投稿

10月, 2010の投稿を表示しています

2010第28節新潟戦(アウェー)

野沢を初めてスタメンから外して本山を起用し、システム的には4-2-3-1の前が流動的な感じでスタート。 新潟がガッチリ守り、ポゼッションも高くて鹿島にはノーチャンスの時間が続くが、守備にも破綻はなく動きのない展開。鹿島のチャンスは前半終了間際に本山からのスルーパスを興梠が決められなかったやつくらい。 後半開始、本山に代えて野沢を投入。システムも4-4-2に。しかし、新潟の千葉からの縦パス1本を大島がポスト、マルシオ・リシャルデスにミドルを叩き込まれて先制点を献上。 重い1点だったが、鹿島も右サイドで新井場が野沢とのワンツーで中に切り込み、左足で巻きながらのシュート。これがGKの手を弾いてゴール左上に決まって同点。新井場のシュートがワクにいくところを久々に見ましたよ。それも最高の形で。 何とか五分に戻して、何度か勝ち越しのチャンスを作るが、興梠がもうひとつで決まらない。フェリペに代えて遠藤、興梠に代えて大迫を投入。終了間際に右サイドから遠藤が切り込み、中央後ろの野沢が左足でシュート。GKが弾いたところに大迫が詰めるがまたしてもGKがセーブ。 これが最大の分岐点でした。この後の新潟の攻撃を受け切れず、右サイドからチョ・ヨンチョルのセンタリングを本間が右足で決めてゴール。試合もこのまま終了し、結局、決定力の差がそのまんま結果に表れました。曽ヶ端のスーパーセーブもこの日はなく、2本ともフツーにズドンと決められました。 完全に力負けですね。途中から入った野沢はいつもよりマシだったものの、去年までだったら最後のシュートをしっかり決めてくれていたはず。興梠も覚醒してたらどこかで決められただろう。フェリペもどんどん、くすんでいってます。 その他はみんな悪くはなかったと思うが、勝ち切るために何かを出せていたとは思わない。崩し方にもアイデアが少なかったし、セットプレーには迫力もなかったし。 主審の判定は流し気味に取っていたため荒れた感じになってました。まあ、あのくらい流した方がプレーが途切れなくていいとは思うが紙一重ですね。昨日の名古屋・セレッソ戦でこの判定だったらPKはなかっただろう。 ちなみにスカパーの実況のテンションが異常に高くてちょっと引いた。 2位ガンバにお付き合いして負けてしまったため、完全に名古屋が抜け出すことに。残り6試合で11差。考えたくない差になってしまいましたね。...

オリヴェイラ監督続投へ

昨日(28日付け)の報知新聞に「オリヴェイラ監督続投へ」という記事が載っていました。 正式なオファーはまだとのことだが、鹿島は順位にかかわらず来季の契約延長に向けて話し合いを持つ意向のようだ。 鹿島系の掲示板では、2位ながらも首位と離されている状況などから、監督交代を望む声もちらほらある。確かにマンネリとも言えなくないスタメンや選手交代を見ると一理あるとは思うのだが、実際、じゃあ監督が代わったら何とかなるかと言えばそうでもないような。 交代で出て来るサブのメンバーがスタメンを押しのけるほどの力を見せてくれない。試合で使わなければ経験が積めないのは事実だが、湘南戦でさえ當間や宮崎を使って安心出来る試合を見られなかった。失点の直接の原因は岩政と青木だったが、あの試合を締められなかったのは今後を考えると接戦で余裕のある采配は行えまい。 優勝を狙う以上あまり冒険も出来ず、それらを考えるとやっぱり監督はよくやってくれてると思う。本音としてはもっと若手を積極的に使って成長させて欲しいのだけど・・。スタメンが不甲斐ない試合をした時とかは特にね。 もし、監督の続投が決まれば嬉しいのだが、船山はきっと出て行くんだろうな。さすがに引き止める材料がない。鈴木修やあるいは笠井とか佐々木も出て行くかもしれない。それもやむを得まい。 何かを得ようとすれば何かを手離さなければならないのは仕方のないこと。両手で持てるものなんてそんなに多くはないからね。 いずれにせよ、鹿島を応援するだけだ。まあ、来年のことよりも、まず4連覇を。

