投稿

9月, 2016の投稿を表示しています

2016(2)第14節大宮(ホーム)戦

俺の屍を超えてゆけ作戦で大宮が先制。 エリア内で大宮の選手が倒れたままプレーが続行。とてもとても気の優しい鹿島の選手たちは倒れた選手を気遣っているうちに、縦に速いシュートを奥井が受けて反転シュート、という流れに対応出来ず。 鹿島が攻める側でもプレーは止めなかっただろうから仕方ないが、どこかでしっかり切る選手がいて欲しかった。 この1点で鹿島の勝率が相当下がった感じがしたが、トドメだったのが2失点目(本来なら3失点目だが)。小笠原の与えたゴール前でのFKを横谷が蹴り、壁を越えてゴール。 シュート自体は文句なしの軌道で相手を褒める場面なのだろうが、曽ヶ端が何故逆を突かれていたのかが、録画で観てもわからない。壁に当たってコースが変わったわけでもなかったし、キックの軸足なんか壁で見えないだろうし。 随分前の話で申し訳ないが、ファーストの名古屋戦での田口のベストゴール。あれも外れると思っていたのか棒立ちだったし、シュートが良かったというのは置いておくにしても、無抵抗が過ぎる。 後半になってからの3失点目も棒立ち。せめて反応くらいして欲しい。美学かなんかか。家長の落としからシュート、という予測が立ってないから動けないのだろうが、むしろベテランなんだから読みで勝負しないとどうにもならない。キックの精度も酷いし、ここまで曽ヶ端にこだわるべき理由はないはずだ。 櫛引がこれ以上に悪いのかわからないし、実際鹿島では無失点試合がない(はず)ので出してみれば妥当だったということもあるが、少なくとも櫛引個人にとっては、この移籍は大失敗だったと思っているだろう。レンタルだし、来年は延長しないかもね。 そして、他にもずっとこだわり続けている赤崎と土居の左サイドハーフ。この布陣が機能していると勘違いしていたら最悪だと思っていたら、どうやらそうだったみたい。今までは対戦相手と審判に恵まれていただけだと気付けない石井には呆れる。 後半、赤崎に代えて鈴木を入れてからチームが見違えるように動き出し、結果、後半だけで見れば1-1だったが、観ていてなんとかなるかもと思える試合にはなった。勿論、展開もあるだろうが、それだけではない淀んだ空気が前半は流れていた。 まあ、後半はあれだけ攻め立ててチャンスを作りながら、ことごとく枠の外という鹿島あるあるを存分に見せてくれたおかげで、打っても打っても得点が入らなかったので...

チャンピオンシップのルールがいまひとつ理解出来なくてすいません

セカンドステージ13節が終了し、残り4節。 年間順位が首位川崎勝ち点66、2位浦和(64)、3位鹿島(59)、4位ガンバ(51)、5位柏(50)、6位広島(49)、7位大宮(47)。大宮までが3位の可能性はある。 そして、セカンドステージの順位は首位浦和勝ち点31、2位川崎(28)、3位ガンバ(27)、4位神戸(26)、5位柏(26)、以下、マリノス、鳥栖、大宮、鹿島、広島まで可能性はあるが、実質、柏までと見る。 これを踏まえて考えてみると、本来ならば年間首位の可能性が残り4節で7差、直接対決ありでギリ届く計算になるが、2位浦和との5差が詰められそうになく、また、このところの戦いぶりを見ていてもそこまでの勢いは、鹿島にはなさそう。 「それでも可能性があるうちは諦めるな!」と、お怒りの方はここから先をスルー推奨。 セカンドステージ優勝も遠く、現実的に考えると年間3位をキープするのが最低限の目標かと。 チャンピオンシップの権利を取っているから3位はどうでもいい、と思う人もいるかもしれないが、そうでもない。 川崎、浦和、鹿島以外のチームが3位に入ると、チャンピオンシップに出場するチームが増え、そのおかげで鹿島は第1ステージという余計な1試合をやらなくてはならなくなる・・とルールを見ているとそうなる。 たとえばガンバが年間3位になった場合、上位が川崎、浦和どちらにせよ、鹿島とガンバが第1ステージからとなり、これは、もしもセカンドステージをガンバが優勝した場合においてもそうなる。 重ねて言うと、鹿島が年間3位だった場合でも、セカンドステージをガンバ(神戸、柏など)が優勝したら鹿島は第1ステージからとなり、「ファースト優勝の権利と年間3位でふたつも権利取ってて何故?」と思うのだが、 トーナメントのシードというか第1ステージと準決勝の順位をつけるのは、年間順位が優先とのことらしく、鹿島は下からやらなければいけないみたい・・だと思う。このへん間違ってるかもだが。 そうなると最悪の場合、年間3位をキープしたとしても、セカンド優勝したチームが決勝まで勝ち進むと、そのチームが自動的に1、2位のどちらかに決定し、ところてん方式で鹿島は年間4位に転落する。多分、勝ち点差マイナスなんぼとかで。 そうなった場合の来季ACLの権利やルヴァン杯、天皇杯のシード権がどうなるのかまでがわからない。最終的...

