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西、思いとどまる

25日付けの報知新聞に西が海外移籍の可能性があると報じられ、今日27日付け同新聞にて残留と報道された。 今冬にスイス2部リーグ所属のクラブなど複数の海外クラブの練習に参加。本人は乗り気になっていたようで、必勝祈願や練習に不参加など移籍濃厚と噂された。 一転、残留。サポの心情としてはどうにも腑に落ちないところはある。 いつも書いているように個人的には好きな選手で、残ってくれたら計算は立つが、それは鹿島でやる気があるかどうかに尽きる。 セレーゾのコメントにあるように、本当に海外への迷いは消えているのか。イノハイズムに毒されていないか。 鹿島での西の待遇や起用法、サポの評価は確かに不遇な面はあるものの、若手の伊東にポジションを奪われそうになったタイミングで移籍を口に出し(たまたまそうなっただけかもしれないが)行動も起こした。 素直に旅立ってしまった方が、むしろすっきりしたんじゃないかと思うところも大きい。 残ってもイバラの道。伊東にポジションを奪われるようなら尚更。その時にどれだけのメンタリティ・モチベーションでレギュラー奪還への意欲を見せられるか。 残留という決断をした以上、そこのところはプライドを見せて欲しい。 「レギュラーで使われなくなったから、やっぱり夏には移籍します」では、今後の評価も下がる一方で、かつ移籍先でも同じことを続けることにもなろう。 伊東の成長も楽しみにしつつ、西の奮起も期待する。シーズン終了後には、今度こそ惜しまれて海外移籍となれば言うことなしだ。

セレッソの杉本健勇の件がお流れ

セレッソの若手FW杉本健勇を狙っていたが、残留になったとか。 大物外国人フォルランの移籍加入が決まったが、以前の記事で感じていたように、押し出されて鹿島に移籍とはならなかった。 現状では柿谷がレギュラーで当確で、スタメンでは使われないことが濃厚とはいえ、間近で世界一(になったことのある)同ポジションのプレーヤーを観ることが出来るのは大きかったのだろう。あるいはセレッソ愛が深かったか。 杉本といえば、五輪当確に近かった大迫と入れ替わるようにメンバーに選出された因縁・・とまでは言えないが係わりがあった。 大迫が海外移籍で抜けた穴に杉本が入ってくるなんて、なにかしらの縁があるのかと思ったりもしたが、やっぱり縁がなかった。 幸い鹿島には今季、別の杉本が加入している。こちらも有望株。名前を変えたりする必要もなくなったわけだし、こっちはこっちで頑張って貰えばいい。 杉本健勇のポテンシャルにちょっとだけ期待もあったのは事実だが、なくなったものは仕方がない。フロントには早急に次の一手を打って貰いたい。 赤崎、豊川、カイオら若手の成長、あるいは2列目からのサプライズコンバートがあったりしても楽しみではあるが、勝ち点を挙げていくためにはすぐの活躍は難しいだろう。 ダヴィの一変も考えづらいので、最低限もう一人は安心出来るだけの補強は欲しい(最近コレばっかりだが)。

ルイス・アルベルトがSCブラガ(ポルトガル)より完全移籍で加入

ルイス・アルベルトがSCブラガ(ポルトガル)より完全移籍で加入。 プロフィールを見るとMF登録で183センチ、80キロと体格はよさげ。不安だった前線とセットプレーでの高さは解消出来ると思われるが、期待されているのがゲームメイクなのか、2列目からの得点なのか。 得点だとすれば、ここ数年は結果を出していない様子。色々なクラブを渡り歩いていることからしても、全盛期の選手ではないようで・・大丈夫か? (追記:掲示板とか見ているとボランチという話も。どこをやるのか全然見当つきません)。 プレースタイルもまったくわからないので、実際やっているところを観てみないとなんとも言えない。このあたりはカシマの練習やキャンプにも行けない遠方(and 貧乏)の身としては、鹿島系ブロガーさんたちの報告を待つしかない。 もっとも、自分の目で確かめられる頃に「失敗」だったとしたら、当然カルロンの二の舞になるわけだが。 不本意ながら今季はダヴィが中心になっていくだろうし、ここに合うかどうかでおおかたが決まる部分もありそう。それ以外にも、守備も求められる鹿島のスタイルに馴染めるかどうか。 よそのクラブが名のある選手を獲得していくなかでの、無名に近い選手。他のクラブで活躍したからといって鹿島でも同じように活躍出来る保証はないが、今のところ補強したのは、将来性はあるが即戦力ではないカイオくんと今回のルイス。 そして、ダヴィ。正直、不安の方が大きい。 あともう一人はリストアップされているようで、どのポジションで検討しているのかわからないが、少なくとも加入した段階から期待値が高い選手が欲しいところ。 とりあえず人材を揃えておかないと、特に前は心配で心配で。 勿論、土居はそれを超えてレギュラーを取って貰わねばならない。そうなってこそ初めて自信を持ってプレー出来るようにもなろう。 そういう意味でも、続く外国人獲得の報を待ちたい。

