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6月, 2011の投稿を表示しています

徳島ヴォルティスに期待

自分で行ける範囲のアウェーといえばJ2を含め、ガンバ、セレッソ、神戸、京都、徳島あたりで、ちょっと高速を頑張れば名古屋、広島、岡山、鳥取、岐阜くらいまで。あとは旅行の計画に組み入れなければ行けない距離です。 このうち神戸、京都と名古屋(瑞穂)は行ったことあるのですが、何故かガンバとセレッソは行ったことありません。車でいける距離なんですが・・どうしてなんでしょう。 7月末にセレッソ戦がありますから、体調がよければ突撃してみようかと考えてはいる。けれど、その前に名古屋に行ってみたい。屋根つきだし、雨でも大丈夫ってのが有難いし、一応まだチケットは残っているようだけどお値段高めだからね・・高速・ガソリン代いれると2万は超えそうなんで厳しいかもしれない。 セレッソとガンバに行くのが妥当だとは思う。多分、2万で両方行けるだろうし。 それでも来年どっか手頃な距離のところがJ2から上がってきてくんないかな、と順位表を見てみると、京都はJ2になっても下の方をさまよっていて、当分上がってこれないような寂しい状況になってます。近くにスタジアムが造られるとかいう噂もあったのだけど、この調子じゃ何年後になるかわかりませんね。 で、他はないかと探せば徳島ヴォルティスが現在4位につけている。試合の成績を調べると、いい試合をしているようで、もしかしたらという期待を抱ける感じになっている。 失礼ながらメンバーもまったく知らないので名鑑で確認してみると、結構、知っている選手が多かった。監督が元京都の美濃部監督なので元京都の選手がわりといる。 上野、登尾、徳重、倉貫、六車、平島。京都以外では仙台のエリゼウや名古屋の杉本、津田、札幌の西嶋、神戸の榎本、大宮のディビットソン純マーカス、そしてユースでは神童とも言われた柿谷。 柿谷はU15やU17の大会ではズバ抜けた存在だった。一人でゲームを勝たせてしまえるくらいに凄くて、将来A代表にも選ばれるだろうと思っていたのだが、セレッソでは花が咲かなかった。しかし、徳島に来て才能が再び開花しようとしているようだ。 杉本や徳重、エリゼウ、榎本もいい選手だし、楽しめるかもしれない。 J2はまだまだ試合があるので、今はよくても後半バッタリ、という可能性も大いにあるのだが、最後まで昇格圏内に留まり、J1に上がってきて欲しいものだ。いやいや、優勝したって構わない。陰ながら応援さ...

柴崎、伊野波、山村

28日づけの報知新聞によれば、柴崎は右足甲の捻挫で復帰まで3週間ほどの見込みらしい。7月13日(水)名古屋戦か17日(日)仙台戦くらいまで欠場となりますね。 骨折ではなかったのでひと安心ですが捻挫も色々ある。本人もようやく試合に出ることが出来て、しかも手応えを感じていたであろう矢先のこと、焦る気持ちもあるだろう。サポの期待も高い。しかし、フェリペもしょっちゅう痛めては欠場を繰り返しているし、ここは無理しないでしっかり治してきて欲しいものです。 ホントは戦力的にも痛いんだけどね。増田、柴崎のボランチコンビには、鹿島の明るい未来が見えた気がしたから。 そんななか伊野波の移籍交渉が開始されました。海外サッカーに詳しくないのでクロアチアリーグってレベルとかも含めまったくわかりませんが、海外ってやっぱり魅力なんでしょうかね。 ハイデュク・スプリトというクラブらしい。相手クラブからは移籍形態や違約金の支払いの条件提示はまだないようで、大丈夫なんだろうかという気はするが。 違約金は2500万円くらいになるとか。伊野波自身は「ラストチャンスだと思ってやりたい」と前向きな発言。伊野波に抜けられると困りますが、本人の希望となれば快く送り出すしかないでしょう。 そうなればCBとSB、ボランチの出来るバックアップが抜けることになり、CBには昌子にいきなり出番が巡ってくることになるかも。それとも青木をコンバートするのか。 いずれにせよ岩政が今以上にしっかりしないとDF崩壊ということになりかねません。このところ集中力の欠けた失点が多いので気を引き締め直して貰いたい。主審にアピールするよりまず自分のことからね。 薄くなるかもしれないDFの補強に向けて、オファーを出している流通経済大の山村君が、28日、鹿島の練習に参加しました。宿泊先に「ジーコ部屋」を用意するなど、こちらの本気度は伝わったはず。磐田、川崎との競合は楽ではありませんが、是非、来て頂けると有難い。 世代交代を含めて、難しい課題を着々と、確実に進めていかねばならない一年であることには変わりないですね。

サッカーオフの日にマンガを読んで、マッサージで寛ぐ

連戦が続いたので、観戦する方もそのペースに慣れてしまってますが、サッカーってこのくらいのがちょうどいいですかね。勿論、観るぶんには週ニでも三でも全然平気ですが、選手の疲労度とか考えるとそれは無理だしね~。 というわけでマンガを読んでみる。鹿島とはまったく関係なく、ここからフツーのブログになります。 サッカーマンガといえば昔は「キャプテン翼」ですが、さすがにこういうファンタジック?なのは合わなくなりました。今では「イナズマイレブン」とかになるんですかね。必殺技とか面白いけど、現実的じゃないので入り込めません。(ちなみにイチオシは前にも書いたけど「ホイッスル全24巻」)。 最近は「ジャイアントキリング」を単行本で追いかけてます。ストーリーが骨太だし、選手やサポの考え方も色々あって、「へ~そういう見方もあるんだ」とか感心しながら読んでます。勿論、肝心の試合パートも面白く、移籍の話とかもシビア。連載は未読で途中までしか知りませんが、新戦力とか噛み合ってきて強くなってるのかなあ。 それ以外に、レンタル屋でマンガ半額になってたので「LOST MAN」を1~11巻まで借りてきました。(しめて440円。やすっ)。サッカーマンガというだけで借りてきたのであまり期待はしてませんでしたが、これが結構よかった。 記憶を失くしたプロサッカー選手マツモトが主人公で、彼を「勝利請負人」としてクラブに売り込んだりするサッカービジネスのマネジメントをする代理人サカザキが相方。二人で行く先々のクラブに貢献しながら、自分たちの目的を達成していくというストーリー。 サッカーだけじゃなくてクラブの背景とかも絡んできたりと飽きない展開。ギャグパートも、くすりと出来る。11巻までしか置いてなかったので完結と思ってたんですが、続きがあるようです。とりあえず12巻は出ているみたいなので買ってこなくちゃ。他にも探せばサッカーマンガはたくさんありそうなので、古本屋を巡ってみるのもいいかも。 マンガを読んで疲れたらマッサージ。肩やふくらはぎが凄く凝るので、マッサージチェアとか高望みしてたんですが、いいものとなると20~30万くらいする。そんなのとても無理なので、手軽にマッサージ出来るものはないもんかとネットで調べてみたら、大ヒット商品が既に出回っていた。 ルルドのマッサージクッションというやつで、通販とかでも大人気らしい...

5連戦を乗り切れた・・のか

中2日、中3日が続いた5連戦を山形(A)2-0勝、甲府(H)0-1負、磐田(H)2-0勝、神戸(A)1-0勝、川崎(H)2-2分で終えた。 個人的予想(希望)では3勝出来れば上出来だと思っていたので、勝ち点10は悪くないとは言えるが、ホームで1勝1敗1分。そのうち2つがアディショナルタイムでの失点で勝ち点を失っているので、もう少しやれたんじゃないのかというところもある。ひと桁順位にも届かなかったしね。 もっともこれは田代と増田が踏ん張ったおかげであり、興梠を始めとして小笠原、西、アレックスの新井場の調子は上がらず、本山もいまひとつ機能していない。希望の星だった柴崎も怪我。 田代が出場出来なくなったら、途端にチーム状態が最悪の状態に戻る可能性が非常に高いのが不安だが、ここが踏ん張れているうちに他がコンディションを上げてきたら戦えるようになるかもしれない。 まずは怪我人の復帰待ち。地味にフェリペがいないのが効いているので、とりあえず彼が戦列に戻れば中盤の守備も安定するように思う。 カルロン、本田、青木(万全にて)はいつになったら戻るのかわからないけど、伊野波がクロアチアリーグに移籍するかもとの噂もあり、本田はそろそろ帰って来てくれないと困る。そうなれば小笠原には状態を上げることを第一にして貰って、秋くらいに戦力になってくれれば、くらいに出来る。 遠藤はインパクトはないが、それなりにはやれているのであと何かプラスアルファを。野沢は疲労が回復すればやってくれるだろう。大迫にも出番はある。興梠が不調な今、レギュラーを獲れるチャンスでもあるのだから。 色々と不満も溜まった5試合だったけども、上位とは2試合少なくて13差。届かない位置ではない。川崎戦での前半のような試合を90分出来るようになればいいだけだ。やれば出来る・・と思いたい。 名古屋対浦和戦で原のシュートを止めた楢崎が指を負傷してます。映像ではそこまで威力あるようには見えなかったけど、タイガーショット並みの破壊力があったのだろうか。本人はそんな呑気なこと言ってられないが、左手小指の脱臼で全治4週間とのこと。来月鹿島戦には間に合わなそうです。