2016(2)第13節新潟(アウェー)戦

どんどん内容が悪くなっていくのに勝ち続ける不思議。35度の炎天下でやってるようなグダグダな試合だった。こんな試合に付き合って下さり、新潟さんもありがとう(皮肉じゃなく)。 前半シュート0本て久々やなと思って自分の記事を検索してみたら、2011ACLラウンド16、FCソウル戦であった(他にもあったかもだが)。その時は0-3で完敗していたから、後半開始早々の柴崎のシュートがいかに奇跡的だったかわかる。 CKのこぼれ球を左足ダイレクトボレーでゴール左隅に叩き込んで先制となったが、あんなシュートが打てるなら、いい加減プレースキックも思い通りの場所に蹴って欲しい。 右サイドバックが伊東の怪我によりファンソッコとなったが、とても使えるレベルではなく、よく右サイドを制圧されなかったものだ。伊東もこんな絶好のアピール機会に怪我するとかどうなんだ。 スタメンには相変わらず赤崎の名前。この期に及んでまだ手を打たないとか、ホントにブレへん監督やわ。 試合はなんの打開策もなく、後ろでたらたら回すだけの攻撃とも呼べない球遊びで、結局キーパーまで下げてロングボール、取られて相手の攻撃という何がしたいのかわからない。録画で観ていたら、倍速で観ても全然大丈夫。 鈴木が交代で入って前線にポイントが作れるようになり、内容はともかく、1~2回は決定機を作れた。三竿とファブリシオがさくっと外してくれたが。 いつ同点にされてもおかしくない、ふわふわタイム(元ネタわかる人)が延々続くなか、ロングボールを相手DFが処理を誤り、鈴木が抜け出してエリア内で後ろから倒されてPK獲得。 これは磐田戦と違ってPK相当で妥当だったと思うが、そう思うだけに天皇杯岡山戦の見逃しは助けられたと改めて思う。にしても今までなかなかPK貰えなかったのに突然どうした? 結局このPKを、今回は鈴木が金崎に譲り、ゴール右に決めて2-0、勝利も確定。金崎の連続未得点も解消され、ふたケタ10得点目。 鈴木のことだから譲らないかと思ってヒヤヒヤしたし、譲って貰った後は、もしも外してしまったら本人もチームもドン底になる紙一重に更なるヒヤヒヤ。サンタフェの悪夢が・・訪れなくて良かった。 内容は相当酷かったが、新潟の方が降格のプレッシャーが思っているよりキツかったのかもしれない。鹿島も重症。 とりあえず勝って、4位5位が負けて年間3位には少し余裕が出来...

