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ナビスコでU23起用義務づけ検討

26日づけの報知新聞に載っていた記事から。 若手育成目的で、来季からナビスコ杯で23歳以下選手の一定以上の起用を義務づける「若手枠」の導入を検討している模様。 以前、当ブログで「アラサーメンバー規定」なんて記事を冗談で書いたのだが、その逆の若手枠が実現しそうだ。 多分、3~4人くらいかと思うが、若手を多く有していないクラブにとっては勝ち抜くのは難しくなってくる気はする。 手っ取り早いのはやっぱりサテライトを復活させるのが一番だと思うが、どうにもこっちは資金面で難しいようだ。どのくらいの赤字が出ているのかまったくわからないのだが、totoの助成金を回すくらいでは全然追いつかないものなんだろうか。 それか前に提案していた、J3との混合戦による大会など。ナビスコで制限を設けるよりは、新しく作り出した方がいいように思うのだが。 Jリーグはいまだに諦めていない秋春制を始め、J3、2シーズン制など続々と改革案を出している。ならばもうひとつくらい捻じ込むわけにはいかないか? ともあれ、観ている側としてもトップとサブのレベル差は気になっている。「若手枠」が実現するかどうかはわからないが、若手のレベルアップとなるならだいたいのところは歓迎する。 「だいたい」の匙加減は・・ねえ。わかってくれるだろう。 付け加えておくと、2シーズン制は自分の匙からは若干こぼれている。

2013第13節FC東京(ホーム)戦その2

【2013第13節FC東京(H)戦・選手評】 曽ヶ端:ラストまで集中していて際どいシュートをファインセーブ。ただ、キックの精度は悪く、直接相手に渡ることもしばしば。 青木:右サイドバックで出場も無難にやれていた。守備は安定しているし、上がっていける体力もある。しかし、持ち上がった後のアイデアがまったくなかった。 岩政:いきなりのクリアミス。その後は集中出来ていたように見える。ファウルにはなっていたが潰しにも行けていた。 昌子:気持ちは出せていたが、2失点目は簡単に渡辺に振り切られた。(どっちにマークにつくか迷ったようだ)。後半は持ち直した。 中田:守備も安定。右サイドが不慣れな青木ということを考えてか、いつもより高い位置でプレーしていた。パスも正確だった。 柴崎:小笠原との息も合っており、前目でプレー。ゴール前で決定機を作る。何度か自分でも打てたシーンもあり、そこを打てるようになれば更に脅威。 小笠原:運動量はやや落ちていたが、バランスはうまく保てていた。ただ、出足が若干鈍く、接触プレーも多い。相手との衝突で負傷交代。軽めの怪我を祈る。 野沢:最後まで動けていた。攻撃でもスペースに走り込めていたし、守備にも戻れていた。 遠藤:攻撃にはキレがあった。守備もやれていたし、効いていた。 大迫:守備に割く時間が多くやりづらそうにしていたが、攻撃では積極性を出した。1本目は確実に、2本目は相手からボールを奪って股抜きと、ストライカーとして申し分ない働き。 ダヴィ:大迫へのアシストは周りも見えていたし(オフサイドラインギリ?)、正確だった。しかし、それ以外での貢献度が低い。強引な切り返しが1本も決まらず、見切られているのでは。絶好のカウンターでもシュートまで行けないことも多々。連携もいまひとつ。 本田:絶対に守り切らなければいけない展開だったが、うまく落ち着けられた。 本山:求められているのは前線でのリズムだろうが、タメを作れていない。ミスも多く、パフォーマンスは落ちて来た。 山村:出場時間短く評価なし。 セレーゾ:いきなりの失点、前半終えて0-2と旗色は悪かったが、ハーフタイムで修正。攻撃の糸口を見つけ出した。小笠原の負傷退場も乗り切った。中断前の大事な試合を勝ち切った。

2013第13節FC東京(ホーム)戦

ほとんどの人が抱く印象と同じく、前半と後半でまったく展開が変わった試合。 前半、昌子の気の抜けたクリアミス<span style="color:#0000FF;">(修正:岩政でした。昌子すいません)</span>から李に決められ先制を許す。その後はしっかりとブロックを作られ攻め手も見つからないまま向こうのペースになった。 攻め疲れたあたりで右サイドを破られ、李から渡ったボールを渡辺が難しいコースにあっさりと決めて2点目。 正直、この時点で今日はもうこんな感じなのかなと思った。何故なら、セレーゾになって後半よくなったケースがほぼ記憶にないから。 しかし、それは嬉しい誤算で、後半入ってすぐに前線のプレスで奪ったボールをダヴィから大迫へパス。GKとの1対1を確実に決めてまず1点。 勢いに乗った鹿島が押し込み、素早いスローインから遠藤がPAまで切り込み、GKもかわしてセンタリング。これが相手DFに当たってオウンゴール。 動揺した相手DF陣のスキを突いてボールを奪った大迫がGKの股を冷静に抜いて逆転。完全に鹿島が主導権を握った。 願わくばこの勢いのままトドメの4点目を取って決着をつけて欲しかったし、それが出来る雰囲気もあった。ところが、小笠原の負傷交代で空気が変わった。 個人的には李が下がってくれていてよかったと思っている。どうにも苦手なイメージがあり、今日も1得点1アシスト。何故下げたのか理由がわからないが、ナビスコの時のように4トップにされなくて助かった。 イケイケの雰囲気が収まってからは逆に鹿島がしっかりとブロックを作り、守備的にいっていた。それでも最後に際どいシュートを打たれ、曽ヶ端のファインセーブに救われて勝ち切れたが、そのあたりやや不安な面も。 個々で言うと柴崎がかなりよかった。ゴール前まで来た時に、周りに気を遣ってかパスを選択する部分が若干物足りないものの(柴崎の方が決定力ありそうな気も)、狙いは攻守に渡って冴えていた。 MVPの大迫は少ないチャンスを確実に決めた。守備に割く時間が多いなかでの2得点は見事。 対照的にダヴィは少し心配。もともとこういうタイプなんだろうが、昨シーズンのドゥトラと一番違っていたのがシュートの巧さだと思っていた。しかし、ここ最近はなんだかしっくりと来ない。大迫へのアシストは丁寧で正確だったが...

