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オリヴェイラ監督、来季はどうするのか

リーグ3連覇、天皇杯2回、ナビスコ1回と既に6冠を達成したオリヴェイラ監督。就任5年で、毎年クラブにタイトルをもたらして来てくれた名将。ナビスコ優勝後、バックスタンドにまで上がってサポーターと一緒に盛り上がるなどアツい心も持っている。 クラブとしては11月中旬に、続投へ向けた話し合いに入る模様。条件や来季のビジョンにギャップがなければ続投になりそうです。そうなるとセレーゾと並び、クラブ最長の6年となる。 個人的には好きな監督だし、出来るならもう少しやって貰って、今の若手をしっかりチームの核として育てて欲しい。 ただ、今季、序盤に低迷したように、戦法が単調になるなど引き出しを出し尽くした感はなくもない。一度ハマってしまうと抜け出せないもどかしさも持ち合わせており、一時期は降格圏に入って解任の声も上がったほど。 確かにずっと低調だった興梠を使い続けるなど、やや納得出来ない部分もあるにはある。 しかし、今年は震災の影響もあったし、マルキーニョスが抜けたぶんと、カルロンの大誤算がダイレクトに響いたとも言える。カルロンがゴールランキングの上位に名を連ねるくらいのデキだったら、優勝争いしていてもおかしくなかった。 来季、続投となれば勿論嬉しい。山村君、ユース組、伊東君など新戦力を、柴崎、増田、大迫や昌子ら若手を軸にした戦力と融合させて新しい形を作り上げ、そして悲願のACLを制覇してやり尽くして鹿島の歴史に名を残して欲しい。 いい報せが入ることを楽しみにしている。

2011ナビスコ決勝その3

大会MVPとなった大迫のインタビューも面白かった。賞金(100万)はみんなで使うと言ってましたが、お菓子1年分は小笠原にあげるとか。お菓子を食べてる小笠原って想像出来ないけど、後輩の心遣いのためにも食べてあげましょう。キャプテンマークはちゃんと曽ヶ端に渡してましたね。 野沢もマイクを向けられて「え? オレいる?」って。いやいや、ここ最近は冴えないことも多かったけど、決勝はいいキック連発でした。ブレ球の左足シュートとか(加藤がセーブ)、角度のないところから枠に行くシュート(加藤の後ろのDFが足でコースを変える)とか、あと一歩だった。このデキを天皇杯で発揮して貰いたい。 途中からCBを務めた新井場は7歳からサッカーを始めて、やったことがなかったとか。浦和の攻撃が個人技中心だったので、むしろ守りやすかったのかもしれない。前半から飛ばしていたし、よく最後まで頑張った。中田も試合後は足をつってました。 青木はこのところ何ていうかツキがない。チームが勝って一番救われたんじゃなかろうか。あまりネガティブにならず、持ち前の粘り強い守備をこれからも見せて欲しい。 小笠原もほっとした表情を見せてました。大迫にカップを掲げるよう言ったり、主将らしい気遣いも。しばらくは増田、柴崎に任せて天皇杯に向けていい調整をして貰いたい。 オリヴェイラはよほど嬉しかったのか、試合後、サポーターの声に応えてスタンドまで上がってました。身軽な興梠がよくやってたけど、いい大人にやらせちゃいけないよ・・。怪我しないかとテレビ越しにヒヤヒヤして観てました。サポーターは他の選手にも上がるように促してましたが、上がらなくて正解です。 今年のナビスコはレギュレーションが変わったおかげで、3つ勝てば優勝というものだった。そのルールを活かすことが出来ましたね。来年以降はどうなるかわからないけど、ACL出場組は予選免除は継続すると思うので、そういう意味でもやはり権利は取っておきたい。 優勝により鹿島は賞金1億円と、来夏開催予定(会場未定)の「スルガ銀行チャンピオンシップ」の出場権を獲得。いつもリーグ戦真っ最中に大会をやってるイメージがあるので、フィジカル的に不安ですが、チーム強化のためにはいいことなのかもしれない。 知らなかったんですが、ナビスコって3位にも賞金2000万あったんですね。ナビスコさん、太っ腹です。 それにして...

2011ナビスコ決勝、浦和戦その2

【2011ナビスコ決勝 浦和戦・選手評】 曽ヶ端:ゴールを脅かされる場面は少なかったが、落ち着いてやっていた。 新井場:今年最高のパフォーマンス。高い位置で何度もトライし、右サイドを積極的に上下。青木の退場後はCBとしてプレーし、無難にやっていた。 中田:相方が退場となるが、DFラインを崩壊させず。ヨミもよく、パスカットも多い。セットプレーでの得点力低下はやや心配だが、チームに安心感を与える。 青木:気持ちは入っていたが、対応でやや後手に回ることがあり、そのぶんをイエローに取られた。両方とも厳しい判定だったが・・。残念な結果だが、前線へのセイドチェンジのボールの精度など悪くはなかった。 アレックス:新井場とともに高い位置でプレー。しかし、決定的な崩しがなく、戦術的なものも含めて交代。 小笠原:気合いが漲っていた。効果的にパスを散らし、特に相手が1人少なくなってからはプレスもなく、自由にやれていた。最後はバテてパスの精度も落ちて交代。それまではチームを支えた。 柴崎:目立ちはしなかったが、攻守にうまくバランスを取れていた。青木退場後は右サイドバックでプレー。最後まで運動量は落ちず、ゴール前まで顔を出す。延長に入ってからのシュートは決めたかったが・・GKに触られたぶんバーに弾かれた。 野沢:キックの精度が高かった。ゴールに直結しそうなボールも多く、見ていて楽しみがあった。動きも悪くないし、動けていた。 遠藤:物足りない。もっと積極的にやって欲しいし、シュートはしっかり枠を捉えて欲しい。 大迫:得点を奪うという気持ちが現れていた。何度も外していたが、延長に入ってようやくゴール(半分は興梠のお膳立てだが)。FWとしてはこれで充分。左サイドにポジションチェンジしてからの方が、動きがよくなったようにも見えた。 興梠:よく動けていた。しっかりプレスもかけていたし、パスも丁寧につないでいた。大迫に次いで準MVPでもいい。 田代:高さを使うボールが少なく、あまり特徴を活かせていないようにも見えたが、得点シーンでは強さを活かしてポストプレーで貢献。セットプレーでも迫力がある。 フェリペ・ガブリエル:左サイドバックを起用にこなす。悪くなかった。 増田:難しい局面での投入だったが、気後れせずゲームに入れた。ゴールになりそうなミドルシュートも打ち、中盤で安定していた。 オリヴェイラ:采配もズ...