第96回天皇杯3回戦岡山戦

前半戦、どこのJ3チームが赤いユニ着てやってんのかと思った。流れのなかからシュートに持ち込むことさえ出来ず、なんでもないロングボールをブエノのショボい対応であっさり失点。キリンガー(やられる方)の本領発揮。 その前にエリア内で後ろから倒したのもPK相当だったし、ブエノの守備は全般的に危なっかしかった。本人は足元に自信を持っているのか知らないが、まったく余裕がないし、実際やられた。身体能力もあって伸びしろは充分あるが、それまで我慢出来るだろうか。 先制されると勝てる気がしないと書いていたが、実際そんな内容で、代表監督が視察に来るような試合ではなかった。金崎の追放処置は解除されたそうだが、だとしても選ばれそうな感じはしない。 本人の不調もあるが、周りの不調も響いている。決めるべきボールを決めていれば、アシストくらいはついた。 後半、赤崎に代えて鈴木を投入。そこからようやく試合が始まった。展開も色々あるだろうが、これで誰が使えないのかははっきりしたはず。 同点に追いついたのは、鹿島に来てやっと持ち味を見せた永木のミドルシュート。お膳立てをしたのが鈴木で、中央で粘ってボールをキープして永木に渡した。あの場面、赤崎なら簡単に潰されるかトラップミスして、相手ボールになっていたところ。 ポストプレーも出来ず、ボールも引き出せずでは赤崎を使っている間に攻撃が組み立てられないのは当たり前。 ハーフタイムの指示もなんとかのひとつ覚えみたいにサイドチェンジと言っていて、もっとパススピードを速くとか、ボールに喰いついてくるから一人飛ばすとか、ピッチが悪いから浮き球を使うとか、具体的な指示はあったのか。言わないだけか? 伊東も90分やると前への推進力がなくなり、アラの方が目立つ。後ろに下げるシーンが多くて、ああいうサイドバックは個人的には嫌い。ワンタッチでナナメ前に走る選手に流せばチャンスになるだろうシーンが何度もあり、失敗を恐れる姿にやや失望気味。 試合は同点にしたことで鹿島に勢いが生まれ、押しまくるうちに鈴木のダイレクトプレーから柴崎のセンタリングが、相手のダイビングファインヘッドを誘って逆転。永木のミドルを除いて、鹿島の誰よりも綺麗なシュートだった。 結果的にこれが決勝点となり2-1で逆転勝ちとなったが、当然、勝った気はしない。J1レベルだと逆転どころか、前半のうちに大差で負けていた気...

キリングされちゃった実績がスカパー放送優先につながっちゃった説

天皇杯3回戦、岡山戦もスカパーで生放送される。 数多くの対戦のなかから鹿島戦を選んで頂いて有難い限りだが、もしかしてここ二年キリングされた実績を買われてのチョイスなのだろうか。 ジャイアントキリングを期待されているところ悪いが、鹿島はしっかり勝つよ・・と言い切れないのが悲しい。 対戦相手の岡山が昇格争いの最中でメンバーを落としてくるかも、という話もあるが、メンバー落ちであってもそれに付き合ってしまうのが鹿島クオリティ。突き放して勝つ映像が浮かばず、相手どうこうよりも自分たち次第じゃないかと思う。 鹿島の方は確か前の試合後に、大宮戦の後は2週間空くのでそこまでは頑張る、みたいなことを言っており(監督だったか?)メンバーは落とさずに行くかもしれない。 一応、代えて欲しいのは曽ヶ端→櫛引、ブエノ→植田、赤崎→土居or鈴木とそのあたりだが、まあ、今更采配についてうんぬんもないか。 展開としては先に点を取られると逆転出来る気がしないので、常にリードする形がいい。かといってPK戦になってしまうと、PKのうまくない鹿島が負ける確率も跳ね上がるので、120分までで決着をつけたい。 ・・と、書いているが、本来こういう心配は準々決勝くらいになってからしたいもの。楽しみよりも心配の方が先に立ってしまうって、言うまでもなくあんまりいい状態じゃないよね。 ところで岡山にレンタル中の豊川は契約で出られないのか、と思っていたが、他のブロガーさんたちの記事を見ているとそういうことはないみたい。無双されないようにして頂きたい。