2シーズン制は2015からだね・・2014開幕はアウェー甲府

今季から2シーズン制が導入されると勘違いしていたが、2014シーズンはこれまでと同じ1ステージ制。 2シーズン制については9~10月頃の話題だったので、書いているブログ主は当然記憶の彼方で、読んでいる方も今更。とりあえず書いておいたのは、そうしないと自分がまた忘れるから。 だいたい決まっているところでは、1st1位と2nd2位、2nd1位と1st2位の勝ち上がりが「スーパーステージ勝利クラブ」となり、年間勝点1位のクラブと対戦して年間優勝が決まるというもの。 当該クラブが重複した場合の開催方法については決まり次第発表するそうだが、問題点が早くも出て来ていて、まともに運営出来るのかどうか疑問一杯。 1st2ndともに1位で年間勝点1位になったら、おこぼれクラブが少なくとも2つは出るわけで、ましてや「2強」でチギった場合だと、おこぼれが3つになるのか? 盛り上がる話だ・・。 それはそれとして、3月1日(土)の2014シーズン開幕カードが発表されている。(こちらも古い話題)。 鹿島はアウェーで甲府と対戦。 4年連続アウェー開幕となるが、その前にホーム開幕が続いていたからそんなものかな。逆に最終節がホームになるのは、優勝争いしていると有難いものだし。 それよりも、2011年大宮3-3、2012年仙台0-1、2013年鳥栖1-1と、3年連続アウェー開幕で勝てていないのが心配。 対戦相手も甲府とは、ちょっと微妙なところを突いてきた。去年1分1敗と、ダヴィを完璧に封じられて苦手感が生まれつつあるところ。 今季はこのままだとダヴィが軸となるだろうし、そのあたり対策はきちんと練っておかないと、同じ轍を踏むことになる。広島、浦和に対しての対処法もしかり。 セレーゾは今年こそ何か手を打ってくれるのか? やっぱり開幕戦を勝つのと引き分け以下では、「今年はやれるぜ」っていうテンションが違ってくるから、「ただの34分の1」とは割り切れない部分もあるんだな。 立ち上がりから全開でブッチ切って貰いたいものだ。

千葉国際高校3年、ブラジル人FWカイオくん加入

獲得濃厚だった千葉国際高校3年のブラジル人FWカイオくんの加入がオフィシャルで正式発表された。(C契約での登録)。 だらだらと他の記事を書いているうちに遅れ、決まってからのタイミングになった。とりあえず最初の感想を元にアップ。 高校サッカーはまったく観ていないので、どんな選手か全然知らないのだが、100メートル11秒1の俊足で、FWの他に攻撃的MFも務めることが出来るという。 前でスピードのある選手は魅力もたくさんあるが、サッカーだと「100メートル何秒」というよりは、「10~20メートルを数秒」とかいう一瞬のスピードに秀でている方が怖い。その破壊力を持っているのかどうかが一番の注目点。 以前所属していたドゥトラは相当なスピードを持っていたが、あのくらいのスピードがあれば将来的に楽しみ充分となる。 ただ、ドゥトラの場合、速過ぎてカウンターで誰もついていけなかった・・。せめてドゥトラ側に合わせる技術があれば話も違ったが。 勿論、カイオくんの加入が決まったとしても即戦力とはいくまい。依然としてFW難は解消されていない。 タイプ的にはビアンクッキのプロフィールと似ている(実力・経験は段違いだが)ので、カイオくんを獲得したということはこちらのセンは消えたのかな。 スピードタイプはそれとして、欲しいのは2列目で動き回れる選手と、やはり高さでも勝負出来るFW。 神戸がFWを補強しているので、前から気になっているのが余りそうな田代。個人的に好きだったという理由もあるが、野沢よりむしろこっちに戻って来て欲しいと思っていたくらい。 田代にその気があればオファーを出してもいいと思うが・・レギュラーが保証されているわけではないので、同じことの繰り返しになる可能性はある。 高さもあるFWということでは、セレッソ杉本の獲得の交渉が大詰めを迎えていると、今朝の報知新聞に載っていた。五輪での大迫との因縁がある選手とは、また面白いところを突いてきた。 セレッソも大型補強しているようだし、加入が実現する可能性は高いかもしれない。

