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攻撃的なオプションはないのかな

ヒーローものとかの登場人物はたいてい必殺技を持っている。ピンチになってても最後は「なんたらかんたら~」とか言って一発で逆転しちゃうアレだ。 現在リーグトップにいる名古屋には必殺技がある。闘莉王の「闘魂ヘッド」もしくは「捨て身の攻撃」。引き分け濃厚と思われる試合でも何とかしてしまう。この技で勝ち点1のところを3にした試合が2~3つはあり、その差がちょうど鹿島との7くらいだ。 前節、大迫がアディショナルタイムで火の出るようなミドルシュートを決めたが、これが継続出来れば必殺技として認定してもいい。かつては佐々木が出るたびに決定的な仕事をして、一部では「ゴルゴ」と言われていたが、そういう面影は全然ないしね・・。 まあ、そんなあやふやな話ではなく、どうしても得点を取りにいかなければならない局面でのオプションがないことは事実。当ブログでも書いているように岩政のパワープレーはほとんど得点の気配はなく、むしろ攻撃が雑になって時間を無駄に消費するだけだ。 交代のカードも本山、大迫、佐々木とほぼ決まっているし(勝っている時は青木)、手詰まり感が大きい。じゃあ遠藤を、って話になるかと思うが、使われないところを見ると今出ているサブよりも力が劣るか、コンディションが悪いという判断なのだろう。 選手交代で打開出来ないなら、もっとこうシステム的なオプションはないものか。3トップとか。マルキーニョス、興梠、大迫の3トップに野沢、フェリペの2シャドー。ボランチは小笠原、中田で後ろは3枚で守る形。その場合はジウトンを下げて伊野波をサイドにするとか。 もしくは2枚で守って新井場とジウトンを前線で張り付かせるなど。昔々、アウグストがほぼゴール前まで行ったっきりになっていた時のような、「何でそんなところに?」というような厚みのある攻撃が見たい。 いつも本山を入れて何だかんだでボールを回すだけで、ぶ厚く守られた相手を崩すことが出来ない。本山は好きなんだけど、野沢がいいところなしなのが問題で、あまり活かされている感じではない。 得点出来なくても「よくやった」と言えるような、怒涛の攻めを見せて欲しい。あの川崎との中断試合の続きのような。体力的なことはあるだろうが、最後のところは気持ちだと思うから。

ついに伊野波選出

日本代表親善試合アルゼンチン戦(10月8日)、韓国戦(10月12日)のメンバーに伊野波が選ばれたようです。 このところ鹿島の試合をザックのスタッフが観に来てましたから、誰か選ばれるとは思ってましたが、なかなか目のつけどころがいいですね~。岩政はあの調子じゃ選ばれなくて当然。もっと精進しなきゃ。 注目されていた野沢と小笠原、興梠は選ばれず。野沢と興梠はあんまり活躍してないし、小笠原も怪我の影響もあったので順当なところ。 CBは闘莉王の他には槙野と栗原なので、もしかしたらデビューもあるかもしれません。層の薄いところなので、チャンスは充分。いいところを見せて欲しい。 内田の名前もあるよ。今度は主力として使われるのだろうか。 代表の親善試合はあまり本気で観てませんけど、伊野波が出るなら(内田も)応援にも身が入る。まずは今週末の清水戦でいいパフォーマンスを見せて頂きたい。

鹿島がアカデミー施設を設立

鹿島がつくば市内に小中学生を育成するためのアカデミー施設を設立するとのこと。総工費3億円で、来春から開校予定。日本初のプロ育成施設だそうだ。 現地の情報をまるで持っていないので詳しい場所はよくわからないが、報知新聞によれば、つくばエクスプレス(TX)みどりの駅から徒歩圏内にある再開発地域に建てられるとか。10月1日着工。交通の便がよく、子供たちも集まるんではないかということらしい。 この試みは是非成功させて貰いたいものですね。自分たちで育てた選手がトップチームで活躍すると、より嬉しいし、選手もチームに愛着が沸くんじゃないかな。能力とはまた違った部分での「強さ」ってのが養われるかもしれない。 彼らが鹿島の中心選手になるのは随分と先の話だが、今から楽しみな話ではある。 ところで鹿島は最近、周辺を充実させることに力を注いでますな。芝も来年全面張替えとか言っていたし、試合中の選手たちの動きを分析するための最新式カメラも導入した。相当お金を使ってます。内田とイジョンスの移籍で得た資金では足りないんじゃないだろうか・・。 この流れだと来年も大型補強はなさそう。フェリペとジウトンがどうなるかわからないけど、引退予定のマルキーニョスの代わりを務められるような外国籍選手は獲れなさそうです。 なのでレンタルに出している選手が全員大きくなって戻って来てくれると助かる。勿論、大迫、遠藤、佐々木ら今のいるメンバーも成長して貰わんと困る。 施設や下部組織は充実したけど肝心のトップチームが低迷、ってのは本末転倒になっちゃうからね。サポーターも含めてみんなで精進しましょう。

