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2019第16節浦和(アウェー)戦、延期分

勝たないといけない試合だった。 共に決定機を作りながらも決め切れず、我慢比べの展開。77分、土居とセルジーニョで右サイドを崩し、エンドライン際から土居がボールを浮かせてファーで伊藤がヘッドで押し込んで先制。 ここまでは理想的な展開だった。時間的にも終盤だったし、あとは逃げ切るだけ。相手のストロングポイントは左サイドに投入された山中からのクロスということはわかっていたはずで、上田を使う欲を抑えてブエノを入れ、永木をボランチにして3ボランチという選択はなかったのか。 大岩の選択は様子見で、あわよくばそのまま逃げ切りだったが、町田が酷かった。 山中のクロスを予測を誤って届かず、裏にいた興梠にヘディングを決められて同点。よりによって一番決められたくない選手に・・。前節の金崎といい、気前が良過ぎる。 町田はこのプレーだけでなく、パスミスが相当あった。相手に直接渡るものや、ズレてロストになるもの。失点直前にも最終ラインから、左に展開する簡単なパスもズレて小池が追いつけず相手のスローインになった。 こういう何気ないプレーが積み重なって最後に響いた。安定感がないと思われるのは仕方ない。 伊藤も久々の得点を決めてくれたが、その他のイージーなパスミスが2~3本あって、ゲームを締められなかった。CKからのカウンターで逆サイドと中央に一人ずつ、逆サイドを選択したのは良かったが、キック力が足りずに力のないボールが相手選手の足元に。気持ちが落ちる。 町田と伊藤の軽いプレーが相手に付け入る隙を与えたと思っている。勝ち点3と1では大違いで、せっかく川崎が負け、首位FC東京にも2差に詰められるチャンスだったのにフイにしてしまった。鳥栖、広島のアディショナルタイムでの失点の教訓が活きていない。 小池も指示だったのかどうか、上がりも少ないし、守備も弱かった。運動量も足りていなかったし、レギュラー安泰で気を抜いているのでなければいいのだが。 名古は間に合わないと思っていたが復帰。レオシルバが少し離脱しそうなのでやってくれないと困るのだが、中央でのプレスが効いておらず不安定。三竿が一人で守っている時間帯もあった。ドリブル突破などいい面もあったが、このレベルでは足りない。 チームとしては同点にされてから、もう一度ギアを入れて再勝ち越しを狙って欲しかったが、力及ばず。 期待を背負って出場した上田は、初出場の緊張...

金森がサガン鳥栖に期限付き移籍

金森のサガン鳥栖へのレンタル移籍がオフィシャルより発表。 正直に言うと、加入した時は得点感覚に優れるFWとして期待していたのだが、思っていたよりスピードがなく、決定力もなく、ボールに対する執着心もなく、徐々に序列が下がっていってからは目立った活躍はなし。 ゲームを締めるためにラスト数分出て来るくらいの役割しかなく、ターンオーバーでスタメン出場しても結果を残せず、レンタル移籍はやむを得ない。 クラブか本人かどっちから言い出したかわからないが、上田の加入が決め手になったのだろう。このまま鹿島に留まってぱっとしないまま終わるよりは、他のクラブで活路を見出す方がいい。レンタルなので買い取って貰えるように頑張って欲しい。 個人的に金森に期待をかけなくなったのは、現在ユースコーチを務める例の人のゴタゴタがあった時に、金森にも同様の噂が上がって事の真偽がはっきりしないままうやむやになったことと、リシクルの鈴木との対談で、あまりにも危機意識がなかったこと。こっちの方が強い。 単にインタビューが下手なだけかもしれないが、なんだか周りからも馬鹿にされているというか(鈴木には完全に上から目線で語られていた)、それでもぼや~っとした感じが、「何がなんでも序列を覆してやる」という気持ちが見えてこなかった点。 口下手ならプレーで表現してくれればいいのだが、残念ながら出場した時のギラギラ感がなく、「あ~ここで成長は止まったかな」と思えるような雰囲気だったので、期待出来なくなった。 まあこれは個人の感想なので、もっと違う印象を持っている方もいると思うし、それを否定するつもりもない。プロ選手なので結果で周りを見返せばいいと思う。鹿島に合わなかっただけかもしれないし。 半年で2桁得点を挙げれば、今度は鹿島の方から「是非残って下さい!」と持ちかけられるだろうから、その時に「よそ行くわ!」と言えるだけの選手になればいい。自分の道は自分で切り拓くもの。 これでまたも登録選手が減り、上田が前評判ほど働けなかったら駒が足りなくなるが、山口のFW再コンバートを推しているので、山口はチャンスが巡って来たと思って奮起して貰いたい。 かなり出入りの激しい・・というか出て行くばっかりの今夏だが、新たな補強と、諸々の大会の出場選手登録がちゃんと出来ていればいいなと願っている。