野沢はどうするんだ

これまでサッカー選手の年俸をおおよその感じでしか把握してなかったのだが、色々ネットで調べているうちに推定金額の書かれているサイトを見つけた。 だいたいそんなものと仮定して話を進めると、野沢の昨季の年俸は4500万(推定)。 どちらかといえば神戸から追い出されそうだった野沢に、鹿島が手を差し伸べたという印象が強かった。 出て行く時のコメントも、新天地で骨を埋めるくらいの決意が見えていたのだが、結果も出せなかった。なので、もっとお求め安いお値段で手を打ったのかと思っていたら、普通に主力級扱いだったとは。 当然ながら、昨季の成績では年俸には見合わない。よそのクラブだったら、ゼロ円提示でも全然おかしくないレベル。 今季、どのくらいの下げ幅で提示したのかわからないが、鹿島に残ってもこのままではレギュラーどころかベンチ入りすら危うい。 長所であるプレースキックに特化して、それこそマリノスの中村俊クラスに昇華させないと、動かないスタミナないワクいかないでは話にならない。 プレースキックの精度はJ1でもトップクラスとはいえ、小笠原もそこそこ蹴れるし、遠藤もいいボールを蹴れるようになってきている。柴崎、土居、前野にも見所はあるし、キッカーがまったく不足しているというわけでもない。 居ない時は「野沢だったら・・」と思った時もあったのは事実だが、いざ帰って来ても有難みをほとんど感じなかった昨シーズン。(もっともこれは、岩政がレギュラーから外れて高さ不足になった部分も多少はあったろうが)。 ミスタークライマックスの異名も不発に終わった。巻き返すには相当な根性でやらねばなるまい。どこまでやれるか野沢の覚悟を見てみたい。

2013世界の監督の年俸ランク

まずは訂正から。 先日のU21の記事で地上派の放送はないと書いたが、今夜、BS朝日で放送される様子(BSも地上派じゃないが)。視聴出来る環境の方は是非どうぞ。こういうの調べるの苦手ですいません。では今日の記事。 監督の指導力がクラブ力に直結するサッカーの世界。勿論、それなりの選手を揃えていないと話にはならないが、うまく機能させられるかどうかがカギ。 世界の監督年俸ランキングをちらっと耳にして、驚いたのだが、2013年の1位はバイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ。お値段お高め、1700万ユーロ(約24億2000万円)なり。 以下、 チェルシー、ジョゼ・モウリーニョ1003万ユーロ(約14億2700万円) 広州恒大、マルチェロ・リッピ1000万ユーロ(約14億2300万円) アーセナル、アーセン・ベンゲル826万ユーロ(約11億7500万円) ロシア代表、ファビオ・カッペロ780万ユーロ(約11億1000万円) と続き、30位のスペイン代表、ビセンテ・デル・ボスケ235万ユーロ(約3億3450万円)まで。ゲキサカを参考。 海外のサッカーはほとんど観ないので、「年俸や移籍金がめちゃめちゃ高いなあ」くらいの感覚しかなかったが、改めて値段を目にするとビックリのひとことしかない。それで経営が成り立っているのが凄い。 5位のロシア代表(現FIFAランク22位)の11億1000万ってのも恐ろしく高いが・・。 いくら監督の力がクラブ力に直結するとはいえ、それだけの資金があれば、いい選手をたくさん獲って貰った方が納得する気がするが。 ちなみに2013年Jリーグでは自分で調べた限り、1位ストイコビッチ(名古屋)1億3000万、2位セレーゾ(鹿島)1億、3位ネルシーニョ(柏)8000万だった。 セレーゾも高いと聞いていたが、チーム一の高年俸だったとは・・。2013シーズンは、セレーゾじゃなくてもよかったんじゃない?と思えるくらいの成績だったもので、今季、年俸に見合うだけのモノを見せて貰わないと、いくら世代交代とはいえ黙ってられない。(もともと黙ってないが)。 1億ぶん(推定)の監督力を見せて頂きたい。