高さが足りない

皆さん、とっくの昔にお気付きだと思われるが、ゴール前の高さが足りない。最近、特にそれを感じる。 いい感じでサイドをえぐって高速クロスを上げたとする。飛び込んで来るのは興梠。タイミングはばっちりなんだけど、やっぱり頭ひとつぶん届かない・・というシーンをよく目にする。マルキーニョスは何とか当てはするのだが鋭いシュートがワクにいかない。要するに怖さを感じないのだ。 一昨年は田代、去年はダニーロ、今年の前半はセットプレーのみイジョンスがいたからあまり目立ちはしなかったが、さすがにこれだけ完璧に弾き返されると目につく。 こういう時、真っ先に思い出すのは「山形にレンタル中の田代がいればなあ」ということ。確かにそれはある。しかし、去年はいても使われなかった。今年いてくれたからといって、オリヴェイラ監督が使っているとは限らない。 だったらクロスを上げる側のフェリペなり新井場なり野沢なり、そろそろ高さを合わせて上げてもいいもんだが、そういうふうにはならない。何故だ? DFの頭を超えなきゃならないのならそれもわかるのだが、マイナス気味で上げたりする時でも高過ぎたりする。むしろグラウンダーでよかったんじゃないのかと思うこともしばしば。このあたりどういう戦術を持って挑んでいるのか、それともそうしようとして技術が足りないだけなのかは不明。 そう思うとやっぱり田代の高さが欲しいと、ないものねだりをしてしまう。マルキーニョスはルーズボールを収めてはくれるが、ハイボールの競り合いはやっぱりキツい。 それでも今更、新選手を起用したりはしないだろうから、このまま高さが足りないまま最後までいくしかない。前述したように何かしらの工夫を施して貰いたいものである。パワープレーでの岩政はご勘弁。

2010第24節広島戦(アウェー)その2

広島は最後の失点を除けば完璧に自分たちのサッカーをしていた。ゴール後のパフォーマンスも含めて。やられた方は鬱陶しいことこの上ないんだけど、まあ向こうのホームだし。ようは取られなきゃいいだけなんだけどね。 予想でキーマンに指定してたストヤノフまでもが欠場で、可哀想なくらいメンバー落ちしてました。それでもこれだけ手を焼くのだから、むしろ鹿島に問題がアリ。(予想の方はいつもながら外しまくりでスイマセン)。 期待していた興梠も得点に絡めなかった。最近ずっとそうなんだけど、ボールが全然足元に落ち着かない。マイボールもすぐに失ってしまうし、チャンスでも「これをトラップ出来れば得点気配」というところで失敗する。野沢のトラップ技術と興梠のスピード、中田のシュートの正確性があれば即日本代表クラスだと思うんだが。 マルキーニョスも前半の1本は決めて欲しいな。いなくてはならない存在だし、それ相応の働きはしてくれているのだけど、こうして競った試合になるとどうしてもそこが際立つ。 フェリペは随分よくなってきた。ところどころで周りと息が合わないところは気になるが、うまく立ち回っている。90分もつようになったし、怪我さえなければもうひと化けするかも? これで野沢がグンと上向いてくれればね。 中田は涼しくなって動けてきたか。いいパスも出していた。ゴール前では決定的な仕事をするし、あとはコンビを組む者の調子がよければってとこかな。広島戦は小笠原がアレだったんでいまひとつ締まらない感じでしたが。 岩政はホントに大丈夫? 李忠成にやられっ放しでした。もっと安定感が欲しい。危ないプレーも多かったよ。伊野波はテレビ観戦では可もなく不可もなく。ジウトンは攻撃控え目に見えたが攻守においてフツー。むしろ新井場がわりと上がっていたように見えた。やはり攻撃でこそ味のある選手なんで、前目で使って欲しいところ。 交代で出た大迫は1点取ったし文句なし。佐々木はもう少し何かを見せて。本山はパスのセンスはいいのだけど、足元の感覚がまだ戻ってないのか、ミスも多いし、本調子ではないみたいだ。ナビスコ第2レグで出て来てチームを勝ちに導いた中村憲くらいの活躍を望む。 もう負けられないと思っていたが、その矢先に早速つまづいた。「もう負けられない」って多分ずっと言い続けるとは思うが、出来れば完全に終わってしまわないうちに立て直して貰いたい...

2010第24節広島戦(アウェー)