2011ナビスコ決勝、浦和戦

やりました。4度目のナビスコ優勝で15冠達成です。今年は色々と厳しいことばかりでしたが、タイトルを獲れてホントに嬉しい。選手の皆さん、よく頑張ってくれました。 鹿島のスタメンは興梠、大迫の2トップにボランチには小笠原と柴崎。若い力に賭けて来ました。ちなみにニューヒーロー賞は原口でした。準々決勝、準決勝と出場してなかったのに・・よほどそれまでの活躍が投票者の記憶に残ったってことですかね。 開始から新井場、アレックスの両サイドバックが高い位置から攻撃的に仕掛け、鹿島が押す形。野沢のキックの精度もよく、あとは決めるだけといういつもの流れ。 対する浦和は4-1-4-1の最終ラインでボールを回し、取りに行ったところをカウンターで狙う作戦。前線での個の力で何とかしようとする意図が見えたが、鹿島も思うようにさせない。 鹿島の方がゴールに迫る回数は多かったが、遠藤のところでやっぱりリズムが悪く、絶好のカウンターになったシーンでもシュートすら打てず。 後半に入って、浦和の山田直が立て続けに2枚のイエローを貰って退場。引き気味だった浦和はますます引くようになり、圧倒的に鹿島が攻める。 遠藤に代えて田代を投入してトップに、大迫を左サイド。更にアレックスに代えてフェリペを入れて左サイドバック。イエローを1枚貰っていたのでその対策も込みだったかも。しばらくこの形は効いていた。 ところが最後を決められない。浦和の集中力も高かったが、どこかで突破したいと思うなか、青木が2枚目のイエローを貰って退場。あれをイエローとするなら他にも一杯対象となるプレーはあったろうが・・。さすがのオリヴェイラも怒るより呆れて笑ってました。 これで数的に同数になり、俄然勢いづいたのは浦和。ひとつのミスが明暗を分ける、両サポ以外には観ていて面白くなったかもしれない試合。 ゲーム自体は鹿島が支配しているようにも見えたのだが、浦和には個の力で一発で決められそうな雰囲気もあり、一瞬も気が抜けない。 両者得点のないまま延長に入り、鹿島は小笠原に代えて増田。いいミドルも打ったが決まらず、膠着したまま時間が進んだが、左サイドでフェリペからのボールを受けた興梠が突破し、中央へセンタリング。受けた田代がもう一度興梠に戻して、今度はゴロでセンタリング。 これが綺麗に通って、ファーに詰めた大迫がしっかり押し込んで貴重な先制点。決めた大迫はあ...

ナビスコ決勝、全力でお願いします

言われるまでもなく全力でやってくれると信じている。磐田、神戸戦のような内容だったら大ブーイングじゃ済まされない。 スタメン予想は興梠、大迫、野沢、遠藤、小笠原、柴崎、アレックス、中田、青木、新井場、曽ヶ端。田代がいると助かるのだが、むしろそこに頼り過ぎてロングボール主体になるので、あえて立ち上がりは興梠のスピードで押すかと。オリヴェイラも興梠の方が好みみたいだし。 ボランチは柴崎と増田との選択は難しいが、柴崎の勢いを買う。増田には途中出場で大いに鬱憤を晴らして貰います。おそらく小笠原との交代。キャプテンマークはちゃんと誰かに渡しましょう。 遠藤のところが物足りないので、思い切って増田ボランチで2列目に柴崎ってのもアリな気はするけど、将来のボランチ候補を妙なコンバートで台無しにしたくもないし、急な布陣を大一番で試すわけにもいかない。遠藤にはこのところの不調を覆す活躍を期待したいのだが・・。 あるとすればフェリペの起用。しかし、前節の神戸戦の途中出場を見る限り、いきなり試合で使える感じではなさそうだった。体調が万全だったら遠藤よりは期待は出来るはずなので、そこのところは慎重に見極めて欲しい。 交代枠で田代。膠着した状態を打開する形か、勝っていて前線でキープする要員か、考えたくないが負けていてムードを変える役割。興梠よりも適任ではあると思う。本当はスタメンから出て90分やり切ってくれるといいのだが、神戸戦では不発でした。本来の闘争心を存分に発揮して貰いたい。 ただ、誰が主審になるかわからないけど(西村氏あたりかな)、カードやPKには注意。スタジアムも盛り上がっているので、異様なテンションのなかでは微妙なジャッジが明暗を分けることもある。 最近、田代は主審にモノを言っている場面をよく見かけるので心配。特に相手が浦和で、数年前までは荒れた試合も多かったですから。(原因は闘莉王?)。 もう一枚の交代枠はフィジカル的なものでしょう。準決勝のようにギリギリまで引っ張るかどうかは監督の手腕。あちらは監督が代わったばかりでどういう感じで来るかもわかりません。 浦和で注意するのは当然、原口。梅崎もフィジカルが強いので当たり負けしないように。あとは柏木のミドルですね。簡単には打たせないよう左足には常に警戒を。もっとも、原口さえ封じてしまえば何とかなるように思うんですがね。 青木の守備は心配...

ガンバ戦のチケット売り切れちゃった

11月3日(木・祝)のガンバ戦のチケット、Aアウェイ以外は売り切れちゃってます。多分。ネットでの検索なんでもっと根気よく探せばあるかも、ですが、ガンバのオフィシャルでも売り切れってなってます。 屋根のないとこは雨だと健康上の理由で行けないので、天候や体調を見ながら買う機会を伺ってましたが、やっぱりガンバは無理でした。優勝争いもしてるし、人気クラブだし、収容人数もそんなに多くないし。 神戸やセレッソ(一応、乾のラストゲーム)はスタジアムも広めってのもあったのか、数日前でも手に入りましたが、あの感覚でいたぶん油断しました。まあ、行けたら行こうという感じだったので、仕方ないです。鹿島がもっと上位を狙える位置にいたら早めに動いたんですけども・・。 そういえばガンバの新スタジアムは万博のセンで本決まりの模様です。<a href="http://dattekashimasa.blog.so-net.ne.jp/2011-09-17" title=" 別ウインドウが開きます" target="_blank">(同ブログ記事)</a>。完成は2013年予定なので、万博に行くには来年くらいしかチャンスなさそうですが、正直、新スタジアムの方が興味あるので早く完成して欲しいです。 チケットと言えば、週末のナビスコ決勝は即完売だったみたいですね。転売目的の人も一杯いると思うんだけど、どうにかこのテの転売を阻止する方法編み出せないもんですかねえ。 ナビスコのニューヒーロー賞の発表もそろそろだと思ってましたが、まだ先かな。贔屓目線込みだけど、大迫か柴崎で決まりかなって思ってるのですが。 非公開なので情報もないですが、いつも通りの大雑把予想は明日にでもまとめます。スタメンも全然わからないんだけど・・。 テレビ放送は民放ですね。スカパーは探したけど直前・直後と、まとめた録画放送しかやってないみたいで。当然、どっちも録画しておきます。 今回、ナビスコ優勝出来れば、優勝回数で東京Vを抜いて単独トップの4回。リーグ7回、天皇杯4回はともにトップなので3大タイトル全てで単独トップとなれる、と今朝の報知新聞から。勿論、史上初なのでそれを目指しましょう。

