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9月, 2011の投稿を表示しています

柏(ホーム)戦、優勝は厳しいかもしれないけど負けられない

実質、優勝及びACLの権利のかかる3位以内は遠くなってますが、かといって気持ちを抜くと一気に順位も落としてグダグダになってしまうので、ここは勝って踏ん張りたい。 出場停止は柏のDF近藤。ダイジェスト以外で柏の試合を観ていないので、どの程度の影響があるのかわかりません(すいません)。 怪我だったレアンドロ・ドミンゲス、北嶋は既に復帰しています。北嶋は鹿島戦を目安って言っていたのでわかりますが、レアンドロがこんなに早く復帰するとは・・。 ジョルジ・ワグネルも出場停止明けで、体力・気力ゲージも満タンってところでしょうか。近藤がいないとはいえ、ほぼ戦力ダウンはないかと思われます。 鹿島のスタメンは大迫、田代、遠藤、野沢、青木、増田、アレックス、岩政、中田、西、曽ヶ端で変わりなしでしょう。勝てていないということで小笠原主将の登場となる可能性もありますが、水曜のナビスコに温存かと。まあ、オリヴェイラだったらリーグも全力投球するかもしれませんが。 増田が代表に召集され、おそらくナビスコ準々決勝、準決勝と出られないと思われるので、小笠原を出すためには柏戦で疲労を残すわけにはいきません。 温存とかいってて勝てる相手じゃないですが、バランスを考えるとこうなるかな。柴崎の信頼度が高ければどちらかにスタメンさせるかもしれませんが。 もっとも、ナビスコに全力なら、田代の疲労を溜めないようにした方がいいのでしょうが、さすがに田代を下げてしまうとホントに得点力がなくなってしまいますから。 現在、鹿島は不敗を更新中も、直近引き分け3つと印象としては負けている。内容は悪くないと思うし、ホントにFWだけ。10月になったので流れを変えましょう。 しばらく勝った試合を観ていないので、我慢も限界です。頼むよ。

決定力不足は自分も同じ

試合もあんまりないので、フツーのブログっぽい記事をひとつ。鹿島やサッカー以外興味ナシという方はスルー推奨です。 ご存知かもしれませんが、当ブログ管理人はギャンブル大好きです。身を滅ぼすまではやりませんが、財布にお金が入っていたら最後の100円まで勝負してしまうタイプ。淀競馬場で最終レースまで全額勝負し、帰りの電車賃がなくなって1時間半ほど歩いて帰ったこともあります。 最近では競馬にWIN5というものが登場し、どのジャンルに絞っていいか迷います。 そういえば、カジノが「復興」という名目で、仙台に作ろうという動きがあるとか。まあ、どこに作ってもいいと思いますが、反対意見としては治安問題とか、ギャンブル依存症の人が増えるとかいう理由がありますね。 治安については一番気を配るところなので大丈夫でしょうし、依存症については、大好き人間から言わせて貰うと、これだけ色々なギャンブルが溢れている時代に、今更カジノが増えたところで変わらないと思う。カジノがなければ別のギャンブルにハマるだけです。 それはさておき、先週も当然買いまくりました。惜しかったのはふたつ。totoGOAL3とWIN5。 totoGOAL3はガンバのところが打ち合いになると予想して、ガンバの[2 3]と甲府の[2 3]で配当を狙いに行ったんですが、ガンバの無得点で1等27万5000円もついてましたね。甲府の方はいいヨミだったんですが、まさかガンバが0点とは・・。こういうところのツメの甘さが問題です。というかセンスでしょう。 ちなみにダブルのところを外しているので2等4860円が2口当たり、一応プラスにはなってます(今年初めてかも)。 WIN5はラスト2つのレースがともに勝つだろうという馬がいたので、前半3つのレースを3点×5点×4点の60点勝負。最初のレースを本当は4点買いたかったのですが、そうすると80点になるので微妙に高いと感じて削ってしまった。 これが失敗。最後に迷った2頭のうち、外した方がゴール前の競り合いで勝っちゃいました。どうせ外れるなら違う馬がよかったです。その後は4つとも当たっていたので、ケチらずに80点買ってれば37万ゲットでした。こういうタラレバはよくあることですが・・。痛さマックスです。 更に、「怒りの最終レース」とかわけのわからない散財をして、ケチった2000円以上を負けてしまうので、最初...

ガンバ新スタジアム建設の方向に

これもちょっと前の話ですが、ガンバのサッカー専用スタジアムが、万博公園(大阪府吹田市)内に建設される方向。 一度はガンバと吹田市で維持費の折り合いがつかずに頓挫した計画だったが、今年7月に吹田市がガンバの負担を軽減する新提案を示し、創立20年を迎える10月までに建設を決めたいガンバも受け入れる方針だという。 スタジアムは国際試合に対応出来る3万2000人以上の規模を想定し、13年度中の完成を目指して、万博公園内にあるガンバの練習場周辺に建設する。 建設費110億はガンバを中心に組織した寄付金の募集団体が集める計画で、親会社のパナソニックなど数十社から80億円のメドをつけており、今後さらに企業に加えて個人からも寄付をつのるという。 スタジアムが吹田市に寄贈し、ガンバが運営を行う。近く理事会にて正式に決める見通し。 近場なので、新しいスタジアムになるには大賛成です。最初の計画では屋根つきだったので、全天候型で収容人数も多くなると大変行き易くなる。計画がうまくいって、早いこと完成してくれたらいいですね。 何故だかまだ行ったことのない万博は、近いうちに行っておかないと行く機会がなくなるかもしれません。11月3日に試合があるので、行けるようなら是非行っておきたい。 ただ、それまでに勝ち点差を詰めておけば盛り上がれるんだけども、って思ってましたが、随分と離されちゃいましたね・・。せめて何かで盛り上がれるようなところまでは、押し上げていて欲しいと思います。