2番手キーパーは曽ヶ端でいくべきか否か

クォンスンテに頼り切りのキーパーだが、2番手の曽ヶ端のパフォーマンスをどう見るべきだろうか。 ベテランらしい落ち着きと、急場を任せられる安心感はあれど、実際試合で耐えうるだけの強度を持っているかと言われれば、正直、否である。 今までの実績を無視して現在の力だけで見れば、中のやや上というくらい。決して、「曽ヶ端がいるなら大丈夫」というわけではない。 理由としてはまず第一にキャッチング出来ない。いくつかは弾くしかないシュートだったが、少なくとも2~3本は普通にキャッチ出来るボールさえも弾き出し(真正面のもあった)、二次攻撃を受けていた。これは代表で未だに選出される川島にも言えることだが、取れるボールは取ってくれないとしんどい。 なおかつ、曽ヶ端にはポロリがあり、遠めからのグラウンダーのシュートでも前にこぼしてしまうので、狙ってくるFWがいるチーム相手には不安しかない。反応も遅いし、おそらく枠隅に飛んだら飛びつくことさえなく見送るだろう。豊田のヘッドをセーブ出来たのは真正面だったからだと思う。 失点シーンも試合記事にも書いたが、結局棒立ちだったので、どういう予測をしていたのか。ブラインドになって見えなかったのなら位置取りの問題だし、打ってこないという決めつけもあったのでは。 むしろDFがコースを切ったニア側に体重を移動していたが・・。Jリーグジャッジリプレイでは原さんはオフサイドと言ってくれていたが、上川さんはレフリーを支持と言っていた。 「曽ヶ端の視野に入っていないし、プレーに影響していない」とのことだが、松岡がいなければ小池がクリア出来ていたかもしれないし、あれを「関与していない」は原さんが言うように、じゃあこれからGKの視界に入らないようにDFの注意を引きつけるだけの動きをして、その際にボールにアタックしようが触りさえしなければオフサイドじゃないということになる。有り得ない。 だったら仙台戦でレアンドロが空振りした後の町田の押し込みゴールは、触っていないし邪魔もしていないからゴールだろう。 その疑惑の判定を生み出したのは、曽ヶ端のポジショニングも問題だった。適切なポジションだったらボールに触れていたし、アクションを起こしていれば上川さんの言う「邪魔をしなかった」に該当しなくなっていた。 DAZNで観ているので実際の位置取りがわからないが、ロングボールを蹴られた時とか...

山口はFWとして勝負を賭けて貰いたいと思っていたら、上田が大学サッカー退部で鹿島に専念

この記事は水曜にアップ予定だったが、小泉の加入で先送りにしたら今度は上田の報道があった。ごちゃまぜになってしまうが、まずは上田の件から。 まだ補強があるかもしれないが、現状、鹿島のFWはセルジーニョ、土居、伊藤、金森、上田、有馬。有馬はまだ実力不足だろうし、金森は鳥栖戦のあのチャンスを決められないとか、レギュラーとしては力不足で、鹿島る要員としてしか見れていない。 上田は大学との兼ね合いや、出場出来ない大会もあって計算出来ない・・と書こうとしていたのだが、23日付けの報知新聞に、今夏に大学サッカー部を退部し、鹿島のプレーに専念すると報道されていた。(追記:というか加入という話)。 南米選手権やユニバーシアードでの活躍を見れば、即戦力となり得る可能性がある。他にFWを獲得出来れば良し、無理だったとしても上田が使えるようなら戦力大幅アップ。 天皇杯は登録出来ないかもしれないが、リーグは勿論、ルヴァンやACLに登録可能なら他の選手が助かるだろう。フィットするかどうかの問題はあるにせよ、戦力として期待出来る選手が増えることは嬉しい。 今はセルジーニョ、土居、伊藤で回しているが、この3人がずっと怪我なく今季を乗り切れることは難しい。前節では土居がコンディション不良で欠場しているし、伊藤も一時期、調子を落としていた。 ちなみに土居は2列目には戻さず、今季はFWに固定した方がいい。せっかくトップの感覚が研ぎ澄まされてきているのでリセットさせたくないし、2列目は別の選手に頑張って貰うべき。 ・・と、上田が鹿島での出場が難しいと思って考えたのが、山口のFWへの再コンバート。 元々はFWだったがチームの事情で2列目にコンバートされ、おそらく得意ではない守備の負担が大きくて実力を発揮出来ていない。かなり頭打ちな印象で、このまま不得手なことをやらせてどっちつかずになってしまうよりは、本職のFWに戻して勝負をさせてあげたいと思っている。 上田が鹿島に専念したとしても全員の好調が続くわけではないので、山口がFWで使えるようになることは先を考えれば悪いことではない。山口もダメだったら移籍するくらいの覚悟で取り組んで貰いたい。すぐには感覚は戻らないと思うが、ゴールを取れれば調子に乗っていける。 「枠に飛ばすのがうまい」という長所が消えかかっているのが不安点だが、FWに専念すればシュートチャンスも増...