ネタに困った時はメモを見る

試合の間隔も空いてきて、ブログのネタがなくなった時は自分の覚え書きを見てみる。 以下、直近のメモ。 【勝負事には必ず一度はチャンスがある】 【秋の読書】 【79年組の今後が気になる】 【アントラーズブック50万】 ここまではオッケー。しかし、一個だけ読めないものがあり。原文のまま。 【スリへの そいおいてるか自作力】 ・・ん? 何? どうにも自分の字が読めなくて困るんだけど、だいたいは前後の文章から推測出来る・・こともある。でも、サッカー関連でのメモで「スリ」ってなんだろ。スリなんとかって言葉も考えてみたけど思いつかない。スリーバック? スリーパーホールド? 後半の自作力ってのも、ますます不明だしね。古代文字を解析するかのごとく頭を悩ませてみたけど、お手上げでした。このネタは諦めましょう。 そういえば昔、ギャル語が流行った時に、もし文明が崩壊した後に女子高校生のケータイだけが見つかったとしたら、未来の人は当然この言葉を解析するだろうって話になった。 そして、恐るべき洞察力で解析した結果、「この時代の人たちはこういう言葉を使っていた」と、小・中学校の歴史で教えられることになるんだろうね、って。 そう考えると、もしかしたら、今、学校で習っている「昔の時代」ってのは一部の人たちが面白半分に使っていた文字や言葉がたまたま「その時代の言葉」ってふうに伝わってるのかも・・って、まあ、実際はそんなことはないだろうけど、そういうふうに考えると面白いかもしれない。 だからってどこにもつながらないんだけど。 上に書いたネタはいずれ機会があればってことで。そんなにピカリって光ってる感じでもないしね。 というわけで鹿島の話題がまったくない記事でした。今週末の大一番に向けて非公開練習にするみたいだし、ますます情報もないです。しっかり調整して貰いたいものです。

鹿島も営業努力しています

このところクラブは色々と発売しています。 今度、「STORIES~背番号とタイトルの物語・そして15冠へNUMBERS&TROPHIES~」という特別プログラムが、ナビスコ決勝当日に国立競技場で発売されるらしい。定価1000円、A4サイズ。 内容は、タイトル数と選手の背番号の14の物語で構成されているということですが、これを聞いただけではさっぱりです。是非とも読んでみたいですが、広報の人は完売間違いなし、って言ってましたので、ネットで追加販売とかないと手に入らないかもしれません。 こういうのは著作権とかもあるから、内容とかは詳しくネットで紹介したりは出来ないんだろうけど、気になります。 そういえば、1冊50万円で限定20冊販売の「鹿島アントラーズオーパス」ってのもありましたね。縦90センチ、横72センチ、50ページで重さ20キロ。スカパーで紹介されてましたが、とても巨大で、やっぱり重そうでした。ギネスへの申請も検討しているとのことでしたが、受理されたらオフィシャルに載るだろうか。 にしても買えたとしても置く場所に困る。まあ、自分には買えないシロモノですが。 他にもアントラーズパスタとかキャリーケースとかジーンズとか。 自分はあまりモノを買わないタイプなので、興味が沸かないのが残念ですが、売り上げが伸びてくれたらいいなと思ってます。 グッズなんかはアウェーでも色々と売ってくれたらいいのになあと思いつつ、前に見つけたお店(露店)はお客さんが一人もいなくて、どうにも近づきがたい雰囲気でした。やっぱりネット販売が合ってますね。

ユース昇格3人組の目標

来季、ユースから昇格する3人のインタビューが、スカパー中継のハーフタイムに行われていました。以下、得意なプレーと目標。 鈴木龍沙君(DF) 得意なプレー:スピードが武器なので、そのスピードを活かしたオーバーラップやドリブルをどんどんしていきたい。 目標選手:内田篤人。 目標:1年目から試合に出て、A代表でも試合にも出て最後は海外でプレーしたい。 中川義貴君(FW) 得意なプレー:パワーとヘディングが得意なので、それで頑張っていきたい。 目標選手:大迫勇也。 目標:高校卒業後から試合に出れるように頑張りたい。 宮内隆雅君(MF) 得意なプレー:豊富な運動量を活かして、攻守に渡りチームに貢献したい。 目標選手:遠藤康。 目標:遠藤選手のようにキープ力のある選手になりたい。 このなかで一番落ち着いて見えたのは鈴木君でした。海外とはっきり言っていることから大物ぶりが伺えます。サイドバックもやれる選手なんですかね。新加入の伊東君との争いになるでしょうけど、今の鹿島なら奪えるポジションですよ。 中川君はパワーが武器と言ってましたが、さすがにまだ体は大きくないです。タイプとしては田代がいるので、なかなかチャンスは巡って来ないかもしれませんが、逆に言えばいいお手本がいるということ。田代を超える存在になって貰いたい。 宮内君は一番緊張してました。それにしても遠藤が目標とは・・。あれはキープ力があるというか、テンポ悪くて持ち過ぎているだけですよ。遠藤も目標とされているのだから、もっと大きく伸びていかないと。ここ最近、頭打ちの印象があるし、シュートも全然枠に行かないし、いいところなし。このままではすぐ後輩に抜かれます。 来季からいきなり活躍というわけにはいかないでしょうが、新人は若いというだけでも伸びシロあるし、楽しみですね。将来の鹿島を支える選手になって欲しいものです。