當間、メンタルを鍛えてくるのだ

特にネタもないので何となく書いたままになっていた記事をアップ。時期外れかもですが。 11月7日から中国の広州で行われるU21のアジア大会。(初戦は11月7日:中国)。鹿島からは右サイドバックの當間が選出されています。 正直、初めて見た湘南戦ではガッカリだった。U21に選ばれているくらいだから凄いんだろうなと思っていたんだけど、まだまだトップで通用するレベルではなかった。 直接、現世代のU21の試合を観たことがないのでレベルそのものがわからないのだが、成績だけを見ているとどうも小粒な感じ。とはいえ、その世代の代表なのだからもうちょっと頑張って貰いたいところだ。 ちょうどいいと言ったら何だが、今回のアジア大会では地元中国と同組になった。(残りはキルギスとマレーシア)。中国のレベルも不明なのだが、少なくともとんでもなく異様な雰囲気になるだろう。 サッカーにそういうことを持ち込んで欲しくはないのだが、まあ、言ってどうこうなる相手ではないので、これをいい機会だと捉えるしかない。 このプレッシャーのなかでどれだけ自分のプレーが出来るか。いいチャンスじゃないか。ここで物怖じしない胆力を身に付けられたら、Jリーグじゃノンプレッシャーで出来ると思うよきっと。命の危険まではないからね。 當間、大きく成長して来ておくれよ。

本山をどう使う

本山とかけまして、外干しと解く。そのココロは。 どちらもヒール(昼)がいい。なんて。ぐてっちです。本山の活躍に気をよくしてもうひとつ本山記事を。 本来、ああいったオシャレなプレーは、野沢に求められているものだ。遊び心を持って相手の意表を突き、決定機を生み出す。あそこまで見事にやってくれるとホントに気持ちいい。なんでか余裕があった。 完全体の野沢なら同じことが可能なのだが、どうしたものかこっちはまだ覚醒するための条件が整っていないらしい。なんだろうな。南の村の村長イベントとか。 まあ、野沢のことはさておき、今後、本山をどう使うか。(ちなみに本山はもっと色んなことを試そうとして、中田に「遊び過ぎ」と注意されたらしい) フィジカルが整っているとしたら、下げるのは野沢かフェリペかになる。まさかマリノス戦でうまくいったからといってマルキーニョスを下げるわけにはいかないし。 どちらを選べと言われたら、頑張っているフェリペをよりも野沢を残した方がいい気が個人的にはする。それはイメージの共有という点においてまさっていると思うから。 小笠原、本山、野沢、興梠、中田のイメージはピッタリ合っていた。相手よりも速くボールを回し、テンポもよく、お互いの個性を活かしたプレーが出来ていた。崩し方の思考が一致していたのだ。そして、何より観ていて楽しかった。 フェリペも悪くないんだけど、どうもイメージのズレというか噛み合わないところが多いんだよね。カブっちゃたりとか(カブりエル?)。まあ、動きとかだけ見てると献身的だし、「野沢もっと早く下げようよ」ってなっちゃうんだけど・・。 こうして見るとマルキーニョスは鹿島にとっては異質なんだろう。(今じゃジウトンも)。ゴリゴリといくスタイルや、強靭なフィジカルでボールキープしたりとか、90分ピッチを縦横無尽に走り回ったりとか。去年はそれでも周りと合っていてお互いが活かされていたのだけど、最近は孤立することが多くてリズムも悪い。 どちらが合わせるべきかというと、本当はマルキーニョスが合わせるべきなんだけど。前ほど決定力があれば別だが、残念ながら一人でゲームをガラリと変えてしまうほどの力はなくなっているので、協力して崩す方にシフトして貰いたいところ。 本山だったらそんなマルキーニョスもうまく使うんだろうか。 誰もが感じたことと思われるが、今後、鹿島が勝ち進んでいけ...

