オリヴェイラ監督、来季はどうするのか
リーグ3連覇、天皇杯2回、ナビスコ1回と既に6冠を達成したオリヴェイラ監督。就任5年で、毎年クラブにタイトルをもたらして来てくれた名将。ナビスコ優勝後、バックスタンドにまで上がってサポーターと一緒に盛り上がるなどアツい心も持っている。 クラブとしては11月中旬に、続投へ向けた話し合いに入る模様。条件や来季のビジョンにギャップがなければ続投になりそうです。そうなるとセレーゾと並び、クラブ最長の6年となる。 個人的には好きな監督だし、出来るならもう少しやって貰って、今の若手をしっかりチームの核として育てて欲しい。 ただ、今季、序盤に低迷したように、戦法が単調になるなど引き出しを出し尽くした感はなくもない。一度ハマってしまうと抜け出せないもどかしさも持ち合わせており、一時期は降格圏に入って解任の声も上がったほど。 確かにずっと低調だった興梠を使い続けるなど、やや納得出来ない部分もあるにはある。 しかし、今年は震災の影響もあったし、マルキーニョスが抜けたぶんと、カルロンの大誤算がダイレクトに響いたとも言える。カルロンがゴールランキングの上位に名を連ねるくらいのデキだったら、優勝争いしていてもおかしくなかった。 来季、続投となれば勿論嬉しい。山村君、ユース組、伊東君など新戦力を、柴崎、増田、大迫や昌子ら若手を軸にした戦力と融合させて新しい形を作り上げ、そして悲願のACLを制覇してやり尽くして鹿島の歴史に名を残して欲しい。 いい報せが入ることを楽しみにしている。