2016(2)第12節磐田(ホーム)戦

素人目では鹿島が良くなったようには見えなかったが、磐田の不調と、審判のアシストで勝利が確定した感じ。あの調子だったらアシストなしでも勝っただろうが、後味が悪い試合になった。 鈴木が貰ったPKは明らかに正当な相手GKのファインセーブで、テレビ画面越しでも止められたと思ったくらい。反対の立場なら激怒していただろう。パパドプーロスの2枚目のイエローも、注意くらいで済ませても良かったように思う。 ただ、どうせラッキーな判定になるなら、小出しにおいしいとこで出して欲しかったなというのは、言ってはいけない本音かな。 とりあえず勝ったことはよしとして、引き続きチーム状態の調整は必要。 スタメンはほとんど変わらないので展望記事は省略したが、柴崎を2列目に上げる決断をようやくしたようで何より。 赤崎にはまだこだわっているが、結果を出す鈴木(たとえラッキー判定でも)と比べても、そろそろ決断の時なのではなかろうか。 そして、ほぼ諦めているセットプレーも相変わらず柴崎が蹴っていて、今日も無理かと思っていたら、先制点は柴崎の右CKから生まれた。 これまでにない良いボールが入り、昌子が頭ひとつぶん抜け出す打点の高いヘッドで決めた。久々にお手本のようなCKからの得点になった。その後のFKでもファーのブエノにいいボールが入り、調子のいい日だったのだろうか。 ちなみにブエノは本格的にパワープレーの練習をして欲しい。武器になるはず。 この後、鹿島は鈴木のPKと、小笠原のFKからジェイのオウンゴールで追加点を挙げ、パパドプーロスの退場もあって3-0の完封勝ち。金崎が絶好機を決めていれば、もっと雰囲気も良かったのだが・・。 土居も前半、赤崎からの折り返しをヘッドで合わせ損ねたのと、カウンターでドリブルから強引に自分で打っていったシュートが枠の上。ゴールが欲しいのはわかるが、冷静さを欠いているように見える。 永木はカウンターで左サイドを駆け上がったプレーこそが真骨頂。しばらくこのままやっていれば、そのうち長所を出したプレーが出来るかもしれない。 守備面は磐田の攻撃がほぼアダイウトンとジェイだったので、ブエノの身体能力と昌子のカバーリングがうまくハマっていた。1本、バー直撃のシュートがあった以外は、決定機は作られていなかった。もっとも、あれが決まっていれば勝敗までわからなかったが。 交代策は無難に3枚使えた。...

結果を出すのがプロ

筆が重い・・というか、今ふうに言えばキーボードが堅い、という表現になろうか。 何か書こうとしても出て来るのは愚痴ばかり、それも繰り返しになり、なんだかボケ老人のようである。ごはん食べたかな。 現状の鹿島の空気は第二期セレーゾ暗黒時代の再来で、しかし、セレーゾと違い石井は昨年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝、今期のファーストステージ優勝と結果を出している。 常々このブログでは結果を出してこそプロと言い、それが出来ていない赤崎を批判している。その姿勢でいくと、石井はプロとして合格と言えよう。 たとえ、毎回同じメンバーで戦って負けようとも、無策のまま試合に臨もうとも、交代策で試合を動かすことが出来ず敗れたとしても、枠を余してホワイトボードをずっと見つめていようとも、勝とうが負けようがつまらない試合に終始しようとも、将来の展望が何もなかろうと、 最後の最後でタイトルを取れば、監督としての仕事を果たしたと言えなくもないこともなくはないかもしれないと少しくらいはそうほんのちょっとくらいはそう思わないこともない。 来季からは1シーズン制に戻ることが濃厚なので、ちゃぶ台をひっくり返して逆転優勝出来るのは今期がラスト。 セカンドシーズン残り6試合全敗しても、チャンピオンシップを勝ち抜ける手段があるならば、目を瞑っても構わない。 ・・と、それも素直には思えないほどに試合がつまらなく感じるが、だからといって監督交代で全て丸く収まるかと言えばどちらとも言いかねる。復帰する前ならば勢いもつけられたかもしれないが、復帰してしまった以上、ゴタゴタは取り除けない。 昌子が自分たちの責任と口にしているが、まあ、裏を返せば自分たちで何とするしかないということであり、監督は要らないと暗に言っているようなものでもある。 個人的には監督は交代して欲しいと思うが、しないならしないでも、最後さえ勝てばそれでもいいかなと、まとめるとそういうことになるかな。 そういえば年間3位はあまり意味がないと思っていたが、3位をキープすることでチャンピオンシップの第1ステージ(?)に参加するチームが減り、余計な試合を増やさずに済むというメリットがあった。 説明を読んでも重複した場合のトーナメントの組み方がイマイチ理解出来ていないが、鹿島が年間4位以下になり、セカンドステージを年間3位以外のチーム、たとえば鳥栖や神戸が優勝してし...