2010第27節横浜M戦(ホーム)その2

試合後の本山のインタビューよかったですね。素朴な感じで、聞いていて気持ちがいい。もともとファンってのがあるから余計そう思うんだけど、本山が元気にピッチを走り回ってくれるならとても嬉しい。今季はもう無理だと思ってたくらいだから。 足に怪我を抱えているって言ってたので、これからも状態を確認しつつって感じになるのだろうが、鹿島を救って欲しい。 興梠も自身の持ち味を発揮出来ていた。本山がうまく使っていたのもあるし、ワントップでやることがひとつになったというのがよかったのかもしれない。これをきっかけにドン底から這い上がってくれれば。 小笠原はPKを外したのがねえ・・。これについてスカパーのアフターゲームショーで野々村氏が興味深いことを言っていた。いわく、小笠原はわざと真ん中に蹴ったのではないかと。 あのプレーは誰が見てもPKではないので(ユニフォームを引っ張ったということらしい)、真ん中に蹴って入ればそれでいいが、外してもそれでいいという気持ちで蹴ったのでは、と。そういうこともあるかもしれないけど、勝利に貪欲な(いい意味で)小笠原がそういうことをするかなあ。 まあ、選手自身は外れたことにも何のダメージもなかったということを本山は言っていた。微妙な空気にはなっていたけどね。 野沢はこの日も復活出来なかった。だいたいいつもこんな感じなのだけど、それでも1試合のうちどこかで見せ場は作っていた。中田へのクロスぐらいかな。全体的にキレがないというか気持ちがノッていないというか。いつスイッチが入るのだろう。 新井場は前節出場停止のぶん攻守に頑張ってました。動きもよかったし、サイドも制圧してた。ジウトンも相変わらずカードを貰うのは難点だけど、この日はよかったんじゃないかな。ロングスローも活きてたし。フェリペは可もなく不可もなくといった感じ。 CBの岩政、伊野波、アンカーの中田はバランスが取れていたと思う。後半、運動量が落ちてきて押し込まれる時間帯が長くなったが、それでも何とか持ちこたえていた。 全体的には球離れもよく、リズムもあって攻撃に人数もかかっていた。中盤での寄せも速いし、セカンドボールもよく拾えていた。ミドルもよく打てて、シュート数は20。マルキーニョス不在のいい面の方が出ましたね。 マリノス側ではやはり中村俊の状態がカギだったか。セットプレーでの迫力もいまひとつだったし、随分と助...

2010第27節横浜M戦(ホーム)

久しぶりに完勝といっていい内容。細かいことを言えば終盤運動量が落ちたとか、小笠原がどこかであと1本決めていてくれればとか、交代組がとかあるけど完封で勝ち点3は最良の結果。 スタメンは噂通り本山がトップ下に入って4-2-3-1の興梠がワントップの形。野沢を前に出すかと思っていたのだが、完全にワントップでした。 本山のデキが問題だと思っていたけど、自分の想像を大いに上回るグッドな状態だった。視野も広いし、攻守の切り替えも速い。パスも正確で球離れもよく、前線が活性化されていた。これで90分やれれば・・と思わなくもないが、しっかりゲームを作ってからの交代だったので文句なし。MVPは迷ったくらい。 オープニングはまさかのPKゲットから。新井場が突破を図ってPAに侵入したところ、相手選手と交錯して倒れる。見た目も新井場が後ろからいっていて、新井場から握手を求めていたくらいだから、こっち側のファウルと思っていたのが西村主審の判断はPK。 これにはさすがにびっくり。マリノスに気の毒な気がしたのだが、小笠原はこれを外す。何となくそんな気配はあったんだがね。遠慮が過ぎるよ、ホント。 木村監督には試合後、「審判も味方だったし」とか嫌味を言われちゃいましたが、この場面以外はどっちもどっちって感じでしたけどね・・。 微妙な雰囲気のなか(半分は自ら作ったんだが)それでも鹿島はペースを崩さず、両サイドから攻める。ジウトンからのパスを本山がツータッチでヒールパス。素早く反応した興梠が縦に抜け出し、DFにつかれながらも出て来たGKをいなしてループシュート。久々にゴールを決めました。 更に攻撃の手を緩めず、フェリペのミドルのこぼれを小笠原が縦パス。本山はワンタッチで再びヒールパス。興梠が一瞬のスピードを活かしてDFの前に出て、右足を振り切ってシュート。これも決まって待望の2点目。一番いい形でのゴールでした。 迷わずシュートを打てるタイミングで出せたのが最大の要因かと。マルキーニョスが居るとかえってマルキーニョスばかり気にしたり、ヘンに見習って持ち過ぎたりするんだけど、一発で打てたのがよかった。もう1本決めるチャンスはあったんだけどね。 後半に入ってもフェリペが左サイドで粘って興梠、粘って小笠原にパス、シュートを外すとか、野沢のセンタリングを中田がヘディングとかいったチャンスは作るが追加点は奪えず。この...