ブ厚い鉄板をドリルでブチ抜いた時の感触。何度も挑んでボッキボキに刃を折られながら、最後に大迫がミドルシュートで決めた。何度も悪いことばかり書いてきたけど、やっと褒める番が回ってきたよ。大物ストライカーの片鱗は見せたかな。 ・・とはいえ、チームパフォーマンス自体はよくなかった。先制されるまでは鹿島らしいサッカーをしていて、広島も失点したくないのか腰の引けたサッカーをしていた。ところが、ワンチャンスで槙野から李忠成が難しいパスをダイレクトで決めてからは一変。 出足もよくなり、逆に鹿島はオタオタし始めて点を取るどころか、もう1点取られるんじゃないかというような展開。相変わらず決定機を決められないメンバーで、開始早々に興梠からの折り返しをマルキーニョスも合わせるだけだったのに外れ。 後半、怒涛の攻撃も新井場のミドルがポスト(いつもより近いがやはりワク外)、跳ね返りをフェリペが拾ってヘディングシュートもGK。何だか大宮戦の2点目みたいな感じだったが、ここは西川に阻まれた。決められないフェリペはやっぱりという感じかな。 続けてCKからファーへのボールを、中田が見事なダイレクトボレーを見せるがこれも西川セーブ。この日はもう抜けないんじゃないかって思ってた。 敗戦濃厚の中、前述したようにアディショナルタイムで大迫が決めて辛うじて同点。その前に1本止められていただけによくやった。ただ、その1点で広島の士気がガックリ落ちたので、逆転出来る気配はあったんだけどもね。 よく追いついたとも言えなくはないが、この時期優勝を目指す中では痛恨の引き分け。敗戦の一番の原因は小笠原だと思う。足の具合がよくないのか、全然ボールに絡めてなかったし、夏場の真っ盛りかと勘違いするほど動けてなかった。申し訳ないけど、あのくらいのデキだったらお休みしておいてくれた方がチームのため。監督も前半で代えるべきだった。 その他のカードも切るのが遅いし、交代出場の佐々木も何も出来ず。そろそろ監督の力で勝ちゲームを作り出して欲しい。名古屋が清水に圧勝したために勝ち点差も7に広がったし、得失点差も大きく詰まってしまった。このままだと苦しいところ。 ザックが野沢に熱視線を注いでいると報知新聞にありましたが、よくこれだけ消えている選手に注目したな・・。いい加減目を覚まして貰いたいものだ。 (以下、個人的まとめ) 【2010リーグ第...

大黒柱は誰だ

鹿島の大黒柱は小笠原というイメージが強い。それは間違っていないのだが、実際、今一番いなくちゃならないのはマルキーニョスだろう。 小笠原がいないと中盤のプレスも弱くなるし、攻撃においてもアイデアが少なくなる。ところが彼が抜けてもフォローが効くのに対して、マルキーニョスが抜けると途端に得点力も守備力さえも落ちてしまう。前線からのプレスと、ルーズボールを収めてくれるということの大切さが身に沁みてわかる。 もっとも、言い換えると代わりのFWがいないということ。中盤は中田や青木(攻撃力は落ちるが)が埋められるのだが、FWは興梠一人では苦しいし、大迫、佐々木は到底マルキーニョスに及ばない。それはわかっているのだが、せめて一人前に成長してくれるようにとせっかく4人体制にしたのだけどね・・。 これは何もFWに限ったことではない。上にも書いたように小笠原の穴は中田が埋めてくれているが、中田もベテランの域に入っている。いつまでもチームを助けてくれるとは限らないし、青木には今のうちにいいところをどんどん吸収して貰って柱となって欲しい。 ついでに自分が思う上位チームの柱を挙げてみる。 【名古屋】闘莉王 移籍1年目にして既にいなくてはならない存在。チームに闘争心を与えている。 【C大阪】マルチネス 難しいんだけど・・。中盤でチームを支えている印象が強い。 【G大阪】遠藤 ガンバの司令塔。彼がいないと個を活かせない。 【清水】ヨンセン 前線での存在感は際立っている。 【川崎】中村憲 遠藤と同じく、個の集団である川崎を活かすには彼なくして始まらない。 というところかな。たとえばマルキーニョスが抜ける代わりに、誰を抜けさせたらトントンかという視点で考えるとこうなった。 にしてもチームの大黒柱ってのはみんな疲労一杯だろうに、休まずにしっかり出てきますよ。逆に言えば彼らがいない時にこそ勝ち点を落としてくれるチャンスなんだけどね。

totoBIG恐るべし

totoが出来た頃は「当たるんじゃなかろうか」という幻想が捨て切れずに、随分と全国各地のサッカー場の緑地化に貢献したものだが、今はもうほとんど遊びでしか買わない。いくらトリ頭といえど学ぶことはあるのだ。 で、まったく期待の持てないBIG系の「勝手に選ばれるタイプ」は買わない派なんだけど、もしかしてという思いが脳裏をよぎり、「あ~やっぱり自分の前世はニワトリだったんだ」と反省しつつも購入。うん。自分の欲求には素直に応えてあげなきゃ。 ところが前からそうなんだけど、鹿島の勝ちを引くことが出来ない。フツーに考えれば3分の1だから3枚買えばある計算。だけど自分の感覚で言えば5~7分の1くらいかな。まあ、鹿島だって引き分けたり負けたりするワケだから当たるかもしれないんだけど、そこはやっぱり応援するクラブが勝ってなおかつ当てたい。 (注:自分で選べるタイプのやつは鹿島勝ちで買ってます) 今回も1枚しか買わなかったんだけど鹿島の勝ちが引けず、引き分けの「0」。続けて2枚目を買っても引けそうにないので諦めた。で、その出目も見た瞬間に外れとわかる並び。ちなみにminiBIGを2枚買ったけどそっちも引き分けだった。 こういうのってなかなかないよね。ロトとか宝くじだったらゾロ目だったりしても当たる可能性は一緒だけど、totoの場合はどうしても無理ってのがある。実際は0パーセントじゃないにしても。 そんなワケでハナから諦めてた1枚プラス2枚。鹿島も勝ったので当然1等はないから、でもどのくらい当たってたかな~なんて見てみたら・・。 な、なんと! BIG 0個的中!! ほ~お、そうか、そうきたか。今まで1~2個くらいだった記憶はあるが、さすがに0個は初めてだ。全国100万人くらい(?)のtotoファンにしてみれば、「なんだそんなこと」と思うかもしれないが、1枚買って0個は・・。記念になんかくれないかなtotoClub。(miniBIGはともに3つ的中)。 さすがに最高6億だけあって、なかなか手強い。というか来年は「ひとつだけ選べるセレクトワン」てなやつを出して貰えんかな。