2016(2)第11節柏(アウェー)戦

予想通りの結末に驚きはしないが、呆れはある。負けている方が選手交代が遅く、一枚残すのは有り得ない。ずっとホワイドボード見て、結局何をしたかったんだ? 石井監督の続投には否定的だったが、確信に変わった。チームのためにも、潔く身を引いて欲しい。 前半は人にしっかりとついて、押し込まれながらもなんとか耐えてスコアレス。このあたりは対策を練ってはいたのか、それなりに戦えていた感はあった。 しかし、決定的シーンは作れず、得点のビジョンはなかった。逆に柏は鋭い刃を向けてきており、いつ刺さってもおかしくない感触があった。 後半、どう手を打つかと、監督の手腕を信用していないので生温かい目で見ていたところ、先に動いたのは柏。 前回対戦で散々やられた伊東が右サイドに入り、狙い通り、そこを突破されて上げられたクロスをディエゴ・オリヴェイラのヘッド一撃。 あの場面、曽ヶ端が出て欲しかった。ステイしてもどのみちセーブ出来ないのなら、勇気を持って飛び出して貰いたい。心底驚いたPKセーブの後は思い切りが良くなったが、キックの精度も散々だったし、そろそろここらへんで将来のために動くべきでは。 伊東(柏)の対策が山本に丸投げというのも前回の対戦と同じ、もしかしたらあったのかもしれないが、やられてしまっては何もない。 それから個人的には、赤崎の前線での存在感のなさには失望していて、何故使っているのかがわからずにいる。 だからといってファブリシオがどうこう出来るようにも思わないが、ベンチから外れているのは怪我だったのか。現状、土居を前に置いた方が、少なくとも金崎がやりやすそうには見える。 永木も守備面では機能していたが、攻撃となればアイデアがない。柴崎も前に行けず、試合を通じても決定機は1~2度だった。セットプレーも急所を突くようなボールはなく、本当に得点出来る気がしなかった。 唯一、山本が敵陣奥に切り込んで上げたクロスを、ファーで杉本がボレーしたのが入りそうだったが、そもそもここまで山本が攻め込むことが、柏戦だけでなくこのところあまり見ない。 両サイドが高く攻めてこその鹿島の4-4-2だと思うが、全体的に押し込まれているのか、腰が引けているのか。パスもほとんど読まれていたし、ミスも多かった。 鈴木もボールの失い方が良くなかった。左サイドに変わってからは仕掛けも増えてプレーが見違えたが、まだまだムラも大...