来季開催はJ1土曜J2日曜

これも少し前の話題だが、来季のJリーグの開催は原則として、J1土曜、J2日曜で固定されることが決まった。11年ぶりの曜日固定開催となる。 ACLやナビスコ勝ち上がりなどで多少の影響はあるものの、日程による有利不利が軽減されることになり、いいことだと思います。来季も続投となるかどうかわかりませんが、オリヴェイラの日程への不満は解消されるでしょう。ずっと言い続けて来た甲斐があったかもしれません。 個人的には水曜の方が行き易いので少し残念です。土曜は来場者も多いしね。 五輪期間中(7月27日~8月12日)に中断するかどうかはまだ決まっていないみたいだが、大東チェアマンは週1での開催を続けたいとしている。今後は各クラブと協議を行う。 主力を抜かれるクラブとしては反対したいところだが、それをすると日程も厳しくなるので微妙なところですね。累積の帳消しとかでバランスを取れたらなあと思うんだが、それも難しいんでしょう。 ナビスコも方式の変更が検討され、J2も加わったトーナメントにするつもりだったみたいですが、ホーム開催が少なくなり収入が減るとの理由で反対多数となり従来のまま。 3タイトルは、「1年を通して戦うリーグ戦」「グループリーグから決勝トーナメントのナビスコ」「全参加チームでのトーナメントの天皇杯」という感じで受け止めていたので、ナビスコがJ2参加のトーナメントになると、アマチュアの参加しない天皇杯みたいなものになってヘンな気分になるので、よかったです。 天皇杯の元旦開催も変更される方向で、年内に調整するとかいう話になってますね。確かにリーグ戦が終わった後に勝ち残ったチームだけオフが短くなったりとか、外国人の契約とかあるので、難しい問題ですけれども。 これに伴って、再び秋春開催の話が再燃してきたみたいです。代表の活動とか、真夏に試合をやることを考えるとそういう方向になるのも理解出来るんですが、日本の風土には合わないと思うんですよね・・。大学リーグとの兼ね合いもあるし。 まあ、決まったものを受け入れるしかないんですけど。個人的な希望は今のまま春秋開催で、天皇杯を4回戦から参加、12月までに消化というのが理想です。

静岡学園高校・伊東幸敏君の加入内定

少し前の話題になりますが、静岡学園高校の伊東幸敏君が、来季新戦力となることが決まりました。 豊富な運動量を武器とする、攻撃的な右サイドバックとある。高校サッカーやユースは全然詳しくないので、どういう選手かわからないのですが、鹿島系のブログを見ていると、ほとんどが高評価。期待してよさそうです。 不安だったCBに山村君の加入も決まり、中盤も選手が豊富とあり、後はFWとサイドバックだけだなあと思っていたので、この加入は嬉しい報せ。順調に成長して2~3年ほどでレギュラーを獲ってくれれば鹿島の将来も安泰です。 当面は西、當間との争いになり、左サイドバックはアレックスと新井場の争いとなるでしょう。まずは怪我なくプロの水に慣れてくれれば。世代交代は順調に行けそうな感じになってきましたね。 残るはFW。大迫が化けてくれれば有難いのだが(興梠にこれ以上の成長は望めない)、現実的には外国人に頼ることになるでしょう。ふたケタ得点してくれる助っ人を、今度こそスカウトが連れて来れたら、来季はもっと楽しみになりますね。

2011第27節浦和戦(ホーム)その2

【2011第27節浦和(H)戦・選手評】 曽ヶ端:特に活躍の機会なし。 岩政:浦和の前線にターゲットを作らせなかった。攻撃ではやや物足りない。 中田:ヨミもよく、フィードも安定。セットプレーでのヘディングは精度が落ちている。 西:高めのポジショニングで攻撃的に出る。守備も頑張っていた。交代で出た新井場がいまひとつだったことを思うとスタメンは妥当なところ。 アレックス:攻撃にキレが出て来た。クロスも合うものが多く、後は中が決めてくれればアシストもついただろう。 増田:ポジショニングもよく、中盤の底でバランスを取る。ミドルの精度も高く、攻守に問題ない。 青木:気迫の守備。中盤での潰しは安定。 遠藤:切れ込んでのシュートは持ち味。決めたかった。全体を通すとリズムが悪く、倒されることも多い。 野沢:パス、ボールキープともによくタメも効いていた。プレースキックはばらつきがあったがいいものもあった。フォローがあればもっと厚みが出ただろうが。 大迫:シュートに持ち込むまでの過程はよかったが、肝心のシュート精度が悪い。焦りか周りもよく見えていない。もっと周りと連携出来れば、得点にもつながったかもしれない。 田代:エースなら3本に1本は決めなければ。ポストプレーはよかっただけに残念。 興梠:1対1に弱い。スピードはあるのだが活かせず。 新井場:トラップ、パス、シュートともに悪く、ゲームに入り込めないまま終了。 タルタ:何も出来ず。 オリヴェイラ:勝ち点3を取りに行く積極的な采配を見せたが、実を結ばず。 これで3戦連続引き分け。1勝2敗と同じ勝ち点で、上位とは完全に引き離されました。上が若干もたついたところだったので一気に詰めたいところでしたが、ここで詰められなかった以上、正直、もう厳しいかと。後は順位を考えずに一戦ずつやっていくしかないですね。 ガンバと甲府の試合を観ていましたが、甲府の集中力は凄いものがありました。ゴール前で倒されても立ち上がってシュートまで持って行く精神力。ここ最近の鹿島も集中力はあるものの、これを観るとまだまだだってわかる。遠藤も見習って欲しい。 にしても甲府は鹿島にも1勝1分(甲府から見て)、ガンバにも2勝。なんでこの順位にいるのかわかりません。残留争いと、優勝争い(鹿島絡めず)は白熱してきました。 9月は試合数も少なかったのに、未勝利で終わりました。次は月も...