リフレッシュ、リフレッシュ

鹿島の試合は次から3試合、日曜です。リーグ戦ではなんだか久しぶりな気がして調べてみると、5月16日(日)の名古屋(A)戦で4-1と勝った試合以来じゃないか。フムフム縁起がいいな。 ちなみにその前の4月18日(日)広島(H)戦は0-0で引き分け、4月4日(日)仙台(A)戦では1-2で負けているので勝敗的にはまったく五分なのだが、こういうのは気持ちだ。いい占いだけを信じるパターンでいこう。 首位、名古屋は土曜に試合。勝たれると勝ち点差が開くのでプレッシャーがかかり、負けてくれるとシメシメって思って浮き足立っちゃったりするかもしれない。どっちにしろやりにくいとは思うのだが、もう勝つしかない。 個人的には天橋立まで遠征して気分もリフレッシュ。選手たちも煮詰まっているのなら何でもいいから気分転換して試合に臨んで貰いたい。サッカーを離れたところに思わぬヒントが・・ってのはマンガの王道パターンだよ。 秋晴のような爽やかなサッカーを観たい。

接待サッカーはもうイヤだ

26節を終えた時点で鹿島の成績は12勝4敗10分。引き分け10のうち8つが1-1で、残りが0-0と2-2だ。 これで2位に踏ん張っているのも驚異的に思えるが、負けがリーグ1少なく、引き分けがリーグナンバーワン。これだけ接待サッカーの得意なチームは他にない。営業だったらカリスマレベル。 それほどガツガツいかないし、先制されても最後にひょっこり追いついてこちらの面目を保つ。勝っていても2点目を取りにいったりしないし、シュートもちゃんとワクを外してくれる。ワク内に飛ばす時には丁寧にGKの正面にという優しさも忘れない。 勿論、こちらが先制したら、アディショナルタイムにゴールをプレゼント。同点にして相手の気分も最高潮。次の契約もバッチリだ。 ・・って、こんなサッカーはもうイヤだ! 接待ゴルフだってこんなにうまいこと成績をまとめられない。 勝利にどん欲に。1点で満足せずに3点4点を取りにいくサッカーを。何点勝っていても1点も許さない気迫を。失敗すればレギュラーを剥奪されるかもしれないという危機感を。 そして、何よりまず勝つんだという姿勢を見せて欲しい。

2010第26節湘南戦(アウェー)その2

まさかの引き分けで(と言ったら湘南に失礼ながら)、ブログを訪問して下さる方の元気もないだろうと思われる。書く方もモチベーションだだ下がりだが、一応、その2を書いておく。 失点シーンはダイジェストで確認。放り込むだけの湘南のロングボールにまずジウトンかな、前で競れずにゴール前にボールを運ばれる。そこに何故か岩政と青木がモロかぶり。カブったことも最悪だし、弾き返した方向も最悪。しっかり前に跳ね返せよ岩政、ちゃんと後ろフォローしとけよ青木という感じ。 後ろでポッカリ余っていた阿部に決められました。こうしてみると、新井場の消極的・・あ、いや、失礼、慎重なポジショニングは貴重だったんだな。青木にサイドバックの適正がないこともわかった。 サブの層の薄さも浮き彫りになった。佐々木は何も出来ないし、宮崎も何も出来ない。ベテラン本山はまたしても怪我でベンチ入りもしていないし、もう今季は元気な姿を見れないのかな。 なんていうかチームにも全体的に活気がない。思わず早送りで観てしまったが、それでも充分に観れるくらいの展開だった。だってシュート打たないから。かつて浦和にいたワシントンくらいの決定力があるんなら、とりあえずそこにパスしとけばいいけど、今のマルキーニョスにそこまでの決定力はない。ちょっと遠めでもシュートを選択して欲しい。 そのマルキーニョスは4枚目のイエローを貰って次節出場停止。名古屋との直接対決までには消化しておいて欲しいと思っていたが、そんなことを言えなくなってきたか。せめて観戦に行く31節の神戸戦までは、可能性のあるところにいて欲しいものだ。

2010第26節湘南戦(アウェー)

