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3月, 2011の投稿を表示しています

オーストラリアで合宿の準備

今朝の報知新聞によると、鹿島は6日のアウェー水原戦後、日本には戻らずにオーストラリアで合宿を行う準備をしているとのこと。 これはナイスアイデアでしょう。復興への道は見えてきたとはいえ、チームの地元はまだまだサッカーだけに集中出来る環境には遠く、むしろ異国の地の方が今は調整しやすいかと思います。オーストラリアは気候もよさそうで(イメージ)、コンディションを上げるのにはよさそうですもんね。 日本の震災に不安を持つ外国人が多いなか、オリヴェイラ監督を始めとしたブラジル人スタッフも戻って来てくれて再始動した鹿島。福島原発事故による影響を正しく理解するための「放射線セミナー」も開かれました(ニュースでも取り上げられてました)。 現状では鹿嶋市内は人体に及ぼす影響はないとのことでひと安心です。雨とかも大丈夫。あとはカシマスタジアムが修復されるのを待ちましょう。 今日はリーグの変更点が発表される日ですね。23日の横浜M戦もやはり国立になるのでしょうか。ナビスコのレギュレーションも発表されます。どちらとも、どうなるのか注目したいです。

ACL予選の変更点が決定しているようです

ACL予選の、延期ぶんやら、ホーム・アウェーの入れ替えやら、代替地開催などの事項が決定されているようですが、オフィシャルを見てもよくわかりません。報知新聞にはHPにて発表済みとか書いてありましたが、自分のPCが(設定とか)悪いのかな。 以下、日程。(時間確定分追加)。 4月6日(水)19:30 A水原(予定通り) 4月13日(水)20:00 AシドニーFC(延期ぶんをホーム・アウェー入れ替え) 4月19日(火)14:00 H水原(開催地を国立に変更) 5月3日(火・祝)15:00 H上海(開催地を国立に変更) 5月10日(火)未定 HシドニーFC(ホーム・アウェーを入れ替えたうえで国立に変更) と、多分、こんな感じになっていると思われます。5月中旬くらいには使えるかも、と言われていたカシマスタジアムはしばらくかかりそうです。 ホームの利がほとんどなくなりましたが、無事に試合が行われるだけでもよかったです。無理を聞いてくれたシドニーFCと、柔軟な対応をしてくれたAFCにはお礼を申し上げます。 来週からは鹿島の試合が週1で観ることが出来るのは嬉しいですね。ただ、チームも合流したばかりだし、まともに戦えるかは不安一杯。 チャリティマッチに出場した小笠原は、当然ですが心身ともに疲労困憊という感じでした。とても戦える状態ではなく、まずはコンディションを整えてから、前よりも気迫のこもったプレーを見せて欲しいと思います。 ガンバに練習場を提供して頂いた新井場や、自主練をしていた伊野波は動けるようです。岩政も・・大丈夫でしょう。 本田拓は出ていなかったみたいですね。テレビでは後半の頭から交代したように表示されていたので(実際は槙野)てっきり出ていると思ったのですが・・。いつの間にOUTしたんだろうって思ってましたが、そういうことだったんですね。どおりで印象に残ってなかったわけだ。すいません。 ACLもリーグも辛い道のりになるかと思われますが、全部乗り越えてタイトルを獲得しましょう。

ザ・イロモネアと審判

先日、お笑い番組の「ザ・イロモネア」を観た。5つのジャンル全てでお笑いを取れば100万円というもの。 ルールは、ランダムで選んだ客席の5人を審査員として、芸人が「一発ギャグ」「モノマネ」「ショートコント」「モノボケ」「サイレント」のネタを行い、それぞれ1分以内に笑わせればOK。(ネタ順は芸人が選択出来る)。4つめまでは3人笑えばOKだが、最後だけは5人全員を笑わせなければならない。 ところが客席の中には「絶対に笑わねえ!」というオーラを全開にしている人がたまいる。こういう人を引いてしまったらもう最悪。客席はどっかんどっかん沸いているのだけど、別世界にいっちゃってるんじゃないかというくらい頬の筋肉がピクリともしない。 逆に最初からニコニコとしていて「完全安パイ」の人もいるが、だいたいが5つめのネタになると、皆、判定が渋くなってしまってアウトになる。 ネタの完成度というよりは、選ばれた審査員のサジ加減ひとつという感じがした。もうひとつ言えば相性によるところも大きく、合わない芸人だと最初からまったく笑わない人がいて、これはどうしようもないんだろうけど、何をやっても笑わなかった。伝わらないんだね。 ん、これはどっかで観たことがあるぞ。 と、不意に思い出したんだけど、サッカーの審判との相性ってこんな感じかな。合わない審判とはとことん合わずに、最後まで苦しめられることとなる。 それを不運っちゃ不運で片付けられるんだが、イロモネアで言うと、「そういう奴でも笑わせる」というくらいのネタなら笑うことも稀にある。 サッカーでも審判を唸らせるくらいのパフォーマンスを見せたら、ちゃんとジャッジしてくれるかもしれない。合わない審判もいるだろうが、乗り越えていきたいものですね。