2011第27節浦和戦(ホーム)

楽しみのあるシュートが全然飛ばない。今日は田代が大ブレーキ。少なくとも3本はあったビッグチャンスのどれも決められず。大迫も悪くないんだが、シュートのところだけまったくダメ。相手のミスからボールを奪った場面では、右に田代がドフリーで余っていたんだが・・見えてなかったんかな。 守備では破綻なく、警戒していた原口にもほとんど仕事をさせないまま無失点に抑えた。それは評価出来る。でも勝たなきゃ意味のない終盤戦、引き分けは負けに等しい。 前半、浦和のスピードのある攻撃に押されている感もあったが、うまくゲームをコントロールし、最終的には鹿島のペースに持ち込めた。ゴール前に迫る場面も多かったし、もうちょっとでゴールというところまでいった。だけどその「もうちょっと」がここずっと超えられない。 遠藤はミドルを1本いいのを打ったけど、それだけだった。ファウルを取らない主審に対応出来ないまますぐに倒れるから、なかなか攻撃に厚みも出ない。 サブに回った興梠はPAで激しくユニフォームを引っ張られてましたが、ノーファウル。この判定に対してはオリヴェイラがやっぱり激怒していました。試合後のインタビューでは、野々村氏が相当困った感じで、終始苦笑いで応対。 あの場面はどっちとも言い難いプレーでしたが、鹿島にとってはファウルを取って欲しかった。ただ、この日の判定で言えばファウルにはならないだろうね。それ以前に、チャンスをしっかり決められないからこういうことになる。 逆に浦和のペドロヴィッチ監督は笑いながらインタビューを受けてましたが、勝ち点1で大丈夫なのかな。そこまで余裕のあるチーム状態にあるとは思えないんだが。 鹿島も上位を伺うどころか仙台にも差をつけられ、広島にも抜かれる可能性もある。なかなか気持ちを持ち続けるのは難しい状況になってきましたね。悪くないゲーム内容だけに余計に。 FWだろうね、どう考えても・・。 (以下、個人的まとめ) 【2011第27節9/24(土)】(カシマスタジアム16:04KickOff浦和/25,061人/晴) 【スコア】鹿島 0-0 浦和 (前0-0 後0-0) (S 16-9) 【主審】松村和彦(主審)、宮島一代、越智新次 【得点】 なし 【警告】 (鹿)タルタ2(後38分) (浦)エスクデロ2(前6分)、デスポトビッチ1(後24分) 【出場】 GK c曽ヶ端 DF アレ...

2012ロンドン五輪アジア最終予選・マレーシア(ホーム)戦

メディアの扱いが高くて、やけに注目されている感じのするU22ですが、なでしことの相乗効果を狙っているんでしょうか。でも、サッカーが盛り上がるのはいいことなので、しっかり結果を残していきましょう。 ベタベタに守るマレーシア相手にあまり手こずるようだと、焦りから失点しかねない危うさを持っている今のU22代表なので、早いうちに得点出来るかどうかを見ていました。 意外にも、と言ったら失礼ながら、前半10分で清武からの絶好のスルーパスを東が決めて先制。これでまあ大丈夫だと思いました。 追加点はもう少し取れた気もしますが、相手の攻撃もちゃんと抑え、永井を投入して勝負に出てから永井絡みでもう1点取れたのでよかった。あのまま1-0だとちょっと嫌な雰囲気でしたから。 大迫はスタメン出場し、いい具合に攻撃も出来ていましたが、惜しくも得点ならず。本人は結果を出したいから不満でしょうし、勿論そうであって欲しいですが、空回りしてしまっても意味がないので、あまり意気込み過ぎないように。 清武は最後、足を痛めていましたが、別格と言っていいくらい絶好調ですね。原口もこのくらいの相手だとワンランクもツーランクも上のプレーをするし、前は安泰です。永井も調子いい。 鹿島入りする山村も落ち着いてプレーし、無失点に貢献。いいですね。 3次予選ともなるとなかなか簡単にはいかないでしょうが、この世代はどんどん成長していくので面白い。全勝で通過して貰いたいですね。 (以下、個人的まとめ) 【2012ロンドン五輪アジア最終予選①2011/09/21(水)ベアスタ20:00KickOff日本】 【スコア】日本 2-0 マレーシア (前1-0 後1-0) <!-(S 22-5)->  【主審】バリデー(主審:カタール)、ブレナン(オーストラリア)、アルタワディ(カタール) 【得点】 (日)前10分 清武→東 右 (日)後32分 永井→山崎 右 【警告】 (日)なし (マ)ラムラン(前27分)、ジュソー(後18分) 【出場】(日本)(関塚監督) GK 権田 DF 酒井高 鈴木 浜田 酒井宏 MF c山村 扇原→81山口 清武 東→68山崎 FW 大迫→59永井 原口 【サブ】安藤 比嘉 高橋祥 山田直 山口 山崎 永井 【MyMVP】清武

2011第26節名古屋戦(ホーム)その2

【2011第26節名古屋(H)戦・選手評】 ざっとした感想だけ。 曽ヶ端:前半、小川のシュートをよく止めたが、失点場面は何とか出来なかったもんだろうか。 西:積極的に前に出ていい攻撃を仕掛けていた。クロスは難しいところに入れている印象があるが、ファーに余っている時とかも、全部見えていてそこを選択しているのだろうか。悪くないだけに決定的な仕事が欲しい。 岩政:ケネディをよく封じていた。しかし、失点シーンでの空振りは事前の準備が出来てなかったと言わざるを得ない。こういう残念なプレーが多い。山村に決めゼリフを言うよりもまず信頼出来るプレーを。 中田:読みもよく、岩政との連携もよく相手を抑え込んでいた。フィードもいい。ただ、失点が痛い。 アレックス:「攻撃が持ち味」という評判をようやく発揮している。運動量も驚異的で、最後まで全力疾走。クロスも合うようになってきて、シュートも打った。個人的な評価は急上昇中。 増田:昨日も書いたがMVPでもいい。中盤でゲームをコントロールし、攻守に効いていた。セカンドボールもよく拾えたし、CKからの難しいバウンドのこぼれ球を、ダイレクトで合わせてゴール。あとはどうゲームを締めるかまでを含めて試合を支配出来れば。 青木:よく走った。しつこく守備に行っていたし、相手の中盤に仕事をさせなかった。攻撃でも貢献。 遠藤:つなぎはよく出来ていたし、守備もまずます。しかし、ボールを持ってからのテンポが悪く、ノープレッシャーの時はどんどん仕掛けて欲しい。1本いいシュートがあったが、ああいう形が持ち味。もっと自分のよさを出して。 野沢:時折、意表を突くヒールパスなどいい面を見せている。最後のFKは本当に惜しかった。 田代:1本目のヘディングシュートが決まっていれば全然違ったろう。名古屋の高さにも負けずに前線でポストをこなす。何本か惜しいシュートは決められずに、終盤は体力も落ちた。それでもCFとしての役割はまっとう。 興梠:意欲は見えた。だが、噛み合わない。決定的なシュートを決められないのは厳しい。 柴崎:交代出場後、チーム戦略から右サイド(?)に変更になり、持ち味を出せなかった。そのなかでもうまく相手をかわすなど、センスを感じるプレーはあった。 タルタ:もう少し前線でキープ出来ればとも思うが、アレックスとの息も合っていて、少しはパスが回るようになった。これからが...