2011第30節神戸戦(ホーム)その2

【2011第30節神戸(H)戦・選手評】 曽ヶ端:失点シーン以外は無難にやっていたんだけども・・。 新井場:動き自体は精力的だが、細かいミス多い。クロスの精度も欠く。 中田:失点場面でのカバーリングはよくなかった。フィードも正確ではなかったし、セットプレーでの迫力もない。フィジカル的に厳しい状況なのかもしれない。 青木:序盤、ぎこちなくチームを不安定にさせた。時間が経つにつれて馴染んでは来たが、安定感に欠ける。 アレックス:運動量は豊富。しかし、パス、クロスともに決定的なものがない。 小笠原:動きが重い。神戸のプレスに押されっ放しだった。 柴崎:よくなかった。神戸の速いパス回しに振り回されていた。途中交代でもよかったが、小笠原の疲労、あとは育成を考えてか。 野沢:立ち上がりから動きはいいように見えたが・・。消えている時間多い。 遠藤:相変わらずテンポが遅い。味方との呼吸も悪く、シュート、パスともに悪い。ワンタッチで回す時はチャンスになるのだが。 大迫:積極的にシュートを打つ。動きもよかったしキレもあった。ところが肝心のゴールが奪えず。特に後半カウンターで抜け出したシーンは決めなければいけない。 田代:あまり効いている印象はなかった。 増田:投入により、リズムは生まれた。興梠からのパスは決めたかった。 興梠:疲れの見える神戸DFを翻弄。やはり適正はMFか。シュートを打たなければ特長は出せている気がする。 フェリペ・ガブリエル:試運転。特になし。 内容的には凡戦でした。決めるべきところを決めていれば流れも変わっただろうし、全体的に引き締まった感じになるんだけども・・。 昨日も書いたけど、磐田戦もよくなかったし、大一番のナビスコ決勝がちょっと心配。スタメン、サブ、交代のメンバー選択も難しいと思う。監督の手腕が大きく発揮される試合になります。今季は順位も中間だし、ここでタイトルを獲れないと色々言われますから、是非とも頑張って貰いたい。 ちなみに柏が勝ったために優勝は完全消滅。降格も下位同士の対戦の関係などで完全クリア。順位的には4位になって、上位3チームが天皇杯優勝によるおこぼれACL出場権くらいが目標です。まあ、去年のように天皇杯優勝で自力獲得が理想ですが。 勝って勢いをつけるというわけにはいきませんでしたが、とにかく気持ちを切り替えてタイトルを目指しましょう。

2011第30節神戸戦(ホーム)

チャンスは幾つかあれど、決められないままPKの1点だけで引き分け。モチベーションの問題だけだったらいいけど、これで来週のナビスコを全力でやれなかったら何のための試合だったってことになる。 立ち上がりからふわふわとしたまま、神戸の勢いに呑まれた。前線から積極的にプレスをかけられ、ボランチとCBのところでバタバタしてしまった。特に青木が不安定で、チーム全体に伝染していた。 それでも何とか耐えながら、セットプレーでチャンスを作るもCKから大迫がつないだボールを中田が決められず。あそこが試合のキモだったかもしれない。 後半、ポポが倒れたところ神戸がプレー続行。マイボールになったところで、当然こちらも続行。ところが相手陣内でボールを奪われると、あれよあれよという間にサクサクとボールをつながれて、倒れて痛んでいたはずのポポに絶好のスルーパス。誰も戻り切れずあっさり決められて先制を許す。 気持ちが入ってないのがはっきりと出た場面でした。それも倒れていたポポに・・。ナビスコに向けて怪我やカードが怖かったのかもしれないけど、気の抜けたプレーをやっていても逆に調子は上がらないと思う。 小笠原に代えて増田を投入。少し流れは変わり、セットプレーから田代が倒されてPK獲得。セレッソ方式なら田代がキッカーになるが、鹿島では野沢(もしくは小笠原)の役割。得点王も視野に入っているのだし、田代が蹴ってもよかったんだけど。不安度で言えばどっちもどっちだし。 このPKを野沢が決めて同点としてからは、勝てそうな雰囲気も出て来て、何とかゲームらしくなった。 更に、田代に代えた興梠が珍しくすんなりゲームに入れて、ここからチャンスが生まれるも最後のツメが甘い。大迫も大ブレーキで、動き自体は悪くなかったんだけど決定力のところでね・・。どこかで決めなきゃいけない。 遠藤に代えて出たフェリペは試運転という感じで攻守に絡めていなかった。勝ちに行くならもう少し違ったカードもあったと思うが、これもナビスコを見据えてかも。 その後、守備ではあわやオウンゴールのシーンもありつつ、セットプレーを中心に攻めるも得点ならず。せっかく横浜Mが負け、仙台が引き分けたので4位を射程圏に捉えられたのに引き分けでは苦しい。 ゲーム自体は磐田戦に続いてもやっとしたまま終了。浦和は監督交代で逆転勝ちと流れとしてはあちらに軍配が上がりました。さて、...

スカパー料金は高いのか安いのか

なかなかスタジアム観戦出来ないので、サッカーはいつもスカパーで観ています。全試合生放送してくれるので、とても便利に利用させて貰っているので、あまり料金とか気にしたことはなかったのだが、ふと考えてみると高いのか安いのか微妙な値段だ。 標準画質は現在サッカーJ1ライブが月々2580円。J1は3月~12月の10ケ月なので年間25800円。勿論、構成チャンネルの363CHとか308CHとかフジテレビとかの、サッカー以外の番組を観れるからJ1だけの値段ではないが、単純に34試合で計算すると1試合当たり758円となる。 たまにスタジアムでパブリックビューイングをやったりすることがあるけど、だいたい1000円くらい。それを考えると妥当なところか。 ちなみに野球セットは標準画質月々3200円で、だいたい3月終わりから10月なかばくらいなので8ケ月。年間25600円となり、144試合で割ると177円。こっちは相当安い。ただ、民放で放送したり、BSでもやってたり、ラジオでも聞けるのでそういうのを加味するとこのくらいが市場価格なのかなとも思う。 まあ、値段なんてのは納得して払えていれば高いも安いもないけど。と、ブログタイトルを真っ向から放り投げることになってます。 スカパーの料金の一部はクラブへ分配されている(と聞いている)ので、それをコミで考えると、自分自身は納得の金額です。放送されなくなったら大問題ですから。 しかし、12月はJ1の試合が毎年1試合だけなんですよね。優勝がかかっているとかなら別ですが、消化試合だと2580円は高いなと感じてしまう。こんなことを書くと「アントラーズ愛が足りない!」とお叱りを受けてしまうでしょうが、1試合2580円・・。BS-TBSでやらんかな。横浜Mだし。 と、セコいことを考えるのは、ガンバ戦の観戦資金を捻出しようと思っているからだったり。そろそろチケット買わないと売り切れそうな感じですからね。