2011第18節川崎戦(ホーム)その2

ボランチに伊野波の起用は当たっていた。運動量も多くて守備もガツガツいけるし、コンビを組んでいた増田もやりやすそうにやっていた。 ところが川崎が10人になったことで中村憲が2.5列目に下がり、伊野波がそのあたりのスペースを潰せなくなったのが痛かったと、解説の名波氏がおっしゃってましたが、ホントにその通りですね。 増田はミドルシュートもよく打つし、ワクにも飛んでいて得点の可能性を感じさせる。完全にレギュラーを奪った感じです。 左サイドバックは久々に新井場。後ろに下げず前にボールを運ぶところがストレスフリーで、やっぱりアレックスよりも全然いい。しかし、勝ち越してからは省エネモードに切り替わり、攻撃に参加しなくなるうえに守備もルーズになるところが残念過ぎる。 数的有利なんだからサイドがもっと仕掛けて相手を走らせたらいいのにと思うのに、受けに回ってしかも裏を取られまくるとは。田中のゴールだけじゃなくて、それ以外にも何回か突破されていた。 CBも最後の最後がね・・。中村憲のボールがよかったと言えばそれまでだけど、あそこは弾き返して欲しかった。野沢は連戦を考えればよく頑張っていたし、遠藤もテンポがよくなってきたように思う。もうちょっと倒されずに踏ん張って貰いたいところもあるけども。ただ、追加点を取りに行く強欲さが二人には欲しかった。 興梠は物足りないね。スピードが最大の武器なんだけど、疲労からかあと一歩が届かない場面が多く、そうなってくると持ち味もなく、前線で競り勝てないので後ろが厳しい。フルで出てるんだから、2試合に1点くらいのペースで得点してくれないと。 その点、田代は素晴らしかった。ことごとく空中戦で勝つし、ボールキープも出来る。3試合連続ゴールも決めた。コンディションさえ万全なら本当に頼れるエースになれるのだが・・。フィジカル的に交代せざるを得ないのが辛い。 交代組はこの試合に限って言えば、厳しい言葉だが足を引っ張った。1点返されてからは全体的に下がったことで、本山はボールを触る回数が少なくなった。 小笠原は昨日も書いたけど、コンディションが悪過ぎる。出場時間も短いのにこれくらいしか動けないなら、一度ベンチからも外して体調を元に戻すことからやった方が、チームのためにも本人もためにもなるのでは。 アレックスはどこでも出来るということだけど、逆に言うとどこも中途半端ってことな...

ロンドン五輪アジア2次予選クェート戦(アウェー)

ホームのアドバンテージを持ってアウェーへ乗り込んだU22日本。前半に挙げた先制点を有効に使って、1-2で敗戦したものの何とか2次予選突破です。次に進めたのはよかったけれど、内容はよくなかったですね。 立ち上がりからクェートが攻め込んで来るが日本も冷静に受け止め、次第にペースを取り戻す。前半21分には中盤からのロングパスに反応した酒井が裏に抜け、飛び出して来たGKの上を越すループシュートで先制点。アウェーゴールの関係もあって、これで日本の2次予選突破は確実かに思えました。 ところが序々に中東の暑さが体に沁みてきたのか、動きも重くなり、後半に入って気持ちを切り替えて来たクェートの猛攻の前に防戦一方。 対応がルーズになり、FKからのこぼれたボールをアリにボレーを決められ同点。更に勢いづくクェート。PA内に侵入したナセルを鈴木が倒し、甘めの判定でPK献上。決められて逆転。 ここからはバタバタとした展開で、どうなるかわからない感じでした。カウンターからチャンスを作ったものの決められず、守備でも危ない場面を何度も作る。権田のファインセーブでそれ以上の失点を許さなかったが、こういう時間帯を多く作ってしまうのが、このチームの課題ですかね。 大迫も途中から入りましたが、ゲームが落ち着かないなかでの交代で何も出来なかった。あそこで何かを出来るようになれば大したものだんだけど・・。それでも中東の試合を経験出来たことはプラスになるはず。鹿島もFWが苦しい状況なので、是非、それを還元して貰いたい。 日本はトータルスコア4-3で最終予選に進出。中国が敗れたために第1ポットが韓国、オーストラリア、日本となり、ここらの強豪を当たらなくて済むのはよかったです。あとはイラク、バーレーン、カタール、サウジアラビア、シリア、ウズベキスタン、マレーシア、オマーン、UAE。 しかし、ここ2戦の試合内容を思うと、どこが相手でも1位で通過するのも大変。五輪大丈夫ですかねえ。各自レベルアップしないと厳しそうです。 (以下、個人的まとめ) 【ロンドン五輪アジア2次予選アウェー2011/06/24(木)】(アルハマドスタジアム(24日)1:45(現地19:45)KickOff日本) 【スコア】クェート 2-1 日本 (前0-1 後2-0) <!-(S 22-5)->  【主審】イルマトフ(主審:ウズ...

2011第18節川崎戦(ホーム)

ガッカリもいいとこだ。この試合を擁護する気にはなれない。10人相手に2点差を守り切れずにラストワンプレーで同点。メンタリティの差は歴然です。10人で2点差でも川崎はまったく諦めてなかった。 監督の采配ミスも大きい。前線で効いていた田代を下げてからまったく前にタメを作れず、受け一方になったこと。中盤で効いていた増田を下げてアレックスという意味不明な選択。 そして、小笠原の予想以上のコンディションの悪さ。オフサイドで得点が取り消されたとはいえ、自陣深くでボールを取られてからカウンターを浴びて、あわやゴールに直結した(結果はオフサイド。録画で確認も間違いない。主審もよく確認した)。 試合を締めるのにベテランを後から出すのはいいのでは、と前に書いたことあったけど、こんだけ悪いんなら出さないで欲しかった。運動量を上げなくてはならないのに逆に落ちたのでは話にならない。 にしても何故、田代より興梠が優先なんだろう。田代のコンディションを考えてのことでしょうか。明らかに前が手薄になった。増田もそんなに運動量落ちてたようには見えなかったが。 前半だけを見れば完璧だった。ロングボールから田代がDFに競り勝ちゴール。アデイショナルタイムにCKのこぼれから中田の強烈なハーフボレー。 なのに川崎に退場者が出て攻めに出て来てからは、バタバタし始めた。10人になってスペースが出来たことでジュニーニョ、中村憲、稲本にボールがよく回るようになり、中盤で効いていた伊野波の効力がなくなった。それを修正するために投入した本山、小笠原が機能せず、増田を下げてそれが決定的になった。 稲本のスルーパスから田中に決められ、ラストワンプレーのCKを小林にフリーでヘディング、こぼれを押し込まれて同点。誰もがボールウォッチャーになっていた。特に小笠原。まるで90分やったかのような動かなさっぷりだった。キャプテンマークを巻かなかったから力が出なかったのだろうか。 甲府戦の反省を活かせず、川崎相手にまたしても勝ち切れなかった。ナビスコで負けたことを思い出させるショックな引き分けです。選手評についてはまた明日。 (以下、個人的まとめ) 【2011第18節6/25(土)】(カシマスタジアム18:34KickOff川崎/17,409人/曇) 【スコア】鹿島 2-2 川崎 (前2-0 後0-2) (S 14-14) 【主審】飯田淳...

2011第17節神戸戦(アウェー)選手評

テレビで観ているよりも、もっと酷かったと思ったのがいくつか。 曽ヶ端のキック。たっぷり時間をかけて蹴ったのがそのままサイドラインアウトってのもあったし、スローインが相手にカットされるってのもあった。あれだけグダグダだと、シュートがワクに飛んだら入っちゃうな~って半ば諦めてたんだけど、都倉のはよく防ぎました。 次にアレックス。バックパス(得意技)は昨日も書いたけど、スピードも意外にない。わりと小柄だし、右足シュートも決まりそうな雰囲気がなかった。でも新井場が使われないってことは、これ以上に悪いってことなんだね。 そして、小笠原の疲労感。中2日、中3日ではもう無理なんじゃなかろうか。前半だけで体力使い果たしてました。柴崎とうまくローテーションしながらいけるかとも思っていたのですが、柴崎の怪我の状況がわからず、青木も体調不良から復帰せず、本田もアレだし・・。余っていると思っていたボランチがむしろピンチになりそうです。 逆にテレビで観ているよりもよかったのもいくつか。 遠藤は運動量ないと思ってたけど、フォローにも入っていたし、イメージよりもマシだったような。気のせいかもしれないけど。攻撃はもっと大胆にやって欲しいんだけどな。 野沢は現地では全然動けてなかったように見えてたんだけど、テレビだと攻撃にうまく絡めている印象だったし、このあたりギャップがあります。うまくやっているのかな。 田代が輝いていたこと。前線で体張れるし、ポストもこなせる。フィジカルはまだ万全ではないのに、よく頑張ってました。山形から帰って来てくれてなかったら今頃どうなっていたか・・。興梠が酷かったってのもあるけど、頼れるFWと思えました。 ただ、田代がいるとロングボールに頼ってしまう傾向があり、単純に放り込むボールも多かった。もっとサイドバックが勝負にいってエンドライン際からクロスってのもないと、ワンパターン化してしまう恐れも。中央を強引に突破するのもあんまりなく、遠藤がボールを持ってウロウロして取られる、というシーンを一番多く観る。 西の調子もいまひとつ。CBはあまり活躍の機会がなかったので評価しづらいけど、時々どっきりするような場面を作られていたので、攻撃の強いチーム相手だと心配です。 増田はよかった。パスも正確だったし、守備もしっかりしていた。攻守にバランスが取れているので、青木よりはいいように思う。...