小笠原のインタビューがスポーツ報知新聞に

既に色々なところで報道されていますが、小笠原が合計5ヶ所の避難所を訪れて支援活動を行っています。 インタビューでは復興支援へのなみなみならぬ意欲が伝わって来ます。被災地の方々に「サッカーを頑張って」と逆に励まされ、サッカーに対する意欲も漲っているようです。 今まで以上の闘志をピッチの上で表現してくれそうですが、小笠原自身もコンディションはよくないだろうし、体に気をつけながらそれを見せて欲しいですね。 この間、新聞で読んだマメ知識ですが、「地震が起きていないのに揺れているように感じる」という、いわゆる「地震酔い」を見破るには、ペットボトルに水を入れて自分の近くに置いておくといいのだそうである。 「揺れている」と思ったらペットボトルを見る。本当に揺れていたら水も揺れているし、錯覚なら水は揺れていない。これを続けるとそのうちに「地震酔い」も治る・・と書かれていました。やったとこはないですが、効果ありそうな感じがします。よかったら是非試して下さい。 ウズベキスタンと強化試合を行っているU22は0-1で敗北。スコアを見ると、前半13分に先制された後そのままって感じです。大迫も「何度か惜しいシュートを放ったが得点出来なかった」とあります。むう・・なんかその姿が見えるのが悲しいような。 大迫にも是非頑張って貰いたい。 チャリティマッチに出場予定の長友は風邪、岡崎も胃腸炎と出場微妙とか。でもこういう状況だし多分無理してでも出るんでしょう。元気な姿は観たいですが、怪我はして欲しくないですね。鹿島の本田拓も右足首の関節に痛みを訴えて練習を早退。 彼らに限らず誰も彼もコンディションが悪そうですが、まずは自分自身の体調管理を第一にサッカーをやって欲しいですね。

鹿島の次戦は4月6日アウェー水原

ACL予選第3戦アウェー水原戦は、予定通り(19:30キックオフ)行われるとなりました。久々の鹿島の試合となります。 3月28日に練習再開予定なので、あまり時間もないけどもここぞの団結力を観たい。各自、トレーニングは欠かしていないだろうから、きっと大丈夫だろう。 つい最近、携帯の機種変更をした。ずっと使っていたのは薄型で小さいタイプだったので、カメラがガッチリついた主流のタイプはかなり重く感じる。今までは左手の親指で弾くようにフラップを開いていたのだが、むっ、お、重い・・。しかも感覚的にはふた回りほど大きくなったようで、片手で扱うのにオタオタと手間取っている。 まあ、何が言いたいかというと、鹿島の選手はこんなみっともない姿は見せないだろうということだ。どんな苦境であれ、スマートに勝利してくれるはず。楽しみに待っていよう。 延期になっているACL予選第2戦は4月13日ということですが、カシマスタジアムがまだ使えないので確定ではないですね。 リーグは5月中もナイター開催を取りやめ、そのあたりの日程などは4月1日に発表。延期になったぶんは4月中旬くらいに発表とのこと。調整は難しいでしょうけど、他のチームも協力してくれているし、なんとかなるんじゃないでしょうか。

チケット転売は本気で取り締まればいいのに

29日に長居で行われるチャリティマッチのチケットが、ネットオークションなどで高値転売されているという。予想されたこととはいえ、こういう状況でもやる人がいるとはね・・。 もともとチケットの転売には反対派。本当に行けなくなったとしても、「買ったからには責任を持つ」という気がするので、元の価格より高く売ってはいけないと思う。というか、「営利を目的とした転売は禁止」って明記してある以上、高く売っちゃダメでしょ。 スタジアムの前とかでチケットを転売するとダフ行為で捕まりますよね。でもネットだと「そこまで手が回らない」とかいう理由で捕まらない。これがまずおかしい。(ちなみにダフとは「札」を逆にした言葉だそうです)。 オークションにかけられているんだから確実に身元は割れるでしょう。本気で取り締まる気があれば絶対にこれはなくなるはず。捕まればオークションで儲けようとしている人が買わなくなるので、本当に観に行きたい人がチケットを手に入れ易くなる。いいことづくめだ。何故やらないのか不思議。 チャリティマッチが金儲けの場になることにも心が痛む。どうしても観に行きたいのはわかるけど、義援金に回した方が余程チャリティになると思うのだが。 Jリーグもチャリティマッチを行うチームがあります。26日(土)12時から鳥取対広島(とりスタ)、14時から京都対C大阪(西京極)、27日(日)13時から北九州対鳥栖(本城)、同じく13時からG大阪対神戸(万博)。 練習試合の意味合いも強いでしょうけど、この様子はスカパーで無料放送され、スカパーに加入していれば観れると思います。こういうのは嬉しいですね。 プロ野球はセパ同時開催で4月12日に落ち着いたみたいです。関西でやるぶんには問題ないんだし、もっとうまくやれただろうに、計画停電地域で強行開催とか考えるからややこしくなった。イメージだけ凄く悪くなっちゃいましたね。サッカーだけじゃなくて野球も好きだし、イメージダウンは残念です。