2010第23節大宮戦(ホーム)その2

MVPは文句なしにマルキーニョス。前線にいるといないのでは大違いで、少々のルーズボールでもマイボールにしてくれるのは有難い。願わくば完全な決定機はもうちょっと決めて欲しいものだが・・。大迫、佐々木に代わってからは得点の気配がまったく感じられなくなったのは残念。 興梠はこのところボールが足につかない。練習中にわき腹を傷めたとか放送中に言っていたけど、その影響もあるのか心なし動きが鈍いようにも見えた。 小笠原と交代で出て来た青木はよかったように思う。勝ってるからかしれないけど、いつもより前に行く姿勢も見えたし。やっぱり気持ちの問題かと。 中田は安心感がある。小笠原がいなくなってもうまくゲームコントロール出来るし、ミドルも打てる。攻撃的なパスも出せるし、休養も充分なのか最後まで動けていた。小笠原の怪我の状況が不明なだけに、この調子を維持して貰いたいところ。 フェリペも90分動けるようになってきた。シュートは相変わらずで得点はほとんど望むべくもないが、アシストはもうちょっと期待出来るかも。チェックにもよく行くし、プレスもかかっている。野沢はまだまだみたい。 岩政は問題のイチョンスを後ろから倒してしまったところを除けばまずまずよかった。ただ、結果はノーファウルといえど軽率なプレーで、競った場面でもしPKでも与えでもしたらと思うと、修正はして欲しい。「あそこを除けば」なんて言ってられるのは余裕のある時だけだから。 伊野波は攻め上がりも見せるなど好気配。そのまま得点しちゃってくれるともっと嬉しい。 新井場は序盤攻めていたが、3-0となってからは省エネ。オープニングシュートもワクに行ったし、そろそろ本領発揮となるか。ジウトンは守備でもパスでもミスは多いし、心配なのは変わらないがこれくらいだったらまあヨシとすべし。曽ヶ端もキックミスが散見されるのは目をつむるとして、セービングは安定している。 大宮側ではイチョンスがよかった。何となく大黒を思い出してしまった(ってまだ現役だが)。シュートのタイミングが速いし、威力も充分。スピードもある。コンビネーションが上がってくるともっとよくなるだろう。今年は対戦がないのが幸い。 気温も下がり、日程も中1週ペースになって鹿島らしいサッカーが出来ていた。あとは決めるところを決めるという以前からの課題をクリア出来れば。首位と勝ち点差5になったのは「2ゲー...

大迫のストロングポイントは

その道のプロではないので間違っているかもしれないが、以前にも書いたように大迫の強みはボールを受けてからの反転力だと思う。 後ろからのボールをワンタッチで捌いて自身は反転してワンツーを狙ったり、そのままボールを収めてドリブルしたりと。そういうところに自分としては魅力を感じていたのだけど、最近あまりそういうプレーを見ない。むしろヘディングの弱さ、運動量のなさ、経験不足、シュート力の弱さなど悪い面ばかりが目立っている。 個で相手を圧倒するだけの力がないから仕方ないのだが、高校時代は「超」のつくほど大物だった選手である。このまま終わるとは思いたくない。 長い間スタメンから外れていて、興梠が欠場した頃だったかな。ようやく出て来た時には「やってやる!」という勝負駆けの目をしていたのだけど、いつしかそういうのが消えているのが気になる。 シュート自体はうまい方ではない。ここぞの1本を外すし、決定力(試合を決めるという意味)もあまりない。ヘディングも悪いので、まあ、そこまで言ってしまうとストロングポイントは見つからなくなってしまうのだが、やはり相手を振り切る力が一番の強みだと信じる。 迷ってるのかも知れないけど、まず、気持ちを見せることから始めよう。佐々木もいまひとつ結果を出せないなか、それはそれで鹿島的には痛いのだが、大迫にとってはチャンスだ。ストライカーとして鳴らした高校時代の輝きを是非、取り戻して貰いたい。

もしもポジションチェンジするなら

試合が週一ペースになり、観る方もちょっとひと休みな感じです。特にコレといった情報もないので、もしもポジションチェンジをするならばという想像を勝手にしてみます。 勿論、今のままで充分機能しているのであくまで「もしも」の話ですが、一番やってみたいのは青木と伊野波のところ。 現在、青木はボランチでやっているが、最近はどうにも守備的な部分が多く見える。それは悪くないのだけど、ボールを持ったら必ず下げてしまうのではなかなかチームに勢いも出ない。なので、思い切ってCBにしてみたらどうだろう。 もう後ろには下げられないという状況になれば、かえって気持ちも前向きになるかもしれない。ヘディングも強いし(と思っている)パワープレーにも対応出来るはず。 伊野波はボランチに。あのカバーリング能力と闘争心、運動量はむしろボランチ向き。なんなら中田をCBに戻してもいいかもしれない。 もうそんなことを試している余裕はまったくないので実現はしないだろうが、チームに勢いをもたらす何かが欲しいのは確かなところであります。

