンジさせて味をしめたのか、こんな具合に試合中に選手を動かしてもうまくいくはずがない。攻撃はバラバラ、守備もバラバラ、何がしたいのかさっぱり伝わらず。 金森の2列目投入は効果がまるでないのはわかるはずなのに、これならまだ中村の方がマシと思えるくらい何も出来ていない。 時間はたっぷりあったが得点の気配すらなく、むしろスンテのファインセーブがなけ...

今年やり返して欲しい4つのクラブ

個人的な逆恨みも入っているが、ダブルプラス他大会でも全勝を喰らわせて欲しいと思っているクラブが4つある。 川崎、柏、磐田、FC東京。 川崎に関しては言わずもがな、2敗して優勝も攫われた雪辱。 柏は1勝1分だったのだが、リーグ第33節の「絶対に目の前で優勝だけは見たくない。結果は問わない」として守り倒され、しかも最後はハンド見逃しからのスコアレスドローの雪辱。 磐田はホームで完敗後、最終節のアウェーで、これまた柏同様、目の前で優勝は見たくないという守り一辺倒の試合に腹が立つし、誤審で植田のゴールが取り消されたぶんもある。そして川崎にはボコボコにやられるという不甲斐なさも輪をかけて腹が立つ。 FC東京は順位は冴えないのに何故か鹿島は1敗1分と勝てなかった。 以上、書いてみれば完全なる逆恨みだった。 というわけでまずはFC東京。相手の成績はウチより若干上くらいだが昇り調子の模様。そんな相手に勝つには何よりも勝利への欲求、相手よりも先にボールに触るという気迫じゃないかと思う。 メンバーは大岩の考えが全然わからないし、怪我人だらけなので予想出来ない。 いずれのせよここは勝たなきゃ一気に落ちていく。次の名古屋もエースが怪我で離脱、調子を落としてきているので連勝を目指すとして、ACL予選最終節は1位通過にこだわることなく、いわゆる捨て試合にしていい。 ちなみにこういう試合で出場機会が必ず巡って来たはずの町田も離脱したらしいということで、チャンスをモノに出来ない選手が大成したのは見たことない。どうなんだ町田。 その先には本当に倒したい川崎。敗退が決まっているACL予選の最終節は、口ではなんとか1勝みたいな殊勝なことは言うだろうが当然捨ててくるだろう。お互い主力メンバーを中6日で調整して戦う。 この川崎戦までが大岩の最終防衛線かと。 リーグ3連敗するようなら(ACL最終節は勝敗不問)当然、更迭。3分でも更迭。1勝1敗1分なら内容次第だが個人的には更迭。渋々続投ラインが最低2勝。 大岩は己の進退を賭けてなりふり構わず勝ちをもぎ取って貰いたい。フロントもそれだけのことは要求しておいて欲しい。手遅れにならないうちに決断を。 ・・と、ここまでが予約投稿だったので追加をふたつ。 代表監督のハリルホジッチが解任になったそうで。あれだけ結果が出てなかったら仕方ないだろうが、正直、監督が代わってもあ...

さいていれべるでまおうをたおしてみた、という企画が大昔にはあった

30年くらい前にドラクエが発売された頃、当時は当然ネットもなく、攻略は全て口コミか独力でこなすという今にして思えばあれはあれで良き時代だったかと思う。 ゲームに関する情報は雑誌しかなかったのだが、規制があったのか情報は即時リリースされるわけではなく、雑誌に載る頃にはだいたいクリアした後のことで、そこで得られるのはいわゆる裏ワザとか見落としてしまうようなちょっとしたイベントのようなものくらいだった。 で、そんな雑誌の企画に、「どこまで最低レベルで魔王を倒せるか」というものがあった。 そこに投稿されてくる猛者たちのクリア写真は、プレーしている側としては「え?マジで?」と心底驚くべき低レベルで、どうやったらそんなことが可能なのか、自分なら多分3つめの町くらいまでしかいけないのでは?というくらいのものだった。 その感覚を今、30数年ぶりに鹿島で味わっている。 「目指せ、至上最低得点でJリーグ優勝!」 そういう企画に挑戦しているのかもしれない。 調べる気力がないので過去最低得点数が何得点なのか知らないが、クリアするなら50得点くらいが目安だろうか? 混戦になったとしても優勝の勝ち点は60は超えないといけないとする。となれば18勝くらいとあとは引き分けが8~10くらい。1-0の勝利を18回。0-0で勝ち点を積み重ねていけば、得点25は狙えるかもしれないよ! だから1-2で負けたのは残念! ・・というくらいしかもう見どころがない。 鹿島はカウンターが得意、とか、セットプレーが得意、とか言われると逆にイラッとするくらいで、そのイメージはおそらく鹿島サポにはもうないのではないかな。 徹底的に守り倒して勝つ。シュート4本で2点取った湘南のような、とまでは言わないが、1点取られたら終わりくらいの覚悟でディフェンスはやるしかないと思う。