つまらんうえに情けない試合だった。所用のために録画観戦となったのだが、途中から1.5倍(1.2倍? DVDの早送りマークひとつめ)の早送りで観てました。岡田ジャパン以来の振る舞いだが、そのくらい何の見所もなし。 キーマンに挙げた興梠のダメっぷりにはガッカリ。前半ドフリーでのボレーを決め損ね、それ以外でもいいところなし。攻撃の形も作れないし、どんどん悪くなっている気がする。 マルキーニョスもジウトンのスローインのこぼれ球をうまく左足でダイレクトボレーを決めたが、それ以外は外しまくり。いい形で攻めても相変わらずの持ち過ぎでチャンスを潰すことも数度。 フェリペの見事なまでのゴールの決められなさといい、野沢の忍者並みの消えっぷりといい、冴えない小笠原といいもう毎度のことだ。 初めて観る當間も緊張のせいもあったのか、まだまだトップで通用するレベルには思えなかった。 そして、肝心の失点シーン。残念ながら録画を失敗してしまい、後半アディショナルをまるまる観ることが出来なかった。ブッツリと切れてしまったので、「まさかな・・」と思いながら結果を確認すると1-1の引き分け。どういう状況かはわからないのでダイジェストで確認するとして、誰の責任と言えば、2点目を決められない攻撃陣が一番悪い。録画を失敗した自分も悪い(痛恨)。 湘南側は何故かGK都築でした。鹿島には得意と思ったのだろうか。失点シーン以外はしっかり守られていました。カウンターでは何度か鹿島ゴールを脅かしてましたが、もう少し決定力のあるチームだと2点くらい取られていたでしょう。 残念ながらこんな試合をしているようでは優勝どころか、鹿島サポすら少なくなっていくかもしれない。もうちょっとやる気をみせておくれよな。 (以下、個人的まとめ) 【2010リーグ第26節】(平塚競技場13:03KickOff鹿島/11,200人/晴) 【スコア】湘南 1-1 鹿島 (前0-1 後1-0) (S 12-13) 【主審】吉田寿光(主審)、名木利幸、大塚晴弘 【得点】 (鹿)前09分 マルキーニョス 10左 (湘)後45分+5 阿部 8右 【警告】 (鹿)興梠3(前27分)、マルキーニョス4(後15分) (湘)坂本1(後19分)、島村3(後30分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 當間→80青木 岩政 大岩 ジウトン MF 中田 c小笠原 野沢→89...

京都サンガとヴィッセル神戸ガンバレ

自分のところから近いので京都と神戸は観に行くんですが、残念ながら京都は降格しちゃいますね。天皇杯で現在J2の千葉にも完敗してしまうくらいなので、ここから巻き返すのは無理でしょう。サンガタウン近くに専用スタジアムを造るとかいう噂があったので、超近くなるかと思って楽しみにしていたのですが・・。 当然、J2に落ちてしまったらスタジアム建設の話もナシになるでしょう。再びJ1に上がって来るのはいつのことになるのやら。ガンバレって言っても仕方ないレベルかな。 もうひとつ行き易かった神戸もかなりピンチの状況です。屋根つきで、高速を使えばすぐ行けるので是非とも残って貰いたいのですが。でも、鹿島相手に勝ち点を稼ぐのは勘弁ね。 その神戸戦のチケットは確保しました。なんか今年はA価格とかで1000円増しなんですね。ホームビジター指定席が4500円になってたので、ちょっと手が出にくかった。 なのでバック自由席に変更。インフルエンザの季節でもあるので、席移動出来る方が便利という判断もあり。しかし、ぴあとかで見るともうすでにホームビジター指定席は売り切れになってます(探せば残っているところもあるかもですが)。駐車場も1500円で予約制なので、早いうちに買っておかないとこちらも売り切れるかもしれません。 まあ最悪2つとも落ちてしまったら、セレッソとガンバに変更ですね。ちなみにこの2つを敬遠しているのは、周辺に駐車場があまりないのと、屋根がないのが理由(京都もですがこちらは近いので)。セレッソには相性が悪いのもひとつですが。 しかし、失礼ながら、J2に落ちてしまうようなチーム相手にしっかり勝ち切れない鹿島も鹿島だな・・。

曽ヶ端召集とかナビスコとか

川島の負傷離脱により、曽ヶ端が追加召集されました。鹿島サポには曽ヶ端を推す声が多かったので、喜んでいるファンも多いでしょう。 個人的には微妙かな。ボールへの反応とか、パンチングとかいいなあと思う部分は多々あるが、キックの質がとても心配なんだよね。ゴールキックがそのままラインを割ることなんてしょっちゅうだし、代表となるとああいうのは相手も見逃さないんじゃないかな。 出るなら怪我なく、ミスなく、無難にってところで。伊野波も栗原の怪我で出番が回ってくるかもしれません。こちらも同じく怪我なくミスなく。 ナビスコ準決勝は磐田が3-1と第1レグを引っくり返して川崎を下しました。ここで負けるのか川崎・・。 今回totoの大半が天皇杯対象で、配当激安ながら「かなりおいしい!」と判断し、当然J1勝利で一杯買いました。1~3万くらいを狙ってのものだったんですが、川崎のところはわからなかったので川崎の10でダブルにしたのに負けてしまうとは。 あんまり好きなチームじゃなかったのに、これでますますイメージ悪くなっちゃたよ。まったく・・。2等の目は残ってますが、それこそ激安で元返しにもならないでしょう。 広島は1-1で引き分けて、第1レグのリードを活かして決勝進出。決勝は磐田対広島という、こちらの予想を大きく外す結果となりました。正直どちらのチームにも思い入れがないから興味が沸かないです。まあ、これは仕方ないか。 明日の代表は伊野波が見れそうなので楽しみですね。