2010第22節仙台戦(ホーム)その2

7月31日神戸(ホーム)戦以来の勝利、そして無失点だったものの、内容的には以前の鹿島というわけではない。相手の決定力不足に助けられた部分もあり、強力なFW陣を抱えるチームならやっぱり何点かは取られていただろう。 200試合出場を飾った岩政だが、高さでも負けている場面もあったし、後半アディショナルタイムではバウンドの目測を誤って簡単に裏を取られたりしてヒヤリとさせられた。「彼はいてくれるだけでいい」とはかつてオリヴェイラ監督が言った言葉だが、素直に賛同出来るほどの状態にはまだ戻ってない。 伊野波は気持ちも入っていたし、ようやく無失点という目標を達成出来たので(勝手に目標にしちゃってますが)今度はこれを維持することに引き続き全力を尽くして欲しい。 新井場はいつもよりかは攻撃参加も多め。ただ、守備ではPA内で腕に当たるプレーもあって、正直審判に助けられた。そろそろ攻守ともにしっかりして貰いたいところ。曽ヶ端は安定している。青木は相変わらず後ろに下げることの方が多いが、まずまず無難にやれていた。 野沢は少しよくなっている気はすれど、目立った活躍はなし。いいところに走っているのだけど、使って貰えないこともあり、そこをうまく使っていけば調子も上向いてくるのでは。今後は中1週の試合が続くし、涼しくもなってくるから期待しよう。前半ぽっかりとフリーになってミドルを打つチャンスがあったんだけど打たず。絶好調の時ならあれを難なく決めてくれるのだけどなあ。 交代出場の佐々木は天皇杯では2得点を挙げたが、リーグではまだまだだね。前線で収めて欲しいところでも出来ず、カウンターからのシュートも焦ってワクを外した。あそこをもう一歩切り込めたらなあと思う。ライン際でのターンなど見所はあったのだけど。 交代は勝てたのだからあれでよかったのだろうが、監督自身が攻めるか守るか迷っているように感じた。難しいところなのだが、後手に回ってる感じは受ける。「オズの魔法」と呼ばれていた頃の冴えは最近見られないのは寂しいものだが、まあ、勝負どころはまだまだ先だからね。 仙台は怪我人も一杯いることもあってか、アウェーでやった時の勢いはなかった。中2日でやっているので後半は足も止まって、中盤もぽっかりと空いていたし、肝心の梁も精度を欠いていた。今までカシマスタジアムでは1敗1分だったとか。何にせよ勝てて嬉しい。 ナビスコ...

2010第22節仙台戦(ホーム)

やっと勝った。ナビスコ第1レグでは川崎に勝ったけど、実質180分の前半戦だし、本当に勝った気がするのは超久々だ。まあ、最後までヒヤヒヤでしたが・・。 怪我が心配されていた面子は全員出場し、小笠原以外はフルメンバー。中田が小笠原の代わりに攻撃の起点になり、前にも出ていた。 立ち上がりから鹿島のペースで安心していたのだが、なかなか決定的なシュートを打てずに、気がつけば仙台ペース。ジウトンのクリアミスをワンタッチでつながれ、中原と曽ヶ端が1対1。これをセーブしてくれて救われた。あそこを決められていたら、仙台に主導権を握られたままゲームを進められていただろう。 そこからちょっとずつ盛り返して来たなかで得た左CK。野沢のボールをニアで興梠がすらし、ファーでうまくDFの体の前に入り込んだ中田が左足で合わせてゴール。小笠原不在の影響を感じさせない活躍でした。 興梠はこのワンプレーだけだったかな。マルキーニョスとの息も合ってなかったし、ボールも足についてなかった。前半フェリペ・野沢からの浮き球パスのボレーも外したし、後半ジウトンからのグラウンダークロスを反転してのシュートもワクの左側に。どれかを決めてくれないとホントに苦しい。 マルキーニョスもシュートがワクにいかなかったり、キープすべきところであっさりと打って外したりと、モヤリとする部分はあったが前線ではやっぱり頼りになる存在。 問題のジウトンも守備ではいつものことながら何度もピンチを招いたが、攻撃では持ち味を出せた。衰えぬ運動量で、足の止まった仙台陣内を駆け巡ったり、バー直撃のミドルを打ったり。クロスの精度もよかったと思う。興梠が決めてさえいればアシストもついたんだけどね。 フェリペは完全に守備の人。危機察知能力は、よかった時の本山クラスだったが、クロスやシュートにはまったく期待の持てない内容。いいか悪いかでは判断出来ないが、チームの勝利に貢献したことは確か。ボランチとして見るなら上出来という感じかな。 仙台は後半ほとんどパワープレーに。DF陣がなかなかボールを弾き返せないので観ているとヒヤヒヤしっぱなしだったが、FWが外してくれて助かった。フェルナンジーニョだったら決められたかもしれないと思うものも何本かあり、いなくてホントによかったよ。 鹿島は中田・興梠・野沢を大岩・佐々木・本山と交代して逃げ切りを図り、何とか成功。1-0で...