2011第17節神戸戦(アウェー)(観戦)

決着、着きました。内容はいまひとつで、神戸の調子の悪さがそのまま鹿島の勝ちになった感じですが、ホントに勝って嬉しい。いつもはサッカーに興味のない人や京都サポに付き合って貰ってたんですが、一人で行ったのがよかったのかな。とにかく電撃参戦してよかった。 観戦した場所はバック自由の、かなり鹿島寄り中段。どこもそうなのか、ここまでアウェーに寄っても神戸サポが半々くらいです。雰囲気もまったりしていて試合始まってからやってきて、前半の間中、夕飯を食べている人もちらほら。集中出来ん・・。入場数のわりにバック自由は結構人で一杯でした。 さて、試合。去年のぐだぐだ感をまだ覚えているので、立ち上がりはいいように見えました。ところがいきなり鹿島の右サイドからいいボールを放り込まれて、あわや吉田に決められそうに。おととしの数十秒で決められた悪夢が蘇りましたよ。 その後は鹿島がペースを取り戻し、ほぼピンチの場面もなく押し込む展開。興梠が外し、興梠が外しって感じでいくら攻めても得点にならないまま前半終了するのかと思われた矢先、遠藤が自陣左サイドでボールを奪い、珍しく縦に突進。うまく体を使って中に入ってグラウンダーでクロス。 ニアで興梠が釣り、ボールはファーにいた田代のところへ。DFが先に触ってコースが変わるが、咄嗟に右足を合わせたところ膝に当たり、絶妙なループになって先制点。現地で観ていた時には素晴らしいループシュートだと思ったんですが、ラッキーなゴールだったんですね。 録画のインタビューでは本人もラッキーと認めた上で、「あそこにいられたのがよかった」と言ってます。まさにその通り。にしても速いクロスか高いクロスが来ると思ってたって、まったく意思の疎通は出来てなかったみたいですが。 それと遠藤。このプレーはよかった。でもその前までは、アレックスと遠藤では絶対に左サイドは崩せないと思ってました。バック側で観てたから前半は目の前だったんですが、二人ともボールを持っても後ろか横にしかパスを出さない。前においしそうなスペースが空いているのにそこまで抉って行こうとは全然しない。 監督の指示なのかとも思ったんですが、アレックスにはもう少しやりたいようにやっていいと言っているらしく、あれが彼の限界値なのかな。だとしたらいい加減もう「攻撃的な選手」とか言うのやめて貰いたい。 後半になり、神戸がポポを投入してから...

アウェー神戸戦、急遽参戦

体調万全ではなく、「おとなしくしているように」と医者から言われていたので、神戸戦は自宅観戦かなと諦めていたのですが、ネットで座席の空きとか駐車場やら調べていたら意外と少ないようで・・。 と、一度思ってしまったら、やめられない止められない。来年、今よりよくなっている保証はないからね。行ける時に行くべきと勝手に結論づけ、急遽参戦を決定しました。さすがにいきなりなんで友人も都合つかないだろうし(一度断ったし)、黙って、お一人様観戦です。一人で行くのは初めてなので今から緊張してます。 体のことは後から考えよう。ギャンブルは負けてから考えよう。ダメ人間の典型だから真似しちゃいけないよ。 ちなみにチケットはいつも予約なしでローソンの「Loppi」で買うんですが、いつの間にか発券手数料が1枚につき105円取られるシステムになってました。去年タダだったのに、って店員に聞いても、犬のおまわりさんばりに「わからない」って言うんで(間違えた。わからないってのは子猫だった)、帰ってネットで調べたら2010年11月1日10時から手数料105円かかるようになったってあります。世知辛い世の中になったもんですな・・。 過去のホムスタ観戦では1勝1敗1分なんで、今回勝って決着を着けたいところです。大久保にいつも決められているので、ここはしっかり抑えて貰いたい。神戸も清水に大勝してからは調子悪いようなので、そのままでいてくれれば有難いんですけどね。 神戸に怪我人や出場停止選手はいない模様。鹿島は誰が回復していて、誰がまだなのかいまひとつわかりませんが、フェリペが間に合うようなら中盤に厚みが出そうなんですが。 ボランチは小笠原、増田でしょうか。柴崎が前節よかったんでそのままの可能性もありますが、フィジカルが回復していたら小笠原が優先かと。 DFはアレックス、中田、岩政、西かな。大久保に対応するのが中田の方がいいのか、スピードのある伊野波をつけた方がいいのか素人レベルではわかりません。右サイドは新井場が少し痛んでいたようなので、西が回復していると仮定して。 2列目は野沢、遠藤で変わらず、フェリペがいけるならスタメンでいくかも。FWは興梠、田代。今度も得点を挙げて貰いたい。 ホムスタでやる時は(西京極もそうだけど)毎年、夏場が多いこともあって動きの重い鹿島の面々ですが、今年こそは運動量を上げて、ガンガン攻撃...

ガンバ大阪アドリアーノ、カタールのクラブに移籍

ガンバ大阪のアドリアーノが、カタールのラッホイヤに移籍。既に両クラブ間で合意に達したらしく、移籍金は6億とか言われています。こうなることを予期して5億円の違約金を設定したのが効きました。さすがナニワのあきんどです。 (29日追記:移籍先はオーナーが同じのアルジェイシに変更となりました)。 勿論クラブやサポにとっては戦力ダウンだから、歓迎すべきものではないんだろうけど、正直、あまりかわいそうとは思わないんだよね。マグノアウベス、バレー、レアンドロに続いて4件目ですが、どの選手も他クラブのエースを好待遇で引き抜いてきた結果だから。 これってあれだよね。彼氏の要る女の子を自分の彼女にしたけど、別の男に浮気しちゃって結局別れてしまうってケース? いやいや、そんなのと比較しちゃいけないんだろうけど、どうしてもそう思う。まあ、仕方ないよ。 それでも、違約金を設定していたおかげでクラブにはお金が残る。ガンバ経由カタール行きのルートが出来上がりつつあるのが怖いけど、なんだったらそのルートでカルロンも・・。 来季はどこのエースを獲得するか知らないけど、思い切って違約金10億くらいにしといたらどうだろう。うまくいけば新スタジアムの建設費用くらい浮いちゃうかもよ。 優勝候補のガンバだけに戦力ダウンは有難いことですが、なかば想定していた感じで前節も勝っちゃいましたし、このチームの肝は何と言っても遠藤ですね。代表でも頑張ってクラブでも頑張ってって、敵ながら本当に凄いヤツです。鹿島サポですが、遠藤は関係なく応援してます。でも鹿島戦では出場停止とかが・・。 しかし、こうなってくると、移籍はもうやむを得ないものとして、どれだけクラブにお金を残していってくれるかが重要になってきますね。今のところ鹿島の外国人にその心配はないけど、若手も狙われている時代ですから、クラブと選手、サポーターとの信頼関係が、もっと大切になってくるように思います。

ロンドン五輪アジア2次予選クェート戦(ホーム)