2010天皇杯3回戦ロアッソ熊本戦

観戦も出来なかったのでマッチレビューのみの感想ですので、詳しくはオフィシャルのマッチレビューにてお願いします。 やっぱりフルメンバーでしたね。まあ、結果からすれば正解でした。レビューを読んでいると、自陣に引きこもる熊本に相当手を焼いたようです。なんか観てないけどその姿がまるで観てきたかのように浮かぶのは・・。 フェリペからのスルーパスをマルキーニョスが受けてGKをかわして1点目。同点にされた前半終了間際のCKで野沢のボールをニアに走りこんだ岩政が、ヘディングで2点目(決勝点)って書いてますね。これもなんとなくイメージが沸く。 で、失点がカウンターから左サイドを崩されてってあるが、ジウトンなんだろうな(推測です→追記:フェリペでした)。これも目に浮かぶような。間違ってたらゴメンナサイ。 こうやって見ると、いつも鹿島は同じような試合をしてるってことなのかな。いいような悪いような。 とにかく3回戦で負けなくてよかった。次はセレッソかな。勝ててない印象が強いので気になるが、ここを突破すれば一気に上まで行けるかも。 観てないので感想もふわっとした感じでスイマセン。次は放送されるといいなあ。 (以下、個人的まとめ) 【2010天皇杯3回戦】(カシマスタジアム13:00KickOff/3,834人/雨) 【スコア】鹿島 2-1 ロアッソ熊本 (前2-1 後0-0) 【主審】奥谷彰男(主審)、山崎裕彦、山際将史 【得点】 (鹿)前14分 フェリペ・ガブリエル→マルキーニョス 1 (熊)前26分 福王 (鹿)前45+2分 CK野沢↑岩政 1H (アシスト不明ですが、マッチレビューでわかる限り) 【警告】 (鹿)興梠1(後16分) (熊)矢野(後45+3分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF ジウトン 大岩 岩政 新井場 MF 中田 小笠原 フェリペ・ガブリエル 野沢→本山 FW マルキーニョス→89佐々木 興梠→83大迫 【MyMVP】-

巨人の失敗を鹿島は真似しないで

プロ野球ではセリーグの巨人が3連覇を逃した。(クライマックスシリーズはあるがリーグ優勝とは別との認識)。今年も結構な数の試合を観てきたが、明らかな敗因がひとつある。 それは特定の選手にこだわり過ぎた原監督の姿勢。コロコロ変えるよりかはいいのだろうが、3連覇を果たしたメンバーを信用し過ぎた。優勝がなくなった時に原監督自身が言っていたことでもあるのだが、ファンはとっくの昔からそう思ってた。 確かに実績のある選手を簡単に変えるのは勇気のいることだろう。観ているファンはああだこうだと言っていればいいが、監督は責任がある。新しい戦力で失敗したらもっとたくさん言われるだろうし。 だけどね・・。何もしないで沈んでいくのを観ているのも結構ツラいの。おとといに書いたこととほぼ同じ内容なんだけど、煮詰まった状況を打破するにはそれなりの何かが必要だと思うよ。 まあ、巨人が敗れたのは監督だけの責任ではないけどね。3連覇したことでの悪い方の余裕とか、簡単なミスをそのままで放置してしまったところとか。 個人的にはサードコーチャーの緒方コーチが、あまりにも消極的、言い換えればビビりまくりで100パーセント以上セーフでないとランナーを回さなかったりとかそういう部分が大きかったと思う。チャレンジするべきところはするべきで、そのせいで負けた試合も多々あった。 これは鹿島にも言えること。ゴール前でボールを回すだけでシュートへのトライ、ドリブルでの仕掛けなんかがないところとか。特に興梠。緒方コーチみたいになるな。 巨人とは去年までは一緒に優勝してきましたが、今年はお付き合いナシの方向でよろしく。中日が優勝したから、もう中部地方はいいでしょう。ね。

「新化」しているのか?

