2025第7節神戸(ホーム)戦
圧倒して勝ったわけではないが相手のシュートを3本に抑え、ほぼ決定機を作らせずに一瞬の隙を突いて奪った1点を守り切っての勝利。勝ち方に美学を持っているわけではないので、神戸を下せたことは素直に嬉しい。 お互いにシュートまで行けない展開の中で先制点を取ったのは鹿島。 早川のロングボールに、エリアの外まで飛び出してくる前川より早く、高く身体を割り込ませて「肩」でトラップしたレオセアラが相手選手ともつれ合いながらもボールを渡さず足を振り抜き、無人のゴールに蹴り入れた。 イチャモンをつけられるような要素はなかったはずだが、オフサイドとか、ハンドとかでVARが入ったあとでゴールが認められた。(まあ、どのゴールもVARは入るのだが)。あれで取消とかなったら暴動が起きる。 ちなみにチャヴリッチの上げた低いクロスが相手DFの手に当たったプレーは、VARのブの字も言わなかった。身体に当たる前に、先に左手に当たっているようにも見えたが。 レオセアラはその後、右足首を痛めた素振りで交代したのが心配だが、虎の子の1点を取ってMyMVP。 チャヴリッチもコンディションが上がってきた様子。安西との連携は健在で、こちらサイドでのプレーは問題ない。積極的にシュートも打ちにいけていたので、松村と併用しながらうまく調子を維持して、レオセアラや鈴木ともローテーションして欲しい。 出来ればドリブルでヌルッと相手を切り裂いて欲しいがまだそこまではない。ピッチの問題もあったが、パスも弱かったりするシーンもあり、そのあたりは試合勘だろうか。 途中出場した師岡、松村もしっかり役割をこなした。 舩橋はスタメンで起用されるようになってプレーが安定してきた。神戸のストロング・・というか今はそれ1本なのだが、ロングボールを大迫に当てて展開、という形をいくらかやられつつもシュートまでは持っていかせなかった。 あらかじめそういう指示だったのだろうか。樋口や、関川、植田らのDFラインとの呼吸も良く、次につなげさせずにシュートを打たせなかった。 しかし、セカンドボールの回収という点では知念の方が優れていて、縦パスという点では柴崎が上。まだまだ改善の余地はある。 とはいえ、舩橋が起点になって鈴木がフリック、安西が抜け出してパスからのレオセアラの左足シュートは、惜しくもゴール右に外れてしまったが、あれが一番綺麗に崩せたシーンではなかっ...