天皇杯とかリーグとか

負けてしまったナビスコは振り返る元気もなく、内容的にも乏しいのでその2はなし。一応、勝ち進んだチームは川崎、磐田、清水、広島で、フツーに川崎対清水の決勝戦になると予想する。そうなったら勿論清水を応援する。ヨンセンとか小野好きだし。川崎がまた負けたら今度はメダルを外したりはしないんだろうね。 そういや代表新監督のザッケローニがナビスコ見学に来てました。あの内容では鹿島側から選手が選ばれるとは思えないが、お目当ては誰だったんだろう。 ザッケローニの愛称は「ザック」で定着しそうなのだが、関西エリアでは「ZAQ」(ザック)というケーブルテレビがあり、そのCMの印象が強い。そのために鼻のところが「A」の文字になったキャラクターの姿がまず浮かんでしまうのだが、本人とは似ても似つかないのでギャップは大きい、と感じてしまうのは関西人だけだろうか。 まあ、そんなことはどうでもいいのだが、まだ残っている天皇杯に無理やり目を向けてみると、次はロアッソ熊本。まさかここで負けたりはしないと思うが、その次はおそらくセレッソ大阪。嫌なイメージのあるチームだけに、つまづくとしたらここなのかな。ソニー仙台FCが、J1仙台を倒した勢いでやっちゃってくれないだろうか。 次は名古屋、その次は広島か大宮かFC東京って感じで、反対側の山はガンバ、清水、川崎のどれかだろうかね。まあ、そこまで鹿島が勝ちあがっていけるかは、ナビスコ・ACLを観てると疑問だけど。トーナメントでもやれるよってとこをもう一回見せて欲しいな。 それはそうと、やっぱり天皇杯2回戦からJ1が参加となると、圧倒的な内容の試合が多いね(一部を除く)。どこだったか忘れたけど(J1じゃなかったかと思うが)、シュート43本とか言っていた。約2分に1回シュートって凄い試合だ。昔、映画の煽り文句で「○○分に1回はアクションシーン!」とかそんなのあったけど、まさにそんな感じ。 鹿島も熊本戦でそれくらい見せてやれ。そしてもう来年からは4回戦からでいいと、格下のチームからお願いされるような試合をしておくれ。まだ先(10月9日かな)の話だけど。 リーグもまだ残っている。充分優勝を狙える位置にいるので、諦めない姿勢を見せ続けて欲しいもの。少なくともナビスコではそれを感じなかったから、次の試合ではそんなことのないように。何事も切れてしまったら終わりだよ。

2010ナビスコ準々決勝2レグ・川崎戦(アウェー)

ショックだな・・。 小笠原の超絶ボレーシュートでMAXに盛り上がり、退場でMAXに盛り上がった試合だった。1枚目は青木の簡単な横パスのミスから仕方なく貰ったものだったが、それから自重しないところがまったく反省なし。去年のACLでも同じことやったんだけどね。 青木はねえ・・悪くないと思うんだけど、ボールを持ってからの選択肢が少ない。いつも下げるしかなくて、結局それで小笠原のイエローを誘発してしまった。ただ、入って来た中田もいまひとつだったから何とも言えない。 ジウトンはもう擁護出来くなってきた。あれだけ守備陣に負担がかかってしまうとそりゃ点も取られるし、新井場も上がれないから得点力も上がらない。膨大な数のコーナーキックを川崎に与えてしまったのも無理ない。単純に岩政のせいじゃなかったんだね。その岩政は右太ももの内転筋を傷めてベンチ外。 大岩・伊野波のコンビは悪くないように思えたのだが、3失点してるので悪かったと言える。1点目は侵入して来た小宮山と田坂のコンビにやられ、2点目は中村憲のシュート力に沈められ(あそこから決めるか)、3点目は相性の悪い谷口の狙ったわけではないだろうが絶妙のトラップパスから、ヴィトール・ジュニオールにあっさり決められた。どれもがそこに至る前で何とかしなければ何ともならない感じの得点だった。 フェリペも怪我が間に合ったのはいいものの最悪。決定機で腰砕けのミスキックあり、パスミス多発ありでいいところなし。これだったら無理に出なくてもよかった。 マルキーニョス、興梠は川崎の守備陣を崩せず。3人目の動きをしてくれなきゃ困る野沢やフェリペのデキが相変わらずなのでやむなし。だったらミドルをもっと打って欲しいのだが。新井場は前述したように守備に追われてほとんど姿を見ず。 小笠原退場後に入った船山には大いに期待したのだが、テレビではその存在に気付けないくらいだった。アディショナルタイムに入ってたまたまアップになり、そういや入ってたんだっけ、というくらいの感じ。本山も得点を狙いにいくプレーは悪くないのだが、それでミスしてカウンターを喰らうのでは厳しい。 1-3になっても1点取りさえすればその時点でアウェーゴールにより鹿島の勝ち抜けだったのだが、意地を見せられず。中村憲のドヤ顔や、盛り上がってる川崎サポにひと泡吹かせて欲しかったんだけどね。 にしても川崎とやる時は何...