小泉慶が柏より完全移籍で加入

柏レイソルより小泉慶が完全移籍で加入。 ようやく加入の情報が上がってきたが、小泉慶・・申し訳ないがまったく印象に残っていない。 ポジションはMFとあるが、本職がボランチでサイドバックもこなせるという話。ちょうど今、永木が担当しているポジションで、どっちで起用するのかわからないが、サイドバックをこなしてくれれば永木がやっと本職に戻れるし負担も減る。 ネットで検索してみると、得点は5年半で5点なので守備的な選手なのだろうか。 新潟時代はほぼレギュラーとして出場、2018年に柏に移籍して初年度はリーグ戦27試合出場を記録しているが、今年J2に落ちてからは出場していない。戦術的なものか、もしかして怪我・・? 怪我を抱えているとしたら、これ以上、怪我人を増やしても仕方ないのだが。 出場していないのは単に監督の好みなのかわからないが、柏からは獲得するなら正直、中村航輔が特別に欲しかった。もしくは海外移籍してしまった伊東純也かサイドバックの小池。無理だが。 まあ、自分の情報不足なだけなので、もしかしたら大活躍してくれるかもしれない。一度プレーぶりを観るまでは評価は保留。 運動量もあって足元の技術もあるという話だし、期待してもいいのだろうか。サイズが173センチと小柄なのが少し気になるが、フィットしてくれるなら守備陣もローテーションしていけるだろう。 三竿が持病さえ克服すれば来季は海外移籍しても仕方ないので、その後釜としてもカウントしているのかもしれない。24歳とまだ若いので旬な時期だと思うが、逆に言えば大活躍すると移籍して行ってしまう年齢でもあるんだな・・。 ぱっとせず戦力にもならないよりは、大活躍したうえで移籍してしまう方が助かるので、頑張って欲しい気持ちは勿論ある。 名古はこの前可能性を示せたが、平戸と小田はこの機会にこそレギュラーの座を掴み取って欲しかったものの今のところはベンチ要員。小泉はこの二人よりも力を示さないとわざわざ獲得した意味はないが、いい具合に競争して起用を迷うくらいにして欲しい。 早い段階での台頭を望む。 ちなみに鹿島の小泉と言えば、ユース上がりのキーパー小泉勇人の印象が強い。いつの間にかいなくなっていたのだが、「鹿島の小泉」の記憶を書き換えて貰いたい。

2019第20節鳥栖(ホーム)戦

審判に勝った。ラフプレーにも勝った。借りも返せた。かなりストレスの溜まる試合だったが、90分集中して戦い抜けたことを大いに賞賛したい。 レアンドロのPKで先制したものの、金崎の疑惑のゴールで追いつかれた。リプレーで確認しても松岡の体が出ていてオフサイドに見えるが、何度も見直していると、小池の振り上げた右足と松岡の体のラインがギリギリ残っていてオンサイドに見えなくもない。 ただ、副審の旗は最初の段階で上がっていて、主審の家本と何を話し合ったのか知らないが、どういう理由で判定が覆ったのかを説明して貰いたい。「後から考えたらやっぱり小池の足が残ってました」とでも副審が言ったのだろうか。 鳥栖の荒いプレーになかなかカードが出ないことにも苛々させられた。最後にようやく高橋に2枚目のイエローが出て退場になったが、その前に随分繰り返しのファウルを受けていて、どこかのタイミングで適切にカードを出していればあんなに荒っぽいプレーが続かなったんじゃないだろうか。 妙な判定に屈せず、鹿島の選手は自分たちのプレーを続け、右サイドで永木が粘ったボールをレアンドロが受けて猛然と縦にドリブル。 エンドライン際まで持って行ってから逆サイドにクロスを浮かせ、白崎が相手DFと競りながらも右足アウトサイドで合わせたシュートがループになって、キーパーの頭を抜いてゴール。勝ち越し弾。白崎は本当にチャンスをしっかりと決めてくれる。 2-1となってからは我慢の試合。先にも書いたように審判のファウル無視の判定に苛々させられつつもゴール前を固め、いつくかの決定機も作った。 残念だったのはラストワンプレーでのカウンター。金森は絶好のボールを貰ってキーパーと1対1になったのに決められず。あれを決められないのはストライカーとしては落第。 MyMVPは攻撃で何度もスプリントし、1G1Aのレアンドロ。守備で若干不安があって永木がフォローで大変だったが、攻撃では効いていた。セルジーニョも前線でよく走り、二人でルーズボールをキープしてくれたので守備も助けられた。 レオシルバと土居までコンディション不良で欠場という相変わらずの異常事態だったが、伊藤と名古がスタメン。 伊藤は一時のスランプからは少し浮上したように見えるが、ゴールがなくて自信を失っているように見える。最初のポストに2度跳ね返ってノーゴールになったシュートのように、一発...