2010年鹿島のスローガンは「新化」。悲願のACLを獲るために掲げたものだったが、早いうちにその目標もついえて、今は史上初の4連覇を目指しているわけだが、ピンチに追い込まれている。 本当に「新化」しているのならば、こんなものピンチでも何でもないんだろうが、さてホントに「新化」しているのかどうか。 というワケで去年よりよくなった部分を探してみたのだが、贔屓目に見ても見つからなかったことに驚いた。 選手層は正直落ちた。大黒柱のマルキーニョス、小笠原の能力は落ちたし、中田にしてもそう。年齢による能力ダウンを経験でカバーしているに過ぎない。 右サイドバックの内田は移籍。サブに甘んじていた増田、田代を放出し、切り札的存在だったダニーロもいない。本山もいまだに本調子には戻らず、野沢に至ってはずっと眠ったままだ。 新戦力のフェリペ、ジウトンはちょっとずつはよくなってきたけれど、チームを救うほどの活躍は見せていない。次期チームリーダー候補の岩政も今年は冴えないプレーが続いている。 曽ヶ端や新井場は一定の力を見せてはいるが、ここから大化けすることは望みにくい。ちょっと甘い採点で言えば伊野波は伸びてきたとは思うが、清水戦のようなミスもするし、まだ信頼を置くには至らない。興梠、青木、大迫、遠藤、佐々木といった若手も化けてこない。 新らしい力が出てこない以上、メンバー固定の唯一のアドバンテージである「成熟度」に期待するしかないのだが、それももう限界に来ている感じがする。いや、むしろマンネリ化してしまって相手に読まれているし、新しい試みもないから単調に過ぎる。 交代枠も使わないくらい作戦がなくなってしまっているなら、それはもうハッキリ言って、新化というより「退化」と言える。 オリヴェイラ監督を非難するつもりはない。3連覇なんてやってくれる監督はそうはいないし、個人的にも好きだ。多分、今の鹿島ではこれが精一杯なのだろうかとは思うが、何か手を打って欲しいのは事実。 新しい選手を試すのはこの時期勇気のいる挑戦だし、戦術を変えるにしたってそう。だけど、何かしなければこのままでは何ともならん気がする。 せめて膠着状態になった時の打開策だけは見せて欲しい。幸い、代表戦で少しリーグは期間があく。何かを試す時間はあるんじゃないかな。天皇杯3回戦でやってみてもいいんじゃなかろうか。 頼むよ、監督。

2010第25節清水戦(ホーム)その2

マルキーニョスとフェリペについては昨日も書いた通り。全体的にいいのだが、最後のところが足りない。 もう一人のFW興梠はやっぱり物足りない。特にゴールに対する執着心。際どいところでボールを受けても、まず第一選択肢が「マルキーニョスへのパス」。次に「バックパス」。「突破」とか「シュート」とかいうボタンは装備されていないのかな。きっと、「LR、XYボタン同時押し」とかいう難しい操作なんだろう。 CB二人はどっちもよくなかった。伊野波は失点に直結するパスミスをしたし、岩政はセットプレーで得点は挙げたものの、90分を通して不用意なファウルが多かった。しょっちゅう主審にアピールしていたが、その前に出来ることがあるのでは。 新井場はよかった。攻撃にも参加していたし、危ないところでのクリアもあった。4枚目のカードを貰って次節お休みだが、充分に休養してどんどん攻撃して貰いたい。 逆サイドのジウトンは過大な期待をやめたせいか、こんなものか。いいパスもあったが、縦へのパスで相手に引っかかったりすることが多々あり、危ない場面を招くことも。相変わらずカードも貰う。確か1年でチーム通算何枚かになると罰金とかあった気がするのだが。そういえば伊野波も4枚目を貰ったようだ。 曽ヶ端は山本のミドルを1本ファインセーブ。小野のミドルは無理かな。DFがもう少し詰めてくれていればという感じ。 中田、小笠原のボランチは微妙な評価。相手のプレスが落ちてからは自分たちの仕事をしていたが、それまでが相手に主導権を与え過ぎ。中田もセットプレーでいくつかあったチャンスを形に出来ず。 野沢については期待するのをやめた。判断も遅いし、ゴール前での鋭さもない。後半PA内、決定的な形でボールを受けたのだが、まごまごしているうちに詰められてシュートを打てず。あそこはワントラップから即シュートが希望。 なんだろう。重さ1キロのパワーアンクルを両足に着けているのかな。で、「そろそろ本気を出してやろう」とか言って外した途端、いきなり敏捷度が増すとか。もうその頃には優勝は絶望的になってるよ。 監督はどうしちゃったんだろう。交代枠を2つも残したままってのは、勝ってる時とかでないとあまり見ない。 清水は前半はプレスも効いていたし、カウンターも速かったし、かなり脅威だった。小野、ヨンセンに岡崎が絡み、ゴール前までにあっという間に到達する。岡崎...