Jリーグ再開は4月23日より

Jリーグ再開は4月23日で確定みたいですが、鹿島はホームで横浜Mと対戦となっています。ところがスタジアムの改修が間に合わないようなので、代替地でやるか、代替日程でやるか検討中のようです。オフィシャル(公式戦再開に関して)。 オフィシャルによると改修は5月中旬までかかりそうとのこと。早いうちにスタジアムが復活して、調整すべき試合数が少なくなれば代替日程で行い、試合数が多くなるようなら代替地でやる、と書いてあります。 鹿島としてはどっちがいいかな。ホームの理を考えると代替日程もいいかもしれないが、ACLやナビスコ、中止になったぶんのリーグ戦などが振り当てられてくることを考えると、代替地で消化する方がいいように思います。そうでないと超々過密日程になりますから。 せっかくだからホームで観たいという願望はありますけどもねえ。 トップチームも3月28日(月)から再開。オフィシャル(トップチームの活動再開に関して)。 ようやく合流ですね。なんか、離れ々れになった戦士たちが再び集結するって感じで、それだけでワクワクします。といってもチャリティマッチに選出されているメンバーはもう少し先になります。 ただでさえ新メンバーが多い今季、連携面での強化を今まで以上に図っていかねばなりません。時間は少ないですが、逆に集中出来るかも。再開後はいい試合を観たいですね。

情報に追いつく努力をしてみる

皆さんにとってはもう既に知っていることばかりだとは思いますが、ブログ休止の間の鹿島やサッカーについての出来事を箇条書きにしてみます。 ・チーム・スタッフともに解散中。各自トレーニングを行っている様子。 ・小笠原が被災地を激励。 ・新井場にガンバが練習場所を提供。(ガンバの好感度アップ)。 ・中田、増田、西、柴崎ら6人(あと2人は誰だ)が宮崎市内で合同自主トレ。 ・大迫がウズベキスタンに遠征するU22メンバーに選出される。 ・25日、29日に行われる予定だったA代表の親善試合中止。代わりに29日、長居で日本代表VSJリーグ選抜のチャリティマッチを行う。 ・鹿島からは「代表」に岩政、伊野波、本田、「Jリーグ」に新井場、小笠原が選出。ただし、参加するかどうかは確定ではない。 ・Jリーグは4月17日第6節まで中止、4月23日から再開予定とのこと。 ・ACLについては未確認。 ・ナビスコは大会方式を変更予定。 ・ACジャパンのCMが多過ぎる。(サッカー関連じゃないけど、オシム氏を観る機会が格段に増えた)。 こんな感じですかね。一杯抜けてる気がしますけど。 チームが解散しているのは仕方ないですね。水や食料、ガソリン、練習場など様々なものが揃わないのでは致し方ありません。せっかく上げたコンディションを落とさないよう、各自に頑張って貰うしかない。 代表選出された大迫は地震にショックを受けていて(彼だけではないけど)、まともにプレー出来るかどうかはわからないけど、選ばれたからにはいいところを見せて欲しい。 チャリティマッチは楽しめる内容であればいいなと思う。勿論、観ます。 Jリーグの開催時期情報についてはこれが最新のようだが、まだ変わっていきそうにも思う。個人的には4月29日のGWぐらいからだと思ってました。噂でもそのあたりという声も多かった。少し早くしたという感じですかね。 しかし、リーグは12月3日までに終わらせなきゃいけないというのは、何か理由があるんでしょうか。クラブワールドカップのせいかな。ここが変更出来れば随分と日程も楽になると思うのだけど。日程については決まったらまた感想を別記事にて。ナビスコも決まったら。 ACLはどうなるんだろう。アウェー戦はそのままやるように思ったが、チームが解散していて戦える状況にないので、鹿島自体は開催不可能とサッカー連盟に伝えてあるらしい。4...