フロントはもうちょっと危機感を持った方がいいんじゃないかな

リーグが6節終わり、鹿島は2勝2敗2分の暫定10位。6節を終えていないクラブが下位にいくつかあるので順位はもう少し下がる予定。 リーグ戦はここまで引き分けが多く、首位の広島、昨日ようやく止まった2位仙台、3位川崎を除けば団子状態になっている。 思うように勝ち点が伸ばせない鹿島には願ってもない状況なのだが、そのせいで悪いことも見えなくなっている。 昨年、ACLを優勝した浦和は5節未勝利で堀監督を見切って更迭、暫定新体制のもと今季初勝利を挙げて勝ち点が5。いまだ降格圏の16位となっている。 しかし、鹿島は勝ち点8でその差は3、つまり次節にでも鹿島は降格圏内に引きずり込まれてもおかしくない状況にあるということ。 こんな時期に降格とか優勝とか目の前の勝利に一喜一憂とか・・と言われるかもしれないが、今、立て直さないでいつやるのかという話。 大岩を信用して、と言うが実績に関しては昨年引き継いだ3タイトルを全て失冠、今季はACL予選を突破したがリーグは中位に低迷。 じゃあゲーム内容はどうかと言えば、湘南戦は今までよりも随分マシだったとはいえ課題は解決されず、無理な勝負手を打って自滅、勝ち点1も拾えなかった。 怪我人も多く、マネジメント能力、実績、ゲーム内容、先の展望、采配、その全てにおいて信用出来る要素がひとつもなく、何をもってしてここまで頑強に大岩体制を支持しているのか謎でしかない。 監督を更迭した浦和は次の監督に元鹿島のオリヴェイラを狙っているという。オリヴェイラがフリーだったことは知らなかったが、むしろ鹿島こそがオファーを出していておかしくない人材だろう。(追記:フリーじゃない?) 確かに監督をしていた最後の方はオズの魔法も切れて盤石の強さは失われつつあったが、それでも大岩より遥かに高い指揮能力を有していることは間違いない。 湘南戦、リスクを負って勝ちに行った姿勢は今までの地蔵ぶりからすれば大進歩だとは思うが、全員攻撃を仕掛けてくる湘南に対し三竿健(弟)のワンボランチ、2列目では結果を出せていない金森の投入と選択した勝負手は無謀ではなかったのか。 勿論、結果論なのだが問題はそこにはなく、明らかに疲労していた金崎、鈴木のどちらかを下げられなかったことが一番の問題点なのではないかと見ている。 終盤、金崎は抑えが効かなくなってシュートはだいたい大きく上に飛んでいた。鈴木も上海申花...