ユースより3選手来季加入

来季、ユースから3選手がトップに昇格すると発表があった。以下、オフィシャルより。 【DF】鈴木 隆雅(すずき・りゅうが)選手 1994年2月28日179センチ、66キロ(宮城県出身) 代表歴:2011年 FIFA U-17ワールドカップ メキシコ2011出場 スピード・パワー・テクニックを併せ持つ。左足から繰り出されるキックは強烈。国際経験も豊富。  【FW】中川 義貴(なかがわ・よしき)選手 1993年7月14日176センチ、70キロ(茨城県出身) ゴール前で決定的な仕事ができるストライカー。ここ一番での勝負強さもある。 【FW・MF】宮内 龍汰(みやうち・りゅうた)選手 1994年3月2日169センチ、66キロ(千葉県出身) 豊富な運動量で攻守にわたりチームに貢献する。得点感覚にも優れる。  ユースの試合や練習を見たことがないので、どのような選手かまったくわかりませんが、中川君は何となく名前を聞いた気がする。多分、ユースの試合での記録を見た時だろうと思うけど、記憶に残っているくらいだから、きっといい選手なのだろうと勝手に思う。 ユース出身のトップで活躍している選手は野沢と曽ヶ端くらいなので、バリバリ活躍してくれるようになると嬉しい。 それにしても入って来る選手がいるということは、出て行く選手もいるということ。柴崎もA契約に移行し、他にも山村君や伊東君が加入して来ることだし、来季のレンタルバックはないのかも。宮崎は増田や田代のように大きくなって帰って来てくれるかと期待していたんだけど。(ないと決まったわけではないが)。 出場機会の少なくなった小谷野や當間あたりは厳しい状況になる。レンタルで出て行く可能性もあるが、本人たちのことを考えればその方がいいかもしれない。 そして、79年組の本山、新井場、小笠原、中田、曽ヶ端。彼らの今後はどうなるのか。本山が一番厳しいかな・・。 山村君が本山の練習姿勢を見て、鹿島入りを決断したという話もあるくらいだし、元より応援している選手。まだまだいて貰いたいけども、枠の関係とか年俸のこともあるし。 こういった出会いと別れはどの世界にもつきものですが、気になるところですね。

2011第29節磐田戦(アウェー)その2

【2011第29節磐田(アウェー)選手評】 曽ヶ端:青木との連携ミスで失点。慎重になっていたのか、あまり前には出なかった。 中田:慣れない青木をうまくカバー。前田もよく抑えていた。 青木:痛恨のミスで失点に絡む。他は粘り強くやっていただけに惜しい。(左目上を9針縫う怪我)。 アレックス:攻守に精彩を欠いたが、無難にやれていた。 新井場:前半は守備、後半は攻撃とはっきりしていたように思う。無駄走りになることもあったが、積極的に上がる。しかし、効果的なクロスは上げられず。 柴崎:オウンゴールを誘発するクロスを上げる。全体的には疲れが見え、本来の動きには遠く、ファウルも多かった。最後は完全に足が止まっていた。 小笠原:疲労感漂う雰囲気だったが、経験でカバー。 野沢:はっきりと疲れが見える。セットプレーでアシストが出来たのが救い。 遠藤:動きが重く、崩しもない。 田代:ポストプレーの精度がいまひとつ。それでもゴールを決めるとことはさすがチームトップスコアラー。 大迫:疲れのせいか調子は悪かった。 増田:中盤での潰しを期待されての途中交代だったが、磐田の勢いを抑え切れず。 興梠:入った直後にシュートを打ったきり。前線で孤立。 西:役割がハッキリせず、効果的ではなかった。 オリヴェイラ:采配は的中したとは思えないが、逃げ切れたので結果オーライ。 優勝もなく、降格もなくなったリーグ戦なので、ベテランを調整に当て、若手を積極的に起用するかと思いきや、普通に勝ちに行きました。それはそれで間違いではない。ただ、そのわりに内容が薄かったのが残念。 勿論、本命は今のところナビスコ決勝なので、怪我がなく、勝っていい雰囲気が持続すれば問題ない。岩政が間に合わない時を想定して中田・青木の連携を深めておくことも大事だし、柴崎に経験を積ませることも大事(A契約になったそうです)。 しかし、そろそろ遠藤のところは考えた方がいいのではないだろうか。天皇杯では2アシストだったが、同格の相手に対してはどうも手詰まり感があるのだが・・。 ナビスコ決勝までは神戸戦をひとつ。流れを上向きにして臨みましょう。オリヴェイラ監督はあまり興奮して退席処分にならないようにね。決勝ベンチ入り出来ないとかはシャレになりませんから。

2011第29節磐田戦(アウェー)

磐田に完全支配されたゲームだったけど2-1で勝った。不思議なものだ。自分の予想もまったく外れていたが、結果だけは2-1。この時期、勝つことが大事なのでこれでオッケーにしておきましょう。 スタメンは大迫、田代の2トップに、柴崎、小笠原のボランチ。早いうちに勝負を決めるべく、立ち上がりから攻め込んだものの、磐田に対応されてからは押し返され、前半はずっと磐田ペース。セットプレーだけが頼りという展開。 前半のチャンスは、野沢の右CKから田代のヘディングが外れたのと、野沢の左FKから田代のヘディングがワクに収まったやつが、どういう理由かでファウルになったかノーゴール(その前にフエ)になったのくらい。 誰がどういうファウルをしたのか不明だったけど、磐田側のセットプレーでもファウルになっていたので、細かいところも全部取るという基準だったのかもしれません。前半は0-0で終了。 後半立ち上がり、再び仕掛けて行った鹿島。左サイドでFKを得て、野沢が蹴る。ラインの裏側に絶妙なコースで飛んだボールを、田代が丁寧に合わせてゴール。前半の借りを返しました。 ここから鹿島はナビスコの疲れもあって足が止まり、磐田の猛攻を受ける。この日も動きの悪かった遠藤に代えて増田、同じくぱっとしなかった大迫に代えて興梠を投入するも流れは変わらず。 右サイドから山田のルーズなクロスを、青木が一瞬躊躇したところを金園に狙われ、ヘディングを決められて同点。 完全に勢いが逆転していたので、ここから巻き返すのは無理かなと諦めかけた。ところが、柴崎のクロスを磐田DF山本修が、ナイスなジャンピングボレーを味方ゴールに叩き込んでくれてオウンゴール。2-1と勝ち越すことが出来ました。 これで少しエネルギーの沸いた鹿島は、動きの止まった柴崎を下げて西を入れ、ここもあまり効いてはなかったが、何とか気力を尽くして時間を使い切り試合を終了。相性の良さだけで勝ったような試合でした。 磐田の生命線の前田はエリア内で倒れることが多く、ファウルを貰いたがっているように感じた。調子がよければそれでも捻じ込んで来る力を持っているだけに、成績ほど調子は上向きではなかったのかな。 鹿島側は誰がよかったというわけでもなく、みんなでカバーして頑張ったという印象。昔はこういう戦い方を出来ていたのだけど、最近はめっきり見なくなった。それが復活したとなれば嬉しい...