19節の結果と今後の日程

19節では上位陣がだいたい勝ち、上に上がることが出来なかったが、首位FC東京が川崎に敗れ、1試合未消化で勝ち点差5に詰まった。未消化16節の浦和戦を勝てば勝ち点差2になり、あれだけ遠かった背中に手が届く。 しかし、川崎が着々と順位を上げてきていて、ほぼ首位に手をかけている。FC東京対川崎戦は鹿島にしてみれば0-0での引き分けが一番おいしい決着だったのだが、川崎が先制してからは完全に川崎ペースでやりたい放題だった。 あれだけ堅守とかいっていたチームが川崎に0-3とか・・。得失点差もあるのだから気持ちを切らさずやって欲しかった。0-2になったところで引き分けは諦めたが、3失点目は林が防いだボールを森重?が雑なクリアで奪われ、畳みかけられての失点。 鹿島も仙台相手に4点取って得失点差でトップに立ったかと思いきや、一瞬で並ばれてしまった。もっとも、現在順位が下の鹿島が川崎に並ぶとすればおのずと逆転するし、得点数でも上回っているから今はまだよしの範囲ではあるのだが。 にしてもなかなか川崎を抜き去れない。直接対決で叩くしかないが、怪我人多数なうえに移籍も絡んでギリギリの状態の鹿島なので、直接当たる頃には態勢を立て直せているかどうか。 ただ、川崎も怪我人を何人か抱えていてこれだし、層も厚いなと思う。レアンドロダミアンはずっとベンチを温めていて、移籍の噂もちらほらとあるくらいだし、高値がついたら売るんじゃないだろうか。ほぼ損のない形で放出するかもしれない。 他では2位のマリノスが浦和に勝利。この試合でも誤審があり、どう見てもオフサイドに見えるし、双方の選手も認めていたくらいなのに主審だけが認めないとか頑な過ぎる。2021年から導入予定のVARだが、正式に導入されて欲しい。 VARは試合が止まる時間があって問題点もあるのだが、多分慣れれば違和感はなくなるだろう。テニスやバレー、野球でも最初は抵抗があったが今やスムーズに試合も進んでいる。 野球では軍用技術を応用した弾道測定機「トラックマン」で投手が投げた球を測定し、ストライク・ボールを判定する「ロボット審判」の導入も実験しているとか。そこまでいくと若干やり過ぎ感は否めないが、微妙な判定で試合が覆ることも多々あるし、どうなるかは観てみたい。 サッカーに関しては、少なくともゴールラインテクノロジーでゴールは判定出来るし、オフサイドにしても...

天皇杯2回戦のダイジェスト(遅過ぎ)

記事を差し込む余裕がなくてかなりズレ込んだ天皇杯2回戦。 ダイジェストを観た感想を書いていたものの、遅過ぎてアップしなくてもいいかもと思ったのだが、せっかく書いたので隙間にこそっと提出しておく。 得点シーンは3つとも見事だったが、後半ボロボロでダイジェストで何も映されないくらいの試合だった。多分、選手も振り返りたくない内容だったろう。 そのわずかなダイジェスト放送の時間では、小田が右サイドでブチ抜かれてて、変わらないなあと思ったし、失点シーンは町田のクリアのこぼれを押し込まれていて、これも変わっていなかった。 小田は運動量がないのか危機管理が足りないのか、前に行きたくてサボりがちなのかわからないのだが、攻守の切り替えが遅いし守備意識が薄い。 サイドバックを任せるにはかなり不安な要素で、勿論、前に置いていても守備はしっかやってくれないと困るが、強度が足りていないと感じている。 変われるなら変わっているだろうし、結局これ以上は良くならないのかなとも諦めている。持ち場の左サイドなら、と強引に解釈も出来るが守備への戻りは左右関係ないからなあ。 町田も元々はパスの精度も高くて「身長高いけど足元もうまい」という触れ込みだったのだが、実際は足元を抜かれることも多いし、脆い面の方が多く見えている。自信なくプレーしているように身受けられるので、これはもう岩政氏や秋田氏にガツンと言って貰った方がいいのでは。 と、この試合は思っていたが、完勝した仙台戦では良くなっていた。オフサイドで取り消されたがCKからもゴールに叩き込めたし、奮起して欲しい選手。 試合は結局3-1で勝ったが、3回戦を任せるには不安しかない内容だった。とはいえ過密日程の中で下カテゴリー相手にレギュラークラスを起用するのは、他の大会への負担もあるから避けたいところ。 次はJ2の栃木SCが相手ということで、栃木は現在J2下位に苦しんでいる。残留を目指すのなら天皇杯にかまけている場合ではないし、向こうもメンバー落としてくれないかなと願っているのだが。 むしろダイジェストを観ていて思ったのが、大学サッカーの方が本気だということ。ユニバーシアードでも、鹿島加入内定の上田のハットトリックにより優勝を決めている。 流通経済、明治大学も強かったし、名古屋を破った鹿屋体育大学、東京Vを破った法政大など思い切りやっている。ちなみに名古屋の他...

鈴木のシント=トロイデンVV移籍合意

鈴木のシント・トロイデンVVへの移籍合意がオフィシャル</a>にて発表。現地でのメディカルチェックを経て正式契約となる。 トルコ1部ベシクタシュからもオファーがあって、そっちの方が諸々の条件もいいという話だったが、シント・トロイデンになったのか・・。よりによって個人的に嫌いなポルティモンセに安西、シント・トロイデンに鈴木とは。 この2つのクラブは前にも書いたが、戦力としてよりも商売で日本選手を買い漁っているようにも見える。次のステップアップが見つかりやすいのかもしれないし、そうしたノウハウもあるから移籍する方としても選びやすいのかもしれないが、鈴木にはもっといいところに行って欲しかった。 とはいえ、鈴木は昨年夏にもオファーがあったのをACLのために残ってくれて、タイトル獲得に大きく貢献してくれた。引き留めることはない。クラブも本人の意思を尊重、快く送り出すとのこと。 シント・トロイデンだと安く買い叩かれてそうで違約金もそんなに入ってこないようにも思うが、これはまたわかれば触れていくつもり。願わくば次の選手を獲れるくらいには残して欲しい。 在籍4年半。最後の半年は1試合も出ていないので4年だが、ユースからトップに入って来た生え抜き選手が4年で移籍するのは、時代が時代とはいえ寂しい話。 「移籍組が3年、新入団が5年」という感覚を持っていたが、改めて「移籍組が1年~1年半、新入団が3年」というくらいに考えておく方がショックも少ないのかもしれない。 出て行く年齢が早くなったぶん、クラブに帰って来るのも早くなって30歳くらいで経験をクラブに還元してくれるなら元は取れる気がするが、ボロボロになってから帰って来ても戦力としてはアテに出来ないし、そもそも帰って来ないことも増えるのかな。 鈴木は純鹿島と信じているのでキャリアの最後は鹿島で終えてくれると思っているが、何年先になるだろうかね。 その前に大迫、柴崎、昌子、植田らがちゃんと帰って来てくれるかだが。 戦力的にも当然痛いが、今季は1試合も出場していないので「期待していた戦力がいなくなった」という側面は大きいが、今すぐに困るというわけではない。まあ、今シーズン残りを長期的に見ると苦しいのは確かなので、夏のウインドーでの補強は必須になった。 これで移籍の噂のあるセルジーニョまで移籍してしまったらさすがに詰む。主力3人で出...