2018第6節湘南(アウェー)戦

後半アディショナルタイムに入った時、また引き分けかと思ったらサヨナラ決められた。鹿島の選手が同じことを考えていたかどうかは知らないが、ラストのところで気持ちが甘かった。本来ならこれを鹿島がやらなきゃいけないのにゴールが遠い。 ゲーム自体はここ数試合のなかでは悪くない方だった。レオシルバのいない中盤はスムーズにボールが回り、小笠原はミスも多かったが決定機につながりそうな鋭いパスもあり、テンポも良かった。 しかし、肝心の最後のところの精度が皆無。得点になった鈴木のシュートだけはキーパーを見て冷静に浮かしたナイスシュートだったが、あとはやみくもに打っていただけ。特に金崎のシュート精度はかなり酷かった。 中盤で受けた時は味方に回していい形を作れていたのに、ゴールが視野に入った途端に周りが見えなくなって強引に打ちにいく癖が出た。それが金崎スタイルだから仕方ないと言えば仕方ないが、1本も入りそうになかったのが残念。 むしろ入らないのなら、劇的ゴールを決めた湘南の山根のように魂のこもった一撃を叩き込んでくれれば押し込めたかもしれない。 レアンドロも何本か決められそうな場面はあったが丁寧に枠を狙ったものも外れ、出足で相手に負けて打てなかったのもある。守備にはよく戻れていたが、最後の場面だけ意識が攻撃にあったのか山根のアタックにボールを奪われて失点につながった。 とはいえ、現状、ゴールになりそうな雰囲気があるのがレンアドロだけというお粗末具合に、鹿島フロント、大岩監督はどのような責任を取るのだろうか。 西は伊東とは格の違うところを見せ、ワンタッチで味方を使って前にボールを運ぶところや機を見た攻撃参加など長所は随所に見られた。まだ病み上がりのぶんパフォーマンスは最高ではなかったが。 それにしてもゲーム中に相手監督と談笑していたが、何を話していたのだろうか。その後、大岩の聞き取り調査(?)でも談笑していたが、内容が気になる。ピッチリポーターの高城さ~ん!(いない)。 犬飼はオウンゴールで先制を許したが、あれは完全に崩されていたので100パーセント責任があるわけではない。だが、ここまで1失点の堅守鹿島が2点を失った意味を考えれば物足りないのも確か。 昌子は開幕当時から具合が悪そうだと思っていたが、ついにベンチ外。あれだけ人材が豊富だと思っていた右サイドも永木がやらなければいけないほど在庫が...

2018ACL予選(5)上海申花(アウェー)戦

とても引き分けられる試合ではないと思ったし、2失点した時点で負けたと思って観ていた。 鹿島に攻撃のスイッチが入ったというような感じでもなかったし、平均ペースで90分やり通した鹿島と、前半から飛ばして途中からバテた上海申花という図式なのだろうか。 それにしても大岩の采配は何が狙いなのかわからず、あそこまで交代を引っ張る理由があったのか。 今日のMVPは鈴木。1得点1アシストと成績も文句なしだし、最後まで前線からしつこく追いかけて相手にプレッシャーを与え続けた。前半のうちに故障でピッチを去る外国人とは大違い。 レアンドロも札幌戦を観ている限り、まともに機能するまであと3~4試合くらいはかかるだろうと思っていた。 いきなりのスタメン抜擢には驚いたが、ヘンテコなリズムのドリブルも何故かあまり失わずに切り崩せていたし、鈴木からのボールを左足ダイレクトボレーで決めた同点弾も素晴らしかった。 ペドロ・ジュニオールは枠に飛んでいるが正面ばかりでセーブされる。レアンドロもキーパーの正面を突いているのだが、不思議と決まることが多い。微妙なところで差があるのだろうか。ボールの質? 失点は犬飼の対応ミスで与えたPKから。グラウンダーのクロスに反応が遅れ、マルティンスに当たり屋的に転がられたものだが、落ち着いていればシュートコースを消しに行くプレーが出来たようにも思う。 続けて前半のうちにCKからマークを外されてマオジエンチンに決められ、今の鹿島に2点は相当に重かった。あそこで負けたと思ったが、ペドロ・ジュニオールが怪我で金崎と交代になり、ガツガツ行くようになって流れが変わったのか。 後半、金崎がボランチの位置まで下りてきてボールを受けて運んで行っていたが、いいタイミングで前が動き出しているのに出す気配もなく、囮に走ってくれている、くらいにしか見えていないのだろうか。もうちょっと周りを見て欲しい。 金崎が得点して勝つのも、金崎がアシストして誰かが決めて勝つのも同じ勝ち点3。周りをうまく使えれば自分へのマークも弱まるし、長い目で見れば充分に見返りがあるはずなのだが。 金森は2列目には向いていない。レアンドロが入ると攻撃の組み立てが出来ないし、守備もいまひとつバラバラになる欠点がある。相方が気の利いた選手ならそれでもなんとかなるのだが、攻守において浮き駒になっていて、中村と同じくらいの活躍量だっ...