五輪二次予選のレギュレーションが変わり、ホームアンドアウェーの一発勝負に変更。ホームで勿論負けられず、失点もしたくない難しい試合を3-1で勝ち、予選突破に向けて道筋はつけられました。 鹿島からは大迫が選出され、エース永井の怪我(左足首)もあってスタメン出場。前線で精力的に動き、パスを引き出したり、ポストとして受けて出したりとうまくやれていました。 相変わらずヘディングは残念なデキなんですが、それでも後半カウンターから山崎の絶妙なパスを受け、GKのニアを抜く3点目のゴールを決めた。充分役目は果たしましたよ。よかったよかった。 クェートは序盤、前に一人だけ残して完全ベタ引きの引き分け態勢。日本は勢いをつけて攻めにかかり、パスも回って得点の気配は色濃くありました。左サイドから比嘉が縦に突破して深い位置からクロス。GKの前で大迫が競って抜けたボールを清武がダイビングヘッドで決めて先制。自分たちの時間、それも早い時間で得点出来たことが大きかったです。 1点取っても攻撃の手を緩めず、清武のCKを後ろから入って来た浜田がヘッドで豪快に決めて2点目。前半、危ない場面といえば右サイドからクロス気味のシュートがワクを捉え、権田が辛うじてセーブしたところくらい。よくミドルでニアを抜かれる曽ヶ端だったら失点していたかもしれない微妙なコースでした。 後半に入ってさすがに攻めに出て来たクェートに、若干、日本もリズムを失いかけつつあったものの、カウンターから上記したように大迫が決め、試合は決まったかと思われた。 しかし、逆に集中力を欠いたのか右サイドの酒井が縦に突破され、センタリングも浜田のクリアが中途半端になり、拾われたボールをジャゼアに決められ痛恨の失点。俄然息を吹き返したクェートと、足が止まり始めた日本は互角の展開になり、アウェーゴール方式を考えると最後まで気を抜けない展開となりました。 交代出場の原口が3本くらいチャンスを作りましたが、得点には至らず。どれか1本でも決めていてくれたら、チームの失点をチャラに出来るくらいの終わり方になったのだけども。疲れもあったのか、全体的に攻撃も雑になっていて、単独で得点するくらいしか出来ない感じでした。 両サイドバックはあまり後ろに下げず、仕掛けて前に行く意識がよかったのですが、失点した時間帯はもたついてましたね。攻め疲れていたんでしょうか。 ベンチの...

2011第16節磐田戦(ホーム)その2

MVPは迷ったんですが、野沢につけました。セットプレーの精度が高くて序盤の戦いを優位に進められたところが評価点。後半、体力切れたのが、らしいといえばらしいのですが、両得点の起点になっているし、やっぱり攻撃の要であることには違いない。コンディションをうまく維持して貰いたし。 次点は柴崎。球離れもよく、センスもいい。守備もしっかり出来ているし、フル出場も出来た。増田とも合っている気がするし、これからも期待していいかもしれない。CKのこぼれをシュートにいった場面も惜しかった。判断とシュートはよかったが、川口に阻まれた。川口め。元日本代表の肩書きはダテじゃない。 岩政も攻撃時には完全に空中戦で勝ててましたが(ゾーンディフェンスのおかげとも)、前田と金園は捕まえにくかったのか、時折危ない場面を作られることがあった。シュートの精度がもう少しあったら、今までと同じようにやられていたかもしれない。アレックスの危ない守備のせいもあっただろうが。 アレックスはもともとサイドバックではないことを差し引いても、守備には不安がある。ジウトンよりはマシとはいえ、簡単に入れ替わられたり、後ろから入り込んで来た相手に前を取られたりすることが多くて怖いね。まあ、今季はこのままいくしかないだろうけども。 いっそのこと中田を左に出して、中を伊野波、岩政とかでガッチリ固めてみてもいいようにも思うが、それだと体力的にキツいんでしょう。新井場も攻撃控え目でした。前半、サイドラインを割りそうなボールをマイボールにしようとして足を痛めた様子だったので、その影響があるかもしれません。 田代、興梠はとにかくそれぞれ得点を挙げられたことが大きい。やっぱりFWは得点。スピードと高さ、自分の持ち味を出してどんどんゴールして欲しい。ちなみに田代は守備時のセットプレーのフリーマンとしても活躍。昨年、山形戦でほとんど弾き返されてましたが、強いですね。 伊野波も前節ベンチを外れましたが、問題なく動けていました。カバーリングもよかったと思う。遠藤は少しよくなったかな。自陣深いところで安易にパスを出してミスするのは何とかして貰いたいが、攻撃では球離れもよくなっていて、もったり感がちょっと解消されてました。弟(柴崎)に負けまいとする三男という感じでした。 曽ヶ端は見事な飛び出しと集中力で無失点に貢献しましたが、キックの精度は上がりません...

2011第16節磐田戦(ホーム)

先制点が勝敗を分けた。立ち上がりの早い時間帯に取れたことでペースを握れたし、磐田が後手に回ってくれた。前半後半に得点し、無失点に抑えて勝てたのだから今の鹿島にはとても大きい。 そして、若手が先発した試合をしっかり勝てたことが何よりもよかった。ボランチの柴崎・増田コンビにもいい影響を与えてくれるはずです。 小笠原の代わりにスタメン出場の柴崎は、解説の名波氏も絶賛していましたが、新人とは思えない落ち着いたプレーで中盤にいいリズムをもたらしていました。遠藤も刺激を受けたのか走ってましたし。相方の増田はサポート役に回っていた感じ。 チームとしては珍しく早い時間帯にファーストシュートも打ったし、増田のミドルも勢いを生んだ。これで得た4連続CKから岩政がヘッドで合わせ、GKの前で待っていた興梠が胸トラップして反転、右足でシュート。ハンドと判定されてもおかしくないトラップでしたが、無事にゴールが認められて先制点。 興梠はこのゴールはよかったんだけど、その後のビッグチャンスでふかしてしまったりと、もう1本決めて試合を決められないところはちょっともどかしい。 その後は磐田にペースを取られるものの、曽ヶ端のセーブもあって無失点で進行。中盤の守備も柴崎のポジショニングがよくて崩れずに踏ん張れていた。磐田もバックパスが多くなり、前田に危ないボールが渡ることが少なかった。ジウシーニョもキレが少し落ちていて助かりました。 後半に入ると鹿島はあまり攻撃せず、いつものように嫌な流れになりつつあったが、相手CKのカウンターから伊野波が突如攻め上がって相手を混乱させる。 そのスキに野沢からボールを受けた遠藤が、DFにつかれながら左足アウトサイドで前線にパス。DFに当たってコースが変わり、ヒキの強さを発揮した田代の前にこぼれる。ファインセーブ連発の川口が飛び出してきたものの、冷静にボールを浮かして追加点。これでかなり楽になった。 動きの止まり始めた鹿島は遠藤→小笠原、新井場→中田、野沢→西とスタメンクラスを投入し、失点することなく試合を終わらせる。前半11本、後半3本というシュートバランスの悪さはどうだろうとは思うが、若手が後から出て来て同点にされるよりは、若手で勢いをつけて、後ろをベテランが締めるという形はいいのかもしれない。 交代後のポジションは詳しく確認出来ませんでしたが、小笠原・中田があの時間帯...

柏原主審引退

鹿島の情報が手に入りづらいので、柏原丈二主審の引退の話題。みんな興味ないか~。 アジアサッカー連盟の審判部長に就任するため、6月11日の横浜対柏を最後に引退されました。 柏原氏といえば、「すぐにキレてカードを出す」という印象が強かった審判。アフターゲームショーでテロップが流れてましたが、J1で180試合中警告が781(平均4.34)、退場が40(平均が0.22)。J2で90試合中警告が350(平均3.89)、退場23(平均0.26)。トータル警告平均4.19、退場0.23。 1試合で警告平均4枚、退場が0.23ってことは5試合に1回は退場者を出してるってことでいいのかな。やっぱり多いんじゃないでしょうか。ちなみに引退試合ではカードは1枚も出てません。やる気を見せたらいいのにって思ってたけど、チャリティマッチじゃないから無理ですね。 自分が柏原氏の名前を強く脳裏に刻んだのは、名古屋まで遠征した2005年7月13日(水)のこと。地元の京都以外で観戦するのが初めてで楽しみにしていたのだけど、前半26分に本山に厳しめのカードを出し、5分後にちょっと苦情を言った本山に逆ギレして2枚目の警告。即座に退場にしてくれました。 その後、名古屋にいいようにやられて結果0-3の完敗。宿に戻って直径30センチくらいあるケーキを丸々ひとつヤケ喰いして、あまりの甘さにしばらく気持ち悪かった思い出が強く残ってます。 それ以来、正直、嫌いでした。でも最近はお歳を召されたせいか、めっきり昔の姿も影を潜め、そんなに嫌じゃなかったように思います。審判も入れ替わって来て、若手のヘンな人も増えてきたので、後を継ぐ人は一杯いますけどね・・。 とにかくお疲れ様でした。