2019第19節仙台(アウェー)戦

完全勝利。内容もスコアも満足な試合なんていつぶりだろうか。今季一番かと思えるくらいの集中したいいゲームだった。 大岩の采配にも文句なし。スタメンはいまのメンバーならこれしかないので悩みようもないが、リードした展開で早めにレアンドロを下げ、4点取って勝利をほぼ確にしたところで復調して欲しい伊藤を投入。 ラストは怪我が心配された永木に代わってブエノを入れて、次節以降の危機管理。ブエノが右サイドバックを出来るようになればオプションが増える選択だった。あと5分くらい早くても良かったが、この展開だと誤差かと。 伊藤がいくつかカウンターでチャンスがあったので、ゴールを決めて調子を上げてくれれば良かったが、そこまでは望み過ぎか。 クォンスンテの遅延行為でのイエローは余計だった。あんな時間帯から出すのはちょっと神経質な気もするが、前節も貰ったし印象だろうか。3枚でリーチになったのでいつかくる出場停止時が今から怖い。 試合内容は立ち上がりから積極的に攻め、ボール離れも良く前線も人が動いて見違えるようだった。いつでも点が取れそうと感じたのは久々。土居とセルジーニョが左右に流れて、サイドバックの裏を取るプレーなんて今までなかった。 その土居が右サイドからクロスを入れ、中で合わなかったボールを逆サイドから小池がダイレクトで折り返したプレーがファインプレー。スピード、コースともに申し分なく、セルジーニョが左足で合わせて華麗に先制点。 小池はこれ以降ほとんど消えてしまったので、展開の問題なのか体力的なものなのか判断がつかないが、見事なプレーだった。スローインの距離も出るし、90分存在感を示せるようになれば安西の移籍が問題なく感じられるだろう。 2点目は前半終了間際。先制してからは相手に押し込まれて苦しい時間が続いたが、中央のセルジーニョからレアンドロ、右に流れた土居が受けてクロス。一度は弾かれたボールをセルジーニョが詰めて2点目。オフサイドラインをかいくぐる土居の動きが秀逸だった。 後半、圧力をかけてくる仙台にまたも押される展開になったが耐え凌ぎ、右サイドを崩してレアンドロのクロス。セルジーニョが中でヘディングしたボールをシュミットが一度は弾いたが、余っていた白崎がボレーで叩き込んで3点目。鹿島はこぼれ球に対する反応が素晴らしかった。 尚も諦めない仙台だったが、オープンになったところを代わった...

ACLの準々決勝の相手が広州恒大に決定、リーグ日程も変更、染野くん内定

移籍話などがあって記事が遅れたがACLの話。 準々決勝の抽選が行われ、対戦相手が広州恒大に決定。スケジュールは第1レグ8月28日(水)にアウェーで天河体育中心体育場、第2レグ9月18(水)にホーム、カシマスタジアムで共にキックオフ時間未定。 なんとなく先にホームで済ませた方がアウェーゴールの心配がなくなるので、順番は逆の方がいいと感じているのだが、中国ビッグクラブ相手だとアウェーの雰囲気に押されてしまうこともあるので、この順番の方が良かったのだろうか。 今まで先にホームという方が多かった気がするので、気持ちの作り方が大事になる。アウェーで無得点だとキツいことになるので、攻める意識を今からでも植えつけておいて欲しいものだが。 もう一方は浦和と上海上港の対戦となり、ドロー表を見ると勝ち上がった場合もアウェー→ホームの順になると思われる。 準決勝に勝ち上がった場合、リーグ戦やルヴァンカップの日程に立て込んで超過密日程になる。今でも戦力不足で厳しい戦いが予想されるので、相手どうこうというよりも遠征が少しでも楽になるという点で浦和とやりたい。日本のACLポイントもあるし。 これに伴いリーグ戦の日程も若干変更。 24節ホーム、ガンバ大阪戦8月24日(土)18:30→23日(金)19:00。 25節アウェー、清水戦8月31日(土)18:00→9月1日(日)19:00。 26節ホーム,、FC東京戦9月14日(土)、27節ホーム、札幌戦9月28日(土)、28節アウェー、セレッソ大阪戦10月5日(土)も未定になっているので変更されるかもしれない。ちょくちょく変更されていくのでちゃんとチェックしておかないと間違えてしまいそうだ。 スカパーの放送もどのチャンネルでやるか早いめにアナウンスして貰いたい。 あと、尚志高校の染野唯月くんの来季加入が決定している。 試合を観たことがないのでわからないが、掲示板や鹿島系ブログでの評判はかなりいい。鈴木の移籍がほぼ決まりそうなので(今夏ではなくとも)、1年目からブレイクしてくれることを期待している。上田と共にツートップを組んで若い二人が牽引してくれれば、鹿島の未来も明るいのだが。 上田は二種登録で鹿島の試合にも出られるはずなのだが、大学の方が忙しいのか全然そんな話は聞かない。先の記事にも書いたが、今のトップ不在の鹿島なら充分やれそうにも思うので、ちょっ...