第91回天皇杯2回戦、筑波大学戦

ライブアントラーズでの視聴。細かいところまではわかりませんので、ご了承下さい。 CBに昌子が初スタメン、青木とペア。中盤には代表帰りの増田と柴崎、2列目にタルタを起用するなど、ベテランを温存する形でした。 時折、ゴール前まで迫られるような展開で、聞いているだけではちょっと気になる感じでしたが、そのうちに鹿島の攻撃が増え、ファウルも貰えることが多くなった。 セットプレーのキッカーは主に遠藤だったが、増田、柴崎とはっきり決まってなかったのかな。先制点は遠藤のFKから田代のヘディングが決まってのもの。何よりも先制点が重要だったので、貴重なゴールでした。 続いて大迫の追加点(記録を見ると遠藤のアシストらしい)。これでほぼ勝利を手中に収めた様子だったが、トドメの1点がなかなか取れない。 後半に入って筑波大学も盛り返して来たのか、鹿島守備の実況も増える。攻撃も淡白になってきたのか、だら~っとした雰囲気。(が、漂うライブアントラーズ)。 代わって入った興梠はまたもやフリーでのシュートをいくつか外したみたいです。ダメですな・・。 停滞したリズムを変えるために本山投入。それでもリズムは変わらなかったみたい。3枚目のカードは足がつったか怪我したタルタに代わって小谷野。タルタはスタメンで出たけどもあんまり活躍出来なかったようですね。 結局、試合はこのまま終了し、勝つことが最大の目標だったので、まあこれでヨシとすべきか。90分で勝ち切れたし、ベテランも温存出来た。CB昌子も公式戦デビューを無失点で終えられたことだし、まずまずよかったんじゃないでしょうか。 ところで筑波大学の監督って風間八宏さんだったんですね。全然知らなかった。鹿島相手に臆することなく、チャンスもいくつか演出していた。いいチームに仕上がっていたようです。鹿島もちょっと積めが甘かったかなという気がしなくもないが。 次戦はカターレ富山。カテゴリーも下なので、次も90分で点差をつけて手堅く勝ち上がりましょう。 (以下、個人的まとめ) 【91回天皇杯2回戦10/12(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/3,468人/晴) 【スコア】鹿島 2-0 筑波大学 (前2-0 後0-0) (S 14-9) 【主審】東城譲(主審)、西尾英朗、蒲澤淳一 【得点】 (鹿)前33分 FK遠藤↑田代 1H (鹿)前38分 遠藤→大迫 ...

ブラジルW杯アジア3次予選・タジキスタン(ホーム)戦

スタメンにハーフナーを入れて高さを全面に押し出し、ガンガン攻め込む日本。ベタ引きのタジキスタンに対してフィールドプレーヤー10人で攻めるというくらいの勢いでした。 ハーフナーの高さは頭ふたつくらい抜けており、パワープレーだけでも得点出来るんじゃ、と思っていたら駒野のクロスを、打点の高いヘディングでハーフナーが決めて先制。これでラクになりました。後は攻めるだけ。 中村憲のスルーパスを岡崎が決めて2点目。中村憲のシュートのこぼれ球を、駒野が蹴り込んで3点目。左サイドに流れた中村憲の速いパスに、走り込んだ香川がうまく右足で合わせて4点目。 前半だけで4得点。中村憲がいいアクセントになってました。MVPです。 余裕を持ったことで後半から3-4-3を試すかと思いましたが、さすがにそれはなかったです。 後半開始すぐ、駒野のクロスに再びハーフナーがヘディングで5点目を決めて、李と交代。続いて長友のパスを中村憲が決めて6点目。クロスを上げたように見えた香川のボールがそのまま入って7点目。 これについては試合後のインタビューで、聞かれると思っていたのか、香川はすかさず「狙ってました」とウケ狙い。目が笑ってました。 締めは岡崎。中村憲のクロスをヘディングで決めて8点目。その他、チャンスは多数あり、もう5~7点くらい取っていてもおかしくなかったですが、8-0と充分に大勝。ベトナム戦とは真逆の形で緊張感のなくなる試合でした。 勿論、得点シーンは一杯観たいので、個人的は楽しめましたが。力の差を示せたことも大きいです。天皇杯でも鹿島はこのくらい相手を圧倒して、「もうやりたくない」と思わせるくらい得点して欲しいものですけども。 にしてもタジキスタンも8点取られていてFWに代えてDF投入って・・。せっかく予選に出れたのにねえ。日本側では今野のイエローだけは余計でした。 それと解説のセルジオ氏は、交代枠2つ使っているのに「あと2人」とずっと言っていました。訂正されているのに無視していたことから、多分、セルジオ氏の方が「オマエこそ、何、言ってんだ」って思ってたんでしょうかね。 鹿島から召集されていた増田の出番はありませんでした。まあ、やむなし。チームに戻って頑張って貰いましょう。柴崎も力を見せているので、うかうかしているとポジションもなくなります。 以前、代表から帰ってから見違えるようにプレーがよくな...

2011ナビスコ準決勝、名古屋戦その2

【2011ナビスコ準決勝名古屋戦・選手評】 曽ヶ端:最初のピンチをよく防いだ。失点シーンは残念だったが、120分集中出来ていた。 中田:相方が青木に代わっても落ち着いてプレー。途中、左肩を痛めたがものともせずに奮闘。失点以外は特に危ない場面を作らせなかった。 青木:岩政の代役をよく務めた。守備専門の方が合っているのかもしれない。 アレックス:効果的に攻撃に参加。そのわりに決定的なパスはなかった気もするが、悪くない。運動量が落ちないのは長所。 新井場:冴えなかったが、破綻はなかった。クロスはどこを狙っているのかわからないものも多くて精度が悪い。三都主にはやられた印象。 小笠原:動けている間は攻守に存在感を示す。アシストもついたし、中盤でのボール奪取も効いていた。体力が尽きた後は気力で頑張る。 柴崎:小笠原との連携もよくなり、こぼれ球にもよく反応していた。延長後半に値千金のゴールも上げる。これが初ゴール。MVPをつけたい。 野沢:野沢のトップパフォーマンスには遠いが、動けてはいた。気持ちも入っていたように見える。 遠藤:積極的にシュートを打つ姿勢はよかった。しかし、ボールを持っても意識が後ろにあるようで、怖さがない。 興梠:前線でうまく動いてボールを貰えていたが、得点が欲しい。何度となくあった決定機をどれも決められないのは寂しい。 大迫:ゴールも決めた。追加点のチャンスを逃したのは残念だが、前線でボールキープし、攻撃を組み立てた。MVPでもおかしくないくらいの働き。 田代:機能しなかった。 タルタ:独特のリズムで前線に変化を加える。面白い存在。 本山:柴崎の得点を演出。決定的な仕事をした。 昨日も書きましたが、前半で試合を決められていればもっと安心して観られた試合でした。それでも、柴崎の初ゴールも生まれたし、最終的に勝てたことでヨシとしたい。まあ、興梠には決勝で貸しを返して貰いたいものだが。 岩政は準々決勝の最後の方で足を庇ってましたが、ダメだったんですね。ケネディがいなかったので判断は微妙ですが、青木も無事に代役を務めていました。 鹿島としては90分で決着を着ける感じの飛ばし具合。追加点が奪えず、延長になってゲームプランは狂ったとは思いますが、オリヴェイラは交代枠を我慢して最後に勝負をかけました。これが成功。スタメンの選手もそれまでよく耐えました。 相変わらずの闘莉王...