2011第26節名古屋戦(ホーム)

いいゲームだったんだけど・・。新潟戦と同じくシーズン序盤だったらこれでオッケーだが、勝たなきゃ上に行けない状況では勝ち切らなきゃいけなかった。失点はもうちょっと集中していたら防げただろう。 鹿島が押し込んでいたのもあったろうが、名古屋は引き分けでもいいみたいな感じでやっていたのかあまり攻めては来なかった。1-0になってから前がかりに来て、その時間でしっかり決められてしまった感じ。そういう見方をすると、名古屋からすれば上出来の結果だったのかな。 小笠原が足の怪我で青木がスタメン。家に押し込められていた犬が、広い河原に解き放たれたが如く、中盤で走り回ってました。もの凄い闘争心で、ケネディすら封じ込めていたし、ブルザノビッチや玉田にはほとんど仕事をさせなかった。 増田もよく効いていた。小笠原と組むより伸び伸びやっているように見え、ゴールを決めなくても勝ったらMVPだと思ってました。しかも、CKのこぼれ球を、難しいバウンドでしたが左足でダイレクトで合わせてゴール。ここまでは完全に増田の試合だった。ホント勝ちたかったね・・。 アレックスもどれだけ走るんだってくらい走ってた。青木、増田にアレックスが相当走っていたので、セカンドボールも拾えていたし、ゲームも支配出来ていたんだけども、最後のところを楢崎にしっかりとセーブされた。田代も最初のシュートは見事だったんだけど。 野沢もラストプレーとなったFKは完璧。ゼロックスの再現となるか、と思って観ていたら同じようにいいコースに行ったんだけど、闘莉もそれを思い出したのか、あらかじめ壁から離れて待ってました。 楢崎の手は届かないコースだったんですが、闘莉王のヘッドでクリア。完全に入ってたのに。岩政にもあのくらいの危機察知能力があればよかったのにね。 興梠はシュートの意識は持つようになって、積極的に打つようにはなったんだけど、相変わらず決められない。フリーでのヘディングも外してしまうし(あれは決めて欲しかった)、右にドフリーに待っている選手がいるのにシュートを打って枠を外したりと・・結局どっちを選択してもうまくいかない。 「頑張っているのはわかるけど、結果が出ずに物足りない」という評価で、遠藤も同じようなもの。二人ともテンポが悪かった。 試合は1-1で終了し、見応えはあったが優勝を狙うにしては致命的は引き分け。仙台にも抜かれて6位に転落し、...

上位陣の核

現在、鹿島より上位にいるのはガンバ、横浜M、柏、名古屋。どのチームにも核となる大黒柱がいる。 ガンバは遠藤で間違いないのだが、鹿島が乗せてしまったラフィーニャが絶好調。早くも得点ランキング上位に顔を出す活躍を見せ、得点だけでなくポストプレーもソツなくこなし、意外にこっちの能力の方が厄介。ガンバのサッカーにぴったりフィットしていて、むしろアドリアーノがいたままよりもよかったかもしれないと思うほど。 更にはイグノもいて、ポテンシャルの高い平井もいる。不安だった守備も安定してきて、二川もフル出場していないのにこの成績。全てが噛み合って来た感じがあり、追いかける立場としてはかなり嫌な感じです。 昔は遠藤が抜けたら何とかなるって思ってましたが、今のガンバだとそれも関係なさそうです。どっちかと言うとラフィーニャが抜けた方が戦力ダウンしそうな気がします。 横浜Mは中村俊が中心になるのだろうが、現在怪我のために離脱中。そろそろ合流して来るだろうが、いないとなるとやっぱり得点力は落ちるようです。守備が堅いのでなかなか負けませんが、引き分けで勝ち点を取りこぼしていってくれないかなと期待している。 柏は全員サッカーなんですが、核は北嶋とレアンドロ・ドミンゲスだと思っていた。まず北嶋が抜けた時点で失速するかと思ったのだが、離脱以降もガンバに負けただけで3勝1敗。全部ホームだったので多少の割引が必要かもしれないが、それでも勝っているのは凄い。 しかし、前節レアンドロ・ドミンゲスまで左太もも肉離れで離脱。全治まで3週間ほどらしいが、これはちょっと苦しいのではないだろうか。抜ける間も上位に踏ん張れるようなら、かなり手強い。 ちなみに北嶋は、10月2日の鹿島戦での復帰を目指しているとか。もうちょっと後でもいいんだけどな。 名古屋はケネディ、闘莉王になりますが、他にも玉田、ダニルソン、ブルザノビッチ、金崎、楢崎など、圧倒的な選手層で、ここだけは誰が核と言い切れない。柏の「全員サッカー」とはまた別の意味で、全員が主役。 負けている試合の終盤になると、前線にケネディ、闘莉王を並べて、後ろに玉田、ブルザノビッチ、永井。嫌になるくらいのパワープレーで、別のスポーツを観ている気分(アメフト?)になる。「クロスを上げて高さで勝負」というフツーのサッカーではないモノを感じてしまうんだね。あまりにも強力過ぎるからか...