鈴木隆雅が栃木SCに期限付き移籍

千葉でのレンタルが終了して、宙に浮いた形になっていた鈴木隆雅の期限付き移籍先が栃木SCに決まった。 オフィシャルには「育成型期限付き移籍」となっていて、「育成型」ってなんぞや?と調べたら、そういえば最近(2013年)になって出来た制度だった。 18歳から23歳の選手が、所属チームより下位リーグのチームに移籍する場合に限り、通常の登録期間1-3月、7-8月以外にも期限付き移籍が出来るというもの。この時期だったら別に育成型じゃなくてもいいのに、なんか意味があるのかな。 千葉でも数試合しか出場出来なかったので、鹿島に復帰したとしてもおそらく出場機会はなく、再びのレンタルは自然な流れ。 とはいえ、西が移籍するかもしれないという噂がちらほらと出ると、余り気味だったサイドバックの選手層は一気に薄くなりそうな気も。 CBや他のポジションからコンバートするよりは、サイドを変えるだけの方がスムーズに馴染めるんじゃ、と思ったりするが、やってみると案外そう簡単ではないのかも。なにせやったことがないからわからない。 両サイドを器用にこなせる選手は、それだけの才能があり、貴重な存在なのかもしれない。 なんにせよ、ユース出身で加入した時は期待された選手。可能なら鹿島で活躍して貰いたい思いもある。 J2には6位までのプレーオフ制度があり、栃木SCもそのラインに乗っかれるレベルのクラブ。出場機会を得られれば、有意義な経験を積めるだろう。まずはスタメン確保を目指し、1年間、頑張って来て欲しい。 来季は少なくともレンタル終了と同時に、鹿島のオフィシャルで復帰のニュースが出るくらいにはならないとね。

U21代表に選ばれている植田がどのくらい伸びてくれるか

第1回U22アジア選手権。スカパーのテレ朝チャンネル2での放送はあるが、地上派での放送はないようだ。(11日訂正:BS朝日での放送がありました)。 有料チャンネルでサッカー系の契約を続行していれば視聴出来るが(多分)、自身はオフ中、契約を切っているので残念ながら観られない。 「全員を使う」と手倉森監督が言っていたので、鹿島から召集されているDF植田にも出場機会はある。というかこの世代では常連で、チームの主力級。むしろ全試合フルで出るくらいの存在感を見せて貰いたい。 鹿島では出場機会も少なく、また、まだまだトップで通用するレベルには達していない。体の強さや、ヘディングの強さはあるが裏を取られることも多く、相手との駆け引きや味方とのフォーメーションでは経験が足りていない。 真剣勝負の場で得られるものは大きい。今季は岩政も抜けることだし、高さの足りない鹿島では重要なピースとなろう。ちょっとでも成長して帰って来てくれれば助かる。特にFWの足りない今季は、守備が重要になってくるだろうから。 山村、青木、昌子に続く4番手なら、怪我や出場停止、カップ戦での出場機会はある。そのポテンシャルへの期待値の高い選手。 今季、大きく飛躍して欲しい一人でもある。 ところで、西まで海外移籍しそうだという噂があるようで・・。 自分としては好きな選手なので是非残って大活躍して欲しいのだが、起用方法であったり、サポーターの評価といい、いまひとつな扱われ方。出て行くと言われても仕方ないかもねえ。

退団した岩政の移籍先はタイ・プレミアリーグ、BECテロ・サーサナFC

退団した岩政の移籍先が決まった。唯一だったのか知らないが、オファーのあったタイからの話を受けた形。 タイのプレミアリーグのレベルやチームのレベルを全く知らないが、正直、昨年の中国リーグ(ドバイと勘違いしていた)からのオファーに比べると格段に落ちたと感じる。 それでも将来、指導者になることも視野に入れ、前向きな結論を出したとのこと。 チームへの貢献度で言えば、2013年は不本意な結果で終わってはいる。しかし、岩政がシーズン当初に移籍していて最初から居なかったら、山村の成長はこれほど早かったかどうか。 岩政が控えにいて、「レギュラーを奪う」という目標があったからこその効果もあったと思われる。 そういう意味では、自らのキャリアをわずかに落としながらも、鹿島の世代交代に大きな手助けをしてくれた。 意外と言ったら失礼ながら、見た目と違って頭脳派の岩政は案外指導者に向いているフシがある。 大迫や柴崎、山村、植田を入団に導いた実績(?)があり、まあ、試合後に言い訳めいたコメントも多かったりしたが、新天地で新たな何かを得られればそういう才能が開花するかもしれない。 岩政はいつか、選手としてではなく、違う形で鹿島に帰って来る気がする。それが監督としてなのかコーチとしてなのか、はたまたスカウトとしてなのか。楽しみではある。 まずはタイで大暴れして、溜まっていた鬱憤を晴らして来て貰いたい。

