2019第16節浦和(アウェー)戦、延期分
勝たないといけない試合だった。 共に決定機を作りながらも決め切れず、我慢比べの展開。77分、土居とセルジーニョで右サイドを崩し、エンドライン際から土居がボールを浮かせてファーで伊藤がヘッドで押し込んで先制。 ここまでは理想的な展開だった。時間的にも終盤だったし、あとは逃げ切るだけ。相手のストロングポイントは左サイドに投入された山中からのクロスということはわかっていたはずで、上田を使う欲を抑えてブエノを入れ、永木をボランチにして3ボランチという選択はなかったのか。 大岩の選択は様子見で、あわよくばそのまま逃げ切りだったが、町田が酷かった。 山中のクロスを予測を誤って届かず、裏にいた興梠にヘディングを決められて同点。よりによって一番決められたくない選手に・・。前節の金崎といい、気前が良過ぎる。 町田はこのプレーだけでなく、パスミスが相当あった。相手に直接渡るものや、ズレてロストになるもの。失点直前にも最終ラインから、左に展開する簡単なパスもズレて小池が追いつけず相手のスローインになった。 こういう何気ないプレーが積み重なって最後に響いた。安定感がないと思われるのは仕方ない。 伊藤も久々の得点を決めてくれたが、その他のイージーなパスミスが2~3本あって、ゲームを締められなかった。CKからのカウンターで逆サイドと中央に一人ずつ、逆サイドを選択したのは良かったが、キック力が足りずに力のないボールが相手選手の足元に。気持ちが落ちる。 町田と伊藤の軽いプレーが相手に付け入る隙を与えたと思っている。勝ち点3と1では大違いで、せっかく川崎が負け、首位FC東京にも2差に詰められるチャンスだったのにフイにしてしまった。鳥栖、広島のアディショナルタイムでの失点の教訓が活きていない。 小池も指示だったのかどうか、上がりも少ないし、守備も弱かった。運動量も足りていなかったし、レギュラー安泰で気を抜いているのでなければいいのだが。 名古は間に合わないと思っていたが復帰。レオシルバが少し離脱しそうなのでやってくれないと困るのだが、中央でのプレスが効いておらず不安定。三竿が一人で守っている時間帯もあった。ドリブル突破などいい面もあったが、このレベルでは足りない。 チームとしては同点にされてから、もう一度ギアを入れて再勝ち越しを狙って欲しかったが、力及ばず。 期待を背負って出場した上田は、初出場の緊張...