人それぞれだから・・それぞれが出来ることをしよう

この情報社会で1週間情報を遮断すると、全然つながりがなくなっちゃいますね・・。何から手をつけていいかわかりませんが、思いついたことをちょっとずつ書いていきます。多少、話が前後するかもしれませんが、ご勘弁を。 震災の影響は想像を絶し、いまだに復旧の見込みは立たないところも多い。特に原発関係は深刻な傷跡を残すでしょう。 自分は関西圏に住んでいるので節電をしても被災地に電力を送れるわけでもなく、義援金くらいしか出来ませんが、それとて微々たるものです。出来ることといえば、早く元の生活に戻って欲しいと願うこと、そして、そう願い続けることくらいです。 そんななか「被災者の方々を勇気づけるため」という言葉をよく耳にしますが、これについては「その通り」とも「そうでもない」とも思います。 サッカーに限らず、プロ野球、高校野球、その他スポーツ、競馬、競艇、競輪、お笑いetc・・。好きな人にはそれを観ることによって勇気づけられるだろうし、好きでも嫌いでもない人からすれば、「この非常時に不謹慎な」ということになってもおかしくない。 サッカーに興味がない人に、「元気づけるために頑張っている姿を見せる」って言ってサッカーを見せたところで、元気が出るかって言ったらそうでもない。元々興味がないんだから。 お笑いが好きな人なら、落ち込んでいる時に笑いで元気を取り戻すこともあれば、嫌いな人にとっては「オマエらは人の気も知らないで」ってなっちゃう。 要は、人それぞれに違う感情を持っていて、それを他人が完全に理解することは難しいってこと。というかそれが出来たらヒトじゃなくなる気がする。被災者の方の苦しみは、当の本人にしかわかり得ないし、何が必要で何が不必要なのか人によって違う。 プロ野球が開幕することについて批判の声が上がっています。特に、計画停電を実施しようとしている近隣でのナイター開催などはもっての他と。これは確かにその通りですが、開催することによって生活が成り立つ者もいるわけです。 うまく言えないので誤解を招きそうな言葉になるかもしれませんが、思っていることを書きますね。 被災者以外の人たちも生きています。生きるということは生活をするということでもあり、仕事も必要だし、娯楽も必要。迷惑をかけないようにするのは当たり前のことですが、バランスを考え、計画停電になるようならその地域の開催を見合わせるとか、...

無事退院してきました

先程、無事に退院してきました。多分、手術はうまくいったと思います。あとは経過観察ですね。 しかし、全身麻酔はテレビで観るほど簡単なものではなく、かなりのストレスが溜まり、今もPTSDになったんじゃないかってほど体調悪いです。ブログの通常更新はもうちょっと先になるかもしれません。 プチ浦島太郎状態なので、震災関係のこととかサッカー関連のことも全然わかりません。ぼちぼち情報を集めながら、また感想を書いていこうかなと。よかったらまたお付き合い下さいませ。 とりあえず報告まで。

気をしっかり持とう

どうしようもない状況に陥ると、「もうダメだ」って思ってしまうことがある。いくら心を強く持とうとも折れることだってある。それはどうしようもない。 だけど、心の奥にある芯のところで挫けなければ、立ち上がることは可能だと思っている。折れた心をかき集め、もう一度それを拠り所にすることが出来る。 心は脆くてうつろいやすいものだけど、人間、「芯」の部分は意外と強いもの。被災者の方々の苦労・心労は、物理的・精神的にも想像を絶するものがありますが、挫けないで欲しいと願います。 自分自身も(地震とはまったく関係ありませんが)、明後日から入院です。全身麻酔でちょっとした手術をします。命には別状ないと思いますが、やはり体にメスが入る状況というのは思わしくありません。 それでも自分に出来ることをやるしかなく、たとえば体調を整えるとか、気持ちを切らさないとかそういう部分を根気よくやっています。 入院など暗い話題は避けたかったのですが、辛い状況に陥っている人に少しでも気力を持って欲しいと思って書きました。 人それぞれに戦いがあります。負けない心。いつも選手に向かって言っていることです。頑張りましょう。 そういう事情ですので、しばらくブログが更新出来ません。退院予定は週明けですが、変更されることもあるのでわかりません。多分、来週半ばくらいには更新出来るかと思いますが、もうちょっと伸びるかもしれません。それまでに少しでも被災地の状況がよくなっていることを心から願います。