石井監督が戻り、一枚岩になるのかな

「石井監督が辞任、後任は大岩コーチが昇格」という記事が下書きとして自分のブログに残っていた。 てっきり辞めるものと思って準備をしていたのだが、現場復帰となり、ちょっと驚いている。 しかし、天皇杯のゲームで、カシマスタジアムではサポーターも温かく迎えたということだったし、皆さん、それでいいということなのだろうか。自分にはどうにも不安しかないのだが・・。 天皇杯はさすがに勝って当たり前だったので評価は出来ないが、もう代えるタイミングがないので、柏戦で休養前と変わらないグダグダぶりで負けた場合は立て直しが効かないと思う。 前にも競馬に例えたが、これ、4コーナーにかかるくらいで既にムチが入ってる感じなんでは。地方競馬だったらそのまま逃げ残る可能性もあるが、直線の長い競馬場だったら完全にアウトのパターン。なんだかんだでシーズン終了まで、なし崩しに流れ込んでしまえばなんとかなるかもしれないが・・。 年間勝ち点は首位川崎と7差になっており、残り7試合でギリ届く範囲。ただ、後ろの4位広島にも7差で詰められており、こっちもこっちでギリ届く。 一応、ファーストステージ優勝でチャンピオンシップ出場権は獲っているので、年間順位がどうなろうと、勝ち上がって決勝まで進んでしまえば自動的に2位以上が確定(と書いてある)するので、その一撃にかけることも出来るわけだが。 逆に言えば3位で終えても、チャンピオンシップで逆転されて割り込みされて転落する可能性もあるわけで、そう考えると年間順位は1位以外どうでもいいのか?あれ?よくわからなくなってきた。 ACLの出場権利を取れれば、ルヴァン杯も決勝トーナメントからだし、天皇杯も4回戦からだし、色々と都合がいい。日程の不利はあるにせよ、そこは経験値も積めるし、この権利は是非とも取っておきたい。 結局、年間首位を目指しつつ、本命はチームの調子を整えてチャンピオンシップに備えるというのが現実的な路線なのかな。 ちなみにACLの枠は現在の本戦3予選1から、本戦2予選2に減る可能性もあるとのことで、これもそろそろマズい状況なのだが。 話を石井監督に戻すと、今までのやり方を見る限り、ここから手札が増えそうな感じはなく、一発勝負で勝ち上がれる力をつけられるようには感じないのが不安点。まあ、ここらへんは監督が代わったとして、うまくいく保証がないのでどっちもどっちか。 金崎...

2016第96回天皇杯2回戦カターレ富山戦

代表招集や怪我人もあり、これしか組みようのないとも思える布陣。 結果的になんとか3-0で初戦を突破出来たが、同カテゴリー相手には通用しそうにない感じがした。勝って文句をつけるのもアレなのだが、2カテゴリー差で、しかもレギュラーを数名温存している相手には、はっきりわかるくらいには圧倒して欲しかった気もする。 試合開始から圧力をかけてくる富山に主導権を握られ、まともにボールポゼッションもままならない時間帯が続いたが、徐々に押し返してイーブンな展開。気持ちのうえで大きな先制点は鹿島。 左サイドでファブリシオがボールを持ち、何故か富山のプレスが緩んだところを切り込み、中央に速いグラウンダーのパス。ぽっかりと浮いた赤崎がダイレクトで合わせてゴール。エアポケットというか、赤崎もフリーだったし、オフサイドも取れない中途半端な位置取りで、何か気が抜けていたのだろうか。 ともかくこれで優位に立った鹿島がゲームの主導権を奪い返し、続けざまに赤崎が粘ったところを、柴崎が胸トラップからの浮き球を左足ボレーで逆サイドに鋭いドライブシュートで2点目。佐藤寿のようだった。ライブで観ていて、トラップが決まった瞬間に入ると思った。 後半、開始から再びギアを上げて来た富山をうまくいなし、ゲームが落ち着いたところで左右の揺さぶりから、右サイドに張った柴崎が丁寧にクロス。中でDFの死角に消えてから動き直した鈴木が、右足足元ダイレクトで逆サイドに決めてトドメの3点目。勝負あり。 MVPは試合の流れをつかんだ赤崎に譲るが、ゲーム全体で言えば柴崎のプレーが光っていた。やはり2列目に入ると攻撃にアイデアが生まれ、自身の得点能力も発揮され、得点の気配がする。永木がもっと小笠原との連携を深められれば、このフォーメーションは使える手応えがあった。 鈴木もストライカーらしさを見せて得点を挙げたが、ゴリゴリ行く部分が強過ぎて、何度か赤崎への決定的シーンを見送ってシュートを選択して失敗。 赤崎のシュートもうまくいったのは得点の1本だけだったが、何回かに一回はパスを通しておかないと、今度は自分に返って来ないし、マークもはがせない。そのへんの匙加減が大事。もしかしたらファーストチャンスでパスを選択して悔やんでいたのかもしれないが、得点は一人じゃ取れないから。 西は前半で足を痛めたようで、一度は自らベンチに交代を申し出たと実況が告...