フェリペが手術を行わず再来日

左ひざ前十字じん帯損傷の、検査のためブラジルに帰国していたフェリペが、手術を行わずに再来日となりました。(14日予定)。 てっきり手術して完治させてから戻って来ると思っていたのですが、そこまで酷くなかったということなんでしょうか。保存療法にて回復を待つとありますが、現時点では全治不明とのこと。 もともとよく痛めている印象があるので、こういうところはしっかり治した方がいいんじゃないかと思うんだが、やっぱりメスを入れるのはよくないのだろうか。 自分なんかは気になるところがあれば、先延ばしにするより思い切って手術してしまうタチなので、大丈夫なんかなと思ってしまうのだが。 騙し騙しながらやるのは最終手段だと思うんだよね。確かに手術はリスクも高いけど、歳を取ってからだと余計に心配だし、早く決断した方がそのぶん早く治る。 まあ、選手生命がかかってるわけだから、そう簡単に決められるものでもないだろうけど。 とにかくどういう方法であれ、能力が充分に発揮出来るように、完全に治してから戦列に復帰して貰いたい。無理は禁物。焦って出て来てまた怪我、の繰り返しが一番ダメだから。 心待ちにしてはいるけど、無理なら来年でもいいよ、くらいの気持ちで待ってます。

流通経済大学・山村君の進路は鹿島

流通経済大学のDF山村君が、鹿島、川崎、磐田に絞っていたJクラブのなかから、鹿島を選んでくれました。10年に1人の逸材と評される選手なので、加入してくれるのは本当に助かります。 CBもボランチも出来ますが、鹿島ではCBとして育てて行く方針。中田も年齢的にそろそろ「大岩ポジション」へとシフトしていくだろうし、慣れて来た頃にうまくチェンジ出来そうです。数年後には岩政、昌子、山村君の3人でCBを回して行くことになりそうで、これで心配だったCBもひと安心かな。 選択理由は色々あるだろうけど報知新聞によれば、「(32歳の)本山さんが若手に混じって、居残り練習をしているクラブ。成長出来ると感じた」とあり、また、目標には岩政の名を挙げ、「Jリーグの中でも一番空中戦に強い。そういうところを学びたい」とコメントしている。 伊野波の移籍も大きかったのでは、と昨日の新聞には書いてあった。鹿島は山村君を迎え入れるためにCBの補強をしなかったので、誠意を汲んでくれたのかもしれないとのこと。 何にせよ、入って来てくれるからにはレギュラーとなって大活躍して貰いたい。 ボランチも増田が頭角を現して来たし、柴崎もいるし、青木もいる。怪我で全然活躍していないけど本田だって代表クラス。世代交代も何とかいけそうな態勢が整って来ました。サイドバックとFWはちょっと不安ですけど。 そのサイドバックでひそかに注目していた比嘉君は、横浜Mに入団する模様。フィジカルが強くて、1対1にも強く、運動量もあって長友みたいなタイプ。獲れるなら欲しいなと思っていたのだが、さすがに二人も即戦力クラスは獲れませんね。 山村君の契約は、山村君側の希望を尊重する複数年で、A契約年俸上限の700万円になる見込み。背番号は「4」を用意しているという話で、期待の大きさが現れてますね。今から楽しみです。待ってます。

選手を見るって難しい

新潟戦で出場した本山は、自分がテレビで観ていた感覚で言うと「活躍した」。しかし、掲示板やら鹿島系のブログを見ていると、よくなかったいう意見も多数あり、ちょっと不思議な感じがする。 確かにミスはあった。だけどもそれは得点を狙うための「攻め」のパスを出した結果であり、実際、通ればチャンスになることが多かった。 勝っていてセーフティにいかねばならない時ならばともかく、勝たねばならない状況で、安全にボールを保持しているだけでは何にもならない。リスクはあってもそれを上回る展開力を見せてくれたと判断したのだが、よくなかったという意見はミスの方を重視したんでしょう。 無難にまとまるよりも、攻めて失敗した方が気持ちいいので、自分の本山に対する評価は高かったのだけど、このあたり観る人によって印象はそれぞれだから仕方ない。 無難という点で、その最たる例が興梠。大迫は中田の「失敗してもいい(ボールを取られてもいい、だっけ)」というアドバイス以降、攻める気持ちを見せるようになり、FWらしくなって来た。しかし、興梠は相変わらずボールを持っても怖さがまったくない。FWなのにゴールの匂いがしない。 何故、チームトップスコアラーの田代ではなく興梠がスタメンなのか、疑問に思っているサポーターは少なくないだろう。自分もその一人。結果が歴然としているのだから、田代をファーストチョイスにするべきだと思うが、オリヴェイラのコメントでは怪我の具合を気にしているとか。 それはそうなんだが・・田代がスタメンの方が勝てる気がするんだけどな。本人にもちゃんと怪我だからという説明をして、モチベーションを保てるよう配慮してくれているのかも気になる。 無難の逆で言えば、最近、アレックスが暴れまくっている。ポジション無視して走りまくっているのでどうなんだろうという気はしなくもないが、まあ、下げてばっかりよりは断然いい。ようやく「攻撃が持ち味」というところを見せ始めました。 野沢はめっきりトリッキーなプレーを見せなくなったけど、受け手にそれを感じる選手がいなくなったのが原因なのかな。昔は「おおっ! そこでそれ!」みたいなキョウイチのプレーがあったけど、見れなくなったのは残念。時々でもいいからそういう面を見せて欲しい。 なんにせよ、どういう視点で選手を観るかは人によって違うので、評価って難しいんだな、と改めて思ったものでした。な...