2013ナビスコ予選(7)セレッソ大阪(アウェー)戦その2

【2013ナビスコ予選(7)セレッソ大阪(A)戦・選手評】 佐藤:どちらもファインゴールだったが、簡単に失点してしまった印象。反応も遅いしポジショニングも悪い。キックもいまひとつ。 西:攻撃的に行けていたが、決定的なクロス、パスはなし。守備でのストレスが溜まっている様子。 植田:まだまだトップで通用するレベルではない。 山村:相方が植田なので負担も大きかったが、判断ミスも多い。前に出る積極性は買う。 前野:痛恨のパスミスから失点。持ち味の攻撃力も鳴りを潜め、効果的なクロスを上げられなかった。 柴崎:中盤の底で効いていた。カバーリング、バランス、つなぎもよかった。縦へのパスが鋭い。 本田:90分走れていた。足元もよかったし、長短のパスも使い分けられていた。 野沢:運動量が乏しい。ゴール前に切り込む動きが欲しかった。セットプレーでも決定機を作れず。 中村:悪くはなかったが、メンバーを考えるともっと攻めてもよかった。まだまだいける。 ダヴィ:1ゴールこそ挙げたが、その他のチャンスで精度がなさ過ぎた。動き出しも遅く、動きが重い。雑な印象を受ける。 大迫:モチベーションの難しい試合だったが、ポストプレーも決まらず、丁寧さに欠ける。 遠藤:タメは効いていた。決定機は決めたかった。 青木:右サイドをソツなくこなせていた。 本山:前線でのリズムは作れていたが、ミスも多い。 セレーゾ:消化試合だったが、多少のメンバーチェンジを加えつつ勝ちに行く采配。チャンスは作れたが両者の決定力が勝敗を分けた。 キンチョウスタジアム:座席が狭く、背もたれもないので窮屈。通路などを含めて全体的にギュッと詰まっている感じ。ピッチとの距離は近くて臨場感はある。メイン側の上の方は少しだけ屋根があり、雨は凌げそう。

2013ナビスコ予選(7)セレッソ大阪(アウェー)戦

まさか野沢を使ってくるとは思ってなかった。 柴崎は本田との連携や、若いので成長を考えるとアリとは思うが、野沢を使うメリットはなんだったんだろう。終盤の起用法を見てもセレーゾは勝ちにいっていたようなので、セットプレーでの攻撃を考えてのことだったろうか。 技術面では昨日のメンバーではトップクラスだったが、運動量もないのであまり効いているようではなかったが。 失点シーンは昨日も書いたように、やはり両CBにはファウル覚悟でも止めて欲しかった。ただ、それ以上に佐藤が無抵抗。現地で観ていてもあっさりやられた感覚はあったが、テレビで観ると反応も遅い。 飛んでいる姿勢は綺麗に決まっており、これが新体操かフィギアだったら上位入賞も狙えたかもしれないが、残念ながら競技はサッカー。ボールにも触らせて貰えなかった。 曽ヶ端もそろそろ世代交代を・・と常々思ってはいたが、2番手キーパーとの差は想像していた以上に大きい模様。 2失点目は前野の単純なミス、かつ致命的だったが、持ち味の攻撃力にもキレがなかった。クロスはDFに当たるし、前には切れ込めない。かつてのアレックスを思い起こさせるようなバックパス多用で、どうにも物足りない。このあたり試合勘によるものか、現時点での力量なのか。 得点シーンは遠くて何が起こったのかさっぱりわからなかったが、大迫のシュートも股抜きのいいシュートだった。 ジンヒョンも素早く反応しており、あのままだとゴールにはならなかったが、ダヴィが鋭く詰めて押し込んだ。あの得点はさすがにFWらしい嗅覚だったが、それ以外がさっぱりだったので、トータルで見れば悪いという評価になる。 本田は足元の捌きもよかったし、90分走れていた。パスもいいところ突いていたし、充分に合格点ではあるのだが、今の小笠原に比べると劣るというセレーゾの判断なのは妥当かもしれない。 柴崎は後ろのカバー、中盤でのバランスを保ちつつ、攻撃の組み立てもこなし、立派なボランチとして活躍していた。 植田はまだまだトップでは通用するレベルではなかった。まあ、高卒でいきなりCBを張れるとなったら驚異的なので、これはこれで仕方ない。こういう状況でもなければ実戦で起用する機会もないのだし。 山村は前に飛び出して潰しに行くのがいいところでもあるが、取り切れなかった時に即ピンチになるのでそのあたりのカバーリングは考えておかないといけない...