J2プレーオフ導入検討

【J2が来季からプレーオフ導入を検討】 J1への昇格方法を変更し、上位2チームはそのまま自動昇格だが、3チーム目は3~6位までによるトーナメント戦で決めるという案らしい。プロ野球のクライマックスシリーズにモロ影響されてますな・・。 以前、J1の優勝チームもクライマックス方式にするとかいう話題があり、有難いことに立ち消えになってくれましたが、こんなところで再点火したようです。 自分としては反対の立場なのだけど、メリットとしては消化試合を少なくして、観客増やレベル向上を図るとある。確かにその意見もあるだろうけど、毎年3~6位なんて最後の最後までもつれてるんじゃないのかな。消化試合なんてほとんどないように思うんだけど。 (加筆修正します) 「よく考えたら3~6位ではなく、最後に争奪戦となるのは6位のところですね。となれば実際は6~10位くらいのチームに、最後までチャンスがあるということかもしれない。そうなったらJ2の半分のクラブにJ1行きのチャンスが残るということで、盛り上がりという点においてはメリットがあるかもしれない」 「しかし、それだと下にも書いたけども、なんだかんだで最終節で10位のチームが逆転6位になり、そこでトーナメントも勝ってJ1昇格したら・・それはそれでおめでとうなことなのだろうか。自分が応援しているクラブだったら嬉しいことには間違いないんだが、とてもJ1で通用するとは思えない。それも含めて経験といえばそうなんだけども」 「プロ野球のCSも勝率5割を切るチームが3位になる可能性もあり、そこがCSで逆転優勝って可能性はある。そういうのはやっぱりどうなんだろうなあと思うので、やっぱり個人的には反対かなあ」 それより、間違って、と敢えて言うけど6位のチームが勝ってトーナメント勝っちゃたりしたら大変だと思う。J1を経験しているJ2の6位だったらまだしも、「本当はまだまだJ2レベルなのに6位だった」というチームが昇格なんてしてしまったら、ヘタしたらシーズン1勝も出来ない可能性だってある。 着実にレベルアップして、そんな一発勝負ではなく、J1に昇格して残留とかではなく上位争い喰い込めるような体力をつけてからの方がいい。そのための順位だから。 まあ、個人的楽しみとしては、岡山や徳島あたりのチームが上がってきてくれたら、観に行く楽しみは増えることは確かなんだけどね。 正式...

2011第15節甲府戦(ホーム)その2

左サイドバックに新井場が復帰。個人的にはアレックスよりよかったと思う。機を見てのダイナミックなオーバーラップとか持ち味を出せていたし、パスもうまく回ってたと思うけどな。なんで崩せないんだろう。中をガッチリ固められてるからか。 どうもボランチのどっちかがゴール前まで絡んでこないから、中に一枚足りないような気がする。小笠原は体力的にちょっと無理っぽいので、そこは増田が担当して欲しい。グイッと真ん中に突入してきてDFを混乱させるくらいの芸当は、増田なら出来るはずだ。まだまだ若いんだし。いいパスを出せていたのに、後半消えてしまったのが残念。 田代は空中戦で完勝ってまではいかなかった。うまく味方につなげば・・ってシーンもあったけど、そこまで呼吸は合ってなかったね。攻撃がDFとGKの間を狙うロングパスが多かったのは、田代の高さや興梠のスピードを活かすのには向いていたと思うけど、しっかり守られてました。 西もちょっと疲れてる様子。伊野波、青木が体調不良、本田、フェリペも怪我。カルロンはどうなってるのかわからないけど、あまり期待しないで、出て来てくれたらラッキーくらいに考えた方がよさげ。 そんななかイゴールが初出場。シュートの強さが武器ということらしいけど、打つ場面はなかった。スピードはなさそうだったし、技術的にはまだ若いから大きな期待も出来ないだろう。個人で局面を打開する力まではなさそうです。伸びシロに期待ってところか。 中田、岩政、曽ヶ端のDFの要も、今年は最後まで守り切れない。やっぱりローテーションになると微妙な綻びが出るのかな。そんなこっちゃダメだと思うんだけど。無失点に抑えないと、攻撃陣のことはとやかく言えない。 甲府のサッカーは三浦監督らしいサッカーになってました。好き暗いで言えば自分の好みではなく、前のが好きだった。まあ、それでJ2落ちしたんだから堅実なサッカーの方がいいだろう。実際、鹿島にも勝ったし。 問題は鹿島。ホーム復帰戦を落としてしまった、この暗く重い流れをどう変えるのか。次の試合はすぐそこに迫っている。そろそろ本当に何とかしないと、先頭集団も見えなくなってきましたよ。

2011第15節甲府戦(ホーム)

ホーム復帰戦だったのに負けた。下位のチームに負けた。というか鹿島の方が下になった。 引いた相手を崩せないという課題は、今回もクリアされない。シュートが全然ワクに飛ばないんだから仕方ないんだけどね。 前半はバランスもよかったし悪くないように見えた。小笠原のパスも冴えまくっていたし、興梠もよかった。田代もうまく捌けていたし、遠藤もいつもよりよかった。 強いて言うなら本山は別として、交代で出て来た柴崎、イゴールが攻撃に絡めなかったところが流れを引き寄せられなかったか。スタメン組の動きも止まってきて、まったりしてきてどうにも手詰まりになってしまった。 あと、あんまり言っちゃいけないんだろけど、ジャッジは納得のいかないものが多かった。高山主審はあまり好きでないんだけど、ますます印象が悪くなった。 あれだけ荒れた試合になったのは、抑え切れなかった鹿島側も悪いんだけど、やっぱり主審の責任が大きい。細かいところを言うと色々あるんだけど、こういうことを言うと審判のせいみたいになっちゃうので審判批判はそこまでにして、負けは負けで守備の集中力が続かなかったというところ。 アディショナルタイムで攻撃に気が向いていたのか、ハーフナーがぽっかり空いてしまった。片桐のパスもよかったし、しっかりワクにも飛ばされた。こういう形が鹿島は最近全然作れない。だから、全体的にぼやけたまま「ボールは持ってるんだけど」って状態が続く。どうやって改善していくか考えなきゃだね。 いっそのこと鹿島も引きこもってリアクションサッカーにするか・・って、そんなサッカー見たくないけど。 遠藤がカウンターからシュートにいってワクの左に外れたシーンがあったんだけど、あそこは中に打って、リフレクションを誰かが押し込むという形の方が得点になる可能性は高いと思うんだけどな。ニアを狙うなら最低限ワクには飛ばさないと。 内容的にも結果的にも重い試合だった。この勝ち点ロストは正直、痛いです。 (以下、個人的まとめ) 【2011第15節6/15(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff甲府/7,810人/曇) 【スコア】鹿島 0-1 甲府 (前0-0 後0-1) (S 10-9) 【主審】高山啓義(主審)、岡野宇広、前田敦 【得点】 (甲)後45+2分 片桐→ハーフナー・マイク 6左 【警告】 (鹿)興梠1(前14分)、新井場1(前2...

明日はカシマスタジアム復帰戦

明日はカシマスタジアム復帰戦。ようやく、おうちに帰って来ましたね。 相手は甲府。この前の川崎戦をちょっとだけ観ただけなので詳しくわかりませんが、攻撃的なところは変わってなさそうでした。 ショートパスをつないでゴール前に攻めて来る小気味いいサッカーをしていて好きなクラブだったので楽しみです。まあ、その方が鹿島にとってやり易いというのも大きいですけども。 高さだけだと思っていたハーフナーが、足技もいけることを知ってちょっとびっくり(失礼しました)。好調みたいなので要注意です。 先日、ピッチ上で口論していた岩政と興梠は、新聞や鹿島系ブログによると、守備についてお互い言いたいことを言い合っていただけということで、「思っていることを口に出して言えるのはいいことだ」という方向でまとまっている様子です。本当のところは当人同士にしかわかりませんが、黙ってやっているよりいいことは確かでしょう。 大迫がU22に召集されてますので、鹿島の布陣は興梠のワントップか、田代をスタメンに入れるか。フェリペら怪我人が戻って来るかどうかにもよるでしょうが、田代も怪我明けなので興梠のワントップでしょうかね。 そうなるとFW興梠、2列目に野沢、柴崎、フェリペ(ダメなら遠藤)、ボランチ小笠原、増田(青木は怪我?)、DFアレックス(本当は新井場が希望)、中田、岩政、西、GK曽ヶ端という布陣がいい。柴崎を思い切ってトップ下起用というのは面白そうなんだけどなあ。少なくとも小谷野より。 もっとも、田代が万全ならFW興梠、田代、MF野沢、フェリペ(遠藤)、小笠原、増田(青木)、DFアレックス、中田、岩政、西、GK曽ヶ端と、この方が安定するとは思います。 どちらにせよ、ベンチから流れを変えられる切り札がなさそうなのが不安材料。早く本山が戻って来てくれればいいのだけど。 とにかく受けに回らず、ホームなんだからドンと構えて攻め勝って欲しい。ここから流れを変えよう。 相変わらず怪我人情報もわからず、事前情報もないままの予想なんで大外れ濃厚です。そんなんもアリかな~程度でよろしくお願いします。明日は特別急いで書くことがない限り、試合後の更新となります。