安西のポルティモンセSC完全移籍合意

安西のポルティモンセSCへの完全移籍が、クラブ間で基本合意に達したとのこと。 海外志向の強い選手だしいずれは海外移籍はするだろうと思ったが、あまりに早い。1年半か・・。 去年の終わりから今年、怪我で離脱するまでフル稼働だったから、実際の所属期間よりも数倍働いていた印象だが、「ヴェルディから移籍してきてようやく鹿島色になってきた」というところで、正直、「すごく好きになった」と言われても「そうなの?」と首を傾げてしまう。 別に裏切り者とかは思わないし、行くなら仕方ないことだが、もうちょっと鹿島で活躍して欲しかったというのが本音。 鹿島は違約金は発表しない主義らしいので細かいところはわからないが、噂だと5000万程度だとか。年俸も安かったのかもしれないし、そういうことも踏まえて考えればオファーが来た時点で決まりだったのかもしれない。 ポルティモンセ側も「ステップアップの場として利用して欲しい」と言っているそうだが、意訳すれば「高い移籍金つくくらいに頑張って儲けさせてね」ということだろう。 ホントにこのクラブは前にも書いたが戦力としてというよりは、商売でやってるよなあというイメージが更に強くなった。 よそから主力を引っ張ってきてチーム作りをするということは、こうやってよそから引き抜かれるということでもあるが、だったらもうちょっと金額面で儲けられる商売上手なクラブになってくれればなあとも思うが、鹿島にそのつもりはないそうだ。 契約で縛ると加入時に承諾して貰いにくくなるのかもしれない。なんだか携帯電話の契約みたい。 といっても簡単に離れられてしまってはクラブに芯もなくなる。1~2年でどんどん選手が入れ替わるクラブになってしまうと、常に優勝を争うことが出来なくなるし、せめて次の世代が育つ「3年」を目処にして貰いたいが・・。 「ユース、新加入選手を手厚く」、「即戦力を補強」と両方で補強をしていったとしても、今やユース育ちがずっと鹿島にいるわけでもないので、結局、詰みなのかもしれないが。 ただ、今のままだと鹿島こそが「ステップアップの場」と認識されてしまうかもしれないし、それは嫌。昨今のサッカー事情からすれば当たり前のことかもしれないが、せっかく入ってくれてもすぐに出て行くのでは応援のしがいもない。 安西についてはいなくなるものは割り切るしかない。素直に頑張ってとは言えない気持ちもあ...

鈴木にトルコ1部ベシクタシュからオファー

鈴木にトルコ1部ベシクタシュからオファーがあるという。 シント・トロイデン(またこのクラブ)からもオファーからあるらしいが、条件面やオファーが届いたタイミングがベシクタシュの方が良いとのこと。 昨夏にも複数のオファーがあったが、ACLのために残留してくれて優勝に貢献、最優秀選手にも選ばれたのでクラブは本人の意思を尊重するようだ。 今季はまだ1試合も出場出来ていないが、移籍するつもりなら下手に怪我したくないだろうからこのまま出場なしになるかもしれない。出たら無理するタイプだし、本当に行きたいなら1~2試合くらい出てもらっても大差ないし、万全の体調に整えてから行った方がいい。 それにしても安部、安西に続いて鈴木までとなれば相当な痛手。「鈴木が復帰しさえすれば得点力も上がって楽になるはず」とずっと我慢してきた今季だが、この前提が覆る。 序盤は伊藤が頑張ってくれて耐えてこれたが、年齢ゆえか体調ゆえかばったり止まってしまい、今は悪い面ばかり出ている。間隔を空けて使えばまた復活してくれると思っているのだが、騙し騙し使っても良くなりそうにないので、そうなるとFWの駒が足りない。 大学との絡みもあるだろうが、上田に本格的に戦力として来てもらわないと立ち行かない感じになった。 今の鹿島は後ろで回してばかりで前で引っ張る選手がおらず、喝を入れてくれる選手もいない。闘う気持ちを前面に出してくれる選手もいないので、鈴木が抜けると色々な意味で厳しいのだが、今まで充分貢献してくれたので、クラブと同じく本人が行きたいというなら行かせてあげたらいいと思う。 ただ、違約金はたっぷりふんだくって欲しい。トルコ1部ならお金はたくさん持ってそうだし、3~4億くらい? 三人とも抜けると仮定すると、安西の穴は小池が補ってくれそうなプレーを見せてくれているので目処がつきそうだが、2列目は少なくとも白崎が怪我なくやってくれないと厳しい。中村は活躍出来ないどころか怪我を繰り返しているし、遠藤も怪我が多い。 山口、平戸、名古が我慢しながらでも成長が見込める程度にはやってくれれば、補強なしでも乗り切れそうな感じでもあるのだが・・。 しかし、FWの穴は埋まらない。土居とセルジーニョが頑張ってくれてはいるが二人ともストライカーではないし、伊藤は前述したようにコンディションを落としている。 三人とも移籍してしまえば違約金はた...