2013ナビスコ予選(7)セレッソ大阪(アウェー)戦その0(現地観戦)

とりあえず現地観戦だけの感想を。 ダヴィが悪かった。シュートは枠に行かないし、動かないし、反応も悪い。手クセも悪いし、連携も悪かった。ここのところの決定率の低さは気になっているのだが、それがまともに出た感じ。 つられるようにして大迫の動きもよくない。両トップが動かないものだからボールも出しどころがなく、効果的な組み立てが出来ていなかった。 それでもいくつかビッグチャンスは作れていたのだが、まともに枠に行かないものだからね・・。隣にどっかり座ったセレッソサポのおじさんに、「あれ外すんか(くっくっく)」と笑われてしまった。どかんと決めて黙らせてやってくれと願っていたが、叶えられることはなかった。 セレッソも守ってカウンター狙いだったのかベッタリ引いていたし、疲れているのか動きも悪かった。お互いに消化試合という気持ちがあったのか、どちらにも気合いは見えない試合。しかし、それで釣り合いが取れていたのか、ゲーム的には面白かったような気も? 鹿島の普段サブ組の奮闘が伝わって来なかったのが残念。失点はどちらもカウンター一発で、もう少し植田と山村にはガッツリ行って欲しかった。セレッソが引いていたおかげでそんなにディフェンスは破綻していないように見えたが、あまりいいデキではなかった。 柴崎と本田のボランチは整っていた組み立てというか、ムチの入れ方というか、周りを動かす存在感はなかったかもしれない。 前野もほとんど効果的なクロスは上げられなかったね。 観客は個人的願望を含んだ超少ない予想に反して1万人超え。キンチョウスタジアムはキャパ少なめなので、ギュウギュウな感じだった。 ビールの売り子さんが行ったり来たり、一生懸命なのはわかるが、どうにも落ち着かない。見たところ試合中には1本も売れてなかったようだが、そもそも野球と違って、サッカーで試合中にビールってそんなに売れるものなのなんだろうか。 消化試合で勝敗はあまり重要ではない試合だったとはいえ、やっぱり負けると気分よくないもんだ。観戦に行って負けたのは2年か3年ぶりで、つまりセレッソに負けたのが久々ってこと。まあ、負けることもあろうが。 週末の試合では鬱憤を晴らす快勝でお願いしたいところだ。

2013第12節名古屋(ホーム)戦その2

【2013第12節名古屋(H)戦・選手評】 曽ヶ端:失点シーンは真正面だっただけに止めて欲しい気もする。キックは最悪だった。 西:運動量多く、右サイドは押し込めていた。失点シーンはマークし切れなかった。 青木:無難にやれていた。右サイドに回ってからはオーバーラップもあり、運動量は落ちなかった。 岩政:ケネディとの空中戦は分が悪かったが、相手が下がって受けることが多く破綻はなかった。ビルドアップの部分で物足りない。 中田:サイドを丁寧に守っていたが、上げられたクロスが失点につながる。時折攻撃にも参加し、まずまずのパスを出せていた。 柴崎:中盤でバランスを保つ。パスカットも良く、ゴールにも絡んだ。ミドルシュートは惜しくも外した。 小笠原:相手の急所を突く精度の高いパスをいくつも配給。守備でも運動量こそなかったが、要所を潰せていた。 野沢:攻守において消えている場面が多いが、本山との息は合っており、攻撃には厚みがあった。プレースキックの精度はよかった。 遠藤:攻撃時にタメは作れていたし、パスもよかった。ゴールも決めた。ただ、時間が経つにつれ消えていったのが残念。 大迫:ポストプレーは出来ていたが、まだ本調子ではない。序盤の決定機を決めていればもっとよかったが、最後にゴールを決められたのは自身のためにもよかった。 本山:気の効いたパス、ポジショニング。前線でリズムを生んだ。しかし、難しいパスを失敗して簡単にボールロストすることが多々あり、そのあたりのバランスが微妙。 中村:ようやく前線で仕事を果たせた。DFから逃げてフリーになってからのシュートは見事。気持ちも乗っている。 山村:気持ちは入っている。しかし、気持ちが出過ぎての自陣深くのファウルが怖い。もう少し余裕が欲しい。 本田:ゲームを締める役割を無難に果たした。アシストがついたのはおまけ。 セレーゾ:中2日、ダヴィの出場停止など難しい部分もあったが、最良の選択。珍しく早い段階での選手交代が正解だった。しっかりと勝ち点3を取り切る。