2011第25節新潟戦(アウェー)その2

【2011第25節新潟戦・選手評】 曽ヶ端:先制を許すまでナイスセーブでチームを支えていたが、結果、2失点。2点目は最初のクロスを弾けていれば、防げたかもしれない。 西:古巣ということもあってか、積極的に攻めていたし、守備もよかった。クロスの精度は若干悪い。 岩政:2失点は頂けない。しかし、セットプレーで反撃のノロシを上げるゴール。終了間際にはボールカットからゴール前まで攻め上がる姿勢はよかった。 中田:同じく2失点は厳しい。攻撃でも何本かあったヘディングを枠に飛ばせない。どれか決めて欲しかった。フィードの精度は高い。 アレックス:エネルギー充填完了。脅威の運動量で中盤を走り回る。バックパスをしなくなった点は評価。得点の起点となるパスも出せた。守備ではルーズな点があるのは目をつむるしかないのか。 小笠原:動けてはいた。パスも効いていたし、押し上げもあったが、何かが足りない。なんだろう。 増田:ボールを奪う力もあった。ミドルも面白いものを打っていたし、おおむね好評価。 野沢:中断で体力ゲージは満タンにはなったと思うが、データまでリセットされた感じ。微妙なところの精度を欠き、セットプレーも怖さがなかった。田代のゴールを生んだパスは、ダイレクトで折り返せたところが得点につながった。 遠藤:よかったのは序盤だけ。途中からボールに触れなくなり、消えた。 大迫:興梠と合ってないように思う。ゴール前で粘ったシーンはいくつかあったが、あれを得点出来るようになればエース。 興梠:スピードだけはあった。ルーズボールを先に触れるのは長所だが、正直、それだけ。前線で起点を作れず、自身のシュート精度もなく(オフサイドになったシーンでも枠外)、得点出来そうにない。 田代:執念のゴール。高さでも勝てるし、何より観ていて点が入りそうに思える。もう1点決めてヒーローになるチャンスはあった。あれを決めてチームを勝利に導いて欲しい。そうなれば得点王も狙える。 タルタ:ボールに絡んでないと思えばひょっこり顔を出し、変わったリズムで相手を抜くこともある。しかし、簡単にボールを奪われたりと評価しづらい。チームに勢いがあったので破綻はなかったと見るべきなのか。アレックスとの見分けはやっぱりつきにくい。 本山:久々に本山らしい本山を観た。中盤の底で効果的なパスを配給。遠藤ではなく最初から本山というのも観たい。 新...

2011第25節新潟戦(アウェー)

シーズン序盤のゲームだったら、2点差から追いついたことはそれでもヨシとなるんだが、優勝までひとつも落とせない戦いで引き分けは負けに等しいダメージがある。 立ち上がりこそ鹿島が押し込んではいたが、ゴール前はしっかり守られていて得点の気配はあまりなかった。逆に新潟は数こそ少ないものの、得点に直結するプレーがあり、むしろ相手に先制点が生まれそうな感じではあった。 その予感通り前半終了間際に酒井にライン際まで抉られてから、マイナスの折り返しを本間の見事なミドルで失点。前半終了。 後半、リズムの悪いまま進み、鹿島の右サイドから上げられたクロスを曽ヶ端がセーブし切れず、田中の強烈なミドルを一旦は岩政が弾き返すが、ドフリーで余っていたブルーノ・ロペスに拾われて余裕でゴール。 正直、0-2となった時点で、そのまま終わってしまうかと思った。そのくらい得点の匂いがなかった。 ところが、CKからこぼれて来たボールを、ファーの岩政が左足で押し込んで1点返すと鹿島の猛攻が始まる。交代組の田代が前線で奮闘し、本山がゲームを作る。タルタも時折、味のあるプレーを見せて地味に貢献。 左サイドからアレックスの逆サイドへのボールを野沢がダイレクトで折り返し、DFに当たってコースの変わったボールを田代が頭から飛び込んで同点ゴール。チームトップスコアラーの得点力を発揮しました。 このあたりのFWらしい得点感覚といい、前で踏ん張れる強さといい、スピードだけの興梠より全然上だと思う。興梠に対してはかなり甘めに見てはいるが、それももう限界に近づいている。大迫も田代になってからの方が活き活きとやっていたように見える。 同点後は完全に鹿島のペース。田代のヘディング2本、CKから中田のヘディングといい、決まっていてもおかしくなかったし、実際、逆転するかと思った。しかし、現実はそこまで甘くはなく、2-2で試合終了。痛いのは新潟も同じだろうけど、鹿島にとっても痛く、まさに痛み分けと表現するに相応しい結果となりました。 鹿島は5位キープで、2~4位までは11~10差で耐えていると言えなくもないが、首位ガンバが勝ち点を落とさないため、14差まで広がった。残り9試合でこの差はキツいね。 新潟戦の選手評はまた明日。野沢があまりよくなかったです。 (以下、個人的まとめ) 【2011第25節9/10(土)】(東北電力スタジアム19:0...

秋の陣

明晰夢(めいせきむ)ってのがある。睡眠中、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことだ。 「ああ~、これは夢だな」って思いながらも、なかば目覚めたような状態のまま、ある程度、夢の内容をコントロール出来たりする。あんまりやり過ぎると目が覚めてしまったりするのだが、熟練者ともなると、コントロールしたまま再び眠りに落ちることも可能とか。 休みの日の午前中に2度寝した時、時々見るのだけど、自分の思い通りに話が進んで行くと結構面白い。もっとも、どこまでが夢で、どこからが起きてて想像してるだけなのかはわかりづらいのだけども。 この前は峰不二子みたいな女性が、宝クジが当たったと言ってきた。何故、峰不二子なのかは謎だけど、だいたいこのあたりで夢だと気付く。ルパンを登場させようと思ったのがマズかったのか、ちょっと目覚めてきた気配を感じたので、じゃあ急いで換金をってな流れになる。 換金したところで夢なんだから意味はないんだけど、どうせなら大金を手にしてみたい。だけども実際にそういうことを経験したことがないからか、このへんが想像力の限界。やっぱり目が覚めてしまう。 なんだか損をしたような気分にもなるが、現実でもまあこんなもんだから大差ない。 鹿島はドン底から這い上がり、もしかしたら優勝もって思えるくらいの位置まで上げて来た。睡眠中でもないので夢の途中ではない。明晰夢も現実もコントロールするのは難しいかもしれないけど、現実を変える方がちょっとは難易度が低いように思う。優勝経験もあるしね。 優勝を獲得するための秋の陣。戦いは、再び始まる。