被害の全容つかめず

地震の発生から2日経ちましたが、被害は拡大するばかりで、最終的にどのくらいの規模の被害になるのか想像もつきません。 カシマスタジアムも無事では済まず、クラブハウス、練習場などにも損傷が出ています。復旧対策本部が設置され、オフィシャルで逐一、状況の確認が出来ます。 安全性を確保出来ないとのことで、16日(水)ACLシドニー戦と、20日(日)第3節新潟戦は開催不可能との判断がなされ、シドニー戦はアジアサッカー連盟より連絡があり正式に中止が決定。代替日は未定です。おそらく20日も無理でしょう。 16日に行われる予定だったもうひとつのACL名古屋のホーム戦も、スタジアムは無事だったもののサッカーをやっている状況じゃないということで、こちらも延期。同日に行われる予定のナビスコ杯も、同様の決定がなされるように思います。 カシマスタジアムの次のホーム戦となると、4月10日(日)第5節仙台戦となりますが、アップされているスタジアムの写真や、報道されている周辺地域の被害を考えると、開催は無理な感じがします。代替地でやるにしても、仙台や大宮の本拠地もダメージを受けているようなので、調整は難航しそうです。 いっそのことひと月くらい中止にするのが妥当な気がします。とてもサッカーを楽しめる状況ではないし、選手も集中出来ないでしょう。 野球だったら同チームと当たる回数が多くて、トータル試合数を減らすなどの調整はしやすいですが、サッカーだとホーム・アウェーなので試合数を減らすのは難しい。なので最終節を2週間ほどずらせて12月末までやるってのはどうなんでしょうかね。天皇杯でやっているチームもあるんだし。 とにかく試合のことは協会に任せるとして、まずは状況が落ち着くことが先決。出来ることをひとつひとつやっていきましょう。

地震のため第2節全試合中止

東北太平洋沖地震のため、Jリーグ第2節は全試合中止、代替日などは未定です。 テレビで観ていると阪神淡路大震災以上の大被害・・。サッカーどころではありません。 1日も早く落ち着き、(特にライフラインが)復旧しますようお祈りいたします。皆様、ご無事でありますように。

新戦力、イゴール選手加入

新戦力加入のお知らせです。アジア枠での隠し玉を期待していましたが、ブラジル人とはビックリです。以下、オフィシャルに載っているプロフィール。 選手名:イゴール・トーレス・サルトーリ(Igor Torres Sartori) 登録名:イゴール(Igor) 生年月日:1993年1月8日 176センチ、70キロ ポジション:FW 背番号:33 経歴:CFZ・ド・リオ(2005~、アマチュア)※以前はフットサルチームに所属 利き足:右、スピードがあり、テクニックも兼ね備える 昨年の練習トライアルに参加しており、将来性を見越しての契約とのこと。年棒制限のないA契約は3人までなので、C契約となります。鹿島がアマチュアの外国籍選手と契約を結ぶのは初めてだそうです。鹿島には既にカルロン、フェリペ、アレックスの3人がいるので、同時に出場することは出来ません。 更に驚きなのが同選手が、1993~94年に在籍していたアルシンド・サルトーリ氏の長男ということ。 いや~、ついに2世が鹿島にもやってくるとは。時が経つのは早いもんだね。野球とかではよく聞くけど、Jリーグも歴史を積んできたってことかな。水沼氏のご子息も活躍しているし。(ジーコ氏のご子息も2003年に鳥栖に在籍し、これが初。他はハーフナー氏)。 イゴール選手が鹿島と契約したってことは、アルシンド氏ともいい関係が築けていたってことで、つまりはクラブがいいクラブってこと。そういうのって嬉しいね。リオのカーニバルのために就労ビザの発行が遅れ、来日は早くても今月中とか。 どんな選手かもわからないし、外国籍選手の登録枠の関係もあるので、今年トップでその姿を見ることは出来ないとは思うけど、数年後鹿島のエースとして君臨してくれるようなことがあれば・・楽しみ楽しみ。 で、アジア枠は?

オリヴェイラベンチ入り1試合停止

大宮戦で猛抗議していたオリヴェイラ監督でしたが、結局1試合のベンチ入り停止処分が下されました。イエローを要求する選手に対するカードが厳しくなったと聞いた時、オリヴェイラは危ないんじゃないかと思ってましたが、まさか開幕戦で処分を喰らうとは思ってませんでした。 試合後、退席処分を宣告されたと思って監督会見も欠席したのですが、実は勘違いで退席処分は受けてなかった。なので、停止処分もないかなと思ってたんですが、こういうところはしっかりやってきますね。まあ、オリヴェイラも承知の上でしょうし、致し方ない。 ただ、何故そうなったかってのはいつも放ったらかしになっていて、問題になったシーンは色々あるんだけど、審判側には特に処分もなしなんですね。このあたり納得出来ない部分は多々あります。 審判の方々も大変だとは思うけど、勝敗にかかわってくるんだし、引いては選手の給料とか生活にもかかわってきます。もっと責任を持ってやって貰いたいものです。 これで清水戦は監督抜きで戦うことになりました。ますますベンチワークが乱れてしまうんだろうか。不安だ。 あと代表の話題も。今月末の25日モンテネグロ戦(エコパ)、29日ニュージーランド戦(国立)で行われる親善試合に海外組を召集する模様です。 当初、「海外組は呼ばない」とか言っていて、「早々とチケット買った人たちは、海外組が召集されないって知ってるんだろうか」と余計な心配をしておりましたが、杞憂となりそうです。まあ、今のところあくまでも予定ですのでどうなるかわかりません。 正直、鹿島サポとしては、親善試合ならば召集されないで(岩政、伊野波)チームの練習に専念して欲しいという思いがありますが・・。もっとも、闘莉王や中澤が復帰したら呼ばれないとは思いますけども。 こっちの方はテレビの前で、くつろぎながら観戦ですね。