今度は1点を取りにいこう、ナビスコ川崎戦

水曜に行われるナビスコ準々決勝第2レグですが、鹿島がホームで2-1と若干のリードを保っています。(明日は代表試合のため前倒しで記事アップ) 去年はホームを1-0で折り返し、アウェー0-0で勝ち上がり、1点を取られても延長があるという余裕が最後に裏目に出てしまった。後半アディショナルタイムのラストプレーでジュニーニョに決めら、ガックリ士気が落ちてしまった鹿島は見る影もなく延長で倒された。 今年も引き分け以上で、条件なしの勝ち上がり。90分負けの場合はアウェーゴールの関係で、0-1となったら延長もなく敗退確定。1-2だとまたしても延長となる。 勿論、勝ちを目指して、結果引き分け以上というのが理想だが、今の鹿島が無失点で抑えられるとは思えないので、1点を取れるかどうかが重要なポイントになると思われる。 キープレーヤーは野沢。夏も終わってもう秋に入ろうという季節なので、そろそろゴールを決めて貰わないと。相手側では前線に一発で勝負を決められる選手が多くて絞れませんが、自分が一番警戒しているのが田坂のミドルシュート。あまりラインを下げ過ぎないようにしたいところ。 あとは守るか攻めるかの意思統一をしっかりと。どっちでも構わないが、去年のようにどっちつかずでやられちゃうのは勘弁願いたい。 ナビスコのタイトルは久しく獲っていないので、ここを突破してリーグ戦にも勢いをつけましょう。

2010天皇杯2回戦アルテ高崎戦

ライブアントラーズを開いたけど、実況を聞けなかったので(やってなかったのか)結果のみしかわかりません。 小笠原、マルキーニョス、新井場、野沢をベンチからも外し(フェリペは怪我なのかな)、興梠をサブでスタートさせるという、オリヴェイラ監督にしては珍しいメンバー温存策。出来れば怪我明けの中田も休ませたかったところだが、こちらは敢えて試合勘を養う意味もあったのかな。本山も使いながら調子を上げていくと言っていたし。 去年と違って早い時間に大迫が得点し、遠藤、佐々木、本山にもゴールが決まって前半で勝負アリの展開に持ち込めた。交代策や体力を考えても価値のある得点だったかと。サブのFWにも得点が入って気持ち的にも上向きになるでしょう。 にしてもジウトンは相変わらずカードを貰っちゃってますね。どういう状況かはわかりませんが、格下相手なんだからもっと余裕のあるプレーが出来なきゃ。ハーフタイムで交代したのは2枚目のカードを心配したのかな。 後半にも中田、佐々木の2点目などが決まって一方的な展開で余裕の勝利。6点目以降は無理しなかったのかな。何にせよ無失点のまま終われて、2回戦をサブメンバーで大勝、という条件をも軽々とクリアしてくれて嬉しいです。 しかし、ホントに天皇杯を2回戦からJ1クラブが参加する意味あるのかな。負けの許されない練習試合みたいな感じになってますけど・・。来年は従来の4回戦からの参加への再考をお願いしたいものです。 (以下、個人的まとめ) 【2010天皇杯2回戦】(カシマスタジアム18:00KickOff鹿島/3,575人/晴) 【スコア】鹿島 6-0 アルテ高崎 (前4-0 後2-0) 【主審】山本雄大(主審)、竹内元人、前田敦 【得点】 (鹿)前07分 當間→大迫 1 (鹿)前18分 大迫→遠藤 1 (鹿)前37分 本山→佐々木 1 (鹿)前45分 FK當間→本山 1 (鹿)後08分 中田 1 (鹿)後15分 宮崎→佐々木 2 (アシスト不明ですが、マッチレビューでわかる限り) 【警告】 (鹿)ジウトン1(前26分) (高)秋葉1(後31分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF ジウトン→46宮崎 大岩 伊野波 當間 MF 中田 青木→70船山 本山→62小谷野 遠藤 FW 佐々木 大迫 【MyMVP】-

2010ナビスコ準々決勝1レグ・川崎戦(ホーム)その2

MVPはマルキーニョスにつけようかとも思っていたのだが、3点目を決められなかった点で曽ヶ端に軍配が上がった。ゴール前の密集したところに後ろから小笠原の縦パスが足元にピタリと入り、反転してシュートという場面だったのだが打てずに取られた。あそこでボールをコネるところが難点なんだがなあ。 にしてもMVP級の活躍であることは間違いない。最後までボールを追いかけていたのはマルキーニョスと小笠原、伊野波くらいだった。難しいボールでも収めてくれるし、うまくファウルも取ってくれる。ただ、彼がいないとチーム力が激減するのが本当に悩みどころではある。佐々木には正直、期待が持てなくなったし。 興梠は2点目を決めてくれたのだが、それ以外では物足りない部分もややある。一番は前半カウンターになった時、かなりいい形で持ち上がれたのだけど、シュートを打つかパスを出すかでの選択に迷ってボールをロストしたところ。時々こういうのが見られるので、あそこの判断はもっとうまくなって欲しい。 小笠原もよく走っていた。まず最初にチェックに行くし、相手陣内でもサボらずに追い込んでスローインにさせたり、または奪ったりする。いい縦パスも何本か入っていたし、この状態が維持出来ればいいのだが・・日程が詰まってくるとちょっと厳しいかな。 中田はまだ怪我の状態がよくないらしい。来週水曜の川崎戦を目標に調整をしているようなので、それほど重くはないのだろうが。 代役の青木は中村憲にマンマークのようについていた。ほとんど仕事をさせなかったし合格と言っていいだろう。時々囲まれて危ない場面はあるものの、ミドルシュートも打てていたし問題なさそう。 岩政は・・う~ん、どうなのかな。失点場面では、どういう状況を想定していたのかちょっとわからない感じだった。DFリーダーとして、そろそろ無失点に抑えて面目を保って欲しいのだが。これで代表とは名が泣く。 両サイドバックは勝っていたこともあってあまり上がらず。だったらもう少し粘り強く対応して欲しかったが、ジウトンは最後体力が尽きたかのように動きが鈍っていた。前半は守備もよかったんだけどね。 フェリペは森に後ろから蹴られて、アキレス腱のあたりを傷めて交代。相当痛がってましたが、長引かなければいいのですが。本山がまだまだ本調子でないので、いないと困る。 野沢はちょっと心配なくらい動けていない。ミスも多いし...