安部と安西に海外オファー、鈴木も?

移籍の話、といっても出て行く方。ついぞ「絶対的な存在」はお目見えしなかった挙句、「フィジカルの改善」も故障者続出という真逆の事態になっているのだが。 (この記事を書いていた時は二人だったので鈴木のぶんは別にまとめます) 両者ともに(安部、安西)決定的と言われているがまず安部。バルセロナからオファーが届いているということで、今夏に移籍が実現した場合、2部B(3部相当)のチーム所属することになるらしい。 久保の代わりということらしいが、正直、鹿島でレギュラーも獲得出来ていないし、南米選手権で爪痕を残したわけでもない。2列目としてはむしろ白崎の方が活躍しているくらいで、実力的に足りているかどうか。 「久保の代わり」という評価以上のものをしてもらっているのかどうか、セレッソに来季加入内定している桐光学園高校三年の西川潤くん(17)(U20代表FW)も調査しているという話だし、本当に戦力として欲しいのか日本人を集めているのか微妙な感じがする。 経験を積む意味ではいいが、柴崎でさえ飼い殺しみたいになっているので移籍してステップアップしていけるのかどうか。 最初は買い取りオプションつきのレンタルという話だったような気がするが完全移籍で、噂では違約金は推定150万ユーロ(1億8300万円)とか。→(追記:110万ユーロ(1億3000万円)、3年契約の2年延長オプションつき)。 というか実現すれば10番をつけた選手が、2年連続で簡単に移籍してしまうクラブになったんだな・・。 まあ、今の鹿島にはちゃんとした指導者がいないような感じで全部選手任せだし、行ったら行ったで本人の成長はあるのかもしれないが。 この移籍が実現した場合、鹿島としては痛いことは確かだが、今季の成績を見る限りそこまでの痛手ではない。「飛躍を期待している選手がいなくなって残念」という気持ちは強いが、違約金も残していってくれるなら、あとは本人の意志で決めたらいいと思う。 次に安西。ポルティモンセからオファー。本人は強い海外志向があるので行きたいようだが、このクラブにはあまりいい印象は抱いていない。 金崎との交渉でもなんだか吹っかけられた感じだし、ファブリシオの時もそんな印象。今度は鹿島が思い切り吹っかけてそれでも払ってくれるのなら仕方ないが、鹿島側から妥協する必要はない。 中島や金崎、ファブリシオも復帰後に再び浦和に移籍し...

2019第18節磐田(ホーム)戦

小池に救われた試合。 獲得してもまったく使われなかった序盤戦、夏場にはレンタル解除でリリースするのでは?と揶揄したこともあったが、これだけやってくれるとは。疑ってすいません。安西や安部の移籍話が過熱する中での活躍で非常に頼もしい。 レンタルなのでこのまま活躍し続ければシント・トロイデンにはかなりの金額を吹っかけられそうで嫌だが、それはまたシーズン後の話。文句なしのMyMVP。町田にさらわれたゴールもすぐさま取り戻して見せた。 もうひとつ強調しておきたい点は、永木が山田の悪質なローキックによって負傷交代したこと。前回対戦でも内田をアフターで削って、あれ以来内田は離脱している。リプレイで観てもボールとは全然別のところで完全に足を狙いにいっている。一生覚えておく。 足を引きずりながらも気合いで前半を乗り切る永木のプレーには泣けたが、後半は無理せず最初から交代して欲しかった。これで永木まで長期離脱とかなったら、山田には二人も主力を潰されたことになる。軽症であって欲しい。 磐田は「球際厳しく」というよりはひと昔前の中国サッカーのようなラフプレーが多く、ガリガリ削られたがほとんどカードも出なかったし、2-0で勝っても憤懣やるかたないが、ずっと引き分け続けてきた磐田をやっと下せたことは嬉しい。 出来れば後半にカウンターで3点目、4点目で仕留めて貰いたかったが、セルジーニョがお疲れモードで走り負けていたし、最後も時間を使いにいっていい場面で簡単にロストするなど良くないプレーも目立った。 レオシルバは中盤で攻守に貢献してくれていたが、ゴール前での精度悪くて得点に至らなかったのと、時々自陣深いところでの軽いプレーからピンチを招くのが怖い。珍しくカウンターでは球離れも良かったのだが。 レアンドロは雑なプレーが多く、守備もサボりがち、攻撃でもいいところなしとあの時間帯の交代でもまだ遅かったと思えるくらい。周りに負担がかかり過ぎる。 遠藤も故障者リスト入りとか本当にどんな練習してるのか、フィジカルコーチだけではなく施設的に何か、芝とか問題があるのではと疑いたくなるが、安部の移籍も決まりそうな雰囲気なので、レアンドロには2列目では替えがいないくらいの存在になって欲しい。 今日のヒーローは小池。久々に精度の高いFKから相手のオウンゴールを誘って先制点を奪うと、押されている展開の中でサイドラインか...