2013第12節名古屋(ホーム)戦

中2日のハンデを跳ね返す見事な逆転勝ち。ジーコ氏の観戦が効いたのかもしれない。 序盤から鹿島が押し気味で進め、決定機を何度か作り出す。しかし、それを決め切れなかったことで名古屋に盛り返され、ロングボールを小川に一発で決められた。 流れは最悪だったが、思っていた以上に名古屋の状態が悪かった。守備もルーズで、全員の意思が統一されていないというか、気持ちが入っていないというか。 小笠原の縦パスを受けた遠藤が、ドリブルで小さく左に持ち出してから振り抜いたシュートがゴール左に決まって同点。この得点は大きかった。遠藤は正直、この得点以降、特に後半は動きが鈍って微妙なデキになってしまったが、勝利に貢献したことは間違いない。 後半に入ってからも鹿島ペース。中盤でボールを動かし、サイド、中央をうまく使えていた。小笠原の配給が素晴らしく、長短、左右、上下と相手のスキを突くボール回しは、やはりまだまだチームの心臓。MyMVP。 柴崎の働きも見逃せない。中盤でのパスカットからドリブル、中村へのスルーパスは絶品だった。相手DFをはがして受け、それを決めた中村も完璧。ようやくらしさを発揮することが出来た。これで吹っ切れてくれると頼もしいのだが。 2-1になってからは、目に見えて名古屋のテンションが落ちた。こうなってしまえばミスでもしない限り負けない。セレーゾも珍しく西→山村、遠藤→本田と早めの選手交代で逃げ切り態勢を固めた。 特に危ない場面を作らせないまま2-1で終了かと思いきや、本田の入れたアバウトなボールを大迫がピタリとトラップを決め、左足を一閃。バースデーゴールでゲームを決定づけた。あれを決められるならもっと早くに決めて欲しかったという気もするが、連続ゴールはいいこと。 ダヴィが欠場したためボールが集まることも多く、本山の気の効いたプレーも大迫のよさを引き出せた。怪我以降不要が続いていたが、少し上昇の兆しのようなものは見えた。あとはダヴィとのコンビネーションが上がればお互いもっとよくなるだろう。 DF陣は失点シーン以外、無難にやれていた。(名古屋が噛み合ってなかった部分も大きいが)。西のサイドは遠藤がフォローに入れていたのかそれほどやられはしなかったが、野沢が回ったサイドは突破される回数が多いのが気がかり。 あとはオフサイドアピールが、味方ながらイラッとすることがある。オフサイドならわか...

2シーズン制復活間近?

このところよく取り上げられている「2シーズン制復活」。記事を読んでいると協会が本気で取り組んでいるように思える。 導入理由としては、各シーズンの優勝争いやチャンピオンマッチでの観客動員が増えるというもの。しかし、そんな目先のことだけで2シーズンにしちゃっていいのだろうか。 各クラブも秋春制とは違っておおむね賛成の空気で、どうやら来季は2シーズン制になっている感じでもある。ただ、そうすると1週前倒しで開幕しないといけないらしく、降雪地域のクラブは開幕から3連続アウェーになるとか。 個人的には1シーズン制でいいと思っている。せっかく各クラブとも1シーズンに慣れて来たし、3位までにはACLの権利、7位までが賞金、下位3つは降格とわかりやすい。 動員数は全体的に下がって来ている昨今、2シーズンにして増えるかどうかは未知数。優勝争いでの観客動員増もあるだろうが、逆に圏外になって観客数が落ちることもあろう。 そもそも降格ラインは通算勝ち点になるだろうし、そうなると2重帳簿のようでぱっと見わかりづらくなってしまう。メリットよりもデメリットの方がデカいように思えるが。さてどうなることやら。 明日は名古屋戦。明らかにフィジカル面で不利なので、今までのようにアラサーメンバー多数のスタメンでは走り負けることは(多分、セレーゾ以外)誰でもわかる。 左サイドに前野や2列目に遠藤を入れたいところだが、そうなるとセットプレーでやられてしまうだろう。中田はさすがに代えるかもしれないが、ジュニーニョが戻るだろう2列目、出場停止のダヴィに代わってまたもトップに野沢となると、勝てる気がしなくなるのだが・・。 アディショナルタイム劇的ゴールの勢いを持ち込めるかだけが焦点かと。大迫が爆発しない限りどうにもならんかも。 ここを勝って首位と差を詰めておかないとのちのち厳しいので、しぶとく1-0あたりで勝ち切って欲しい。 ところで誤審が認められた浦和戦での小笠原、ダヴィのイエローは取り消されなかったが、確かシーズン通してチーム通算のイエローが何枚か超えたら罰金だったような記憶が。この2枚で罰金てことになったら、その時は絶対抗議した方がいいかもね。