2011ナビスコ準決勝、名古屋戦

難敵名古屋をアウェーで下しての決勝進出。非常に嬉しいです。 延長になった時は体力的にも危ないと思いましたが、ルーキー柴崎とベテランスーパーサブ本山がやってくれました。鉄壁・楢崎から得点出来たのだから大したものです。よくやった。 鹿島のスタメンは岩政が怪我で外れてCBに青木。2トップは興梠、大迫。サイドバックは引き続き新井場、アレックスで来ました。 いきなりセットプレーから永井にヘディングを決められそうになるも、曽ヶ端がファインセーブ。これで勢いのついた鹿島は序盤からゲームを支配する。 中盤から激しくプレスに行き、小笠原がボールを奪ってショートカウンター。鋭いパスを一瞬で抜け出した大迫が綺麗にトラップを決め、楢崎の横を抜いてゴール右に流し込んで先制点。動き出し、トラップ、シュート全てが合格点です。 更に勢いを増す鹿島の攻撃。再三のチャンスを演出するも、興梠が何度も楢崎のカベに跳ね返され・・。枠内にシュートが飛ぶだけ調子は上向きかなとも思うのだが、どこかで1本決めてくれていればもっと楽に勝てた試合でした。 PAで足を引っ掛けられたシーンでも、その前にシュート打つなり、右に余っていた大迫に出すなり選択肢もあったろうに。判断が遅い。 遠藤も基本的にプレーが後ろ向きで、前に突進してこその選手なのに勿体ない。シュートは積極的に打っていたのでその点は好評価だが、そろそろ決めたい。 追加点の奪えない嫌な展開のまま後半なかばを過ぎ、大迫を下げて田代を投入。どちらかと言えば、前線でボールをキープしてくれていた大迫を残した方がよかったとも思うのだが、体力的なものなのか。 しかし、田代が機能せず、中盤の選手にも疲れが見え始め、ロングボール一辺倒の攻撃も通用しない。名古屋は3バックに変更して、サイドバックを攻撃的にしてから動きがよくなった。 押し込まれるなか鹿島から見て右サイドでファウルを与える。名古屋は素早くリスタートしたのだが、主審が止めてきちんとセットされてしまいました。あの瞬間、嫌な気はしましたよ。あのまま続けてくれていた方がよかったのだが・・。 嫌な予感は的中し、最も決められたくない選手、闘莉王にヘディングを決められてしまいました。 同点になり、鹿島側は余力も残っていないように見え、ましてや楢崎が絶好調とくれば、たとえPK戦になってもゼロックスの再現になってしまう気もして、どうにも...

2011ナビスコ準々決勝、横浜M戦その2

MVPは大迫です。雨の影響もあり、中盤省略の展開をドリブルでリズムを代え、興梠の得点もアシスト。同点に追いつくシュートも決め、最後まで前線でボールを追いかけていたし、この一戦を皮切りに大きく成長してくれれば。 興梠は前半いつもながらの動きで、またしても・・という感じではあったが、得点を挙げて気持ちも変わったように見えた。ループも決まっていればもっと乗れていただろうが、次につながる形は残せたと思う。 田代も途中出場ながら前線で奮闘し、中澤に神経を使わせ、最後は勝ち越しのゴールも決めた。マリノスは栗原が抜けたのが効いたかもしれない。 鹿島も増田が抜けたが、代役は柴崎が充分に務めた。運動量も豊富だったし、守備での潰しも的確だった。攻撃のセンスもよく、スタメンで使ったのは正解でした。残り2戦も活躍すればニューヒーロー賞も頂けるのでは(まだあるのかな)。 小笠原も気力を振り絞ってました。攻守においてチームを支えていた。延長になってからは、さすがに体力的なものかミスもあったが、準MVPです。 新井場、アレックスの両サイドも、3トップにしてからはFWが相手のサイドバックを封じてくれていたので、動きやすかったみたい。新井場も意地のアシスト。体力も最後までもったようですね。 遠藤はやっぱりリズムが悪い。ボールを持ってからも遅いし、前半での交代は仕方ない。野沢もいまひとつだったものの、そのへんは経験の差で破綻をきたすまではいかなかった。雨でテンション下がったのかな。次はやって貰いたい。 岩政も奮闘。中田はいきなりのOGで動揺したのか。軽率なPKも与えてしまい、負けていれば全責任を負うところでした。中田ですら心を乱すくらいだから、それだけ大事な試合だとの意識があったのでしょう。それを勝ち切れたのは大きいですよ。 曽ヶ端も大黒のループと、ラストプレーの谷口の執念のヘディングをよく止めた。谷口のは一度ポストに当たって一瞬気が緩んだ瞬間でしたから、気持ちを切っていたら危ないところでした。にしても自分が打ったシュートがポストに跳ね返り、そのボールを体勢崩しながらヘディングで枠に飛ばすってどんなんだよ。 延長から入ったタルタは元気でした。ファウルになったけどもゴール前でジャンピングシュート打ったり、相手選手2人をブチ抜いたりと、なかなか面白いものを見せてくれている。特にアレックスとの息がピッタリな...