99回天皇杯2回戦の振り返り

オフィシャルや鹿島系掲示板・ブログを見てみると、スコアが示す通り凡戦だったようだ。 15分で3点取って「勝った」という気になったようで、後半、足が止まり始めてから防戦一方だったらしい。 5-0で勝った松本戦でも最後まで手を抜かずに攻め抜いて欲しいと言っていて、その甘さが次の試合の鳥栖戦でのアディショナルタイム負けを招いたと言ってもいい。 やみくもに突撃していって自滅するのは論外だが、試合をコントロールするのと省エネで誤魔化そうとするのは違う。攻めるべき時に攻めるという意志統一がされていない。 町田がゲームキャプテンだったようで、個人的にもこのDF陣なら町田がリーダーシップを取って統率して欲しいと思っていたのでそれは良かった。しかし、肝心のゲーム運びはグダグダだったようで、周りを率いるどころではなかったらしい。 3-0になって向こうは失うものもないので思い切って攻めてきたのだろう。うまくいなしてカウンターで追加点を挙げていくことが出来ないのは悲しい。 他にも気になるのがサブ組のスタミナのなさ。あれだけブラック稼働しているレギュラー陣よりも先にバテて交代してしまうことも多く、確かにゲーム体力は実戦でしか培われないと言われているが、にしてもという話だ。 大学生に翻弄されて1点返され、慌てて永木を投入しなければいけないというのは情けない。せめて90分全力で走り切れるくらいの体力はつけておいて欲しいが、まあ、そういう練習をすればまた怪我してしまうのかもしれないが・・。 後半から入った伊藤もどうだったのだろう。広島戦ではまったく存在感がなく、10人で戦っているような感じだった。それでもワンチャンスを決めてくれた序盤は頼もしかったが、ゴールもバッタリ止まって悪いところが浮き出てきている。 怪我の具合が良くないだけと思いたいが、だったら無理に使うべきではない。上田は天皇杯には登録されていないので出場は出来なかったが、リーグ戦でもこの調子だったら上田を使ってみれば?という話になるのは仕方ない。 金森はこんなものだと割り切っているが、平戸や名古は巡って来たチャンスを活かせていない。山口も本当なら調子の悪い伊藤よりかは上にいっていないといけないのだが・・。 色々と迷っている部分もあるのかもしれないが、「シュートの正確性が売り」なのだからもっと貪欲に攻める気持ちを持って貰いたいものだ。 A...

2019年第99回天皇杯2回戦、北陸大学戦(スコアのみの感想)

(注:スカパーを契約しなかったので結果のみの感想となります) 希望していたサブ組スタメンから、遠藤をセルジーニョに代えた布陣。開始早々にセルジーニョが得点を上げ、立て続けに14分で3点取って試合を決めた感があった。 ネットで試合をチェックしたらいきなり3点だったので、あとは追加点を取って怪我人の復帰戦かなと余裕でいたのだが、なかなか追加点が入らないどころか1点返され、永木まで使うとは何事か。 いくらなんでも永木を便利屋扱いし過ぎなのでは? 試合を観ていないのでわからないが、永木を投入するとはよほど危うい感じだったのだろうか。大岩の石橋を叩く感も大概だが、サブ組だけで勝ち切れなかったのは不甲斐ない。 失点シーンはダイジェストでやれば確認するが、町田が出場するようになってから失点が止まらないな・・。 伊藤もコンディションが上がってこないのか、3点リードしている展開で格下相手なら得点機会もあったのではと思うが、それさえもなかったのだろうか。 とはいえトーナメントで得失点差は関係ないので勝つのが最重要。永木以外の主力を休ませることが出来て、山本も慣らし運転が出来たのは良かったこと。あとは永木が故障しないことを祈るだけだが。 ざっと天皇杯の結果を見てみるとJ1で負けたのが松本、札幌、湘南、名古屋。セレッソがまだ未消化というところ。4チーム負けているのでシードの話は上がってこないかもしれない。 まあ、この酷い日程のなかで勝つことだけが求められているので、オッケーとすべきか。 この試合はこの試合で終わり。リーグ戦に気持ちを切り替えて磐田戦に全力でいこう。そこを勝って初めて今日の勝利に価値がある。それをゆめゆめ忘れないように。 (以下、個人的まとめ) 【2019第99回天皇杯 2回戦 7/3(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff/2,742人/曇一時雨) 【スコア】鹿島 3-1 北陸大学 (前3-0 後0-1) (S 12-7) 【主審】木村博之(主審)、熊谷幸剛、佐藤貴之 【得点】 (鹿)前04分 名古→セルジーニョ 1 (鹿)前10分 セルジーニョ→山口 1 (鹿)前14分 金森 1 (北)後26分 高橋 1 【警告】 (鹿)永木1(後43分) (北)なし 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 小田 関川 c町田 小池→62山本 MF 平戸 名古 安部→72永木 山口 FW...