久々にアフターゲームショーを観た

今季はここまで鹿島以外の試合を観る機会がなかったので、スカパーのJリーグアフターゲームショーをチェックしてみました。その他の試合も流し気味にですが、生放送をいくつか見学。 首位を爆走している柏ですが、集中力がハンパじゃないですね。守って一発で得点、シュート4で2点。後はガチガチに守っての完封勝利。昨季J2で2敗しかしていない自信の表れか、オーラのようなものが出てました。 仙台も引き分けはしましたが同じような印象を持ちました。広島にしたって基本的に佐藤寿、李を残して守っているので、上位にいるチームはカウンターサッカーでしっかり勝ち点を上げているという感じです。 まあ、何をもってカウンターサッカーというかは曖昧な気がするので(攻める時間帯もあるから)、あくまで印象です。まず0点に抑えられれば負けはない、という感じなんでしょうか。 振り返ってみれば鹿島が横浜Mに負けた試合も先制されてから引かれて、結局シュート4本で3点(オウンゴール1)だった。横浜Mは柏戦でそのまんま同じことをされちゃいましたけど。 勝っている、あるいは負けていないというのはチームに与える影響が改めて大きいと思いました。上にも挙げましたが集中力が全然違う。逆に福岡はメンタルでもう圧倒されている。リードされたら一気にガックリきてしまってるからね。鹿島も似たような境遇にあるから他人事じゃない。 ベストゴールには浦和の原口が選出。意義なしです。PAまでドリブルで進入し、DFに足をかけられて倒されながらも目の前にあるボールに左足を出してシュート。これが決まりました。マンガみたいだった。PKでもおかしくなかったが(その前のPKは微妙だが)、自分で決めるという根性は立派。 倒れてすぐにアピールする遠藤、大迫、興梠は見習って欲しい。田代や増田くらいかな、そういう闘志があるのは。 名古屋は相変わらず闘莉王のパワープレーで苦しい試合を勝ちますね。怪我人も戻って来たようだし、さくさくと順位を上げていくのかもしれない。 鹿島も順位アップが必要です。上の方にいるチームはリズムもよさそうで、今のところは簡単には落ちてきそうは気配はないですが、一旦リズムが狂えばってこともありますから。幸いというか、鹿島は勝つたんびに順位が上がっていきそうなのでそういうところは楽しみです。

2011第14節山形戦(アウェー)その2

内容は向上しないまま、とりあえず勝ちで終われた山形戦。完封したものの守備時の落ち着かない感じは、前線でのプレスが少ないからか。 スポニチ(6月11日)には「興梠と岩政がピッチ上で口論」なんてのもありますが・・。 そういう戦術なのかわからないのだけど、FWがあまり追いかけ回さないうえ(特に大迫の方)、それよりもここにきて遠藤の守備力の弱さが目につく。てっきり遠藤を早めに交代させるものとばかり思ってましたが、最後まで使いましたね。 攻撃でもテンポが遅くてよく倒されるのだが、スピードもないからファウルを取って貰えないし、倒れたままで守備にも戻らないのでカウンターでピンチを迎えるケースが多い。期待の選手なんだけど、そろそろ本気出さないとチャンスはなくなるだろう。 アレックスの物足りなさはまだ解消されません。新井場も守備は信頼出来る方ではないけど、監督のなかではアレックスの方がいいのだろうか。 西も代表疲れか精彩を欠き、サイドバックの効果的な崩しがないとなかなか攻撃も迫力が出ません。西はゴール前でのダブルルーレット?が見せ場でした。2回転してDFを翻弄したまではよかったけど、シュートを打つまでには至らず。打ってくれたらより一層盛り上がったのに。 小笠原は相変わらず体が重そうでした。前線への浮きパスなんかは味があってよかったですが、ゴール前まで上がっていく元気はないですね。交代時にキャプテンマークを巻いたまま出ていくのはもはやお馴染み? 岩政は攻撃で高さを見せましたが、山形もマークが甘かったような・・。それでもチームトップの3点目。ここに田代が入り、ヘディングの強いフェリペが戻ってくると野沢のキックはますます活きてくるかもしれない。野沢の最後のFKは惜しかったですし、ミドルシュートの精度も上がってきているので、調子は上向きな気がします。 ここまでフル出場だった(はず)の青木は外れましたが、今季リーグ戦初完封。対戦相手とか選手の組み合わせとかもあるけど、守備的な選手だし、心中穏やかではないだろう。頑張っていたとは思うんだけどね。 今回は調子の悪いうえに怪我人でカードを使った山形に助けられました。連戦が続くので小笠原の状態が心配ですが、次は文句を言わせないくらいにスッキリ勝って貰いたいものです。(言うだろうけど)。

2011第14節山形戦(アウェー)

中田がCBに復帰し、ボランチは青木がサブからも外れて古巣対決の増田を起用。フェリペ、カルロンはベンチ外で、左サイドは新井場ではなくアレックス。怪我人の情報がわからないのだけど、メンバーを代えてきました。 引いてくる山形に対し、ポゼッションを高める鹿島という図式から、どう崩すかに注目してました。その課題をクリア出来たようには見えませんでしたが、セットプレーから2点を挙げて完封勝利。 ともにCKからの得点で、1点目は右から野沢のキックを中央で岩政が競り勝ち、流れたボールを興梠が左足ボレーを叩き込んでのもの。2点目は左から小笠原が蹴り、ファーで岩政がDF園田に高さで勝って豪快にヘッドを決めたもの。 この得点は評価出来るのだけど、流れから決められなかったのはね・・。形になったのも少なく、後半、右サイドから崩して興梠に渡ったシーンがあったのだけど、やっぱり一度止めてからシュートしてDFに阻まれた。あそこでトラップしているようでは得点も上がってこないと思うけどな。 増田は最初、いいパスを供給していて面白いと感じたが、先制してからは安全にやっていたのか、あまり目立たなかった。遠藤へのヒールパスは絶妙だったが、遠藤がワクに飛ばせず。攻守に運動量が少ないのだから、ああいうのを決めて欲しい。 守備では中田は読みもよかったし、頑張ってました。そのわりに山形に危ない場面を何度か作られ、今までゴールを挙げられた横浜Mや広島の決定力の差か、あるいは勢いの差でゴールとならなかったが、ふわふわした感じはまだ取れない。 怪我から復帰した田代の高さは健在。前線に田代が入ると少々ルーズなロングボールでも競り勝ってくれるし、攻撃にアクセントがつけられて助かる。調子が戻ったら大迫と交代になるかな。 最後は守りに入ったのが残念に思うが、まずは勝ち点を取ること、そして無失点で抑えるということが今後につながるだろうし、それはそれ。勝ったことが大きい。 山形側は古橋、長谷川を怪我で交代させなきゃならなかったのが苦しかった。元鹿島の船山がスタメン、川島も途中出場。両者ともなかなかいいものを見せていました。 久々の勝ちは勿論嬉しいのだけど、どちらかというと、ほっとしたというのが正直な感想。この勝利でチームも落ち着いてくれればいいですね。 (以下、個人的まとめ) 【2011第14節6/11(土)】(NDソフトスタジアム1...

気がつけば酷い順位になっている

ひと通り生活も落ち着いてきたので、リーグの順位を確認してみたら鹿島は16位ですがな! 消化数が2試合少ないとはいえ、降格圏内に名を載せることになろうとは・・。 未消化の相手はガンバとセレッソだから、勝ち点を上積み出来るとも限らず(といってもどこなら勝てるというわけではないけど)、この順位がそのまま今の鹿島の順位だと受け止めた方がいいかもしれない。 大変危険である。今までも開幕5戦勝ちなしってのもあったけど、あの時とは比べられないくらい危ない雰囲気が漂っている。毎試合同じことの繰り返しで進歩もなく、若手の成長もなく、ベテランの衰えも顕著。外国人が機能せず、チームも噛み合わない。怪我人も多い。 ここをどう乗り切るか、早くも正念場を迎えています。再開後、中2日、中3日で山形(A)、甲府(H)、磐田(H)、神戸(A)、川崎(H)と続く5戦でどんな戦い方を見せてくれるのか。 勝ち点を上積みしなければならないのは勿論のことだけど、1年を戦っていけると思える戦い方を出来るかどうか。もし、まったく変わらないようなら、今年は優勝どころか降格争いも頭に入れなければならないかもしれない。 そうなったとしても覚悟を決めて応援するだけだけど、やっぱり優勝を争える状況でないと楽しみも減るしね。万一、中間順位に甘んじて、優勝を諦めて若手育成に力を注ぐとしても、降格圏に足を踏み入れているのといないのとではプレッシャーも違うし、どうなるにせよ順位は大事。 幸い、カシマスタジアムも復旧し、ホームで戦える利も出てくる。これだけ失点してるとまず守備から入るんだろうけど、攻撃しないと勝てないから攻める形をもっとしっかり作って貰いたい。引いてばっかりでは観てても楽しくないからね。 引き分けばっかりでは去年と同じだし、5戦で1勝4分(勝ち点7)よりも、3勝2敗(勝ち点9)とかそっちの方が未来がある。点を取られても取り返して、ガンガン勝ち切って貰いたい。

2011第12節浦和戦(アウェー)