山村君(流経大)3クラブに絞った

鹿島を含む9クラブからオファーを受けている流通経済大学の山村君が、鹿島、磐田、川崎の3クラブに絞り、その他の6クラブには断りを入れたとのこと。鹿島は残りましたね。 CB、ボランチが出来、将来的にはA代表の中心になるだろうとも目されている選手なので、是非とも鹿島にお越し頂きたい。まだまだ伸びシロもありそうだし、「鹿島で」もっと成長していく姿を見たい。浦和、ガンバなど強豪クラブが選考落ちしたのは鹿島にとってプラス。 山村君の選考理由は「レベルが高く、自分の考えに合ったクラブ」ということなので、クラブ自体の成績も高く保っておきたい。4タイトル全て獲れば文句なしだろう。不甲斐ない戦いばかり続けていると、新人獲得にも支障をきたすことになる。 磐田も若手に切り替えて新しいチーム作りを目指しているし、川崎も外国人に頼り切ったスタイルからの脱却を目指している様子。どちらのクラブも強敵。鹿島も負けてられません。 最終決定は6月下旬頃の予定とのことです。待ってます。

ここに注目(2011第1節)・レッドカード36枚

今節の注目は名古屋・永井、横浜M・大黒、ガンバ・アドリアーノのFW勢。 永井の突破力・スピードは広州アジア大会で確認済みでしたが、更にスピードアップしてました。出場時間が短かったせいもあるだろうが、後半に出て来てあのスピードを発揮されると侮れないものがあります。しかも、それを印象づけたのは永井にとっては大きい。 「永井=スピード」というイメージがつくことで、これからの判定も有利に働くだろうと推測される。守る方は迂闊に足を出せないし、おそらく接触プレーはほとんど受け手側のファウルになると思う。アタックする側が主導権を握ることになり、当分は本人も怖いものなしでやってくるだろうし厄介な感じですね。 名古屋もしぶとさ健在。ほとんど試合も終わりかけていたところで追いつくとは・・。 横浜Mはそこそこやるんじゃないかと思ってましたが、予想以上に大黒が効いているように見えました。わりとルーズなボールでもキープ出来るし、シュート力もある。パスの出し手としても優秀で、渡辺が活きてきそうに思う。このコンビは要注目です。 にしても前記事にも書きましたが、何故にセカンドユニが黄色なのだろう。 ガンバのアドリアーノはコンビネーションが合ってなくても1得点。やはりこのチームに向いている。一度調子に乗ってしまうと手がつけられなくなりそうな予感もあり、どこかがヘコましておいて貰いたいところなのだが・・。 もともと得点力はリーグ随一ですが、今季はますます磨きがかかりそう。タイトル奪還に向けてモチベーションも高そうです。 もうひとつ、ちょっと前になるのですが、Jリーグ以外で歴史に残るだろう珍事を紹介。アルゼンチン5部のクライポーレ対ビクトリアーノ・アリナスの試合でレッドカードが36枚出たとのこと。スポーツ報知(3月5日付け)。 試合後の乱闘騒ぎにキレたダミアン・ルビノ主審が、両チームの控え選手を含めた18人ずつにレッドカードを提示したらしい。更に用具係まで退場となり合計37人が退場処分となった。 記事を読むとほとんどの選手が仲裁に入ろうとしただけ、てなってますが、主審も相当テンション上がってたんでしょう。ハンパないキレっぷりですね。

2011第1節大宮戦(ホーム)その2

終盤攻めるしかなくなって、相手も完全に引いたために攻撃になったが評価外。それまでの形を見てみると、これといった崩しの場面が見られなかった。 主に前線の興梠、大迫がボールキープ出来なかったのが原因で、「マルキーニョスがいなくなったから」と真っ先に言われても仕方のないところ。 そのうえ野沢のデキも悪く、フェリペはもともと単独で何とか出来ないので決定的シーンが作れない。サイドバックもおとなしめだし、そのわりに3失点も喰らってたら話になりません。 決定力については、個人の能力が向上しない限り無理な注文なんだけど、それを解消するために獲得したカルロン、田代の復帰だったはずでは。力は認めるが、今の興梠には残念ながら期待の持ちようがない。 一度リセットする意味でもサブスタートにするか、ポジションを変えるかして欲しいのだが、このまま使いつつって感じでいくんでしょうね。興梠が復活する前に、チームが回復不能なほどダメージを受けないことを祈る。 ローテーションは大事だと思うんだが、やっぱり連携面を考えるとCBは難しいんでしょうか。自分はローテーション推奨派なんですが、こんな不安定なことが続くとオリヴェイラの固定主義復活するかもしれません。 セットプレーから得点出来たのは唯一の救い。 大宮は新戦力が力になっているという感じはしたものの、3失点はむしろ鹿島側の失態という気がしなくもない。後半はラファエルが孤立していたし、攻撃のパターンもイチョンス頼みという感じもした。3度のリードを守り切れなかった点を考えると、大宮側の立場から言って不安な開幕戦だったのでは。 勝ち点的には鹿島相手にアウェーで勝ち点1でオッケーとなるんでしょうが。 鹿島は早くも修正が必要。「まだまだこれから」みたいに悠長なことを言ってられないように思うので、選手個々の奮起を期待したいです。