2010第25節清水戦(ホーム)

なんかもう同じことの繰り返しで嫌になっちゃうね。ガラスハートのオイラはもう心折れちゃいそうだ。 前半はとんでもない内容だった。ホームなのにアドバテージはなく、むしろ悪い芝に戸惑っているのは鹿島の方。これならいっそ自分が間違ってたように(スイマセン)アウェーでやった方がよかったんでない? 単調なパス回しを狙われてカウンターを受けることを何度かやっているうちに、伊野波が決定的なアシストパスを供給。小野にドリブルで持ち上がられて、岩政もアタックにもいかずに後ろでステイ。いくら数的不利だとはいえ、あそこを潰しにいけないようでは世界では戦えないよ。というか国内でも戦えない。 ドフリーで綺麗なミドルシュートを叩き込まれてしまいました。 「あの時ワタシには未来の映像が視えました」。当ブログ主は語る。 J復帰初、3年と数ヶ月ぶりのゴールだそうな。本当に小野には弱い。ここにも天敵が一人。 その後もパスを取られるわ、連携は出来ていないわ、動けないわ。ゴール前、決定的な形でボールを持ってもこねくり回すだけでシュート体勢に入る前にコースを塞がれる。もっと速く、もっと打て。 これがホントに中2日相手にする試合か?と暗い気持ちで後半を観始めると、さすがに清水のプレスが落ちてきた。まあ、そりゃそうだ。後半、鹿島が押し込んでいるように見えたが、単に日程のアドバンテージを受けただけのように思える。 そして、それを最後まで活かし切れなかった。CKで小笠原が素早いリスタートでキックし、虚を突かれた清水DF陣を振り切って岩政がヘディングを決めて同点にこそしたけれど、流れの中からは幾度もあったチャンスを決められず。 マルキーニョスもあと一歩の場面が続く。柔道で言えば「有効」ばっかりで決定的な1本が出ない感じ。フェリペもかなりよく見えるのだが、何故か得点出来ない。ワクに飛んだ渾身のミドルはGKにファインセーブされたし、ダイレクトボレーは惜しくもバー。逆だったらよかったのにね。 フェリペ・ガブリエル獲得ついに正式発表で自分が書いた記事だが、「シュートは外れているシーンばかり」という印象を持っていた。それは間違ってなかったようです。 交代枠も2つも残したまま打つ手なしで終了。よっぽどサブには信用がない模様です。中1週の試合が続くから、これからはずっと固定メンバーで90分フルかな~。マンガみたい。 選手個々について...

昌子君加入内定と明日の清水戦

一部では入団とも伝えられていた昌子君の加入内定が正式に発表されました。伊野波、岩政だけでは不安なので、早く一人前になって貰いたいもの。 明日は4連覇に向けてもう一戦も落とせない鹿島と、まだ優勝を狙っている清水との対戦。もしかしたら3位以内狙いなのかもしれませんが、長谷川監督はナビスコよりリーグに力を入れているようです。 水曜に行われたナビスコ準決勝広島戦で、メンバーを温存した清水。対戦相手のペトロビッチ監督は、「もう優勝は絶望的なのにシンジラレナイ」って言ってました。しっかり2-1で勝って面目を保ちましたね。鹿島的にも清水が負けてくれていた方がやりやすい。 清水は岩下、太田が出場停止、藤本が怪我です。ちょっとだけ戦力ダウンというところかな。本田拓や岡崎も後半途中から出していたようですし、個人的には以前にも書いたように清水の中心はヨンセン・小野だと思っているので大きな影響はないと思います。 鹿島は特に情報もないのでフルメンバーでしょう(予想はアテにならず)。だけど、この前くらいのデキしかないのだったら、小笠原は最初からお休みして下さい。 勢いが落ちているとはいえ、清水戦もラクではない。90分集中してやりましょう。野沢もホントにそろそろ本気出して欲しい。鹿島のキーマンは今度こそ野沢。相手側はやっぱりヨンセンです。日本代表に選ばれた伊野波が底力で抑えるところを見たい。 ちなみに累積リーチ者は小笠原、マルキーニョス、新井場、伊野波。そろそろ誰か貰うかな。