ようやく溜まっていた記事が消化出来ます。録画してあったドラマとかもやっと追いついたし、生活のリズムがライブに戻ったという感じです。やはりひと月のロスは大きい。一般人でさえこんななんだから、プロ選手が怪我とかしてチームを離れてしまうと、相当大変なんだろうなというのがちょっとわかった気がしました。 まずはホーム・アウェーを入れ替えて下さった全ての浦和関係者に感謝です。おかげで無事に試合も消化出来ました。まあ、結果はお互いアレな感じでしたけど・・。 コンディション不良の小笠原を鹿嶋に残し、代役に増田を抜擢。それでも酷い状況の鹿島を上回る浦和のちくはぐさのおかげで、いつもよりまともに戦えているようには見えました。 攻撃の流れからこぼれて来たボールを、西が思い切ってシュートを打ち、興梠に当たってコースが代わって先制点。西の得点となり、これが鹿島初ゴール。勢いに乗る。 後半には興梠のパスを野沢がダイレクトで折り返し、走り込んで来た増田の今季初得点で2点目を挙げて勝負を決めたかに思えた。 ところが、試合を締めるために出て来た本田がピリッとしない。中盤から高崎にミドルを豪快に決められ、マゾーラにも左サイドの角度のないところからニアを抜かれてあっさり同点。 そりゃあね、どっちもスーパーゴールだったけれども、テレビで観ている感じではどっちも打たれそうな空気で一杯だったよ。それまでつないで形にならなかった浦和が、点差も考えてどんどん打ってくるなんてのは考えられること。もっと積極的に潰しにいかなきゃダメだ。 この失敗は次の広島戦でも犯している。反省も修正もなしとはいったい何を練習しているのだDF陣。 本田はしかも怪我でアディショナルタイムに交代。2点差を守れなかったうえにカードまで使ってしまうという最悪の結果に。期待されて入団した本田ですが、ここまで本当にいいところなし。というか怪我ばっかり。こんなに故障を抱えている選手でしたっけ。青木がフル出場しているので目立ちませんが、これだと柴崎にもあっさり抜かれて出場機会なし、って可能性も充分ありますよ。 試合の方はぐだぐだな感じで2-2の引き分けとなり、お互いの状況を考えると妥当な結果かと。しかし、こういう試合を確実に取っていかなきゃ今年はホントに厳しいと思います。どうしたもんでしょうかね。 (以下、個人的まとめ) 【2011第12節3/6(日)...

2011第11節川崎戦(アウェー)

まだ二つ重い記事を、記録のために起こしておかなきゃと思うとツライね。目を通して下さっている方、申し訳ない。ホントはラップ調にしたり、コラムふうにしたりとバリエーションつけてやる予定だったんだけど、モチベーションがそこまで上がらなくて・・。 またしても苦手の等々力での完敗。相手のメンバーも変わったし、今年はいけるんじゃないの?とも思っていたのだけど、そんなお気楽な考えを、ちゃぶ台を引っくり返すように見事に覆してくれた。まんま予想通りというか、不甲斐ないというか、決めるべき選手にズバッとシュートを決められて失点。 ジュニーニョ、山瀬のシュート力は確かに凄いんだが、あれだけ簡単に決められるとね。この2失点まで鹿島側のシュートはゼロとある(間違ってたらスイマセン)。まずは勢いをつけるために先制シュートを放つって考えはないもんだろうかFW陣。 後半、オリヴェイラのゲキが効いたのかそこそこ攻められるようになった鹿島は、興梠から右サイドへ流れた野沢へとボールが渡り、グラウンダーのクロスを中央で遠藤が合わせて得点という綺麗なゴールで1点を返す。ここまではいい。 しかし、中村憲から小林へと渡ったボールを決められて3失点目。アディショナルタイムにゴール前の混戦からカルロンがJ初ゴールを決めて1点を返すものの同点には至らず。点差以上に「負けた感」が漂う試合だった。 ちなみにカルロンはこういう泥臭いゴールを量産するタイプだと思っているので、みんなで押し込んでこういう形を作らないと得点は上がってこないと思う。 小笠原の疲労感はハンパじゃなかった。そろそろ休ませたいところだけど、中田も本山もいないからね・・。柴崎に頼ってみる? ゴールを決めたものの遠藤も物足りない。デビュー時に比べて勢いがなくなった気がして仕方ない。もっとドリブルで仕掛けたり、積極的にシュートを打っていたんだけど、今ではよくてファウルを貰うくらい。効果的なパスも出せないし、守備は問題外。 ボールを持ってウロウロするシーンが目立ち、ファウルを取って貰えなかったらカウンターを喰らうだけだし、どうもなあって感じがする。これだけチャンスを貰ってるんだから、何とかひと皮むけて欲しい。 DF陣もいくら中盤がだらしないといえど、これだけ失点しまくると言い訳出来ない。もっと踏ん張れ。 (以下、個人的まとめ) 【2011第11節5/15(日)】...

フェリペ、アレックス、カルロンの現時点の評価

今季外国人の現時点での評価。 自分の中で評価急上昇なのがフェリペ。「頑張っているんだけど、そこそこの選手だなあ」という印象をずっと持っていたんだけど、ここのところは彼が出てくると空気が変わるくらいまでの選手になった。 物足りないと思っていたのだけど、やっぱり遠藤や小谷野、大迫、増田に比べるとキープ力、オフザボールの動き、パス精度、展開力などで断然フェリペが上。監督が信頼しているのも頷ける。あとは得点力だけなんだけど・・。 とりあえずヘディングでの得点が見込まれるようになってきたので、そっち方面でももしかしたら期待出来るかもしれない。フィジカルが弱くて怪我が多いのは引き続き心配のタネだけど、中盤を支えているのはフェリペと言っていいくらいの選手になってきている。 続いてアレックス。初見では、守備も無難だし、丁寧なところに好印象を持ったのだけども、これは去年のジウトンのイメージが大き過ぎたせいだった・・。 以前の記事にも書いたけど、「攻撃的」という売りのわりに仕掛けていくシーンも少なく、いい形でボールを持っても後ろに下げる場面が多い。ジウトンみたいに突進するのも困りものだけど、こちら側のサイドからの崩しがまったくと言っていいほどないので、攻撃が活性化しない。 肝心の守備でもそれなりのレベルなら対応出来るのだが、一流レベル相手には簡単にトラップ一発で抜かれたりもするし、なんとも中途半端な感じ。攻撃して抜かれるならまだしも、守備重視でやっていて崩されるとなるとどうしたいんだよ、って思う。 現時点では評価が急降下してます。西が想像していたよりかなりいいので、今ならば右に西、左に新井場の方が魅力的です。 そして、カルロン。マルキーニョスの代わりといっていい、今季一番期待されていた選手。ところが爆発どころか満足に試合出場すら出来ない状況。使いつつよくなるという感じにはほど遠く、鹿島のやり方には合わないんじゃないかとさえ思う。 PA内で決定的な仕事だけを任せるみたいな、例えばガンバみたいなチームならシュートのうまさが活きそうな気もするが、ポストをして、守備をして、ボールも引き出して、そしてゴールも求められるというマルチな能力が求められると無理なのかもしれない・・という懸念がある。 そういう意味では自分はアレックス・ミネイロがやっぱり一番好きだったな。 とはいえ、大迫もいまひとつ開花し...

チャリティマッチ「SMILE AGEIN」

チャリティマッチをスカパーで観戦。懐かしい選手が揃ってましたね。ANTLERS LEGENDSにはジーコを筆頭にアルシンド、本田泰人、名良橋、セレーゾ。そしてオリヴェイラ監督。更には現役のイゴールまで登場。 チャリティマッチは「勝つ」という目的では観ないので、お祭りです。なので楽しめるかどうかって点が重要ですが、見応え充分で面白かった。スタジアムも盛り上がってましたし。 オリヴェイラのプレーも初めて観ましたが、よく走ってましたよ。パスもうまかった。ジーコはさすがですね。途中からイゴールが入り、アルシンドとの親子競演が実現。ここのホットラインは実現しませんでしたが、イゴールの丁寧なパスからジーコがしっかり決めて先制。決めるべき人が決めてスタジアムも大満足です。 この後、両チームとも激しく選手が入れ替わるチャリティマッチらしい感じになり、システムとかもう全然わからなくなりましたが、ANTLERS側の石井のクロス(?)がそのままゴールに入って追加点。平瀬が3点目を決めて完勝しました。 WITH HOPE UNITED側ではラモスが最後まで頑張ってました。エムボマがわざと痛がってファウルをアピールしていたところは、主審も気を利かせてFKにしてもいいのにな~って思ってました。そのくらいの遊びがあってもいいですよね。 放送席の現役ゲストも前半は本山、中田、後半に岩政、田代という選択はベスト。というか岩政以外みんな怪我人ですが、見る限りは元気そうだったので再開後は頑張ってくれるでしょう。 勝ち負けに関係なくサッカーを楽しむことが出来て、サポだけでなく選手も何か吹っ切れるものがあればいいと思う試合でした。 スマイル、スマイル。リーグ戦でもみんなが笑顔になれるような、そんな試合を見せて欲しいもの。スタジアムも無事に開催出来そうで何よりです。 そういえば、鈴木隆が水戸とアマチュア契約を結んだそうです。復興のためとのことですが、個人的にはプロ契約にして給料を復興支援に充てた方がよかった気がします。