2011第1節大宮戦(ホーム)

また引き分けか・・なんも変わっとらん。得点がCB2人とオウンゴールってどない? ファーストチャンスはCKの流れから大迫。これを決められずに主導権を握れなかった。興梠に至っては何度チャンスがあったことか。至近距離からドフリーって場面も何度かあったが、どれも決められない。田代も際どい場面はあったが、結局は枠に飛ばせていないし、カルロンもボールに絡むことすらない。前線であれだけ外してちゃ今年も同じ轍を踏むことになる。 野沢も酷かった。セットプレーでも迫力ないし、シュートもことごとく外す。ゼロックスのスーパーゴールでしばらく充電中になるのか。 終盤、攻めるしかなくなって超攻撃的にいったぶんオウンゴールを取れはしたものの、決めるチャンスもいくらでもあった。残念というより他ない。 失点もDFラインからのロングボール1本でイチョンスが決めたものと、セットプレーで直接上田に叩き込まれたのと、イチョンスが持ち込んできたところに誰もヨセず、ミドルを決められたもの。 1本目は伊野波と曽ヶ端の単純ミスで、2本目は曽ヶ端の読み違い。3本目は誰もヨセに行かなかったのが最大の原因。それでもいくら連携が悪かったといえ、3失点はGKの責任大。 得点はCKのこぼれを伊野波が右足でシュートしたものと、同じくCKから岩政のヘディング。(どちらも小笠原がキッカー)。オウンゴールは小笠原の縦パスに反応した野沢が折り返したボールが相手DFに当たったもので、全て小笠原が起点となっている。やはり鹿島の中心は彼なんだということがわかった。 交代も相変わらず遅い。カルロンはあの時間で結果を残せる感じではないし、田代ももっと早い段階で入れて力押ししてもよかった。遠藤はようやく出場機会を得られたが、ドリブル突破などの持ち味を出せず。単独で展開を変えて欲しくて使われているのだろうに、すぐにバックパスを選択するようでは・・。 ちなみに興梠がPAで倒されたシーンは、名古屋永井が倒されたのとほぼ同じに見えたが、スピードの違いで取って貰えなかった。興梠ももっと突進するくらいの勢いで行かねばならんということだろう。 勝ち点1は取れたが、厳しめに言ってこれは最低限の仕事でもない。これでヨシとしていたら何にも変わらない。「引き分けで終われてよかった」という選手がいたら渇! 落とした勝ち点2を噛み締めて貰いたい。 (以下、個人的まとめ) 【...

2011Jリーグ開幕、大宮戦展望

2011年Jリーグ開幕。鹿島の試合、大宮戦は明日なので、今日は他チームを視察です。黄色ユニの横浜Mに違和感たっぷり。レイソルかと思っちゃったよ。 上海戦で怪我した岩政、興梠はどうやら出場する様子。ローテーションを考えると、そろそろ興梠にはお休みして貰った方がいいようにも思うが・・。相方は大迫かと。 2列目は野沢、フェリペで変わりなし、ボランチに小笠原復帰で、相方には本田と予想。DFは新井場、岩政、伊野波、アレックス。中田はサブ待機で、小笠原と途中交代でしょうか。(もしくは青木)。 勝っている展開ならば西にも出番が回ってくる可能性もありますが、接戦ならカルロン、本山、中田(青木)の順番と思う。本山の怪我の状況がわかりませんが、無理なら遠藤にも出番があるかもしれません。 大宮は何となくやりづらいイメージがありましたが、ホームでは5勝1分。個人的にも嫌だったマトがいなくなり、なんとかなるんじゃないかと楽観的に思っております。 問題は攻める意識。しかしそれも小笠原が復帰で解消されるはず。体力が尽きる前に試合を決めたいところですね。 失点しないことも大事だけど、得点しなくちゃ去年と同じことになってしまう。シュートを打つ。まずそこから始めましょう。