大迫がTSV1860ミュンヘンに移籍

大迫の海外移籍がついにオフィシャルで正式に発表された。 昨日に続いての大迫記事になるが、あれだけ報道されていたのであとは発表だけという感じで、やはり本決まりとなった。 早速ドイツへと旅立ったらしく、完全に気持ちは海外に飛んでいたようだ。その先にW杯でのスタメン出場、活躍を見据えているのだろう。 しかし、移籍はまず第一歩に過ぎない。前で使うという確約を貰っているという話だが、監督だけでなく周囲にも受け入れられねばレギュラーを確保しても厳しい。尚且つ成長して得点も挙げ、クラブやザッケローニに認められなければその道はない。 口約束はあっても楽な道のりでない。本人も承知の上。鹿島サポとしては(昨日も書いたが)痛いし、残ってクラブのタイトル獲得に一層の貢献をして欲しかったが、自分の人生なのだから自分で決めるのが一番。 居なくなってしまったものは仕方ない。陰ながら応援するが、基本的に鹿島サポなので優先的に応援するのは現鹿島所属選手。今こそ「俺が!」という選手の台頭を望みたい・・と普通に書くが、今のところ戦力としてカウント出来るのはダヴィだけなんだな。 ダヴィが相方を育てるタイプではないので赤崎、中川、豊川の成長を待つには遠く、だからといってダヴィ頼みのチームにするには色んな意味で相当にリスキー。 あまり好みではないが、ちゃんと計算出来るFWをどこかから補強するしかない。禁断の(?)外国人2トップもあり得るかもしれない。 幸い、チームが始動する前に決まった話なので、今季の方針は立てられる。春までには上位戦線で戦えるだけの、というか戦えると思えるだけの戦力・戦術は整えておいて貰いたい。 ちなみに当ブログ主は2013秋をすっ飛ばしたので、2シーズン制を今季からと勘違いしていた(これは別記事にて)。 大迫がW杯後に移籍するなら、前期優勝を置き土産にして・・と思っていたのだが、単なる勘違いだった。移籍するなら、大迫ありきのチーム(いい意味での)になってしまう前でよかったと思うことも出来る。 彼の問題は彼自身が解決するとして、鹿島アントラーズの問題はフロントの解決待ちだね。

大迫のドイツ移籍間近

各誌で報道されている大迫のドイツ移籍の話が本格化。今朝の報知新聞にも大きく取り上げられている。 移籍はほぼ決まったかもしれない。違約金は7500万くらいとどこかで聞いた気がするが、これは確かな情報でないのでどこか確かなスジで確認して下されば。(こういうのを確認する方法を知らない)。 大迫の昨季の活躍ぶりと今季の飛躍を考えれば、某プロ野球球団MVP選手のメジャー移籍ほどの金額ではないにせよ痛い。 そして、何よりも戦力として痛い。 大迫ワントップシステムが機能し始め、どうにか勝ち点を稼げるようになってきてチームとしての方向も少し見えてきただけに。 大迫の心中としてはW杯出場への思いが強いのだろう。オリンピック直前でメンバーから外されたことも、きっとある。やれることはやっておきたいという気持ちはわかる。 ただ、ドイツ2部・・。出場機会はあるだろうが、この決断が吉と出るか凶と出るか。まだ決定したわけではないが、せっかく移籍するなら吉と出て欲しい。伊野・・みたいなことにならないように。 鹿島としては本当に大きな損失となるのだが。 前に、マルキーニョスを放出してまでFWを育てようとして、誰もいなくなるという事態になるかもって記事を書いたが、実現してしまいそうだ。 フィットしていないダヴィを、言い方は悪いが高く売って補強を、と勝手に考えていたが、そうもいかなくなってしまった。いっそのこと神戸から田代を呼び戻せないかなとも思うが、出て行った経緯が穏やかではなかったから無理だろうなあ。 移籍するならするで、本人の決断なので仕方ない。あとはフロントの仕事。まだ決まったわけではないが、抜けたら抜けたぶんはしっかり補強して貰いたい。 追加の感想はクラブの発表があってからということで。