ブラジルW杯アジア3次予選・ウズベキスタン(アウェー)戦

アウェー戦。超満員のサポーターに後押しされたウズベキスタンは相当気合いが入ってました。技術も高く、芝にも慣れ、パス回しも速かったし、サイドと中の使い方もうまくて危ない場面もかなり作られました。 お互い惜しいシュートを放った後の攻撃をモノにしたのはウズベキスタン。CKの流れからゴール前の競り合いとなり、こぼれたところをエースのジェパノフが決めて先制を許す。こぼれ球を全然拾えなかった日本との差が結果となりました。 俄然、勢いに乗ったウズベキスタンに押し込まれて前半終了。日本はザックジャパン初起用の阿部がネックでした。システムにも慣れてない感じだったし、ミスも多くて中盤でリズムを作れなかった。後半、頭から清武に代えたのは正解だろう。香川の左サイドも微妙な感じでしたし。 いつものスタイルに戻って落ち着きを取り戻し、攻めの形も作り始めた。遠藤からサイドへの効果的なパスが通り、内田がフリーで持つことも多くなる。後半19分、右サイドからの内田のクロスを中で李が潰れ、ファーに頭から飛び込んだ岡崎が「らしい」シュートで同点ゴール。 李は決定機を何本か外していたが動き自体は悪くなかった。内田もここぞの1本を上げられるようになりましたね。 長谷部のミドルは相変わらず気持ちよく、低い弾道で枠を捉えます。ピッチもデコボコだったのに素晴らしい技術力です。 セットプレーは基本的に駒野が蹴ってましたが、何か意図があったのでしょうか。そのせいというわけではないが、セットプレーでのチャンスは少なかった。後半に1本、遠藤とのシュートコーナーから香川のシュートは見事でしたが、防いだ相手GKも見事でした。よく反応しましたよ。 この後、日本はハーフナーを入れて高さ勝負でややリードするも、向こうも高いCBを入れて来て互角に。駒野→槙野のチェンジは単にフィジカル的なものだったろうか。 お互いに攻め合う形となり、白熱したゲームとなったものの、両者追加点を奪えずドロー。この流れで勝ち点1を取れたことは、日本にとってはよかったのかもしれない。川島のファインセーブも効きました。 にしてもウズベキスタンは想像していたより遥かにいいチームでした。個々の技術も高いし、Jリーグでも即通用しそうに思うのだけど、このへん海外の事情に疎くて、ウズベキスタンの選手情報(億単位のお金が必要とか、日本には来ないとか)をよく知らないのでトボけ...

カルロン迷走中

スイスにレンタル移籍していたカルロンが、今度はポルトガルリーグ1部のSCブラガにレンタル移籍となってます。 スイスでは監督解任でどうのって報道もありますが、成績も不振だったので、クビだったんでしょうね、きっと。鹿島でも馴染めなかったし、とってもナイーブなのかもしれません。 今度はポルトガルリーグで、鹿島に来る前に活躍した国だからもしかしたら復活する可能性もあります。そこで活躍したからといって鹿島に戻って来ることはないでしょうが、ちょっとでも移籍金を戻してくれるようになれば有難いです。 カルロンのことを好意的に受け取っている方もいるでしょうが、やはりプロとして結果を残せないどころか、序盤のチーム低迷の原因の大きなひとつととなった以上、擁護は出来ません。期待も大きかっただけ余計にね。 契約関係でいえばフェリペが今年で契約切れ。左膝じん帯損傷で今季復帰も危ういという状況であるので、どう評価するんでしょう。個人的には本人に残ってくれる気があるのなら、もっとやって貰ってもいいと思います。まあ、先の話になるんですが。 順調に回復して天皇杯の後半あたりで復帰、即大活躍という筋書きが理想です。 アレックスはこれ以上よくなる要素もあんまりなく、現状維持ってところだと思います。悪くはないけど、わざわざ外国籍枠を使ってまでというほどでもなく、今季の残り試合で余程インパクトのある活躍を見せないと、印象はよくないですね。 タルタは半分諦め気味ですが、まだ全部を見たわけではないので、少しの望みを持っておきます。

ファウルの判定基準

先日(8月30日)、ファウルの判定基準についての記事が、読売新聞のスポーツ欄の「レフェリー通信」に載っていたので触れてみる。<読売新聞より>。 第20節浦和対神戸戦の後半アディショナルタイム、神戸・田中のドリブル突破を、浦和・マルシオリシャルデスが止め、神戸にPKが与えられたシーン。(佐藤主審)。 マルシオの右ひざが田中の立ち足(左太もも)に当たり、田中がバランスを崩して倒れ、その後ボールをクリアしているため、PKの判断は正しいとある。 今季、審判委員会ではサッカーで認められる接触は反則にしないという方針を出している。ただし、ポイントは「サッカーのプレーとして認められるか?」という点らしい。 たとえば浮き球を競り合う直前、軽くでも相手を押し、相手がバランスを崩せば、それは「認められない」。逆に厳しいものであっても、お互いにボールに向かった結果、正当な方法で接触したのであれば、「認められる」。<以上、抜粋>。 このプレーはダイジェストで観たのだけど、確かにPK判定は厳しい気がした。しかし、同記事の説明によると理屈は通っている。 なるほど、そういう視点でファウルを取っているのかと思ったが、そこまでちゃんと見てくれているのかなあという不審はなくもない。 鹿島で言えば田代の空中戦では、ゴールから遠い位置では比較的ファウルを取って貰えるのだけど、PA内ではPKを取って貰えない。興梠もよくユニフォームを引っ張られて倒されている。オリヴェイラが怒っていることも多く、そのほとんどはパフォーマンスであるにしても、中にはPKでもおかしくないものもある。 もっとも、岩政や新井場も危ない守備をしているので、トータルすればどっこいどっこいになっているのかもしれないけど。 ただ、セットプレーでのPA内の競り合いなんて、押し合いへし合いだから、厳密に取っていけばPK続出なんてことになりかねない気がする。明らかなPKやレッドカードはちゃんと取ってくれないと困るが、PKばっかりだと試合も面白くなくなっちゃうからね。 応援しているチームを基準に観ると、どうしても判定には文句をつけたくなる。だけど、まあ、そういうのも含めて、ごちゃごちゃと愚痴をこぼしながら試合を楽しむのも一興かな。自分がそこまで達観出来るかは自信ないけども。 主審ももうちょっとレベルアップして欲しいが、大変なのは確かだし、それはそれとし...