2011ACL予選上海(アウェー)戦その2

小笠原が抜けてもいきなりチーム力が落ちるというようなことはなかったものの、攻撃にアイデアがなく、また勢いもなく単調になってしまったのは残念。 何回か前の記事で「攻撃のスイッチは誰が入れるのか」というのを書きましたが、上海戦では誰もコントローラーを持ってないように思えた。誰が司令塔だったのだろう。 興梠は自力で何とか出来る気配もなく、ボールの収まりも悪くてリズムを生めない。田代は何回はアタックしてその気持ちを見せたのだが、高さもあまり活かせず、攻撃の起点になったかと言えばそうでもない。 野沢には期待していたが、やっぱりムラがあるのは解消されておらず、デキはよくなかった。セットプレーのキックもいまひとつだったしキレもなかった。フェリペは相変わらず頑張っているのだが、能力の限界なのか、単身で状況を打開出来る力がなく、ボールを持っても得点の匂いがしない。 これは青木にも言えることで、いい形でボールが回っても必ずここで一回スローダウンして作り直しになる。今後、青木が鹿島でレギュラーを取るにはここを改善していかなければ・・って、もう何年も前から言われていることだけどね。 新井場はまさか水戸戦がピークだったとか?全然攻め上がらないし、後半やっと出て来たと思ったらミス多発で何にも出来ない。今年は本気でローテーションするみたいだし、もっとガッツリ行って貰いたいものだ。 中田は安定してました。彼がいると岩政も落ち着いて見える。勿論、伊野波も全然問題ないので、ここだけは嬉しい悩みと言える。 アレックスは悪くはない。そろそろプラスアルファも出して欲しいところ。増田も悪くはなかった。体の強さも見せていたし、パスもうまく散らせていた。でももうひと味欲しい。 交代組は時間もそんなになかったものの、本田はすぐにカード貰っちゃいましたね。主審の基準も曖昧だったが、激しいプレーが持ち味なので、カードの累積には気をつけたいところ。しかし、得点を取りに行く場面での交代ではなかった気はします。 カルロンも何だかさっぱりです。大事に使えば使うほどプレーが萎縮していく気がするのだが、大丈夫なのだろうか。むしろもっと使ってフィットさせていく方がいいと思うし、今の興梠のデキならば、そっちの方がまだ得点の気配がありそうなのだが。 大迫はプレー時間短くボールに触れたのかどうかも判別出来ず。もう少し長い時間見てみたかった...

2011ACL予選上海(アウェー)戦

スタメンを大きく変えてきました。FWに田代、ボランチに増田、CBに中田を起用。連携は特に問題なかったように見えます。 やっぱり激しい上海をうまくかわしながら、パスをつないでゲームを圧倒的に支配するも、決定打を放つことの出来ないいつもの展開で前半は終了。 上海の選手は主審がカードを出さないとみるや、ガツガツと当たってきて、少し足が止まるとすぐにアフター気味に潰してきます。鹿島の選手も落ち着いて対応はしてましたが、こっち側に出たイエローを基準にすると、上海側にはあと3~4枚出ていてもおかしくなかった。 特にCB二人はめちゃくちゃ。岩政はエルボーを喰らって、試合後のボクサーのように右まぶたを腫らしてました。週末もしかしたらサブスタートもあるかもしれません。 後半、試合に慣れてきた上海が勢いをつけ始め、むしろチャンスは相手の方にあった。鹿島側の決定機はCKの流れから、フェリペのオーバーヘッドシュートがわずかにバーの上を超えたやつくらい。あれが入ってればスーパーゴールだったが、決められないところがフェリペらしいというか・・。 あとは特に記憶に残るシュートシーンもなく、若干危ない場面が何度かあったものの0-0で試合終了。アウェーでの初戦ということを考えれば悪くない結果ですが、内容ははっきり言ってお寒い感じでした。 ボールは回るがシュートまでいけず、スピードも遅い。「これは!」という攻めもなく、得点のイメージがまったくなかった。アウェーというのを考慮してわざと引き気味にやってたならそれもアリかと思うが、どういう形を目指しているか見えないのは心配。 交代も遅いし、期待していた本山も怪我で流れを変えられる選手もいなかった。解説の名波さんもおっしゃってましたが手詰まり感たっぷりで、選手層の厚さを活かせていない。それともまだ今は動く時ではないという考えなのだろうか。 唯一、ローテーションの気配が見えたのは好感触。去年のジウトンのようなはっきりとした穴も出来ないし、バタバタするところはなかった。運動量がばったり落ちるのは防げそうです。 とにかく結果は勝ち点1。シドニーと水原も引き分けたとのことで、横一線の状態なのはいいことなのか悪いことなのかどっちか判断しにくいですが、まず自分たちのチーム力を上げていかなくてはどうにもなりませんね。 (以下、個人的まとめ)  【2011ACL予選①...