山本脩斗が完全移籍で加入した件と、川島大地が北九州に移籍の件

 触れる機会がないまま放ったらかしになっていた、山本脩人の完全移籍で加入の件。 正直、プレーを観たことがないので感想がない。レギュラーでもなかったので即戦力というわけでもなかろう。 せっかく獲得した前野は育てる方向ではあると思うが、高さが足りず、守備もまだまだ安定しないのでレギュラーの座をつかむまでは至っていない。後半は中田にポジションを奪い返されて出場機会も少なくなった。 今年は前野も巻き返してくるだろうし、山本がどこまでそこに食い込んでくるか。中田をサブに追いやって、前野と山本でスタメンとベンチを争う形になればいい・・とは少し期待が過ぎるか。 ただ、磐田にはパク・チュホと宮崎を持っていかれて、山本に代わったということになり・・。山本の実力が今後の化け方も踏まえて未知数ではあるが、少なくとも即戦力だった前二人よりは劣るだろう。 「いやあ、山本になってよかったな」という評価に代わるように頑張って貰いたい。(遅くなったが最初の感想)。 他では契約満了となっていた川島がギラヴァンツ北九州に移籍となった。契約満了選手もちゃんと移籍先が決まるとことが鹿島らしくていい。 千葉にレンタル移籍していた鈴木隆雅もレンタル終了したようだが、鹿島側で発表がなく、噂ではそのままどこかにレンタルか、移籍してしまうとか。不足していたサイドバックも伊東の台頭や、当記事の山本獲得もあり、ピースも埋まってきている。 鹿島に在籍していても出場機会がないのなら、もうちょっとヨソで経験を積んできてくれるのもいい。今年から始まるJ3のルールをまだ詳しく把握していないが、そういうところで出れるようになればいいのに。 しかし、レンタルで出した選手が鹿島に帰って来てレギュラーとしてバリバリ活躍したのって、鈴木隆行ぐらいまで遡らなければ思い当たらないのだが・・。(誰かいたっけか)。 それだけ層が厚いと思えばいいのだが、成績や試合内容を観てそこまでの感触はない。 今季はもうちょっとしっかりピンポイントで補強して欲しいと思っている。

2013MyMVPは当然のように大迫だった

新年明けても去年書き切れなかった記事がいくつかあるので、まずそのあたりから。 まずは試合ごとに勝手につけているMyMVPから。基本は勝った試合しかつけないし、「得点した」とか「ファインセーブした」とかわかりやすい基準で選んでいるため、ほぼ素人目線だということを補足しておく。 その前にひとつこれも去年の話題の2013年流行語大賞。ちなみに辞書で調べてみると、「大賞」というのは「最もすぐれたものに与えられる最高の賞。グランプリ。」という意味。 流行語大賞に選ばれたのは皆さんご存知、「じぇじぇじぇ」「今でしょ」「倍返し」「お・も・て・な・し」の4つ。 大賞が2つですらギリギリと思っているので、4つなんてもう大賞にする意味ない。 「選考」するから選考委員なんだし、選べないんだったらそいう優柔不断な人は辞退すべきだよ。(調べたところ鳥越俊太郎、やくみつる、俵万智、カン・サンジュン(韓国人政治学者)だった)。 とまあ横道に逸れた話を戻すと、自分の集計によればリーグ戦18勝、ナビスコ4勝、天皇杯2勝、スルガ1勝のうちMyMVPは、 リーグ:【5】大迫 【3】小笠原、曽ヶ端 【2】ダヴィ、柴崎、ジュニーニョ 【1】土居 ナビスコ:【1】大迫、本山、ダヴィ、曽ヶ端 天皇杯:【1】山村、大迫 スルガ;【1】柴崎 となっている。 トータルすれば【7】で大迫がトップ。次いで【4】曽ヶ端、【3】小笠原、ダヴィ、柴崎。【2】ジュニーニョ。【1】土居、山村、本山。 試合に勝つためには得点が必要であり、エースストライカーだから大迫に評が集まるのは当たり前のことだが、それ以上に攻撃の形を作る部分でも多大な貢献をしてくれた。文句なしのMVP。ベストイレブンにも選ばれたのも頷ける。 続いて曽ヶ端。簡単にゴールを割られる不本意な部分も多かったし、実際、失点し過ぎでもあるが、DF全体が悪かった年でもあったり、岩政から山村への切り替えだったり、サイドから崩されたりもあったりで、曽ヶ端だけの責任でもない。 例年、負けに直結する大ポカが去年はなかったような(大ピンチになるようなのはあったが)気もするし、時々、神がかったセービングでチームを救うこともあった。二番手の佐藤以下、川俣がまだまだ安心して使えない状況のなか、充分に守護神としての役割は果たしてくれたと思っている。 あとはダヴィの貢献度が少なかったのが、やはり...