2013ナビスコ予選(6)大分(アウェー)戦その2

【2013ナビスコ予選(6)、大分(A)戦・選手評】 曽ヶ端:ミスなく、しっかり守れていた。 西:高い位置から攻撃に参加。裏への抜け出しもよかった。伸び伸びやれていた。 青木:危ないところに足を出せていた。 山村:無難にやれていたが、フィードでややミスが見受けられる。ただ、即攻撃につながる攻めの感覚は岩政にはないもの。 中田:サイドを割らせず。時折攻撃にも加われていた。後半、集中を欠く場面あり。 柴崎:目立たなかったが、バランスはよかった。ゴール前にも顔を出せた。 小笠原:運動量はなかったが、ゲームをコントロール出来ていた。時々、疲れからか判断ミスもある。 本山:持ち味は出ていた。丁寧なパスでチャンスを演出。決定機を作った。 野沢:あと一歩のところで動きが悪い。 ダヴィ:チャンスはあったが決められず。周囲とビタで合うコンビネーションも少ない。 大迫:まだ本調子ではない。幾度かあった決定機も外すが、最後の最後でスーパーゴールを決めた。 遠藤:チーム全体で相手を押し込んでいたので、キープ力、ドリブルが効いた。 中村:出場時間短く特になし。 セレーゾ:連戦のなかでのスタメンほぼ固定には疑問符。交代も遅い。しかし、ハーフタイムで修正が出来た点はよかった。引き分けでもオッケーの采配だったか。 マイレコーダー:HDD・裏録の2系統で同時録画する場合、開始時間がカブると時々エラーになってフリーズする。両方とも録れなくなるので厳しい。ライブで観れば問題ないが夕飯と重なるため、前半録画、ハーフタイムで一度切って後半録画→前半を録画で観ようという作戦は失敗に終わる。 風邪:かなりしつこい。主にノド、鼻水が中心だが胸も痛い。熱はようやく下がり出したが体は重い。完治にはまだ時間がかかると思われる。

人の、人の、人のハナシを聞けぇ~

「人の、人の、人のハナシを聞けぇ~」 あの有名な曲(元歌の歌詞は「オレ」だが)って永ちゃんの曲を思ってたが、クレイジーケンバンドの曲だったんだね。ひとつ賢くなっちゃった。 浦和戦での興梠オフサイドゴールの誤審を協会が認めた。そりゃ全国放送であれだけハッキリ放送されたので認めるしかないだろう。 主審は興梠がオフサイドでないと認識し、副審は興梠がボールに触っていないと判断。そのために誤審となったのだが、それを問い質した小笠原にイエローを出して事の決着を図った佐藤主審。 あげく、上川委員長は「鹿島の選手が副審に詰め寄ったため、主審と話し合いが出来なかった可能性がある」とこの後に及んで責任転嫁とも思える発言。 結局、主審・副審に処分はなく、小笠原・ダヴィのイエローも取り消さない。勿論、ゴールと浦和の勝利も変わりなし。やったことと言えば、「微妙な判定の場合は競技場でリプレーを流さない」というアホなことを再度Jリーグにお願いしたとのこと。 「再発防止」って言ってるが、再発防止したいなら当該審判にはちゃんと処分を下して最教育するべきだろう。というか、最初から人の話に耳を傾けるだけの度量が佐藤主審にあれば何の問題も起きなかったろうに。 今日は気分を変えてナビスコ大分戦。勝てば予選通過確定。そうなると来週のセレッソ戦が消化試合となるわけだが、何が起こるかわからないから確定させておくに越したことはない。 メンバーはどうするんだろうね。セレーゾのやりたい方向性が今ひとつしっくり来ないが、チャンスが巡って来たら若手はそれをしっかりつかんで欲しいものだ。 ところで最近の風邪ってこんなにしつこかったっけか・・。全然治る気配もなくて、ホント辛いよ~。

2013ナビスコ予選(6)大分(アウェー)戦

レコーダーの不具合で前半が録画出来ていなかっため(ハーフタイムに気付いた)、後半のみのテレビ観戦。 最後は大迫のスーパーゴールで劇的な勝利を収めた。ゴール自体は素晴らしかったし、流れも最高だったが、本当ならもっと早くに決着を着けておかなきゃいけない試合だった。 解説を聞いていると前半はシュート数も少なく、全体的によくなかったみたいだが、後半も攻めてはいるもののラストアタックの部分で精度を欠いていた。 ラストパスが少しズレていたり、打てるところで打てなかったり、最高のお膳立てを決められなかったり。大迫とダヴィの不調は長引いているようで、ドローだったら雰囲気も悪いままだった。 そういう意味でも最後のは決まってよかった。大迫自身も変わってくれると助かる。主審もあそこまで止めずによく流してくれた。コーナーキックが大分ファウルで止まった時点で止められてもおかしくなかったしね。 スタメン・交代メンバーは連戦のなかでもほぼ変えて来なかった。よほど信頼されているのか、サブが頼りないのか・・。 大分とは個人能力の点で上回っていたので、後半は完全に鹿島が試合を支配していたが、物足りない部分はあった。 西は攻撃的にやれて、少しはストレスも解消出来ただろうか。 まあ、何はともあれ勝つことが出来て、予選はあとひとつ残して通過が確定。2位のセレッソも確定したため、来週の試合は完全消化試合になってしまった。これでもお値段据え置き・・。風邪が治らなかったり、雨だったりしたら無理して行かなくてもいいかもしれない。 ともかく、流れだけはよくなった。これをリーグ戦につなげたい。 (以下、個人的まとめ) 【2013ナビスコ予選(6)5/15(水)】(大分銀行ドーム19:00KickOff大分/4,563人/曇り) 【スコア】大分 0-1 鹿島 (前0-0 後0-1) (S 11-16) 【主審】福島孝一郎(主審)、金田大吉、穴井千雅 【得点】 (鹿)後45+5分 大迫 2左 【警告】 (鹿)なし (分)若狭1(前12分)、永芳1(後25分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 西 山村 青木 中田 MF 柴崎 c小笠原 野沢→90+1中村 本山→76遠藤 FW 大迫 ダヴィ 【サブ】佐藤 岩政 昌子 本田 梅鉢 遠藤 中村 【監督】トニーニョ・セレーゾ 【MyMVP】大迫