2011ナビスコ準々決勝、横浜M戦

めっきり見られなくなっていた勝利への執着心、久々に見ました。執念の逆転勝ちで準決勝進出。興梠、大迫、田代のFWトリオの3得点での勝利ってのも嬉しいです。 始まりは最悪だった。せっかく契約したスカパーの回線が、大雨のため中継出来ずという表示のまま試合開始。仕方ないのでライブアントラーズを聞きながらの観戦(時々映る)でしたが、立ち上がりに中田と曽ヶ端の連携ミスからOGで失点。 得点力が落ちている、というより皆無のここ最近の鹿島には痛い。更に、中継が再開されたとほぼ同時くらいに中田がPKを献上し、渡辺に決められて0-2。 テレビがまともに観れた瞬間から、もうテンションだだ下がりの展開でした。中田も味方ゴールに枠内シュート打たなくてもねえ。 しかし、この2点でマリノスが守備に専念してくれたのが逆に助かったか。鹿島がずっと攻めている形になった。 リーグ戦では同じように自滅で敗北したのだが、この日はひと味違う。後半頭から、機能していなかった遠藤に代えて田代を投入して3トップの布陣。 リズムのよくなった鹿島はぶ厚い攻めを見せ、大迫がドリブルで左サイドを崩してセンタリング。興梠が胸トラップから反転してシュート。これが超久々の得点になって1点差。 直後に再びチャンスが巡って来るも、ループが外れて連続ゴールならず。自分の見た夢は、あのくらいの位置からゴール右上にズドン、だったんだけどね・・。正夢ならず。 鹿島の攻めは更に勢いを増す。後方からのロングボールを受けた大迫が、ゴール前でDFに囲まれながらも一瞬のスキを突き、振りの鋭いシュート。ボールは左ポストの内側に当たって跳ね返り、ゴールイン。FWらしい見事なゴールで同点にしました。 沸き上がった直後、交代で入った大黒のループで危ない場面を作られるが、曽ヶ端がギリギリ触ってバーに救われた。 試合は互角の展開になり、ようやく面白くなった。チャンスは鹿島の方が多く作りながらもスコアは動かず、延長に突入。鹿島は興梠に代えてタルタ。 後半になっても鹿島ペースで、ミスさえなければ勝てそうな雰囲気はあった。延長後半、クリアボールを拾った鹿島は右サイドに展開。新井場がクロスを上げ、真ん中で待っていた田代がヘディングを決めて逆転。 アイブアントラーズも絶叫してました。「見たか、マリノス!」って言ってました。そりゃ、OGとPKで負けたんじゃ最悪ですからね。鹿...

2011第28節柏戦(ホーム)その2

【2011第28節柏(H)戦・選手評】 曽ヶ端:1点取られた後は2本ほど防いだが、1点目を止められれば・・。 西:悪くはないが、よくもない。 岩政・中田:失点シーン以外は退場者もあり、特になし。攻撃でもゴールを決められず。 アレックス:相手が少なくなったことを思えば、もっと崩して欲しかった。 青木:失点は自らのミス。攻撃も組み立てられず。 増田:有効なパスが出せず、テンポも悪い。柏のプレスに余裕もなかった。 野沢:決定的なシーンを決められず。セットプレーでもいまひとつ精度が足りない。 遠藤:とにかく遅い。柏の速いヨセに何も出来ず。 興梠:シュートを打たないFWは脅威にならない。 田代:いいボールも来なかったが、制空権を握れず。強さも出せず、持ち前の闘志も見られなかった。 大迫:左サイドで張ってボールを受けて、という形だったが、有効に崩せず。 小笠原:入ってからの数分は効果的なパスも見られて楽しみがあったが、何故か後ろに下がってからはその形もなくなった。 新井場:この交代はいつも疑問。効果があるようには見えない。 柏に先制点を取られた後は勝てる気がまったくしなかった。ところがパクドンヒョクが退場になり、少しは反撃出来るのではと思ったのだが、リズムは少しも変わらなかった。 多分、カウンターが怖かったんだろうが、負けている状態で怖がっていては得点なんて出来ない。1点取られたら2点取ってやるくらいの気迫を見せて欲しかった。 むしろ、先に1点取られて0-2になった方が、新潟戦のように攻める気持ちが出るんではないかと期待したんだが、スコアも動かなくなり、つまらない試合になった。 せめてシュートを20本くらい打って、「攻めたんだけど柏の守備もよかったね」と残念がるくらいはしたかった。 勿論、シュートを打たせない柏の守備は見事だったが、それにも増して、鹿島の攻めは緩かった。得点力も断然に落ちて来ているので、何とか修正したいものです。 せっかく名古屋、横浜Mがもたついてくれていたので、ACLの権利くらいは楽しみがあったんだけどね・・。

2011第28節柏戦(ホーム)

情けない。一人少ない相手にまともなシュートすら打てないとは。完敗どころじゃない大差負けです。 とにかくボール持ってからが遅い。ふた昔前のネットの無線回線並みに遅い。高速光の柏ネット回線とはドエライ違いで、一瞬のスキを突かれてドミンゲスから工藤が抜け出し、絶妙なトラップから凄腕ハンタークラスの超高精度でシュートを打たれて失点。 柏は退場者もあってチャンスはこの1回だけだったが、見事に決めた。このへんが首位争いをしている力なんだんろう。 鹿島は何にも出来なかったという印象。悪いけど、興梠がスタメンだと勝てる気がしません。スカパーの解説も言ってましたが、まったくシュートの意識がない。PA内でボール持ったらシュートでしょう。FWの自覚はないみたいです。 青木もスタメンで出てから引き分け2回と負け。小笠原に代わってから攻撃に少しだけリズムが出たことを思えば、やはり守るには適していても攻撃は組み立てられない。わかってはいたけど・・。それだけにドミンゲスだけは絶対に抑えて欲しかった。自分のパスミスからだったし特にね。 遠藤も最近冴えず、後半から大迫に代わりましたが、大迫もいまいちぱっとせず。増田も疲れなのかどうなのか、ボール持ってから迷うシーンが多く、パフォーマンスも落ちて来ました。 柏が守りに専念したことを差し引いても、鹿島のデキは全体的に悪かった。ここのところはFW以外は安心して観ていられたのに、どうしてしまったんだろう。相手がよかっただけなのだろうか。 これでうっすら見えていた優勝やACL圏内も絶望的になり、タイトルはナビスコと天皇杯に絞っていいんじゃないでしょうか。降格もしないだろうし。 そのナビスコがすぐ水曜にあります。横浜もどうやら調子を落としているみたいで、出来れば両者グダグダなまま鹿島が勝っちゃう、みたいな感じでいいので勝たして下さい。 先日、自分の記事でスカパーが10月1日から10日まで解放デーなので、ナビスコ無料で観られるかも、って書いたんですが、どうやらガセでした。すいません・・。 というか、スカパーDaysには「開」マークがついているのに、参加しているチャンネルとしていないチャンネルがあるそうで、全部EPGで確認しないといけないんだそうだ。なんじゃそら。わかりにくっ。 ということでとりあえずフジテレビだけ聞いてみたら、参加していないとのことなので別契約が必...