まとめきれなかった記事の覚え書き

鹿島以外のところで覚え書き程度の記事をいくつか。 日本代表の新監督がザッケローニ氏に決まった。ACミランを優勝させたことのあるイタリア人監督で、攻撃的なのが特徴とか。本当は4年契約にしたかったのだが、足元を見られたのか2年解約で、その後のことはザッケローニ氏側に主導権がある。強くなったら引き抜かれるし、いかなかったら監督交代とかなるだろうし、大丈夫なんだろうかなあという気はする。 まあ、自分は前にも書いたように監督事情には疎いので、なるようにしかならんなあというのが正直なところなのだが。 鹿島が獲得に乗り出していた宮市君は、アーセナルに行きそうな雰囲気(というか決まったのか)。名古屋に行くと思っていたんだけどね。鹿島に来ないのだったら世界に羽ばたいて欲しいよなあとか、器のちっちゃいことを思ったりして。 親善試合に召集されているメンバーでは、遠藤や闘莉王も辞退する可能性があるとか。遠藤は辞退した場合ナビスコや天皇杯も出ないのだろうが、闘莉王の場合は休養に充てるんだろうなあ。それでリーグ戦では体調万全で戻ってきたり。もっとも、あれだけ代表で活躍してくれたんだから文句は言えないのだけどね。 ナビスコはまずホームから。引き分けでも次につながるのだが、アウェーゴールを考えると1点でも取られると苦しいから。最近ずっと得点されているので不安なのだが、せめて意地を見せて無得点に抑えて貰いたいもの。 ちなみに日曜の天皇杯の相手はまだ決まってないみたいです。

2010ナビスコ準々決勝1レグ・川崎戦(ホーム)

2-0で締められれば言うことなしだったんだけどね。やっぱりどうしても1点は取られてしまう。曽ヶ端の活躍がなかったら同点にされていたかもしれない。 前半、小笠原が稲本に倒されて得たPAすぐ外のFKを、小笠原・野沢が蹴ると見せかけて、マルキーニョスが猛然とダッシュしてからグラウンダーのシュート。これがゴール左に決まって先制点。前節リーグ戦でのPK失敗の鬱憤を晴らす一撃でした。 後半に入って川崎が出て来るところをロングフィードからマルキーニョスが左サイド奥でキープし、フェイントでDFをかわしてPA内に侵入。この時点でほぼ勝負アリだったが、興梠がナナメにうまく入り込んで折り返されたグラウンダーのボールに右足で触ってゴール。カウンターで決める理想的な追加点。 ここまではプラン通りだったのだが体力も早くに尽き、ベッタリ後ろに引いて守る展開。いつもこんな感じでやられてしまうのだが、ジウトンのところを森に突破され、ファーに上げたクロスを途中交代で入った谷口が折り返し、真ん中でドフリーの黒津が難なく決めて1点を返される。 鹿島がよく失点するパターンで、左右に振られた時に真ん中がポッカリ空いてしまう。クロスを上げさせた時点で終わっているのか、真ん中の対応が悪いのかよくわからないけど、一番の原因は引き過ぎなんじゃないかな。アウェーゴールを考えると痛い1点です。 それにしても谷口は何故か鹿島戦では獅子奮迅の活躍を見せる。鹿島に対して何か特別な想いを持っているのだろうか。 鹿島側には岩政のシュートがGK正面とか、マルキーニョスが小笠原のキラーパスにシュートを打てずとか、野沢がフリーでループを狙ってふかしてしまうとかのチャンスを潰して3点目を取れず。特に野沢のはワクに飛ばせば得点という形だっただけに・・。運動力もなく消えているのだから、あそこぐらいは決めてくれないと。 他には交代組がまったく機能しなかったのが問題。本山は前節に得点こそ挙げたが、やはり調子も悪いし走れない。佐々木も1本、小笠原からの絶妙のパスを受けながら、折り返すでもなくシュートを打つでもなく、そのままゴールラインを割ってしまった。あれにはガッカリ。マルキーニョスよりも走らないし、何のために出て来たのかわからなかった。 遠藤もほとんどプレー出来ず。指示だったのかもわからないが、走ってボールを追うわけでもなく、サイドに張り付いたま...