2013第11節浦和(アウェー)戦その2

【2013第12節浦和(A)戦・選手評】 曽ヶ端:誤審までは集中していたが、その後は守れていなかった。キックの精度もなかった。しかし、問題のシーンではアピールより先に、止めるべく反応するべき。 西:こちらのサイドを狙われていた。対面の梅崎がドフリーで、他もケアせねばならずと苦しい形。攻撃にもなかなかいけない。 青木:大きなミスはなかったが。 岩政:気持ちは出ていたが、気負い過ぎの部分も。決定機は決めたかった。 中田:丁寧にやれていたし無難でもあったが、決め手を欠く。 柴崎:テレビで観るぶんには影が薄かった。運動量かポジショニングか、中盤で効いている様子はなかった。トラップ、パスには問題ないように見えたが。 小笠原:フォローが遅かった。 野沢:攻撃で今季最大級に効いていた。相手DFを翻弄した得点も見事だったが、決定機をいくつか演出。キックの精度も高かった。しかし、守備面では貢献出来ず。 ジュニーニョ:悪くはないが攻守に物足りない。ゴールの雰囲気がなく、何かをやってくれそうな空気もない。守備も弱い。 ダヴィ:チームとの息が合わない。欲しいタイミングで貰えていないのか、能力を発揮出来ているように見えない。 大迫:ボールが収まらない。キレもなく、気持ちも乗っていない。 本山:流れを変えることが出来なかった。 中村:今日も良さを出せず。負けているのだから、もっと強引にやってみてもよかったのでは。 セレーゾ:誤審もあったが、梅崎への対応に疑問。ああなる前に何か手を打って欲しかった。勝ち越されてからはいつも通り、成す術なく。 佐藤隆治主審:ホームの大歓声に流されないようにか、むしろ鹿島寄りのジャッジだったが、ゲームを決定づけるミスジャッジを認めてしまう。 竹田明弘副審:バック側線審のジャッジが大誤審。「微妙」というレベルでもなくハッキリとしていただけに、ちゃんと見ていたのか問いたい。

2013第11節浦和(アウェー)戦

せっかくの好ゲームだったのに誤審でブチ壊し。浦和2点目、興梠の得点は完全にオフサイド。 自宅テレビで観ててもオフサイドの感覚だったし、録画で観ても1人ぶんくらいハッキリ出ている。あれを見極められないんじゃ線審やめた方がよくないか。 結果はカウンターを喰らって1-3と点差が開いたが、あのプレーをしっかりジャッジしてくれていればね。ドローでも充分に見応えのある試合だっただけに・・。これがアニバーサリーマッチとは皮肉なもので、大々的に審判のレベルを宣伝してしまったわけだ。 ゲーム内容としては(誤審まで)お互い良さを出し合っての拮抗した展開だった。 後半、野沢が巧みな技を見せて先制点を挙げる。すぐさま浦和がコーナーキックから那須が見事なヘッドで同点。どっちに転ぶかわからない状況。 ポイントは宇賀神が怪我により、前半終了間際から梅崎に代わったところか。 個人的にも梅崎の方が怖いと思っていたので嫌な気はしていた。しかし、鹿島にその意識はまったくないのかいつもドフリーの状態で余っていた。あれだけ自由にプレーさせていたらいつかはやられるとは思ってはいたが、問題の発生点はやはりそこだった。 セレーゾの考え方がわからないが、外は捨てて中で守る選択だったのだろうか。さすがにあれを西一人で見るのは無理。 野沢が戻ればいいのだろうが、攻撃で今季最大くらいに効いていたので責められない。ボランチが誰を見ていたのかテレビでは確認しづらいが、とにかく相手はそこを攻め、鹿島は自由にさせていた。危ない橋を渡り切れなかったのか、その認識がなかったのか。 あとはFWを主として、決定力が落ちている点。ダヴィとの連携は全然上がってこないし、大迫は絶好の形で受けても決められず。セットプレーでも再三のチャンスを演出しながら得点出来ず。 誤審に至るまでのどこかで勝ち切れなかったところ、1-2となった後のチャンスをモノに出来なかったところなどにも勝ち点を落とした要因はあろうかと思うが、それでもやっぱり判定がね。 ちゃんとやって負けたならともかく、とても納得出来るゲームではなかった。 「審判が酷かった」 ただ、それだけを改めて感じた、記念日。 (以下、個人的まとめ) 【2013第11節5/11(土)】(埼玉スタジアム2002 19:03KickOff鹿島/46,649人/雨) 【スコア】浦和 3-1 鹿島 (前0-0 後...