2011第8節福岡戦(アウェー)

リーグ戦、初勝利、現時点では唯一の勝利となっている試合ですが、内容的には決して褒められたものではなかったです。 アレックスが早々に怪我で交代し、代役には増田。破綻こそしなかったもののバタバタ感は拭えず、左サイドからのクロスを中町にヘッドで合わされて0-1で前半終了。 後半、西→野沢→遠藤→興梠のシュートからのこぼれを大迫が押し込んで同点。流れ的には綺麗だったけど、このシーンだけだったような気もするのは記憶が飛んでいるから? 大迫もこの得点でノッっていくかと思ったんだけどね・・。興梠と同じく、なかなか波に乗れない。 この後、野沢のCKから岩政の気迫のこもったヘッドで逆転し、何とか2-1で逃げ切って勝つのだが、未だ勝利のない福岡相手にここまで手を焼くこと自体、鹿島の状態がよくない証拠だろう。(福岡には申し訳ないんだが)。 横浜Mと違って先制した後も前に出てくれたおかげで鹿島にもチャンスが生まれたものの、引きこもられていたらもっと手こずったように思う。 この試合では西が右サイドバックでスタメン初出場、ルーキー柴崎も途中から初出場を果たしてます。収穫というか、希望というのがこのくらいだったかな。 (以下、個人的まとめ) 【2011第8節4/29(金祝)】(レベスタ13:03KickOff/12,147人/晴) 【スコア】福岡 1-2 鹿島 (前1-0 後0-2) (S 8-8) 【主審】今村義朗(主審)、柴田正利、中井恒 【得点】 (福)前40分 中町 H (鹿)後14分 大迫 1右 (鹿)後26分 CK野沢↑岩政 2H 【警告】 (鹿)柴崎1(後42分) (宮)山口(前6分)、神山(後26分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 西 岩政 伊野波 アレックス→11増田 MF c小笠原 野沢 遠藤→74本田 青木 FW 興梠 大迫→85柴崎 【サブ】杉山 昌子 増田 本田 柴崎 小谷野 イゴール 【MyMVP】岩政

2011ACLラウンド16、FCソウル戦

オリヴェイラに「消しゴムで消し去りたい」と言わせた試合。名言だとは思うが、この後、いくつ消しゴムが必要になるかはこの時、彼はまだ知らない。 なんかカテゴリ違いの試合を観ているようだった(事実そうだったかはわからないが)。鹿島はベタ引きというより、ビビっているように見え、相手は余裕を持って攻め込んでいた。前半シュートゼロ、しかも0-0ならまだしも1点取られての折り返し。これほど絶望的な状況もない。 ただ、これはカルロンが酷過ぎたってのはある。キープ出来ない、連携も取れない、カウンターでもブチ抜けないと明らかに失敗だった。期待も大きいだけに残念でならないのだけども。 アレックスもね・・。よく彼を評して「攻撃的な選手」と言われるが、だいたいがバックパスを選択する。ドリブルで仕掛けてとかあんまり見たことない。守備もルーズでよく抜かれるし、最初好印象だったのが今では真逆の評価になりつつある。J2レベルの選手なのか?という不安は拭えない。 後半、カルロンに代えてフェリペを投入し、わずかにマシになったといえど明らかに相手に勢いがあり、後半10分にカウンターから(だったと思う)左サイドを突破され一発で決められて0-2。 その後、野沢のFKをリフレクションを岩政が押し込んだが、関係していない興梠のオフサイドを取られてノーゴール。蹴る前からポジション的にオフサイドで(戦略的なものもあろうが)、気になってはいた。誤審だとは思っているが、これは痛かった。 この得点が認められていたらどうこうってわけではないけど、少なくとも最後までは楽しめたかも。0-2のままだともうどうにもならない感じで、最後は曽ヶ端の飛び出しで無人のゴールにトドメの3点目を決められて終了。毎年同じことを繰り返してます・・というか年々チャンスが薄くなっている気もする。 なんにせよ今年もACLへの挑戦は早々と終わってしまった。残念だけど切り替えるしかないね。まあ、こんだけ軽く捻られたら逆にショックも少なかろう。 リーグを中心にタイトルを一杯取って、極めるまで何度でも挑戦すればいい。リーグも危ない状況になってますから、まずここから立て直しだね。 (以下、個人的まとめ) 【2011ACLラウンド165/25(水】(ソウルWCスタジアム19:30KickOffソウル/12,725人) 【スコア】FCソウル 3-0 鹿島 (前1-0 ...

2011第7節横浜M戦(アウェー)

せめてボリュームをつけて読めるような記事にしたいと思っているのですが、随分前なうえ負けてますからね・・。自分も含めて興味ない方が大半です。一応、記録的な意味合いでアップだけします。 開始早々にアレックスと青木の連携ミスから小椋に得点され(とメモにある)、その後もずっと相手ペースのまんま「ちゃぶられた」試合。 CKの対応もルーズで2失点目。最後はオウンゴールで締めて、ハイ、おしまいという感じです。相手はシュート4本で2得点プラス、オウンゴール1。 鹿島は13本シュート打ってますが、驚くべきことに手元のメモには攻撃に関する記述がありません。記憶もおぼろげなんで、どんな試合だったかも思い出せませんが、動けてなくてなんの楽しみもなかったように思う。 特に付け足すこともないので、この試合に関してはこれで終わりにしておきます。横浜Mはなかなか強いんじゃないかという印象を改めて持ちました。 (以下、個人的まとめ) 【2011第7節4/23(土)】(国立14:05KickOff横浜M/15,688人/曇りのち晴) 【スコア】鹿島 0-3 横浜M (前0-1 後0-2) (S 13-4) 【主審】松村和彦(主審)、岡野宇広、二俣敏明 【得点】 (M)前03分 小椋 (M)後31分 栗原 (M)後45+4分 オウンゴール 【警告】 (鹿)中田1(後7分)、小谷野1(後45+2) (宮)栗原(後24分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 新井場→80小谷野 岩政 中田 アレックス MF c小笠原 野沢 遠藤→46大迫 青木 FW 興梠 カルロン→46本山 【サブ】杉山 伊野波 増田 本山 本田 小谷野 大迫 【ベンチ入り停止】オリヴェイラ 【MyMVP】-

2011ACL予選シドニー(ホーム)戦

予選通過が決まっていた試合で、解説も「モチベーションが難しい」みたいなことを言ってましたが、当然1位抜けを狙うなら大量得点しなきゃならないし、モチベーションなんて一杯あるだろ、って思ってたんですけどね。 なのに、だらっとした展開で始まり、「勝つ気あるんかな~」と観ている方もモチベーションの維持が難しくなる試合でした。そんななかセットプレーからあっさり失点し、しかも中田が肩を脱臼して交代となるアクシデント。 怪我しないようにという気持ちだったのか、フィジカルコンタクトも少なくいっていたのに、それでも怪我する時はする。いや、むしろそういう気持ちの時こそ危ない。中田の怪我はそこまで酷いものとは思わなかったけど、結構重傷でした。 スタメンの小谷野は最初こそ得意のドリブルでアピールしていたものの、尻すぼみになり、相手に守られてからはどうにもならなかった。 流れが変わったのはフェリペが入ってから。前線での停滞感を一人で打開し、クロスを得意の(!)ヘディングで見事に折り返して大迫の同点ボレーシュートを演出。決めた大迫もよかったが、フェリペの頑張りが生んだ得点とも言える。 そして、野沢の壁の下を抜くFK。蹴る前から低くいって欲しいなあと思っていたら、その通りに蹴ってくれて、見事に決まったもんだからこれは嬉しかった。 あまり勝つ気のないように見えたシドニーにホームで2-1勝利は無難な結果ではあるが、やっぱり1位抜けを目指して最初からガンガンいって欲しかった。負けても2位抜け確定なんだから、失うものなんてなかったのにね。サポもその方が納得だったと思うんだけども。 とにかくこれで予選負けなし、2位通過となりました。 (以下、個人的まとめ) 【2011ACL予選②H組5/10(火)】(国立15:00KickOff水原/3,164人/曇りのち雨) 【スコア】鹿島 2-1 シドニーFC (前0-1 後2-0) (S 15-5) 【主審】アルガムディ(主審)、アルシュムラニ、アルアマライ 【得点】 (シ)前26分 FK↑ジャーマン (鹿)後19分 フェリペ→大迫 右 (鹿)後39分 FK野沢 右 【警告】 (鹿)岩政1(後36分) (水)デュランテ(前16分)、ジャミソン(後26分)、ジャーマン(後36分)、森安(後43分) 【出場】 GK 曽ヶ端 DF 新井場→79 岩政 中田 西 MF c小...