ブラジルW杯アジア3次予選・北朝鮮(ホーム)戦

ベタ引きで引き分け狙いの北朝鮮相手に、後半アディショナルタイムにようやく吉田のヘッドで得点。辛うじて勝ちをもぎ取りました。遠藤の言葉通り、どことやっても勝つってのは難しいですね。 本田圭が右ひざ半月板損傷、中村憲も右足親指の骨の付け根にひびで離脱。代わりに柏木がスタメンに抜擢されました。セットプレーも蹴っていて、それは精度もあってよかったのですが、流れのなかではカブったりすることが多くて、リズムを止めていたように見えました。 前半途中で相手GKが足を痛めて、ちょっと引きずるくらいの仕草を見せていたのですが、まさかの交代なし。後半もそのままプレー続行で、「なんて鬼監督!」と思ってましたが、終盤、信じられないくらいのファインセーブを連発し、もう得点出来ないと思ってました。あそこから勝てるとは、日本も成長したんですかね。 相手が途中から入れた高さのある選手が退場になったのと、こちらの途中交代で入ったハーフナーの高さが最後に活きました。 岡崎はらしいプレーを見せてましたが、あと一歩届かずの場面多し。香川も中でプレーするようになってから持ち味が活き始めて気がします。 長谷部はキャプテンシーを発揮し、攻め切れないチームに渇。自らドリブルで仕掛けたり、ミドルシュートを打ったりとその存在感は大。ブラジル本線の頃には遠藤が34歳なんで、長谷部が引っ張ってくれると頼もしいですね。 清武は代表2戦目ですが、見事にマッチしてます。惜しいシュートもあったし、得点を演出する好クロスも上げた。香川との距離感もよく、いいアクセントになりそうです。 内田は守備も成長していたし、いい選手になりました。鹿島に帰って来てくれるのは何年後か・・。 ともあれ、苦しんだ戦いながらも3次予選初戦を勝つことが出来ました。ザッケローニ監督の采配も的確だったと思います。この調子でアウェーのウズベキスタン戦も勝っておきたいところですね。 離脱した選手の補充で、鹿島から増田が呼ばれました。正直、今、呼ばれることにメリットはない。試合で使われるとは思えないし、せっかくチームのフォーメーションを固めようとしている時に、ウズベキスタンまで遠征しなきゃならないとは。 1試合くらいのことだし、代わりの選手なしで行ってくれたらよかったのに、というのが素直な感想。体調を崩さないよう、無事に帰って来て貰いたいものです。 (以下、個人的まと...

ナビスコも獲りたい

今年は震災の影響でレギュレーションが変わり、鹿島が参戦する準々決勝からは一発勝負となります。つまり3連勝すれば優勝。リーグで残り10試合を全勝するよりはハードル低そうだがいかに。 鹿島の最初の相手は、川崎と横浜Mの勝ち上がり。調子がドン底の川崎がこの短い中断期間で立て直してくるのか、横浜Mがそのまま進んで来るのか。 川崎にはナビスコで痛い目に遭わされているのでリベンジしたい気持ちもあるが、相性ってのもあるし・・。どちらにせよ難しい相手であることは変わりない。とりあえずPKの練習はしっかりしといた方がいいよ。 その先のヤマは清水、新潟の勝った方が名古屋とやって勝った方。オレンジ系であることは確定です。相性的には清水がいいかな。 反対のヤマAは浦和、大宮の勝ち上がりとセレッソの対決。Bは磐田、仙台の勝ち上がりとガンバの対決。順当ならガンバがやって来るでしょうが、意外に失点も多いのでこういう一発勝負では沈んでくれる可能性もありそうです。もっとも鹿島がそこに辿り着けないと話になりません。 こうしてみると3連勝でタイトルと言っても、どこも真剣に獲りに来るだろうし、ハードルは低くなさそうだ。 ところで日程を見ていると、準々決勝が10月5日(水)。準決勝が10月9日(日)。A代表が10月7日(金)にキリン杯ベトナム戦、10月11日(火)にW杯アジア予選タジキスタン戦(H)があります。 代表に選手が召集されるクラブはかなり痛いんじゃないでしょうか。ガンバの遠藤や名古屋のケネディらは確実に抜けるでしょう。今のところ鹿島に召集の心配はありません。 残っているナビスコの予選は9月14日(水)、9月28日(水)に行われます。これだと試合のないクラブはリーグ戦で日程的に有利なんじゃ・・と思って調べたら、9月18日(日)の鹿島の相手は名古屋で、あちらさんも試合なし。お互い有利不利はありません。 だったら10月2日(日)は、と調べると柏が相手。ここは既に敗退しているので関係ありません。あらら~。セコいこと考えただけ無駄でした。 ちなみにガンバは18日(日)の相手が横浜Mで、10月2日(日)の相手が浦和で、ともにナビスコ予選出場クラブ。なんだか随分、有利な気がしますが、後付けなので最初から仕組まれたことではないですね。 日程ついでで言うと、天皇杯の2回戦が10月12日になっています。前にも言いまし...