2013第10節湘南(ホーム)戦その2

【2013第10節湘南(H)戦・選手評】 曽ヶ端:味方のミスから招いたピンチも冷静に処理。終盤受け身になってバタバタしたが、しっかりやれていた。 西:連戦の疲労が顕著。サイドから押し込むことが出来なかった。 青木:ミスはあったが、なんとか守れていた。 岩政:細かいミスが多くて怖い。相手に助けられた印象。 前野:持ち味の攻撃力が活かせていない。ジュニーニョとの連携も見られず、単独での仕掛けもなかった。 柴崎:バランス重視。これといったプレーはなかったが、フォローは出来ていた。動きは重い。 小笠原:動けてはいたが出足は遅い。 ジュニーニョ:ボールは収まっていたが決定的な崩しはない。シュートは入る気がしない。 本山:連携も悪く、ミスも多い。ドリブルも効いていない。 ダヴィ:値千金のゴール。動き自体は悪くなかったが、フォローも遅くて孤立。 大迫:悪かった。収まりも悪く、つながりもなかった。 中村:もう少し積極的に行って欲しい場面もあり。 中田:無難にやれた。 遠藤:キープ力は効いていた。守備もしっかり行けていた。ダヴィが倒れていて攻めたシーンでは、最悪シュートで終わるべき。 セレーゾ:作戦だったのかロングボール中心。重心が自陣にあり、あるいは中2日仕様の指示だったか。内容的にはまったく面白くなかったが、目的の勝ち点3は取れた。

2013第10節湘南(ホーム)戦

中2日を考えてのことなのか、中盤でのつなぎを捨ててロングボール主体。組み立ては皆無で、グダグダな展開。 湘南だったから主導権を握れてはいたが、リーグ上位のチームだったらコテンパンにやられていた。というか湘南だからこそなのか? だとしたらいくらなんでもナメ過ぎと思うが。 はっきり言ってまったく面白くなかった。勝ち点3を取るためだけのオペレーションで、正直、勝ったからよかったものの、引き分けにでもなっていたら立ち上がれなかった。 得点はダヴィの個人技によるもの。曽ヶ端のキックを小笠原がヘッドでつなぎ、胸トラップしたダヴィが思い切りよく左足を振り抜いた。強烈なドライブがかかったシュートがゴール左上に決まり、スタジアムが沸いたが、試合の見所はこれだけだった。 大迫も本調子にはほど遠く、ジュニーニョもこんなものか。小笠原、柴崎、西、本山は重い。交代で入った遠藤も・・。ダヴィが倒れているところに突進していって、ボールを取られたうえでダヴィにダイブって、なんの遊びだコレ。 マリノス戦の悪夢がよぎる終盤、何度か押し込まれてヒヤリとする場面はありつつも、相手の決定力不足に助けられてプラン通り?の1-0勝利。ただただ勝ったというだけの試合だった。 日程詰まっているなかで多くを求めるのもなんだが、もうちょっと何か観たかった。 (以下、個人的まとめ) 【2013第10節5/6(月・祝)】(カシマスタジアム16:04KickOff鹿島/16,411人/晴) 【スコア】鹿島 1-0 湘南 (前1-0 後0-0) (S 16-12) 【主審】西村雄一(主審)、相楽亨、山口博司 【得点】 (鹿)前31分 小笠原↑ダヴィ 5左 【警告】 (鹿)ダヴィ3(後27分) (湘)武富1(前44分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 西 青木 岩政 前野→83中田 MF 柴崎 c小笠原 本山 ジュニーニョ→83遠藤 FW 大迫→81中村 ダヴィ 【サブ】佐藤 中田 植田 中村 本田 遠藤 梅鉢 【監督】トニーニョ・セレーゾ 【MyMVP】ダヴィ

2013第9節横浜Fマリノス(アウェー)戦その2

【2013第9節横浜Fマリノス(A)戦・選手評】 曽ヶ端:いくつかあったピンチを防ぐ。コーチングもよかった。 西:攻撃は少なめ。対面のドゥトラは抑えられていた。 青木:序盤、持ち上がりで決定的なミスをするが、その後は控えてプレー。物足りない面はあるが、悪くはなかった。 岩政:課題のホールディングもなく、無駄なファウルもなかった。粘り強くやれていただけに、最後のところは勿体なかった。 中田:オーバーラップはほぼなし。クロスを上げさせないことは出来ていたように思う。セットプレーでの高さ要員としてはよかった。 柴崎:中盤でつなぐ。前線にはあまり顔を出さず。 小笠原:危ないところは潰しに行けた。運動量も落ちず。 野沢:ほぼ消えていたが、わずかなチャンスで得点を挙げる。キッカー要員としても外せず。マイナス面はあるがプラス面も大きい。 ジュニーニョ:守備面では走れていたが、攻撃ではボールロストが多く収まらない。自分たちの時間が作れずに苦しい。簡単にファウルは貰えない昨今、倒れるタイプのジュニーニョは厳しい。 ダヴィ:3本あったシュートチャンスを決められず。ダヴィでなくてはシュートも打てなかったかもしれないが、どれか決めて欲しかった。 大迫:ボールが収まらず、走れてもいなかった。 本山:相手の攻めどころをケアするなどバランスはよかった。カウンターでもボールを失わず。欲を言えばもうひと仕事欲しい。 遠藤:中盤でのタメは悪くなかったが、展開を考えるともっとキープして時間を稼いで貰いたい。 山村:何とかしようという気持ちは出ていたが、無駄なファウルからのFKが失点につながり、岩政ともポジションがカブっていた。スタメンで使いたい。 セレーゾ:相手のいいところを潰し、しぶとく勝ち点3を取る作戦。ほぼプラン通りにいったが、勝ち切れなかった。采配は悪くなかったと思うが。

2013第9節横浜Fマリノス(アウェー)戦

勝たなきゃいけなかったね。 両者潰し合いの展開で、観ているぶんには面白くない地味なゲーム。鹿島は丁寧に守り、相手の得点源であるセットプレーを与えず粘り強く守った。 我慢に我慢を重ねての守備、曽ヶ端のファインセーブ、怪我をおして出場したマルキーニョスの不調にも助けられた。 今日のマルキーニョスには得点の雰囲気がなかったので、出来ればそのまま最後まで出ていて欲しかったのだが・・。案の定、代わって入ったファビオに、後半アディショナルタイム5分に決められて同点。勝ち点を2つ落とすことになった。 ふわふわとヘディングでボールが頭上を行ったり来たりで、最後にズドンと叩き込まれた。どこかで外にクリア出来なかったものか。 クローズで入った遠藤、山村は、勿論二人だけの責任ではないが、役割を果たせなかった。遠藤にはもう少し前線で時間を使う仕事を、山村はボールを放り込ませなかったりセカンドボールをつないだり。本山もバランスは取れているが、決定的な仕事を出来ていない。本山にはそのくらいを望む。 攻撃陣はいまひとつ。ダヴィが3本はあったチャンスをどれも決められず、大迫もボールを収められず引き出せず、いいところなし。 野沢はほとんどの時間帯で消えていたが、FKのこぼれ球をドフリーで待ち受け、難しい場面だったがよく決めた。多分、ベンチでヒーローインタビューのスピーチを考えていたことだろう。 ジュニーニョは解説などでも「守備をよく頑張っている」と評価を受けることが多いのだが、肝心の攻めの部分で果たして役立っているのかどうか。詳しく算えたわけではないが、突破した回数(あるいは攻撃につながった)に比べて、ボールロストした回数を比較すると圧倒的に後者の方が多いのではないか。 守備だけでいいのなら他に適任もいそうだし、突破力でいうなら前野の方があると思うのだが。個人的にはジュニーニョのところに凄くストレスが溜まる。かといって遠藤のリズムも合わないわけだが。 小笠原は動けていた。危ない場面も潰せていたし、パスもよかった。柴崎もよかったのだが、前線に絡む場面はなかった。 あと気になったのは、攻守においてカブる場面が多く見受けられたこと。失点シーンでも山村と岩政がカブってクリア出来なかったわけで。バランスかな。 1-0で試合を締められれば完璧な試合運び、プラン通りだったがうまくいかなかった。大宮もあっさり大分を...

射程圏に捉えたマリノスを更に追い詰める

ゴールデンウィーク連戦、アウェーで横浜Fマリノスと対戦。 開幕時の好調にやや陰りが見え、首位の座も大宮に奪われた調子下降気味の相手。一方、調子がいいのか悪いのか今ひとつ判断しづらく、内容もぱっとしないが4月負けなしと調子上向きの鹿島。 勝ち点差4の相手と差を詰めるには勝たなくてはならず、負け・引き分けは厳しい。アウェーとはいえ勝って追い詰めたい。首位・大宮のことはそれから考える。まあ、不敗記録がどこまでも続くわけもなく、意外と大分にぽこっと止められてしまうこともあろう。 連戦で選手のフィジカル面が大きく戦況を変えるだろうが、マリノスはエヒメッシ改めカモメッシ(マリノッシじゃなくて?)斉藤が怪我で戦列を離れている。加えてマルキーニョスも右膝痛で出場微妙との噂も。そうだとしたら有難い。 サイドバックのドゥトラもさすがに元気ハツラツとはいかないはず。こうなってくると注意すべきは中村俊からのパス、及びセットプレー。 ディフェンスはガッツリ行くことは勿論のことながら、余計なファウルを与えないようにしたい。このあたり、出場停止明けの岩政が手を出して・・なんてことが怖いのだが。相性のいい主審に当たることに期待。 相手も本調子ではなさそうだが、鹿島もサイドバックの西に疲れが見え、野沢に至ってはガンタンク並みの機動力。小笠原は気力でなんとか頑張るだろうが、振り切られる場面も多くなるだろう。 柴崎のカバーリングがキモとなりそうだが、ここを守備に回すと攻撃力もなくなるので・・。本田、小笠原のボランチ、2列目に(あるいは3ボランチで)柴崎起用という禁断の手を使ってもいいのでは。その場合、トップ下は本山になる。 もっとも、セレーゾがこういうフォーメーションで来るとは思えないので、いつもの通り2列目野沢、ジュニーニョとなるのだろう。最近の二人を見ていて決定的な展開を作るようなイメージが沸かないのが残念だが、大迫、ダヴィの決定力に勝敗を託すことにしよう。 ここから先は余談。先日の天皇賞(春)は2番人気、3番人気、6番人気の決着で11万馬券だった。 自分の買い目はゴールドシップ(1番人気)からフェノーメノ、トーセンラー、アドマイヤラクティの受け、3着づけでレッドガドー、ムスカテールの12点。 1番人気で勝ったのは、競馬を知らない人でも知っているというあのディ-プインパクトくらいしか最近では記憶にな...